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【2024最新】Nikon(ニコン) Zマウントおすすめレンズ10選

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

更新日2024/07/17

【2024最新】Nikon(ニコン) Zマウントおすすめレンズ10選

一眼カメラにおける市場の中心は、すっかりミラーレス一眼へと移行されました。

これまで一眼レフの市場において圧倒的なシェアを誇っていたニコンも、現在では主力ラインナップをミラーレス一眼「Zシリーズ」へと移行させています。

誕生当初は対応するレンズ数が少なかったものの、数年が経過したことで、様々なレンズが発売され、ラインナップは大幅に拡充されました。

今回は、ニコンZマウントに絞って、おすすめのレンズを厳選してご紹介していきます。

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

この記事の執筆者:Atsushi Yoshioka

「レンティオ」のフォトグラファー兼トラベルアドバイザー。各カメラ製品系レビューや持ち前の旅行テクニックを伝授する記事を展開

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現在のニコンの主力ラインナップ「Zマウント」

Nikon Zシリーズ

ニコンは、歴史ある一眼カメラメーカーですが、近年はミラーレス一眼カメラの開発に注力しています。

現在、ニコンの主力ラインナップとなっているのが「Zマウント」におけるミラーレス一眼で、これまでの主力であった一眼レフ「Fマウント」のラインナップを置き換える形で新製品の展開が進められています。

カメラのボディはもちろんですが、並行してレンズの開発も積極的に行われています。

2018年の誕生からまだ数年と、歴史の浅いジャンルですが、急速にラインナップを拡大しており、Fマウントで人気のあったレンズのカバーを始め、新たなコンセプトを採用したレンズ開発も行われています。

Nikon(ニコン)Zシリーズ徹底解説。主力となったミラーレス一眼現行9モデルの特徴や性能、価格を徹底紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]

Fマウント時代から続く伝統を継承した高性能レンズ

Nikon Zマウント レンズ

ニコンZマウント自体が誕生したのは、2018年と比較的最近になりますが、ニコンがレンズ開発を行ってきたのはフィルムカメラ時代まで遡り、長い歴史を誇ります。

ニコンZマウントにおけるレンズは、まさにこれまでニコンが長い歴史の中で培ってきた技術力が存分に活かされた性能を感じることができます。

プロフェッショナルの現場でも愛されてきたデジタル一眼レフとなるFマウントでの技術力にプラスして、ミラーレス一眼だからこそ得られるメリットを最大限に活用した携帯性や、高画素など現代に求められる描写力を実装したレンズの数々が魅力的です。

Nikon(ニコン)Zマウントおすすめレンズ10選

今回は、ニコンのミラーレス一眼「Zマウント」における純正レンズの中でも、「10」のモデルに厳選しておすすめをご紹介していきます。

広角から標準望遠単焦点レンズまで、各ジャンル毎におすすめポイント共に解説していきます。

1. NIKKOR Z 17-28mm f/2.8

Zマウントのラインナップには、既に様々なフルサイズ対応の広角レンズが展開されていますが、こちらのNIKKOR Z 17-28mm f/2.8は、更に超広角域を有するNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sよりも、広角側を犠牲にしながら明るさは維持し、価格を抑えた製品となります。

フルサイズ対応の超広角レンズながらも約450gの軽量化を実現し、持ち運びにも負担にならない小型・軽量設計も特徴としています。

携帯性に優れながらもズーム全域で開放F2.8の明るさを誇ることから、日常シーンにおいてもレンズの明るさを活用した撮影を行うことができ、暗い場所での撮影や、ボケ表現を活かした撮影を行うことができます。

  • レンズ構成:11群13枚
  • 最小絞り:F22
  • フィルターサイズ:67mm
  • 最短撮影距離:0.19m(17mm時)
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約75mm×101mm
  • 重さ:約450g
  • 手ブレ補正効果:×
  • 価格帯:約148,500円~165,000円

2. NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

開放F2.8の明るさを必要としないのであればこちらのNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sが超広角レンズにおいて有力な選択肢になります。

開放絞り値はズーム全域でF4を採用しており、F2.8よりは数段暗い仕様となりますが、焦点距離域は14mm始まりと、超広角域の撮影を得意としています。

画面四隅まで妥協のない解像力は、ニコンが誇る高級「S-line」らしさを感じられるところで、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの明るさを必要としない方であれば、価格も抑えることのできる良い選択肢になります。

またフルサイズ対応14mmをカバーするレンズとして、世界初となるフィルター類の装着を可能とした超広角レンズとなります。

  • レンズ構成:12群14枚
  • 最小絞り:F22
  • フィルターサイズ:82mm
  • 最短撮影距離:0.28m
  • 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約89mm×85mm
  • 重さ:約485g
  • 手ブレ補正効果:×
  • 価格帯:約148,000円~172,700円

3. NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

標準ズームレンズにおける大三元レンズとなる24-70mm F2.8

Zマウントにおいてもこの伝統的な仕様は、崩れることなく、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは、標準ズームレンズの王道的存在として存在しています。

