シャープ除湿機の選び方とおすすめ!衣類乾燥向き・ハイブリッド式・コンパクトなど目的別に紹介
更新日2024/05/29
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梅雨のじめじめした季節や毎日の洗濯物の衣類乾燥、冬の結露対策など除湿機を使いたい場面は様々です。
シャープの除湿機には種類がいくつかあり、はじめはどれにしようか悩んでしまうかもしれません。
今回はシャープの除湿機2023年モデルを比較し、その中から使う場面や用途にあったおすすめをご紹介させていただきます。
それぞれに特徴があり向いている使い方があるので、きっとご自分にぴったりな除湿機が見つかるはず!
ぜひご自分の生活に合った機種を見つけてみてくださいね。
※いますぐシャープ除湿機の比較一覧表が見たい方は、こちらの比較一覧表まとめからどうぞ。
もくじ
シャープ 除湿機の特徴
今回比較したシャープの除湿機2022年モデルは、全部で7種類。
その中でも品番がCVから始まるものは衣類乾燥除湿機となっており、5種類あります。
こちらは数字が大きいほど除湿能力が高くなっています。
- CV-R60(デシカント方式 / 最大14畳)
- CV-R71(コンプレッサー方式 / 最大16畳)
- CV-R120(コンプレッサー方式 / 最大28畳)
- CV-RH140(ハイブリッド方式 / 最大28畳)
- CV-R180(コンプレッサー方式 / 最大40畳)
その他の2種類は、除湿のほかにそれぞれ冷風機能、加湿・空気清浄機能がついている機種となっています。
- CM-R100(冷風・衣類乾燥除湿機 / コンプレッサー方式 / 最大23畳)
- KI-RD50(除加湿空気清浄機 / コンプレッサー方式 / 最大13畳)
それではまず、シャープの除湿機の特徴をお伝えさせていただきますね!
プラズマクラスター搭載で付着カビ菌や生乾き臭を抑制
シャープの除湿機は、全機種プラズマクラスターを搭載しています。
プラズマクラスターは、自然界にあるのと同じプラスとマイナスのイオンを放出し、付着カビ菌※1やピンクぬめり原因菌※2を抑制します。
衣類乾燥で使用するときは、洗濯物の生乾き臭が気になるかと思いますが、部屋干し衣類のイヤな臭いを抑制※3しながら、しっかり衣類を乾燥してくれます。
そのほか、付着した汗の臭い※4やたばこの臭い※5も消臭します。
プラズマクラスターにはグレードがあり、今回ご紹介する除湿機ではプラズマクラスター7000とプラズマクラスター25000のどちらかを搭載しています。
プラズマクラスター25000は、プラズマクラスター7000に比べ衣類の不快な生乾き臭を消臭するスピードが約1.5倍!
さらに付着菌※6の除菌※7や付着ウイルス※8の作用も抑制します。
シャープの除湿機の選び方
それではシャープの除湿機の選び方についてお伝えさせていただきます。
除湿方式
除湿機には大きく分けて、コンプレッサー方式・デシカント方式・ハイブリッド方式の3種類の除湿方式があります。
シャープの除湿機も3種類の除湿方式のものがそろっています。
まずは除湿方法について、それぞれメリット・デメリットがあるので確認していきましょう!
