小さくてかわいいモバイルバッテリーがほしい!JBRC加盟メーカーからおすすめ機種を厳選してみた
更新日2024/01/11
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小さなバッグを持ってでかけるとき、いくら便利なモバイルバッテリーとはいえ持ち歩くのをためらう人は多いのではないでしょうか?
たとえ持ち歩けるサイズだったとしても、黒で無骨な見た目の端末だと、バッグのコーディネートにも合わないですし、ちょっとためらってしまいますよね。
そこで、ここでは小さくてかわいい、おすすめのモバイルバッテリーを紹介します。
なかでも、経済産業省で紹介されているJBRCに加盟するメーカーからピックアップしましたので、使わなくなったモバイルバッテリーのリサイクル回収まで対応してもらえるので安心です。
もくじ
小さいモバイルバッテリーがほしいなら
はじめに、小さなモバイルバッテリーを選ぶなら、大容量を諦めるか、必要なときだけ使うという選択もあるということを知って欲しいです。
小ささと容量はトレードオフの関係になるので、大容量を重視するならおすすめのモバイルバッテリーも参考にしてください。
- 容量は5000mAh程度になること。10,000mAh以上の大容量は選択肢がほぼない。
- 荷物にならないので、必要なときだけ充電するレンタルという選択肢もある。
コンビニや駅で借りれるモバイルバッテリーのレンタル
そもそもモバイルバッテリーを持ち運ばなければ、大きさは見た目を気にする必要がありません。
最近は時間単位で借りられるモバイルバッテリーのレンタルスポットが増えているので、出先の必要なときだけ充電することも可能です。
実際の料金やサービス比較もしているので、利用する可能性がある方は検討してみてください。
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かわいいモバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーにかわいさを求める際に、参考にしてほしい選び方のコツを紹介します。
失敗しないモバイルバッテリーを選ぶためにどれも欠かせないポイントです。
- おしゃれ収納ポーチに合うサイズ感を選ぶ
- 一般社団法人JBRCの加盟メーカーから選ぶ
- 日本はPSEマークが必須要件
- バッテリー容量から選ぶ
- 最大出力の高い急速充電対応を選ぶ
- 出力ポートの端子と数
- ワイヤレス充電
おしゃれな収納ポーチに合うサイズ感を選ぶ
少しでもバッテリー容量が多いものを選びつつ、かわいく仕上げるなら収納ポーチとの組み合わせがおすすめです。
容量が増えるほどモバイルバッテリーは黒デザインばかりになるので、かわいい収納ポーチで隠することでモバイルバッテリーの選択肢を増やすことができます。
薄型やスティック型のモバイルバッテリーであれば、カバンへの収納性や持ちやすさに優れており、長時間持ち運んでも疲れにくいです。
自分に必要なバッテリー容量を見極めつつ、持ち運びの利便性に優れたものを選ぶようにしてください。
一般社団法人JBRCの加盟メーカーから選ぶ
モバイルバッテリーを選ぶ際には、JBRC(Japan Portable Rechargeable Battery Recycling Center)の加盟メーカーから選ぶのがおすすめです。
モバイルバッテリーは、発火による火災の恐れがあるため家庭ごみとして捨てられないのですが、JRBCの加盟メーカーのモデルであれば、JBRCの協力店・地方自治体に設置されたリサイクル回収ボックスに持ち込んで処分可能です。
廃棄方法を提供できる社団法人に加盟しているいう点においても、信頼感があり安心できます。
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日本はPSEマークが必須要件
モバイルバッテリーの本体には、PSEマークの表示が必要です。PSEマークとは、電気用品安全法(PSE)で規定された検査基準に適合した製品に表示できるマークです。
他にも届出事業者名、定格容量、定格電圧の表示が必要とされているので、本体裏などに表示がしっかりあるか確認しましょう。
今は海外通販なども容易にできるので、かわいい、小さいを重視するがあまり、PSEマークの確認に目が届かなかった、ということが起こらないように気をつけましょう。
また、モバイルバッテリーの中には、過充電して温度が上昇すると自動的に充電を停止する安全機能を搭載したモデルがあります。
発火するリスクがあるため、安全機能を搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。
バッテリー容量から選ぶ
バッテリーの容量は、〇〇mAhで表され、フル充電できる回数は「mAh÷端末バッテリー容量」で大まかに計算できます。
自分が使用しているデバイスとフル充電したい回数を考えて、バッテリー容量を選ぶようにしてください。
デバイスごとに必要なバッテリー容量とフル充電できる回数の目安は以下の通りです。
