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一眼カメラを使っているとよく耳にする「フルサイズ」という言葉。
センサーサイズが大きいことからフルサイズと呼ばれるフルサイズ一眼カメラは、カメラ愛好家にとって憧れの存在でもあります。
今回はデジタルカメラ2大メーカーの一つである「ニコン」のフルサイズ一眼カメラに注目して、展開されているラインナップを徹底紹介していきます。
もくじ
ニコン製カメラの特徴
デジタルカメラは、カメラメーカーによってそれぞれ特徴が異なっている場合や、得意とする撮影シーンや独自の技術での色表現などに違いが見えます。
ここからはニコンの一眼カメラはどのような特徴があって、どのようなシーンに向いているのか解説していきます。
自然に近い色を出す
ニコンは撮影時の色表現で、自然に近い色(見たままの色)を出すことが特徴として挙げられます。
ライバルメーカーであるキヤノンは見たままの色よりも鮮やかな色を写真として仕上がるとされているため、ニコンの発色はキヤノンに慣れてしまうと薄く感じることもあります。
しかし、ニコンは特に「黒」の色表現技術に優れていると言われており、写真上で明暗差の出やすい風景写真などで優れた発色能力を発揮するとされています。
AFは精度重視
ニコンではピントを合わせるためのオートフォーカスでライバルメーカーであるキヤノンと違った観点を大切にしています。
ニコンでは「AFの精度」を重要視しており、正確なピント合わせを得意としています。確実なピント合わせを必要とする静止物の撮影や風景などの撮影に向いています。
ライバルメーカーのキヤノンでは「AFの速度」を最優先として考えているため、両メーカーでAF性能の考え方に大きな違いが存在します。
ニコンとキヤノンの細かい違いについてはこちら
カメラの選び方決定版!CanonとNikonの“5つ”の違いを現役カメラマンが徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]ニコンのフルサイズ一眼カメラ一覧
2024年7月現在、ニコンでは4つのフルサイズ一眼カメラを販売しています。
ニコンではフルサイズ、APS-Cのシリーズで独自の名前を付けており、フルサイズ機は「FXフォーマット」、APS-C機は「DXフォーマット」と呼ばれています。
デジタル一眼レフカメラ
- D6 (2020年6月5日発売)
- D780 (2020年1月24日発売)
- D7500 (2017年6月9日発売)
- D5(※生産終了) (2016年3月26日発売)
- Df(※生産終了) (2013年11月28日発売)
- D850 (2017年9月8日発売)
- D810(※生産終了) (2014年7月17日発売)
- D810A(※生産終了) (2015年5月28日発売)
- D750(※生産終了) (2014年9月25日発売)
- D610(※生産終了) (2013年10月19日発売)
ミラーレス一眼カメラ
- Z6Ⅲ (2024年7月12日発売)
- Z8 (2023年5月26日発売)
- Z9 (2021年12月24日発売)
- Z7Ⅱ (2020年12月11日発売)
- Z7(※生産終了) (2018年9月28日発売)
- Z6(※生産終了) (2018年11月23日発売)
一眼レフの7つのモデルの中でも大きく5種類にシリーズが分類されます。D〇のような「D1桁モデル」、「Nikon Df (単体)」、「D800番台モデル」、「D700番台モデル」、「D600番台モデル」に分けられ、それぞれ過去にも従来モデルが販売されていました。
2018年9月には初のフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラも発売され、これまでソニーの独壇場であったフルサイズミラーレス市場が大きく盛り上がるきっかけになったモデルでもあります。
D1桁シリーズ
ニコンのD〇などのD1桁シリーズは、ニコンの一眼カメラシリーズで最上位モデルとして販売されています。
現在はFXフォーマット移行後としては6代目となるNikon D5がニコンのフラッグシップ機として君臨しています。
ニコンのフラッグシップ「D5」※生産終了
完全プロフェッショナル仕様としてニコンのフラッグシップ機として存在するD5。
2016年3月26日に発売されていますが、このようなフラッグシップ機はオリンピック開催年に発売されることが多く、後継機は2020年の東京オリンピック時になるという予想もあります。
プロのために考えられた、最高性能モデル
プロフェッショナルな現場で使用することを想定し、あらゆる面で高性能を実現したモデルです。
一眼レフカメラとして非常に優秀な最大常用ISO感度102400は、他メーカーを含めたすべての一眼レフカメラと比較しても非常に優れた数値であることが分かります。常用ISO感度の幅が広いことで、暗い場所での撮影にも柔軟性を発揮します。
広域・高密度の153点AFシステムは、ニコンが得意とする高精度なAF性能を更にサポートします。大事な場面でも外すことのないピント精度で、満足のいく仕上がりを実現できます。
D5 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 5
- 有効画素数:約2082万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:約12コマ/秒
- 測距点:153
- 常用ISO:100~102400
- 記録媒体:XQDカードタイプ / CFカードタイプ
- Wi-Fi:-
- Bluetooth:-
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: 3.2型タッチパネル
- 大きさ:約160.0(幅)×158.5(高さ)×92.0(奥行)mm
- 質量:約1415g(CIPAガイドラインによる)
- 価格:53万8千~70万円
Nikon D6
D6 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 6
- 有効画素数:約2082万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:約14コマ/秒
- 測距点:105
- 常用ISO:100~102400
- 記録媒体:CFexpressカード(Type B)、XQDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver.4.2
- GPS:〇
- 液晶サイズ: 3.2型
- 大きさ:約160(幅)×163(高さ)×92(奥行)mm
- 質量:約1270g(本体のみ)
Nikon Df
フルサイズセンサーを搭載しながら、D+数字シリーズとは全く違う商品となっているDf。
こちらはシリーズというよりも1機種のみの特異モデルとなっています。
漂う魅力あるレトロ感「Df」※生産終了