コンプレッサー方式 | デシカント方式 | ハイブリッド方式 | |
---|---|---|---|
夏の除湿 | ○ パワフルで排熱も少ない(1~3℃) | × 排熱で室温上昇(3~8℃) | ○ パワフルで排熱も少ない(1~3℃) |
冬の除湿 | × 低温時は除湿力が落ちる | ○ 低温時も落ちない | ○ 低温時も落ちない |
消費電力 | ○ 低め | × ヒーターを使うので高め | △ ヒーター使用時は高め |
稼働音 | × 振動するので大きめ | ○ 小さめ | △ コンプレッサー使用時は大きめ |
サイズ | △ 機種による | ○ 小型軽量 | × 大きく重い |
コンプレッサー方式
室内の湿った空気を冷却器で冷やし結露させることで湿気を水に変えて除湿する仕組みです。
室温が高いときには結露しやすいので暑い季節では消費電力が小さく電気代が抑えられ、また排熱が少なめなのがメリットです。
逆に気温が低い寒い季節には除湿力が落ちてしまいます。また振動するので稼働音がやや大きくなってしまうのがデメリットです。
コンプレッサー式除湿機のおすすめ9選!メリット・デメリットと選び方について解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
デシカント方式
空気中の水分を除湿ローターで吸着して除湿する仕組みです。吸着した水分をヒーターで乾燥し、一度温めてから冷やして水に変えます。
寒い季節でも能力が落ちにくいのが特長で、コンプレッサーが無い分コンパクトなのがメリットです。
ただヒーターを使うため室温が上がりやすいので暑い季節の使用は不向きで、消費電力も高く電気代があがってしまうのがデメリットです。
デシカント式除湿機のおすすめ9選!コンプレッサー式との違いや注意点・選び方を紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ハイブリッド方式
ハイブリッド方式は、コンプレッサー方式とデシカント方式の両方を搭載していて夏場はコンプレッサー方式、冬場はデシカント方式と2つの方式をバランスよく併用し高い除湿能力を維持します。
一年中除湿能力が落ちないのがメリットですが本体が大きくて重く、本体価格が高めなことがデメリットです。
ただシャープのハイブリッド方式除湿機CV-PH140は、大きさや重さが他の機種とそれほど変わらないのでハイブリッド方式の除湿機としては嬉しい点ですね。
ハイブリッド式除湿機のおすすめ5選!選び方やメリット・デメリットも解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
除湿能力
除湿能力は1日あたりに除湿できる水の量を表します。 この数字が大きいほど除湿能力が高く快適です。
また除湿可能面積については使う部屋に合わせて選ぶのも良いですが、とくに湿気が気になる方やすばやい除湿を求める方は使用する環境を上回る除湿能力のものを選ぶことをおすすめします。
送風機能
衣類乾燥で使用するときは、送風機能も重要となってきます。
送風方向や角度を上下や左右に調整できると幅広い洗濯物の干し方に対応できます。
また自動でスイングする機種だとすばやくムラなく洗濯物を乾かせます。
シャープの除湿機は機種によって送風方向が上下だけのものや左右も調整できるもの、自動でスイングできるものなどの違いがあります。
衣類乾燥で使う場合は、洗濯物の干し方や量に合わせた送風機能をチェックすることをおすすめします。
また衣類乾燥時間も機種により異なるのでそちらもチェックしてみてください。
稼働音
除湿機を選ぶときに気にされる方が多いのが稼働音です。
梅雨の時期や常に部屋干しで使用するときは、稼働音が大きいと在宅時に気になってしまいますよね。
より静音性を求めるなら一般的にはデシカント方式の機種がおすすめ。
ただシャープの除湿機については、コンプレッサー方式でもデシカント方式とさほど変わらないものもあるので、ぜひスペックをチェックしてみてくださいね。
その他機能
シャープの除湿機には他にも細かい機能の違いがあります。
連続排水
通常、除湿した水分は排水タンクに溜まります。タンクの容量が大きいほどタンクの水を捨てる回数が減ります。
シャープの除湿機には連続排水の機能がついているものもあります。
本体にホースをつなげば連続排水が可能になるので排水タンクに溜まった水を捨てに行く手間が省けたり、外出中などに長時間運転をしたりもできます。
内部乾燥
衣類乾燥運転や除湿運転の後は本体内部の冷却器に水滴が付くことがあり、内部に湿気が残っているとカビが生えやすくなるので内部乾燥機能がついていると安心です。
本体の内部に残った水分を乾燥させ本体内部を清潔に保つことができます。
臭い戻り対策モード
臭い戻り対策モードを設定すれば、乾燥後もプラズマクラスターイオンの放出を継続します。
臭い戻りを抑制※8するので、洗濯物をすぐに取り込めないときでも安心ですね。
カビバリア運転
カビバリア運転を使えばパワフルな風量と除湿、プラズマクラスターイオンの効果を組み合わせて付着カビ菌※1の増殖を抑制しお部屋のカビを未然に防げます。
タイマー機能
シャープの除湿機には、全てタイマー機能がついていますが設定できる時間は機種によって様々。
1時間おきのものや2時間おきのもの、最大12時間までできるものなど違いがあります。
どの機種も排水タンクが満タンになると自動で運転を停止するので、タイマー機能を使う場合は満タンになる前に水を捨てるか連続排水を使うとよさそうです。
除湿以外の空調機能
シャープの除湿機には、衣類乾燥・除湿機能以外に冷風機能や加湿空気清浄機能を備えた機種もあります。
除湿機以外に他の空調家電を置こうと思うと場所をとってしまったり家電が増えてしまったりしますよね。
一台で除湿機能以外の機能も使いたい!という方はぜひチェックしてみてください。
シャープの除湿機おすすめ
それでは、シャープの除湿機の中からコンパクト・高コスパ・ハイブリッド方式・ハイパワー衣類乾燥向きそれぞれの特徴別のおすすめ機種をご紹介させていただきます!