デバイス (バッテリー容量) |
3,000mAhで フル充電できる回数 |
5,000mAhで フル充電できる回数 |
10,000mAhで フル充電できる回数 |
---|---|---|---|
一般的なスマホ (約2,000〜3,000mAh) |
約0.7〜1.0回 | 約1.0〜1.5回 | 約2.0〜3.0回 |
ハイスペックモデルのスマホ (約3,500〜4,500mAh) |
約0.4〜0.6回 | 約0.8〜1.0回 | 約1.5〜2.0回 |
ノートPCやタブレット (約7000mAh) |
約0.3回 | 約0.5回 | 約1.0回 |
モバイルバッテリー自体の電力消費などにより、ロスが発生してしまう点に気を付けてください。
充電効率は、表記されているバッテリーの約7割程度と考え、余裕を持ったバッテリー容量のモデルを選ぶのがおすすめです。
最大出力の高い急速充電対応を選ぶ
急速充電は**最大出力ワット数が大きく*なるため充電時間を短縮できます。
「Quick Charge」か「USB-PD (Power delivery)」などの急速充電規格に対応したモバイルバッテリーと充電ケーブルを選びましょう。
急速充電の規格 | Quick Charge | USB-PD (Power delivery) |
---|---|---|
出力可能なワット数 | 18W | 100W |
充電器側の出力端子 | USB Type-Aに対応 | USB Type-Cに対応 |
デバイス側の入力端子 | USB Type-C、micro Bに対応 | USB Type-C、Lightningに対応 |
対応機種 | Android搭載デバイス | iPhone Android搭載デバイス タブレット・ノートPCなど |
出力ポートの端子と数
モバイルバッテリーに使用される出力ポートの端子は、「USB-TypeC」か「USB-TypeA」が主に使用されています。出力ポートの端子に対応している充電ケーブルがないと接続できないため、事前に確認しておくようにしましょう。
出力ポートの数が多いと、モバイルバッテリーを複数人と共有して使用する際や、タブレットやスマホなどを同時に充電する際に便利です。
しかし、複数デバイスを充電する際には、ポートごとの出力が弱くなる点に気をつけなければいけません。
複数デバイスを充電する際でも、十分な出力が保てるかどうかを事前にチェックしておくのがおすすめです。
- USB-TypeA:USB端子の標準的な規格であり、対応している機器が多い
- USB -TypeC:扱える電気量が多く急速充電に対応できる
ワイヤレス充電
ワイヤレス充電では、ケーブルを接続する手間なくデバイスを充電できます。
スマホを充電する際には、背面に接触させるだけでスマートに充電できるのが嬉しいポイント。
ただし、デバイスとモバイルバッテリーを接触させ続けないと安定したワイヤレス充電が行えない点に要注意です。
また、出力ワット数が低下するため、充電時間が長くなってしまう点がデメリットとして挙げられます。
iPhone 12以降のシリーズに搭載されているMagSafe機能では、マグネットで充電コネクタを固定でき、15Wの出力ワット数で充電可能です。
ワイヤレス充電のデメリットを軽減でき、安定かつ高出力のワイヤレス充電が実現できます。
iPhone12以降のモデルでワイヤレス充電を検討している方には、MagSafe対応のモバイルバッテリーを選ぶのがおすすめです。
小さくてかわいいモバイルバッテリーのおすすめ7選
JBRC加盟メーカーから販売されている、かわいいモバイルバッテリーのおすすめモデルを7つピックアップして紹介します。
- MOTTERU MOT-MB10001
- Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
- cheero Power Plus Danboard Version 13400mAh PD18
- Maxell MPC-RTL3000P
- Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)
- Owltech OWL-LPB3351
- ELECOM DE-NEST-5000BE
MOTTERU MOT-MB10001
バッテリー容量が10,000mAhと大容量ながら、174gの軽量さを実現している商品です。
淡いくすみ色が特徴的であり、7色のカラー展開から自分好みのモデルを選べます。
両端の端子からは、2台のデバイスを同時に充電できます。
複数デバイスを充電したい場合や家族や友人と共有したい場合にうってつけです。
また、USB-PD(Power Delivery)の急速充電に対応しています。
PSEの基準を満たしており、安全性が高いのも魅力的。
おしゃれでコンパクトなモデルが欲しい方におすすめのモバイルバッテリーです。
項目 | スペック |
---|---|
バッテリーの容量 | 10,000mAh |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約78×25×58mm |
