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SABUMAのポータブルクーラーEnjoyCool LINKを実機レビュー! 軽くて持ち運べるエアコンを使いこなそう

なたね油
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公開日2024/06/20

SABUMAのポータブルクーラーEnjoyCool LINKを実機レビュー! 軽くて持ち運べるエアコンを使いこなそう

今年も夏が近づきつつあります。3カ月予報だと厳しい暑さが今年も予想され・・・。

屋内はもちろん、屋外でも冷房器具が欠かせない昨今、アウトドアなど外で活動する際にエアコンがあるとありがたい、いや常に持ち歩きたい。そういう状況と思います。

夏が大嫌いな筆者はいつもその思いでいます。

そこで白羽の矢が立ったのが、ポータブルクーラー。最近は各メーカーから種類が増えておりますが、今回はその中の1つSABUMAのポータブルクーラー EnjoyCool LINKを実際に使用してみました。

SABUMA EnjoyCool LINKのスペック表

項目 スペック詳細
寸法 528 x 248 x 258 (mm)
重さ 6.5kg
冷却能力 2380BTU
冷却力 700W(最大)
CPU MediaTek Helio G37 オクタコア
適用面積 適用面積 2-4㎡
コンプレッサー パナソニック製
電圧 DC 24V 10A / AC 100-240V
定格消費電力 240W
使用時間 5,000mAh
充電ケーブル SABUMA S2200(ポータブル電源)で8~10時間

S600で3時間

温度設定範囲 16~31℃
騒音レベル 43dB(送風:弱 1mの距離での測定値)
送風能力 弱:85㎥/h 中:90㎥/h 強 :100㎥/h
防塵・耐水・防水

SABUMA EnjoyCool LINKの外観レビュー!

SABUMA EnjoyCool LINKの外観レビュー!

セット内容はご覧の通り。

・本体
・送風ダクトエンド
・排熱ダクトエンド
・吸排気、送風伸縮ダクト ×3本
・排水ホース
・リモコン
・AC電源アダプター
・ACケーブル
・取扱説明書

わかりやすいディスプレイと操作部

わかりやすいディスプレイと操作部

本体上部にディスプレイとボタンが並んでいます。シンプルでありながら機能性も分かりやすいデザインに思います。

電源プラグをつなぐと、何もせずともディスプレイに表示される80・・・?

どうやら室温が華氏で表示されているようでした。 -と+ボタンを同時に押すと摂氏・華氏が切りかえられます。

4種類のモード搭載

4種類のモード搭載

+や-ボタンで16-31℃内にて調整できるほか、4種類のモードが搭載されております。

 

・COOLボタン・・・ 冷房の電源を入れる基本的なボタンです。
・STRONGボタン・・・強い冷房が発されるボタンです。温度調整できません。
・FANボタン・・・  風量調整したい際にはこのボタンを押していただきます。弱・中・強3段階選択可能です。
・SLEEPボタン・・・ 就寝の際など、動作音抑えめに稼働させたい際に使用します。

 

リモコンのボタンとアイコンが同じなので迷わない

リモコンのボタンとアイコンが同じなので迷わない

リモコンにも同じボタンが搭載されており、同じくモードや温度の調整が可能です。

本体ボタンとアイコンが同じなので、直感的に使えるのも良かったです。

SABUMA EnjoyCool LINKをいざ使ってみて良かったこと

SABUMA EnjoyCool LINKをいざ使ってみた感想!

SABUMA EnjoyCool LINKを使ってみて感じた利点は3つあります。

冷風感は十分! エアコンさながらの風を体感

電源を入れてから数十秒たつと稼働をはじめ、しっかりと冷たい風が発されだしました。

もちろんニオイもなく、エアコンと同じような風が感じられます

動作音はさほど気にかからない

コンパクトなのでかなりうるさいのかなとも思いましたが、意外と静かめでした

ティッシュを貼って風量も確認してみましたが、しっかりと吹き出している状況がご確認いただけると思います。

動画では、COOLモード→STRONGモード(50~51秒頃)→SLEEPモード(1分10秒~11秒頃)→COOLモード(1分30秒~31秒頃、1分46秒頃に電源OFF)の順にモードを切り替えてみましたが、最も強力であろうSTRONGモードでも、それほど騒音めいた感じは受けず。