コンパクトタイプでおすすめはCV-R60
CV-R60はデシカント方式の除湿機で、定格除湿能力は5.4L/日、除湿可能面積は7畳
~14畳です。
除湿ローター(乾燥剤)やヒーターなどの内部部品を横向きに配置する独自の内部構造で、高さ約32cmというコンパクトサイズ!
高さをおさえたことで物干しラックの下などにも設置できます。
また、360°全周吹き出しで衣類の真下から除湿した風を効率よく届けるので、コンパクトなサイズでも素早く衣類を乾燥します。
部屋全体の除湿というよりは少ない衣類をスポット的に風をあてて乾燥させたい方におすすめ。
コスパで選ぶおすすめはCV-R71
CV-R71はコンプレッサー式の除湿機で、除湿能力は6.3L/日、除湿可能面積は8畳~16畳です。
様々な機能を搭載しつつ3万円前後というバランスの良い価格が魅力です。
風向き角度は上下のみですが、ルーバーを一番下向きにすると床まで下向き送風できるので、脱衣所のマット、カーペットや床、窓ガラスの敷居などジメジメが気になる足元周りにもプラズマクラスターイオンと除湿された風が届きます。
なんと、バスマットに付着した菌の増殖を抑制※6することもできます!
ほぼA4サイズの設置面積で、ハンドル付きで軽量。洗面所やクローゼットなど使いたい場所に手軽に持ち運べるので、省スペースでの使用や家の中の湿気が溜まりやすい場所に移動させて使いたい方にもおすすめ。
また、シャープの除湿機2022年モデルと2023年モデルに大きな違いはありません。
CV-R71が気になる方は前機種のCV-P71のレビュー記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
シャープの衣類乾燥除湿機 CV-P71をレビュー|プラズマクラスターの力で衣類の消臭も実現! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
一年中使えるハイブリッド方式のおすすめはCV-RH140
シャープ除湿機で唯一のハイブリッド方式除湿機が、CV-RH140。定格除湿能力は11L/日、除湿可能面積は14畳~28畳です。
1年中パワフルに除湿し、部屋干しでも安定した乾き心地を実現します。
プラズマクラスター25000で、衣類の不快な生乾き臭をスピード消臭。さらに付着菌※6の除菌※7や付着ウイルス※8も抑制。
また、広角ワイドルーバーが上下広角左右に自動でスイングし、もちろんスポットでも除湿した風を届けてくれます。
ワイドな2段干しや洗った靴を床に並べての乾燥、スポット送風でスピーディーに乾燥させるなど生活に合わせた様々な干し方に対応。
一年中除湿力を維持できることから、雨が多い梅雨だけでなく冬場の結露対策にも使えるのが魅力的。季節問わず毎日部屋干しや除湿をしたい方におすすめです。
パワフルで衣類乾燥におすすめなのはCV-R180
CV-R180はコンプレッサー方式の除湿機で、定格除湿能力は16L/日、除湿可能面積は20畳~40畳です。
除湿能力も他の機種の中で一番高くコンプレッサー方式なので省エネなのに強力除湿してくれます。
また、上下左右に広範囲に風を届ける2つの自動スイングも合わさり、大量の衣類を一気に乾かします。
2段にもワイドにもたっぷり干せるので、とにかく大量の洗濯物を一気に乾かしたい方におすすめ。
シャープ 除湿機 比較一覧表
最後に、ここまでご紹介したシャープの除湿機を一覧表にまとめました。
機能を比較して選びたい方は、こちらを参考にしてみてください。
(※2023/5月時点の価格です)
それぞれの特徴と照らし合わせて自分にあった除湿機を選ぼう!