重量 | 約174g |
最大出力 | USB Type-C (PD18W) USB Type-A(最大18W) 2台同時充電の場合は最大3A出力 |
急速充電 | USB-PD |
出力ポートの端子 | USB-Type-C×1、USB-Type-A×1 |
入力ポート(最大W) | USB Type-C(PD18W) |
ワイヤレス充電 | × |
パススルー機能 | 情報なし |
安全機能 | PSE適合 |
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)
スティック型でコンパクトなサイズ感のモバイルバッテリーです。
折りたたみ式のプラグを内蔵しており、本体を充電する際にケーブルは必要ありません。
Anker独自技術である「PowerIQ3.0(Gen2)」を搭載していることにより、各デバイスの必要ワット数に合わせたスピーディーな充電が可能です。
コンセントに挿した状態では、急速充電器として使用可能であり、外出先ではモバイルバッテリーとして利用できます。
コンパクトかつパワフルな充電が行える、使い勝手の良いモデルです。
項目 | スペック |
---|---|
バッテリーの容量 | 5000mAh |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約113×30×30mm |
重量 | 約170g |
最大出力 | USB-TypeC:最大20W |
急速充電 | × |
出力ポートの端子と数 | USB-TypeC×1 |
入力ポート(最大W) | ACプラグ、100V-240V~50-60Hz 0.5A |
ワイヤレス充電 | × |
パススルー機能 | ◯ |
安全機能 | PSE適合 |
cheero Power Plus Danboard Version 13400mAh PD18
モバイルバッテリー表面のデザインが特徴的なDANBOARDシリーズの急速充電対応モデルです。
出力ポートは2つあり、USB-TypeC端子では、USB-PDに対応した急速充電ができます。
本体を充電する際にも最大18Wの急速充電が可能であるのは嬉しいポイント。
デバイスにあった最適な電流を流せるAUTO-IC機能を搭載しており、過剰な電圧で充電機器に負担をかける心配がありません。
過充電や過放電、発熱時に自動で充電を止める「自動停止機能」を搭載しており、PSE適合商品であるため、安心して使用できます。
項目 | スペック |
---|---|
バッテリーの容量 | 13400mAh |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約 92×80×23 mm |
重量 | 約245 g |
最大出力 | USB Type-C :最大18W max USB Type-A : Auto-IC機能搭載 (2ポートで最大 18W) |
急速充電 | USB-PD |
出力ポートの端子と数 | USB Type-C×1、USB Type-A×1 |
入力ポート(最大W) | USB Type-C(最大18W) |
ワイヤレス充電 | × |
パススルー機能 | × |
安全機能 | ・PSE適合 ・AUTO-IC機能 ・自動停止機能 |
スリーコインズ スティックモバイルバッテリー
カラバリ豊富なスティック型のモバイルバッテリーです。
パステルカラーのベージュ・アイボリー・グリーン・ピンク・パープルの5色展開です。
スリーコインズ販売のモバイルバッテリーですが、価格は税込2,200円、製造元はJBRC加盟の「GREEN HOUSE(グリーンハウス)」です。
項目 | スペック |
---|---|
バッテリーの容量 | 4800mAh |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 27×27×108mm |
重量 | 約98g |
最大出力 | 10.5W |
急速充電 | × |
出力ポートの端子と数 | USB Type-A×1 |
入力ポート(最大W) | USB Type-C×1 |
ワイヤレス充電 | × |
パススルー機能 | × |
安全機能 | PSE適合 |
編集部の使用レビュー
スリーコインズのモバイルバッテリーをレビュー!スティック型で見た目のかわいさと質感の良さが魅力です – Rentio PRESS[レンティオプレス]
Anker 633 Magnetic Battery (MagGo)
マグネット式のワイヤレス充電が可能であるモバイルバッテリーです。
MagSafeに対応したiPhone12以降のシリーズなど、デバイス本体にマグネットを固定できるものであれば、安定したワイヤレス充電が行えます。
モバイルバッテリーにスタンドがついているのが特徴。
iPhoneを充電しながら、適切な角度で動画などを鑑賞できます。
USB-PD対応の急速充電を行えるモデルであり、コンパクトサイズながらもパワフルな充電が可能です。