基本的な仕様はそのままにミラーレスシステムだからこその小型・軽量化をはじめ、光学性能の向上や最新のコーティング技術を採用したことによるフレア・ゴーストの抑制など、あらゆるシーンでレンズとしての質の高さを感じます。

また、Zマウントのレンズにおける新機能としてコントロールリングレンズ情報パネルなどの搭載も機能面における大きな進化で描写力だけでなく、プロフェッショナルに寄り添ったモデルです。

  • レンズ構成:15群17枚
  • 最小絞り:F22
  • フィルターサイズ:82mm
  • 最短撮影距離:0.38m
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約89mm×126mm
  • 重さ:約805g
  • 手ブレ補正効果:×
  • 価格帯:約282,150円~313,500円

4. NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

先程のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sに加えて標準ズームレンズにおける王道的存在となるのが、こちらのNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sです。

ズーム全域における開放絞り値がF4と、F2.8よりも暗いレンズとなりますが、その分焦点距離域が24mmから120mmと高倍率ズームレンズに近い画角域を採用していることが特徴的です。

しかし、光学性能に妥協は感じることなく、5倍の標準ズームレンズながらズーム全域で四隅まで優れた解像力を発揮します。

また、このレンズクラスとして最軽量となる約630gの軽さも大きな魅力で、日常シーンや持ち歩く撮影で使用することの多い標準ズームレンズだからこそ携帯性においても大きなメリットがあります。

  • レンズ構成:13群16枚
  • 最小絞り:F22
  • フィルターサイズ:77mm
  • 最短撮影距離:0.35m
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約84mm×118mm
  • 重さ:約630g
  • 手ブレ補正効果:×
  • 価格帯:約125,730円~139,700円

5. NIKKOR Z 28-75mm f/2.8

こちらも標準ズームレンズながらも広角側28mm始まりが採用されているレンズです。

ズーム全域で「F2.8」の明るさが採用されていますが、広角側の焦点距離で標準域に寄せたことで構造上に余裕ができたため、24mm始まりのレンズよりもコンパクトで低価格を実現しています。

24mmの焦点距離を必要とされない方にとっては、携帯性を含めて使い勝手の良いレンズで、開放F2.8であることによるボケ表現や暗い環境での撮影に最適な存在になります。

  • レンズ構成:12群15枚
  • 最小絞り:F22
  • フィルターサイズ:67mm
  • 最短撮影距離:0.19m(28mm時)
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約75mm×120.5mm
  • 重さ:約565g
  • 手ブレ補正効果:×
  • 価格帯:約110,000円~126,500円

NIKKOR Z 28-75mm f/2.8実写レビューはこちら

Nikon NIKKOR Z 28-75mm f/2.8実写レビュー。開放F2.8の明るさと携帯性、低価格も実現した標準ズームレンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

6. NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

大三元レンズの一つである「70-200mm F2.8」は、Zマウントのレンズでも存在しています。

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sは、望遠レンズとして王道の存在であることは間違いなく、「EISA AWARD」「EISA PROFESSIONAL TELEPHOTO ZOOM LENS 2021-2022」を受賞するなど、既に定評のあるレンズです。

Zマウントにおける描写性能の良さを広めたレンズの一つでもあり、解像力はもちろん、逆光時のフレア・ゴーストの抑制、NIKKORレンズ史上最高となる5.5段分の手ブレ補正機構の搭載を実現しました。

  • レンズ構成:18群21枚
  • 最小絞り:F22
  • フィルターサイズ:77mm
  • 最短撮影距離:0.5m(70mm時)、1.0m(200mm時)
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約89mm×220mm
  • 重さ:約1,440g(三脚座を含む)
  • 手ブレ補正効果:5.5段分
  • 価格帯:約300,000円~335,500円

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S実写レビューはこちら

Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S実写レビュー。伝統と技術力を感じるZマウントの大三元王道望遠レンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

7. NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S

Zマウントでは、望遠レンズのラインナップ不足が課題とされていましたが、2022年2月に発売されたNIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR Sは、待望の超望遠ズームレンズとなりました。

Fマウント時代のニコンの望遠レンズでは、「80-400mm」「200-500mm」という焦点距離が採用されていましたが、キヤノンやソニー、シグマ、タムロンなどで人気を集めている「100-400mm」をZマウントで採用しています。

Nikon Z9との組合せでは、Nikon Z9が誇る被写体検出機能を存分に活用することのできるAF性能が魅力的で、超望遠時で動きのある被写体に対しても高速で正確なピント合わせを実現します。

また、広角端で0.75mの最短撮影距離を実装していることから、望遠レンズながらも被写体に近づいた撮影も可能です。

  • レンズ構成:20群25枚
  • 最小絞り:F32-40
  • フィルターサイズ:77mm
  • 最短撮影距離:0.75m(100mm時)、0.98m(400mm時)
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約98mm×222mm
  • 重さ:約1,435g(三脚座を含む)
  • 手ブレ補正効果:5.5段分
  • 価格帯:約315,000円~350,000円

8. NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

単焦点レンズの中でも「50mm」の焦点距離は、非常に人気があり、定番の存在です。

各レンズメーカーでは、「50mm F1.8」の仕様を採用し、手頃な価格で販売されるモデルの開発も目立つ印象です。

既に王道のレンズとして使い勝手の良さには定評のあるレンズですが、Zマウントだからこその光学性能が加わり、比較的低価格ながらも描写力に妥協を感じることはありません。

また、レンズには通常フォーカスリングとなる部分がコントロールリングとしての機能を有しており、「絞り値」「露出補正」「ISO感度」など、好みに合わせて設定機能を割り当てることができます。

  • レンズ構成:9群12枚
  • 最小絞り:F16
  • フィルターサイズ:62mm
  • 最短撮影距離:0.4m
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約76mm×86.5mm
  • 重さ:約415g
  • 手ブレ補正効果:×
  • 価格帯:約70,000円~83,600円

NIKKOR Z 50mm f/1.8 S実写レビューはこちら

Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.8 S実写レビュー。高性能ながら普段使いしやすい単焦点レンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

9. NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

ポートレート撮影で人気の焦点距離となる「85mm」。

Zマウントにおいても、この辺りの王道レンズのカバーは抜かりなく、Zマウントで進化した描写力も存分に体感することのできる一本です。

ニコンでは、この「NIKKOR Z 85mm f/1.8 S」において、85mmという中望遠域を採用しながらF1.8という明るさを兼ね備えているボケやすいレンズであることから、「ボケ表現力」を強く意識しており、ピントの合った部分の解像力以外にも、美しいボケ味も魅力的です。

ポートレートでの使用はもちろん、ボケ味を活かした撮影であればどのシーンにおいても活用することのできる魅力あるレンズです。

  • レンズ構成:8群12枚
  • 最小絞り:F16
  • フィルターサイズ:67mm
  • 最短撮影距離:0.8m
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約75mm×99mm
  • 重さ:約470g
  • 手ブレ補正効果:×
  • 価格帯:約94,000円~100,000円

NIKKOR Z 85mm f/1.8 S実写レビューはこちら

Nikon NIKKOR Z 85mm f/1.8 S 実写レビュー。人物撮影やテーブルフォトがより楽しくなるレンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

10. NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S

望遠の単焦点レンズは、一眼レフ時代から圧倒的な性能を叶えるものの、超大型であることや超高価であることが大きなネックとされてきました。

Zマウントでもプロフェッショナルの現場に応えるために望遠の単焦点レンズを展開していますが、こちらの「NIKKOR Z 400mm f/4.5 VR S」は、400mmという超望遠域の焦点距離を採用した単焦点レンズですが、望遠の単焦点レンズとしては驚異的な軽量化を実現しました。

重さは発売時点でクラス最軽量となる1,160gを叶え、ズームレンズと変わらない携帯性を大きな魅力としています。

レンズ自体の明るさこそ「F4.5」と「F2.8」レンズに比べると暗くなりますが、望遠の単焦点レンズとしての解像力は申し分なく、望遠の単焦点レンズの中でも比較的手の届きやすい存在としておすすめの1本です。

  • レンズ構成:13群19枚
  • 最小絞り:F32
  • フィルターサイズ:95mm
  • 最短撮影距離:2.5m
  • 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最大径×全長:約104mm×234.5mm
  • 重さ:約1,245g(三脚座を含む)
  • 手ブレ補正効果:5.5段分
  • 価格帯:約390,000円~450,000円

これからの時代を牽引するZマウント

Nikon Zマウント

一眼カメラ市場においてミラーレス一眼が主流となりましたが、ニコンでは今回ご紹介してきた「Zマウント」が次世代の主力シリーズとなります。

プロフェッショナルの現場でも愛され続けてきた「ニコン」ですが、これまでの伝統を活かしつつ、新たなコンセプトを採用したレンズの開発も積極的に行われている印象です。

今回ご紹介してきたレンズも、一眼レフ「Fマウント」時代で定評のあったレンズコンセプトを継承しながらも、改善される形で変化が見られることや、これまで全く存在することのなかったレンズ仕様を採用したレンズも存在し、ラインナップを見ているだけでも面白さを感じられるところです。

ミラーレス一眼は、様々なメーカーが存在するところですが、長年の歴史を誇り、次世代の主力シリーズとして技術力にも自信を持ったニコンのZマウントはおすすめの選択肢です。

気になるレンズはお試しで

今回ご紹介してきた中で、気になるレンズが出てきた場合には、レンタルサービスを利用してお試しすることがおすすめです。

カメラレンズは、WEB上における作例などを見ることで、ある程度の性能は理解することができますが、実際に使ってみないと分からないことも多々あります。

Rentio(レンティオ)では、今回ご紹介してきたレンズを中心に、ニコンZマウントにおけるレンズを豊富なラインナップから自由に選んで、最短3泊4日からレンタルすることができます。

是非この機会に気になるレンズを購入前にお試しで利用して、失敗しない機材選びに役立ててみてはいかがでしょうか。

[レンタル] NIKON Zマウント 一覧|中古/新品・点検済み・保証付き – Rentio[レンティオ] – Rentio[レンティオ]

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