Panasonic おどり炊き炊飯器 SR-VSX101をレビュー!スチーム&可変圧力IHジャーの魅力を紹介
更新日2024/01/11
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日本の食文化の代表的な食材とも言える「お米」。
一年のうちの365日中、ほとんど毎日口にすると言っても過言ではないでしょうか。
毎日のように食べるお米だからこそ、美味しく食べれたらと日々思うものですよね。
炊飯器一つで、お米のおいしさも変わってきます。
そんな炊飯器の中でも、人気を誇るPanasonicの「おどり炊きシリーズ」。
2021年6月発売の「SR-VSX101」は、価格が10万円を超える高級炊飯器となり、機能も充実しています。
今回は、Panasonicのスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-VSX101」の特徴を実食を用いてレビューしていきます。
高級炊飯器の購入を検討している方の参考になれば幸いです。
もくじ
Panasonic おどり炊き炊飯器「SR-VSX101」の特徴
Panasonic スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-VSX101」には、「おまかせ見極め炊き」、「炊き分け機能」、「アプリ連携」、「高温スチーム」といった特徴があります。
それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。
おまかせ見極め炊き
SR-VSX1シリーズ※ の特徴である「おまかせ見極め炊き」。
お米の鮮度、銘柄、出来栄えを自動的に見極めることで、ハリ、甘み、みずみずしさを保ったままお米を炊き上げることができます。
お米の“でき”は、その年の気候によって変わります。
豊作の年もあれば不作の年もあり、味も異なってきます。
また、保管方法によっても鮮度が変わり、さらには銘柄によってもお米の特徴は変わってきます。
SR-VSX1シリーズの「おまかせ見極め炊き」なら、さまざまなお米の特徴を見極め、火力、圧力、高温スチームを最適な組み合わせになるようにコントロールし、新米のようなおいしさを引き出すことが可能です。
お米の鮮度、銘柄、出来栄えは、「鮮度炊き分け」「銘柄炊き分け」「出来栄え炊き分け」の3つの仕組みで炊き分けています。
※今回実機レビューする「SR-VSX101」の他に1合炊きのモデル「SR-VSX181」があり、本記事では両機器を総称して「SR-VSX1シリーズ」と記載しています。
鮮度炊き分け
お米は精米後に常温で保管しておくと、2週間で乾燥状態になってしまうと言われています。
そのため、購入したばかりと、購入して時間がたったお米では水分量が異なり、同じ炊き方をすると購入したばかりのお米はベタつき、時間が経ったお米はパサつきやすくなってしまいます。
SR-VSX1シリーズの鮮度炊き分け機能を活用すれば、お米の水分量を見極めながら、甘さ、みずみずしさを保ったまま炊き上げることが可能です。
銘柄炊き分け
日本には数百種類のお米の銘柄があり、粘り気、甘みなどそれぞれのお米に特徴があります。
SR-VSX1シリーズは、2022年2月現在で全国の63種類の銘柄米に最適の炊き方ができるように対応しており、随時アップデートされています。
銘柄の設定は「キッチンポケット」アプリで簡単に行うことができます。
出来栄え炊き分け
毎年、11月頃にその年の出来栄えに合わせた設定「今年流」が「キッチンポケット」アプリに配信されます。
「今年流」とは、その年の気象状況を鑑みた独自の設定なので、美味しく炊き上げることができます。
高温スチーム
お米を美味しく炊き上げるポイントとして、高温で加熱することが重要です。
SR-VSX1シリーズは、最高250℃の高温スチームで加熱でき、お米の芯まで熱を浸透させることでうまみを閉じ込めることができます。
特に新米はお米の水分量が多く、高温で炊くことができないとベタついてしまいます。
また、高温スチームで炊き上げることによりお米がコーティングされ、水分量を保つことができるのでお米が硬くなりにくく冷めても美味しいお米になります。
以上が、SR-VSX1シリーズの主な機能の特徴です。
この他にも、冷凍ごはんを美味しく解凍できる「冷凍ごはんコース」のほか、8種類の炊飯コースから炊き方を選択できるようになっています。
Panasonicの炊飯器といえば「おどり炊き」
Panasonicの炊飯器といえば、お米を激しくおどらせて、ふっくらもちもちのごはんにできる「おどり炊き」が特徴です。
2つの炊き技で、それぞれ対流を変化させながら、お米を激しくおどらせながらお米を炊くことができます。
SR-VSX1シリーズは、大火力IH式と可変圧力式の両機能を兼ね備えており、お米を芯まで加熱し、甘み、もちもち感を引き出せます。
これにより、甘みともちもち感のあるふっくら美味しい銀シャリに炊き上がります。
SR-VSX101の実機レビュー
これまでは、SR-VSX1シリーズの特徴について紹介してきました。
本章では、実際にさわってみて気がついたポイントを紹介していこうと思います。
実際にお米を炊いてみた感想は、後半でレビューしています。
タッチパネルで直感的に操作可能