項目 | スペック |
---|---|
バッテリーの容量 | 10000mAh |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約107×66×18mm |
重量 | 約218g |
最大出力 | 【単ポート利用時】USB-C出力:最大 20W|USB-A出力: 最大 18W|ワイヤレス出力:最大 7.5W 【複数ポート利用時】合計最大18W |
急速充電 | USB-PD |
出力ポートの端子と数 | USB-C×1、USB-A×1 |
入力ポート(最大W) | USB-C入力(最大20W) |
ワイヤレス充電 | ◯ |
パススルー機能 | ◯(USB-Cポートからの入力、かつワイヤレス出力時のみ) |
安全機能 | ・PSE適合 ・過電圧防止 ・ショート防止 |
Owltech OWL-LPB3351
スティック型でコンパクトかつ軽量モデルです。
カバンへの収納性が高く、持ち運びする際の利便性が高いのが特徴。
バッテリー容量は3200mAhであり、一般的なスマホ充電の約1回分に相当します。
LEDランプで残量を確認できるので、バッテリーを充電するタイミングが簡単に把握できます。
出力ポートが1つであり、急速充電には対応していないですが、シンプルで利便性を重視したモバイルバッテリーが欲しい方にうってつけです。
項目 | スペック |
---|---|
バッテリーの容量 | 3200mAh |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約28×24×106mm |
重量 | 約80g |
最大出力 | 5W |
急速充電 | × |
出力ポートの端子と数 | USB Type-Aポート×1 |
入力ポート(最大W) | Type-Cポート(5W) |
ワイヤレス充電 | × |
パススルー機能 | × |
安全機能 | ・PSE適合 ・過充電防止 ・過放電防止 ・ショート防止機能 |
ELECOM DE-NEST-5000BE
防水性、防塵性を備えたアウトドア向けのモバイルバッテリーです。
衝撃や振動に対するクッション構造で設計されており、落下した際の衝撃からバッテリーを保護できます。
PSE適合商品であり、過充電や過放電、ショート保護機能など安全性が高いモデルです。
出力端子はUSB-TypeCとUSB-TypeAがあり、2台のデバイスをまとめて充電できます。
アウトドアにも持っていける耐久性の高いモバイルバッテリーが欲しい方は、ぜひ検討してみください。
項目 | スペック |
---|---|
バッテリーの容量 | 5000mAh |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 約36×36×135mm |
重量 | 約140g |
最大出力 | 15W |
急速充電 | × |
出力ポートの端子と数 | USB Type-Cポート×1、USB-Aポート×1 |
入力ポート(最大W) | USB Type-C(15W) |
ワイヤレス充電 | × |
パススルー機能 | × |
安全機能 | ・過充電防止 ・過放電防止 ・ショート防止 ・温度検知機能 ・PSE適合 |
ディズニーのモバイルバッテリーはJBRC加盟なのか調べてみたら……
ディズニーストアで販売されているモバイルバッテリーでは、下記3社の販売元・製造元の確認ができますが、いずれもJBRCには加盟していないようです。
もちろんPSE適合製品なので安全面は他のモバイルバッテリー同様ですが、廃棄・処分方法が限定されてしまうので、その点は事前に考慮しておく必要があると思います。
- 株式会社スモール・プラネット
- 株式会社ケイオー
- 株式会社グルマンディーズ
自分に合ったかわいいモバイルバッテリーを選ぼう
モバイルバッテリーには、さまざまな種類があります。
選ぶ際には、外観のかわいさだけでなく、機能面や使用するシーンを考えて選ぶと失敗しづらいです。
自分の好みの色やデザインのモデルを選ぶと、外出時の気分が上がり、楽しくお出かけできます。
本記事で紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、機能面とデザインを両立した、自分にぴったりなモデルを選んでみてください。
モバイルバッテリーはレンタルもできる
旅行や出張、キャンプなど、短期間だけモバイルバッテリーを使いたい方にはレンタルもおすすめです。
家電レンタルのRentio[レンティオ]では、レンタルできるモバイルバッテリーを用意しています。
カメラなど旅行に役立つアイテムと一緒に借りられるので、一時的に普段より容量の大きいモバイルバッテリーが必要になった場合にも、ぜひ試してみてください。
[レンタル] モバイルバッテリー 一覧|旅行や出張のスポット利用からサブスク型の月額制利用 – Rentio[レンティオ]
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