ベビービョルンのBliss Air(ブリスエアー)レビュー!安心安全で快適な揺れが魅力のスリムなバウンサー
更新日2024/08/07
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「3歳までの子供たち向けの優れた品質の安全で革新的な製品を開発することにより、小さな子供たちを持つ両親の日々の生活を楽にすること」をコンセプトに、独自の製品を開発・販売するスウェーデンのベビー用品メーカー「BABYBYORN(ベビービョルン)」。
国内でもベビーキャリアやバウンサーに高い支持を集め、人気のベビー用品ブランドとして地位を確立しています。特にバウンサーはロングセラー製品で、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではベビービョルンのバウンサー Bliss Airを実際に使用した感想をレビューとしてまとめました。
筆者は生後5ヶ月の子(第一子)を持つ新米パパなので、初めての子育てにバウンサーを検討している方にも参考になるよう使用感もお伝えできればと思います。
もくじ
ベビービョルン バウンサー Bliss Airの特長
ベビービョルンのBliss Airは自然で心地よい揺れを生み出してくれるハイランクのバウンサーです。
直接揺らしたり、赤ちゃんの動きに反応してくれます。
製品自体は非常にシンプルでありながら、自然な揺れを生み出す構造含めて安全性の高い設計となっており、機能美あふれるバウンサーです。
- 赤ちゃんのわずかな動きで心地よい自然な揺れを生み出すフレーム構造
- 24ヶ月(13kg)まで使用可能
- 3段階のリクライニング
- シートはリバーシブルでベビーサイド/チェアサイドの使い分けが可能
- スリムに畳める収納性の高さ
- シートは洗濯機で容易なお手入れ
ベビーラックとの違い
バウンサーと混同されがちですが、新生児のベッドとしても併用するならベビーラックがおすすめです。
フラットなベッドにもなれば、成長に合わせてラックの高さを調節してベビーチェアにすることもできるため、長い期間に渡って相棒になってくれるはずです。一方でバウンサーは長くても24ヶ月までの期間限定となるため、成長に合わせてベビーチェアへの買い替えが必用に鳴ります。
ベビーラックはコンビの「ネムリラシリーズ」をはじめリクライニング・高さ調節・オートウイング機能・テーブルの着脱など多機能な製品なので、自宅の環境や使用目的に応じてバウンサーと比較検討してみてください。
[最新版] ベビーラックの選び方とおすすめ厳選4選!失敗しないベビーラック選びをママ目線で解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
対象月齢 | 生後約1ヶ月〜24ヶ月まで |
対象体重 | リラックスポジション(最下段):〜7kg レストポジション(中段):〜10kg プレイポジション(最上段):〜13kg |
安全基準 | ・SG認証 ※ASTM(アメリカ)/EN(ヨーロッパ)に準拠 ・エコテックス規格100 クラス1 |
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約390mm×890mm×460〜580mm ※奥行きは折りたたみ時の最長サイズ ※高さはリクライニングの角度によって幅がある |
重さ | 約2.1kg |
公式税込価格 (2021年9月2日現在) |
27,500円 |
ベビービョルン バウンサー Bliss Air実機レビュー
ベビービョルンのBliss Airが自宅に届き、最初に思ったのは「意外と大きい、、、」ということでした。
スペック表でもサイズの記載をしていますが、自宅にあるものと比べたサイズ感や本体の素材感なども確認したので、まずは本体の外観や使い方の紹介をさせていただきます。
ベビービョルンのバウンサーBlissはレンタルできますので、実際の使用感を確認したい方は検討してください。
[月額レンタル] ベビービョルン バウンサーBliss(ブリス) アンスラサイト色 – Rentio[レンティオ]
セット内容
同梱物は本体とシートカバー、それから取扱説明書と非常にシンプル。部品の組み立て等は不要で、リクライニング調整で展開すればすぐに使うことが可能です。
付属の冊子はイラスト付きの漫画テイストになっているので、簡易な説明書版としても楽しめます。