梅雨の時期だけ湿気が気になる人や、冬の結露対策として一年中除湿機を使いたい人、大量の洗濯物を毎日部屋干しするお家など、用途や生活様式によって合う除湿機は異なります。
使いたい場面や予算なども照らし合わせて、ご自分に合った除湿機を見つけてみてくださいね。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
シャープの除湿機はお試しレンタルできる!
シャープ除湿機の購入を迷われている方や、洗濯物がどれくらい乾くかや稼働音が実際どのくらいかなどが気になっている方は、購入前に家電レンタルでお試しするのもおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、乾燥機・除湿器をレンタルしてお家で実際にお試しできます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取るもことも可能です。
気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。まずはお気軽にお試しレンタルをしてみてくださいね。
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※1 <付着カビ菌>●試験機関:(一財)日本食品分析センター●試験成績書:第1500450000-01号●試験方法:約20m³(約5畳相当)の試験空間でJIS Z 2911を参考にしてカビ菌を付着させた試験片でカビ発育面積を比較。■試験結果:7日後に増殖を抑制。CV-E71の除湿「弱」運転で実施。
※2 <ピンクぬめり原因菌>●試験依頼先:(一財)日本食品分析センター●試験成績書:第19129957016-0101号●試験方法:約20m³(約5畳相当)の試験空間で本体から約150cmの位置に設置したある1種の酵母を付着させた試験片に水を滴下後、CV-J71のルーバー下向きで除湿「強」4時間運転と「運転停止」20時間を毎日繰り返し行い、機器なしと酵母数を比較。■試験結果:4日後、機器ありでは酵母の増殖を抑制することを確認。※a
※3 <付着生乾き臭>●試験機関:当社調べ●試験方法:約22m³(約6畳相当)の試験空間で部屋干し衣類の生乾きのニオイ成分を付着させた試験片で消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約3時間で気にならないレベルまで消臭。CV-E71(プラズマクラスター7000搭載機種)のイオン送風「弱」運転で実施。※a※b
※4 <付着汗臭>●試験機関:当社調べ●試験方法:汗のニオイ成分を染み込ませた試験片で消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約6時間で気にならないレベルまで消臭。CV-E71(プラズマクラスター7000搭載機種)のイオン送風「弱」運転で実施。※a※b
※5 <付着タバコ臭>●試験機関:当社調べ●試験方法:タバコのニオイ成分を染み込ませた試験片で消臭効果を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約90分で気にならないレベルまで消臭。CV-E71(プラズマクラスター7000搭載機種)のイオン送風「強」運転で実施。※b
※6 <付着菌>●試験機関:(一財)日本食品分析センター●試験成績書:第21099214001-0101号●試験方法:約20m³(約5畳相当)の試験空間で本体から約50cmの位置にある1種の菌を付着させた試験片を置いて菌の除去率を算出。■試験結果:約6時間で99%抑制。CV-NH140(プラズマクラスター25000搭載機種)の衣類消臭「標準」運転で実施。※a
※7 すべての菌に対応するわけではありません。菌の種類・対象物の素材などによって効果は異なります。
※8 <付着ウイルス>●試験機関:(株)食環境衛生研究所●試験方法:約25m³(約6畳相当)の試験空間で本体から約50cmの位置にある1種のウイルスを付着させた試験片を置いてウイルスの感染価を測定。●試験対象:付着した1種類のウイルス。■試験結果:約10時間で99%抑制。CV-NH140(プラズマクラスター25000搭載機種)の衣類消臭「音控えめ」運転で実施。※a
※9 <臭い戻り>●試験機関:シャープ株式会社 調べ●試験方法:部屋干し衣類の生乾きのニオイ成分を付着させた試験片で衣類乾燥「強」1時間運転後、「臭い戻り対策運転あり」と「運転停止」での臭気強度を6段階臭気強度表示法にて評価。■試験結果:約5時間後、「臭い戻り対策運転あり」は生乾きのニオイが再び発生するのを抑制することを確認。CV-H120で実施。
※a吹き出す風の当たらない部分の消臭や菌の抑制はできません。
※bニオイの種類・強さ・対象物の素材などによって、消臭効果は異なります。
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