本体上部に操作パネルがあり、タッチパネルになっているためスマートフォンのように指でタッチしながら操作が可能です。
画面も大きく、直感的に操作できるため、炊き方が数種類ある中でも迷うことなく操作ができます。
高熱に耐えうるダイヤモンド竈(かまど)釜
前述しているとおり、お米を美味しく炊き上げるには高温で加熱する必要があります。
SR-VSX1シリーズのダイヤモンド竈(かまど)釜は、高い発熱性と蓄熱性、断熱性を実現しています。
また、軽く、強く、熱効率に優れ、そのまま洗米できます。
サイズ感
SR-VSX101は、幅27.5cm×奥行36.1cm×高さ23.4cmとなっており、一般的な5.5合炊きの炊飯器と比較しても小さめの設計です。
コンパクトなサイズの食器棚に電子レンジと並べて置いても、余裕のあるサイズ感です。
SR-VSX101の付属品
SR-VSX101に同梱されているセット内容は以下の通りです。
- しゃもじ
- しゃもじホルダー
- 計量カップ
特に計量カップは合数だけでなく水量まで測ることができるので、水量にこだわってお米を炊く際も二度手間にならずに済むので便利です。
お手入れ方法
機能は充実していますが、お手入れの方法は一般的な炊飯器と変わりはありません。
洗浄が必要なのは、内蓋、内釜、蒸気蓋、水容器、しゃもじのみで大丈夫です。
便利なお手入れ機能で清潔状態を保てる
炊き込みご飯などをした際に、内釜のにおいがこびりついて落ちないといったこともあるかと思います。
SR-VSX1シリーズには「お手入れ機能」が備わっており、においが取れない、汚れが落ちにくいといった際に役立つ機能です。
高級な炊飯器だからこそ長く大事に使いたいので、こういった機能は便利ですね!
15種類のメニューがある
SR-VSX1シリーズは、15種類の炊き分け方ができるようになっています。
- 白米
- 無洗米
- 玄米
- 発芽/分づき米
- 麦ごはん
- 雑穀米
- 炊込み専用
- 赤飯
- 炊きおこわ
- すし
- カレー用
- おかゆ
- 玄米がゆ
- 発芽/分づきがゆ
- 雑穀米がゆ
カレーや炊き込みご飯など、料理に合わせた炊き方でより美味しく炊き上げることが可能になります。
SR-VSX101の製品スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
炊飯容量 | 1.0L 0.5~5.5合 |
加熱方式 | 6段全面IH |
高温スチーム炊飯 | 高温スチーム(130℃‐250℃) |
内釜 | ダイヤモンド竃(かまど)釜 |
炊き分け | 銀シャリ炊き分け |
銘柄炊き分け(63種) | |
メニュー数 | 白米・無洗米・玄米・発芽/分づき米・麦ごはん・雑穀米・炊込み専用・赤飯・炊きおこわ・すし・カレー用・おかゆ・玄米がゆ・発芽/分づきがゆ・雑穀米がゆ |
消費電力(炊飯時) | 約1210W |
外形寸法(幅×奥行×高さ) | 27.5cm×36.1cm×23.4cm |
質量 | 7.7kg |
カラーバリエーション | ブラック |
ホワイト |
実際にお米を炊いてみた
SR-VSX101を実際に使用してみました。
高級炊飯器ならではの特徴を紹介できればと思います。
さすが高級炊飯器!ツヤ、甘みが全然違う
せっかくなので銘柄米の「新之助」でお米を炊いてみました。
今回、初めて高級炊飯器で炊いたお米を食べてみたのですが、お米の甘みを感じることができました。
普段僕は数千円の炊飯器を使用しているので、お米の味を楽しむといったことをしたことがなかったのですが、SR-VSX101なら色々な銘柄のお米を試してみたくなりました。
また、高温スチームによりツヤと粘り気のあるご飯を炊くことができ、お米本来の水分を感じることができました。
他にも、前述しているとおり、SR-VSX1シリーズは15種類の炊き分け方ができ、その中にカレー用のメニューもあります。
カレーに合うご飯は水分量を少なめにし硬めに炊くのが良いとされているので、カレー用で炊くことでより美味しくカレーを食べることができると思います。
サイズはコンパクトだが重量は重めなので注意が必要
SR-VSX101の重量は7.7kgと、一般的な5.5合炊きの炊飯器と比較して重めです。
使用しない時にはしまっておく、炊いたご飯を食卓に持ち運ぶといった使い方をしている場合は、不向きな炊飯器となってしまいます。
また、棚ではなくラックタイプのキッチンボードなどを使用する際は、耐荷重を確認してから使用することをおすすめします。
食の体験が変わる炊飯器「SR-VSX101」
今回は、Panasonicのスチーム&可変圧力IHジャー炊飯器「SR-VSX101」を実機レビューしてきました。
高級炊飯器は、まさに食の体験が変わる、そんな炊飯器だと感じました。
炊飯器はレンタルで試せる
さすがに高級炊飯器を購入するのは勇気がいるという方は、一度レンタルしてお試し利用するのもおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では14泊15日〜からレンタルできる炊飯器を取り揃えています。
レンタルして気に入ればそのまま購入もできますので、ぜひ試してみてください。
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