- 本体
- シートカバー(本体に装着)
- 取扱説明書
- 漫画冊子
プレイマットの直径くらいのサイズ感
ベビービョルンのBliss Airのサイズは約390mm×890mm×460〜580mm(幅×奥行き×高さ)で、上の写真はサイズ感のイメージ(特に奥行き)が分かりやすいよう直径92cmのプレイマット(SKIP HOP製品)の上に置いてみました。
例えばリビングにプレイマット、ベビーラックもしくはベビーベッドを既に配置している場合、ベビービョルンのBliss Airもそこそこのスペースを必要とするので事前に考えなければいけないかもしれません。
一方で、ベビービョルンのBliss Airはフラットに収納でき、かつ約2.1kgと片手でヒョイッと持ち上げられるくらいに軽量なので、出し入れや移動は楽でした。
常に置いておくならスペースを用意しなければなりませんが、必要なときだけ使うようにするなら問題ないサイズ感と言えるかもしれません。
リクライニングは3段階の角度調整
ベビービョルンのBliss Airは3段階のリクライニング(角度調整)ができます。各角度によって上限体重がありますので気をつけましょう。
フラットに近いリラックスポジションなら生後1ヶ月から使える設計です。首がすわっていなくても安心してつかうことができます。
ポジション | 上限体重 |
---|---|
リラックスポジション | 7kgまで ※首がすわっていない赤ちゃんは原則リラックスポジション |
レストポジション | 10kgまで |
プレイポジション | 13kgまで |
角度調整は簡単
ベビービョルンのBliss Airの角度調整は難しくありません。
シート部分を軽く持ち上げながら、写真のつまみ部分を持つとバーが移動できるようになるので、任意のくぼみにバーを入れて完了です。カチカチのような音も出ません。
角度調節時は手や指を挟まないように気をつけましょう。
子供を載せたままで行うのは絶対にやめてください。
付けやすくて外れにくい股ベルト
安全用の股ベルトには2つのボタンホールがありますが、赤ちゃんのサイズに合わせて2段階の調整が可能です。
写真は生後5ヶ月、体重7kgくらいのサイズの赤ちゃんですが、股ベルトを内側のボタンホールにはめると上半身は程よく固定されつつも、太もも周りは余裕があるので快適そうでした。
リバーシブルでチェアサイドに変身
シートカバーを取り外し、裏返せば股ベルトなしの”チェアサイド”に変身します。(股ベルトがあるのは”ベビーサイド”と言います。)
一人で立ったり座ったりできるようになったら、成長に合わせてベビービョルンのBliss Airをイスとして使うことができます。
チェアサイドも上限体重は13kgまでとなります。
エコテックス規格100 クラス1認証の素材を採用
ベビービョルンのBliss Airには、人の健康に害を与える有害物質を試験/認証する「エコテックス規格100」の中で最も厳しい安全性基準を定められているクラス1認証を受けた素材が採用されています。
具体的には、生後36ヶ月未満の乳幼児が肌につけたり、口に入れてしゃぶっても有害物質(アレルギー誘発性染料 etc.)含まないことを意味します。
シート主要部に使われているコットン、ポリエステル、エラスティンすべての布地がテスト/認定されているので安心です。
過去にレビューしたベビー用品では、WEEGOのベビーキャリアもエコテックス規格100 クラス1認証の素材を採用していたので、素材重視でベビー用品を探している方はこちらの記事も参考にしてください。
WEEGO(ウィーゴ)のオリジナル抱っこひもを使用レビュー!新生児期から使える3Wayベビーキャリア – Rentio PRESS[レンティオプレス]
シートカバーは洗濯が可能
エコテックス規格100 クラス1認証の素材を採用されたシートカバーですが、お手入れに洗濯機が使えます。
洗濯表示のマークを確認すると、“40度以下で非常に弱い洗濯ができ、つり干しする”ことが分かります。
洗濯ネットを使えば洗濯機を使えますが、気になる方は手洗いをおすすめします。
ベビービョルン バウンサー Bliss Airを使ってみた感想[動画あり]
実際にベビービョルンのBliss Airに載せて遊ばせてみたのですが、かなり気に入ったみたいでした。上の動画では意図的に揺らしているので、揺れ幅の確認もしていただければと思います。
