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iPadの可能性を格段に引き上げてくれるのが、キーボード付きのケースです。
またトラックパッド付きのものですと、さらに利便性が高まります。
しかし、Apple純正のMagic Keyboardは11インチ用で4万円以上、12.9インチ用ですと5万円以上もするのでなかなか手が出しづらいですよね。
そんな方におすすめなのが、Logicool(ロジクール)の「Combo Touch」です。
「Combo Touch」は11インチiPad Pro用のケースにも関わらず2万円台で購入することができ、キックスタンドによる角度の無段階調整やトラックパッドも付属しています。
本記事では、Logicool(ロジクール)の「Combo Touch」を詳しくレビューしていきます。

もくじ
Logicool(ロジクール) Combo Touchの特徴
Magic Keyboard Folioは、キーボードの取り外しが可能なiPad専用のケースになります。
今回紹介するiPad Pro 11インチ用以外にも、ほとんどのサイズのiPadに対応しています。
それではCombo Touchの特徴を中心に、Combo Touchについて紹介したいと思います。
スペック一覧
項目 | スペック詳細 |
---|---|
接続方法 | Smart Connector |
対応OS | iPadOS |
キーピッチ | – |
配列 | 日本語 |
マルチデバイス接続 | – |
トラックパッド | ◯ |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | Combo Touch(iPad Pro 11インチ 第1世代、第2世代、第3世代 & 第4世代用)
Combo Touch(iPad Pro 12.9インチ 第5世代 & 第6世代用)
|
重さ | Combo Touch(iPad Pro 11インチ 第1世代、第2世代、第3世代 & 第4世代用)
Combo Touch(iPad Pro 12.9インチ 第5世代 & 第6世代用)
|
価格(2023年4月時点) | 24,750円〜 |
ファブリック素材のデザイン
Combo TouchはMagic Keyboardにはない、ファブリック素材でできています。
iPadに相応しい高級感はありつつも、どこかカジュアルさもある唯一無二のデザインです。
筆者は普段からMagic Keyboardを使用していることもあり、Combo Touchのデザインは新鮮さもありました。
主張も激しくないので、リビングや寝室などどこにでも馴染むデザインです。
4種類の使用モード
Combo Touchは、タイピングモード、スケッチモード、表示モード、リーディングモードの4つの使用方法ができます。
タイピングモード
タイピングモードはノートPCのようにキックスタンドを引き出し、キーボード操作を重視した置き方です。
メールの作成や事務作業などに適したモードになります。
リビングでちょっとした仕事をする際などに役立ちます。
スケッチモード
スケッチモードはCombo Touchならではのモードといえます。
キックスタンドを完全に伸ばすことで、20°までの角度にすることができます。
角度が低いので、イラスト制作などに適したモードになります。
Magic Keyboardではできない角度ですので、Combo Touchならではの魅力ともいえます。
表示モード
表示モードは、キーボード部分を取り外しキックスタンドで立てかけるモードになります。
キーボード部分がないのでサイドテーブルなどの小さい机でも設置ができるので、動画鑑賞などに適しています。
リーディングモード
リーディングモードは、キーボード部分を取り外したり後ろ側に折りたたむことでiPadを本のように手で持ったモードになります。
カバーをつけたまま手持ちモードにできるので、万が一落としてしまっても安心です。
ショートカットキーが便利
Magic Keyboardにはない機能として、ショートカットキーもあげられます。
Combo Touchは、14個のショートカットキーが備わっており、8つの操作が可能です。
- ホーム画面への遷移
- 画面の輝度の調
- オンスクリーンキーボードの表示/非表示
- 検索
- キーボードの輝度の調整
- メディアコントロール
- 音量の調整
- 画面のオン/オフ
特に音量の調整以外の操作は、コントロールセンターなど何かしらの操作が必要になるので、ボタンひとつで操作できるのは非常に便利です。
タイピングをしていると画面まで手を伸ばすのも面倒なので、画面のオン/オフまで操作できるのは利便性が高く感じます。
全面を保護できるケース
こちらもMagic Keyboardとの相違点になりますが、Combo TouchのiPad全体を多いような形で装着するので、iPadを保護する役割もあります。
シリコン素材でできているのでiPad本体への傷などは起きづらく、万が一落下させてしまった際も衝撃をしっかりと吸収してくれます。
また、側面はしっかりと切掛けがあるので、Apple Pencil(第2世代)を充電することも可能です。
スペースが大きいトラックパッド
Combo Touchのトラックパッドは大きく操作がしやすいです。
Magic Keyboardよりも一回りほど大きくなっており、快適に操作することができます。
- 左がCombo Touch、右がMagic Keyboard
操作感もMagic Keyboardと遜色なく、3本指でのスワイプでアプリを切り替えたりとMulti-Touchトラックパッドジェスチャを使うことができます。
バックライト機能
Combo Touchのキーボードのバックライトは、環境に合わせて自動で調光してくれます。
なので、暗がりの部屋でもタイプミスがしにくくなります。
また、Magic Keyboardのバックライトは設定アプリからいちいち変更する必要がありますが、Combo Touchならショートカットキーから輝度の変更が可能です。
Smart Connector経由でペアリング
サードパーティ製の製品ですと、Bluetoothで接続しなければならなかったりと面倒な設定が必要だったりもします。
Combo Touchは、Apple公式ストアでも販売されている製品であり、Smart Connector経由でペアリングすることが可能です。
装着したらすぐに使用することができるので、非常に便利です。
Logicool(ロジクール) Combo Touchの気になるポイント
Combo Touchを使用していて、気になるポイントがあったので紹介したいと思います。
スケッチモードだとペコペコする
キックスタンドを最大まで開くとスケッチなどに最適な角度にすることができるのですが、この角度ですとキックスタンドが安定せずに少し圧力をかけるとペコペコと凹んでしまいます。
スケッチ利用などをお考えの場合は、Smart Folioの方が安定して使用することができると考えます。
奥行きが意外とある
キックスタンドでiPadを立て掛けられるので、キーボードを取り外せば省スペースで運用が可能です。
しかし、キーボードを装着すると、Magic Keyboardよりも奥行きが長くなってしまいます。
キックスタンドだから省スペース運用できると思いがちですが、この点は注意が必要です。
iPad用のキーボードはLogicool(ロジクール) Combo Touchで決まり
筆者は普段からiPadにMagic Keyboardを使用していますが、しばらくCombo Touchを使用しているとショートカットキーの便利さから、「もうこれで良くない?」と思うようになりました。
確かに、キックスタンドという奥行きが長くなってしまうことを考慮する必要はありますが、取り外し可能なキーボードやショートカットキーの利便性、値段などを鑑みるとiPad用のキーボードはCombo Touchで良いと感じました。
iPad用のキーボードをお探しの方は、Combo Touchを試してみてはいかがでしょうか。
キーボードは試してから購入できる
「リモートワークは期間限定だから購入するほどでもない」
「実際にどんなものなのか、自分のパソコンで試してみたい」
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レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。