メーカーの仕様上では、弱の風量設定にて1m離れた場所に対し43dbほどの稼働音

目安としては図書館の室内と同等の騒音にあたります。もちろん、最低43dbなのでこれ以上大きくなりえますが、動画からも数値からも、それほど大きい動作音で動くものではないことがお分かりいただけるかと思います。

リモコンからも操作可能。本体まで移動する必要なし

暑いと動きたくなくなる方もいらっしゃいますよね。リモコンを搭載してるので温度や風量を調整したい際もその場からリモコンで操作可能

動かずして、より快適な環境に変えていきましょう。

使用していて気になったところ

一方で気になることも3点ありました。

コンセントかバッテリーとの接続が必須

単体で動かせない商品です。コンセントやポータブル電源との接続が必須です。

同じメーカーのポータブル電源、SABUMA S2200だと最長10時間使用可能、S600の場合3時間使用可能です。

吸気ダクトの調整にやや手こずりそう?

顔にあてて使用したく、上向きにしていましたが、ダクトが落ちてきやすく感じました

体全体を冷やすには首あたりに冷気を充てるのが効果的ですが、何もせずとも落ちてくることがあり・・・

↑の写真のように上向きにしていたところ、

上のように落ちてくる状況がしばしば。

調整が難しかったら、エアコンの至近距離にいるよりは少し離れた方がよいかもしれません。

思わぬところからの落水に注意したい

本体の下にも意外と水が溜まっているようで・・・ズボンが思い切り濡れました。

排水ホースをしっかりつないでいても気を付けた方が良さそうです。

取扱説明書にも、すぐ動かさずに後ろに30度ほどの角度でゆっくり傾けて

排水しきってからの移動を推奨しております。

SABUMA EnjoyCool LINKは屋内でも使えるもの?

前提として適用面積が2-4㎡のため、大部屋での使用には適していないです。

また部屋全体をカバーするには、排熱ドレン口から放出でき、使用先と排気先の空気を完全に遮断できるような窓パネルが必要です。

ただこの商品には付属していないので、購入するなどご自身での用意がマストです。

ドアがあいている等、隙間があるとどうしても室温を下げるのは難しそうです。

和室に使用させようと、2時間ほど稼働させましたが室温が下がりませんでした。

離れていても冷風は感じられたので、あくまでも希望するエリアの近くにおいてスポットクーラーとして使用するのがベストだと思います。

他のポータブル・スポットクーラーと較べたメリットは?

メーカーも謳っている通り、本体重量6.5kgは最軽量の商品にあたります。

6.5kgも十分重いですが、他商品ですと15~35kgと、2倍以上違ってきます。

また、持ち手部分がある点も踏まえると、持ち運びやすい点も強みなので、軽さを求め、外出先でも使う用途があるならこの商品が良いかもしれません。

ポータブルクーラーのサイズと重さを比較

現在展開しているポータブルクーラー類の重さ・サイズをまとめました。

製品名 サイズ 重さ キャスター・持ち手有無
SABUMA EnjoyCool LINK 528×248×258mm 6.5kg キャスター:なし
持ち手:あり
EcoFlow WAVE 2 518×297×336mmm 約14.5kg キャスター:なし
持ち手:なし
kuraca 0.9kw QNFSA-09-WH 256×280×580mm 15.5kg キャスター:あり
持ち手:なし
THREEUP SC-T2317WH 310×320×635mm 20.0kg キャスター:あり
持ち手:なし
Hisense HPAC-22G 300×330×670mm 21.5kg キャスター:あり
持ち手:なし
アイリスオーヤマ 冷暖3.5kW IPA-3521GH-W 425×393×804mm 33.5kg キャスター:なし
持ち手:あり

クーラーもレンタルしてみる時代

サーキュレーターでは室温を下げるのは難しいので、その用途としてはクーラーが必須になりそうです。

いざ実際買ってみたら大きく重たく、想定と違っていた——と後悔しないよう、まずはレンタルしてみてはいかがでしょうか?

クーラー・サーキュレーターに限らず、他ジャンルでも随時ラインナップを増やしているので

興味を持った商品がありましたら是非チェックしてみてくださいね。

スポットクーラー・ポータブルクーラーのレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]

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