ベビーベッドでは寝返り等で動き回るのですが、バウンサーでは股ベルトで固定していることもあり、比較的おとなしく楽しそうにしていたのが印象的でした。
あまり揺らし続けると乗り物酔いしたかのように急に静かになるので、できるだけ自然な揺れを心がけるのをおすすめします。
正しい姿勢でぴったりフィット
ベビーキャリアを購入する時や使用する時に気にする方も多いと思いますが、ベビービョルンのBliss Airでも最初に赤ちゃんの姿勢がどうなるか確認しました。
写真を見ると分かりやすいですが、頭から頭から首にかけては大きく揺れないようなサポート感があり、背中から腰にかけてはゆるかなカーブ、そして股から脚にかけては自然なM字開脚と正しい姿勢が取れています。
とりわけお尻が沈んでいますが、体重は適度に分散されているので腰に負担がかかることもなさそうでした。
またBliss Airはメッシュ素材で通気性が良いので、湿度の高い時期でも使いやすいと感じました。
キックで生じる自然な揺れ
ベビービョルンのBliss Airは、赤ちゃんの僅かな動きにも反応して自然に揺れるので、自ら揺らす楽しさを覚えるのも魅力です。
揺れも小刻みでなく、ゆっくりと大きく動くので、平衡感覚を育むのにも適しているようです。
親がホッと一息つけられる
股ベルトで固定したまま自分の動きで揺らして遊ぶことができるので、親としてはちょっと一息つけられるのも嬉しいポイントです。
公式でも連続使用は最大2時間としているので寝かしつけには向きませんが、寝返りでごろごろしたり、ハイハイで目が離せない状況が続いた時に、ベビービョルンのBliss Airがあると安心感があります。
折り畳めるから収納性高し
ベビービョルンのBliss Airはスリムに折り畳めるので、使わないときは収納がしやすいです。パイプ椅子のようにちょっとした隙間に立て掛けることができるので、広くないお家でも使いやすいように感じました。
折りたたみ方法の注意点
折りたたみ方法はリクライニングの時と同じ動作になりますが、リラックスポジションの状態から折りたたみたいときは、一度レストポジションもしくはプレイポジションにする必要があります。
さほど大きな手間ではなく、説明書にも書かれているのですが、見落としがちなポイントだと思いましたので共有でした!
使用期間が24ヶ月だとコスパ的に微妙かも
ベビービョルンのBliss Airを使ってみてバウンサーとしての質の高さに好印象を抱いたものの、27,500円(公式税込価格)という価格にたかいハードルを感じてしまいます。
使用期間の目安が24ヶ月とあることから、最低でも月額1,000円以上かかる計算になります。加えて赤ちゃんと相性が悪かったり、途中で飽きられてしまったり、早期に上限体重の13kgを迎えたりということも考えれば、もっとコスパは悪くなるかもしれません。
ベビービョルンのBliss Air自体はすごくいい製品ですので、あとは金額感を良しとするかどうか次第かな、、、というところです。
お試し利用から始めたいベビービョルンのバウンサー Bliss Air
「もし合わなくて泣いちゃったらどうしよう」
「楽しんでくれるかなぁ、、、」
と、ベビービョルンのBliss Airに子供を乗せてみるまで、正直なところ不安は大きかったです。
実際に自宅の環境で使ってみると製品の良さを確認できるとともに、実生活に本当に役立つものか/必要なものかを判断しやすくなると思います。
ベビービョルンのバウンサー Bliss Airはお試しレンタルができるので、購入前に一度活用することをおすすめします。
ベビー用品はレンタルがおすすめ
「子供が大きくなると不要になってしまう」
「こどもと相性が良いか使ってみるまで不安」
そんな方にはベビー用品のお試しレンタルがおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、様々なベビー用品のレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があればそのまま購入もできますので、スポット利用以外にも購入を検討するためのお試し利用に活用してみましょう。
[レンタル] ベビーラック・ベビーチェア 一覧 – Rentio[レンティオ]
[レンタル] ベビー用品 一覧 – Rentio[レンティオ]
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