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レトロ可愛い「大同電鍋 (だいどうでんなべ)」でほったらかし調理に挑戦してみた

ぴろ
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公開日2024/03/11

レトロ可愛い「大同電鍋 (だいどうでんなべ)」でほったらかし調理に挑戦してみた

どこか懐かしさを感じられるこのお鍋TATUNGの大同電鍋(だいどうでんなべ)、いろいろとすごいらしいです。

実際に使ってみて魅力や注意点をまとめました。

電鍋(でんなべ)ってなに?

レトロ可愛いこちらの電鍋(でんなべ)は、60年以上の長い歴史を持つ台湾発祥の家庭用調理器具。

「蒸す」「炊く」「煮る」「温める」がこなせてしまう万能さが特徴で台湾では家庭に1台はあるとも言われているそうです。

日本に来たのは2015年ごろで、少しずつ広まり日本人の電鍋ファンも多いようです。

TATUNG 大同電鍋とは

TATUNG 大同電鍋とは

TATUNG 大同電鍋は、使い方がとってもシンプルでお水を入れてスイッチをオンするだけの簡単調理器具。
お水の量を見てお鍋が調理時間を判断して調理してくれます。

今回はスイッチ一つで4役もこなしてしまうTATUNG 大同電鍋 6合をレビューします。

TATUNG 大同電鍋の特徴

まずは特徴をご紹介します。

1台で4役

蒸す・炊く・煮る・温めるをこなす万能さ。
調理のみならず、冷凍食品や既成の食材・食品の温め直しもできちゃいます。

また、使い方によっては「焼く」に近い機能も発揮してくれます。

スイッチはたった2つ

「炊飯スイッチ」「保温スイッチ」の2か所のみ。

ポイントを押さえれば難しい説明書を読み込むことなく使い始められます。

火加減の調整が不要

水の量で調理時間が変わる仕組み。
温度調整が不要なのに焦げ付く心配がないことも大きな特徴です。

水の量と調理時間の目安

外鍋に入れるお水の量を変えると調理時間が自動的に調整されます。

水の量(カップ) 調理時間(分)
0.5 8~12
1 15~25
1.5 25~35
2 30~40

※内鍋の内容物や水分量によっても異なるため、火の通り具合や、状態、好みに合わせてお水の量を調整してみましょう。

基本スペックのご紹介

項目 詳細
製番 TAC-06IN
最大炊飯容量 1.08L (6合炊き)
炊飯時消費電力 600W
保温時消費電力 35W
電源 100V 50/60HZ
高さ×幅×奥行 240×310×255(mm)
内釜直径 200(mm)
質量 3.2KG
外釜材質 ステンレス製
生産地 台湾

TATUNG 大同電鍋 6合を開封

今回TATUNG 大同電鍋 6合をレンタルして使ってみました。

早速開封していきます!

同梱品

とてもシンプルなつくりのため同梱品もこれだけ。
取扱説明書も20ページに満たないくらいのシンプルさです。

すぐに使えるレシピ集も付いてきます。

TATUNG 大同電鍋 6合のサイズ感

TATUNG 大同電鍋 6合 サイズ

大同電鍋 6合を500mlのペットボトルと並べるとこんな感じです。

ステンレス製のため見た目に反して軽く感じました。

使用方法

1.電源コードを差し込む
2.具材を仕込んだら外鍋に水を入れてスイッチオン(レバーを下げる)

3.調理が終わったらスイッチが上がるので出来上がりを確認

保温スイッチがオンになっている場合、加熱が完了すると自動的に保温モードに入ります。

使用時の注意点

使用前にここだけは押さえましょう。

  • 調理中、内鍋のふたは使用不可
     →熱の通りが悪くなる・吹きこぼれの恐れがあります。
  • 外鍋に入れる水は2カップ以上は入れない
     →熱湯が吹きこぼれる恐れがあります。
  • 内鍋に入れる具材や水は一番上の目盛を超えないように注意
     →具材の吹きこぼれの恐れがあります。
  • 加熱後すぐの再加熱はNG
     →故障の原因となるため、電源がOFFになってから3分後に再加熱を行います。
  • 周辺には物を置かない
     →内部が250度以上になることもあるため、鍋の側面も熱くなります。周囲の環境には十分注意が必要です。
  • 保温機能は自動的に切れない
     →保温機能は自動的にOFFにはならないので目を離す際には注意が必要です。

お手入れについて

コードの差込口があるため外鍋は水洗いはNG。

他付属品(内鍋・内鍋ふた)は中性洗剤で丸洗い可能です。

TATUNG 大同電鍋 6合を使ってみた

実際にTATUNG 大同電鍋を使って調理してみました。

使用感や料理の仕上がりなどをご紹介します。

きのこたっぷり炊き込みご飯

先にお米だけを浸水させ、時間をおいて具材・調味料を内鍋に入れ、外鍋にお水を入れてスイッチオン。

しっかり火も通っており、ふわふわのご飯ができました。

お米が好みの硬さになるまで研究していくのも楽しそうです。

麻婆春雨

内鍋いっぱいに具材・調味料を入れてスイッチオン。

春雨に火を通すため途中でかき混ぜました。

お肉たっぷりピリ辛の麻婆春雨ができました。

今回少し外鍋のお水が多かったせいか調理時間がとても長くなってしまい、お肉がパサついてしまいました。こちらも要研究です。

蒸しパン

米粉を使ったもちもち蒸しパン。スチームプレートを使います。

大きめの型だったので中までしっかり火を通すことが難しく、最初は小さめの型からスタートしてもよさそうです。

オニオングラタンスープ

洋食だってできちゃいます。
薄く切った玉ねぎ・お水にコンソメをイン。

とても甘いオニオンスープができました。

これだけでも十分おいしいですが、ひと手間加えアレンジも。

器によそったスープにバケット・とろけるチーズをかけてトースターで温めます。

お店のようなオニグラスープが完成です。

スペアリブのマーマレード煮

まずはお肉全体に軽く火を通します。再度加熱します。

ふっくらジューシーなスペアリブ煮が完成しました。

公式に掲載されている和洋中レシピのほか、他国のお料理やオリジナルレシピにも挑戦しやすいかと思います。

商品名で検索をかけるとたくさんのレシピを見ることができます。
ぜひお好みのレシピを見つけてみてください。

TATUNG 大同電鍋を使ってみた感想

TATUNG 大同電鍋 6合を使ってみた感想

筆者が実際に使ってみて感じた魅力的な点や、注意が必要な点をご紹介します。

全体的な感想

重たそうというのが第一印象でしたが、思ったよりも軽く扱いやすく感じました。
そのため好きな時に取り出し、収納する負担は少ないと感じられました。

蒸し器・炊飯器・お鍋・オーブントースター・電子レンジ を一つにまとめたくらいの使い道の多さに驚きました。
10日ほどのお試し期間でしたが、使ううちに仕組みを理解し微調整ができるようになり、最終的にはコンロの数が一つ増えたような気分でした。

調理完了時にはアラームのような音でお知らせしてくれる機能がないので、最初は少し戸惑いました。
スイッチがあがっていて音が止まり、外鍋のお水がなくなっていること=(イコール)調理完了の合図だとわかりました。

加熱時ぼこぼこと沸き蓋がガタガタとなる様子に、静かな家電製品に慣れてしまっていること、電化製品の変化のようなものも感じられました。

台湾での発売当初からデザインや仕様がほぼ変わらないとのことで、万人に分かりやすく使いやすさを持つ反面、慣れるまでの戸惑いも感じられましたが、数十年も愛されている電鍋の魅力に少しだけ触れられた気がします。

魅力を感じたところ・メリット

取り扱いに関して

  • 操作が簡単
  • 拭く・洗うのみでお手入れが簡単
  • 手持ちの調理器具も使用可能(一部条件あり)
  • 火加減を気にせず他のことに集中できる

仕上がりに関して

  • 全体的にふっくら仕上がる
  • 油がなくても調理が可能なためヘルシーに仕上がる

注意が必要なところ・デメリット

取り扱いに関して

  • サイズが大きいので保管の際に場所をとる
  • 電子レンジよりも時間がかかる
  • 調理中の音が大きく、外側も高温となるためお子さんやペットがいるお宅では注意が必要

仕上がりに関して

  • 大きめの作りのため、一人分を作りたいときには調整が難しく感じられるかも
  • 水の調整が必要なため、慣れるまで(コツをつかむまで)時間がかかる

TATUNG 大同電鍋はレンタルできます

TATUNG 大同電鍋 6合を使ってみた感想

愛好会が存在するほどの「電鍋(でんなべ)」。

日本の炊飯器が原型といわれるだけあり、日本人にも馴染みやすい商品と感じました。

レンタルでお試しもできるので、一度手に取り使い心地を試してみてはいかがでしょうか。

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