ニコンの一眼カメラシリーズでも全く異なったデザインを保有する「Df」。
構造的には一眼レフカメラと変わることはありませんが、昔のニコンフィルムカメラを彷彿とさせるようなレトロなデザインに現代の写真技術を搭載したモデルです。
Dfのfは、伝統と最新を融合「Fusion」の頭文字から来ています。
デジタルカメラでもアナログ形式の直感的操作性
デジタルカメラとしての基本的な技術を搭載していますが、通常の一眼カメラで画面上の操作を必要としていたISO感度設定やシャッタースピード、露出補正などを上部のダイヤルで直感的に操作できます。
直感的な操作を実現したことで、自分がイメージする露出の仕上がりを簡単に行うことができます。
通常の一眼レフカメラでの複数ボタンを操作して設定する必要がなく、それぞれのダイヤルが独立しているため、設定に時間をかけることなく、分かりやすい操作性を実現しています。
Df 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 3
- 有効画素数:約1625万
- センサーサイズ:フルサイズ(約36.0×23.9mm)
- 連続撮影速度:約5.5コマ/秒
- 測距点:39
- 常用ISO:100~12800
- 記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード
- Wi-Fi:-
- Bluetooth:-
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: 3.2型
- 大きさ:約143.5(幅)×110.0(高さ)×66.5(奥行)mm
- 質量:約765g(CIPAガイドラインによる)
- 価格:21万2千~22万円
D800シリーズ
ニコンの一眼カメラでも上位モデルに位置するD800シリーズ。
シリーズとしては高画素機を中心に展開されており、高解像度仕様モデルや天体撮影専用モデルなども開発されました。
2024年現在では、1つのD800シリーズ現行モデルが存在します。
一眼レフの完成形の呼び名も高い「D850」
2017年9月8日発売とニコンの一眼レフカメラの中でも新しいカメラとして知られるD850。
シリーズの伝統である超高画素を実現し、あらゆる面でこれまでの限界を超えたD850は「一眼レフカメラの完成形」との呼び名も高い注目のカメラです。
高画素機としての限界を突破
これまで高画素機というのは難しい存在で、描写能力や高感度耐性で逆に劣る場面も少なくありませんでした。
しかしD850では、これまで扱いの難しかった高画素機を身近な存在に引き寄せたモデルです。
有効画素数4575万画素という驚異的な画素数を誇りながら、常用ISO感度ではISO64-25600と、高感度耐性も大幅に強化されました。
そしてまるでフラッグシップ機に近づいているような約7コマ/秒の高速連写は、これまでD800シリーズが実現できなかった領域を可能とした一眼レフカメラとして最高級の進化を見せたカメラです。
D850 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 5
- 有効画素数:約4575万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:約7コマ/秒
- 測距点:153
- 常用ISO:64~25600
- 記録媒体:XQDカード、SD/SDHC/SDXCメモリーカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:〇
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: チルト式3.2型タッチパネル
- 大きさ:約146.0(幅)×124.0(高さ)×78.5(奥行)mm
- 質量:約1005g(CIPAガイドラインによる)
- 価格:32万5千~40万円
型落ちモデルとして狙い目「D810」※生産終了
最新モデルD850の従来機として今なお現行モデルとして販売されているD810。
2014年7月発売と少々古いモデルになりますが、型落ちモデルとしてリーズナブルな価格を実現し、今でも通用する高画素機として存在します。
高画素機の入門モデルに最適
D850と比較すると性能面での劣化は避けられませんが、現代のカメラとしては十分な性能を保有しています。
約3635万画素は高画素機として満足できる画素数で、常用ISO感度の関してもISO64-12800と高画素機として優秀な性能を誇ります。
D850とは根本的に画像処理エンジンの差などはありますが、価格差を考えると十分に選択肢の一つとして感がることのできるカメラだと思います。
D810 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 4
- 有効画素数:約3635万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×24.0mm)
- 連続撮影速度:約5コマ/秒
- 測距点:51
- 常用ISO:64~12800
- 記録媒体:CFカード、SD/SDHC/SDXCメモリーカード
- Wi-Fi:- (別売ユニットで対応可能)
- Bluetooth:-
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: 3.2型
- 大きさ:約146.0(幅)×123.0(高さ)×81.5(奥行)mm
- 質量:約980g(CIPAガイドラインによる)
- 価格:20万8千~24万円
ニコン初の天体撮影専用モデル「D810A」※生産終了
基本はD810としながらも、天体撮影専用モデルとしてD810の発売から約1年後の2015年5月に発売となったD810A。
天体撮影に特化した機能を数多く搭載
一般的な一眼レフカメラには搭載されていない「Ha線」に対応する専用の光学フィルターを搭載しています。
この特殊なフィルター構造により、一般的な一眼レフカメラで写すことが難しかった星雲なども色鮮やかに、キレイな写真として残すことができます。
また、夜間の撮影で欠かせない長時間露光ですが、こちらも天体撮影に合わせて最長900秒までの露光時間設定が可能となりました。
D810A 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 4
- 有効画素数:約3635万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×24.0mm)
- 連続撮影速度:約5コマ/秒
- 測距点:51
- 常用ISO:200~12800
- 記録媒体:CFカード、SD/SDHC/SDXCメモリーカード
- Wi-Fi:- (別売ユニットで対応可能)
- Bluetooth:-
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: 3.2型
- 大きさ:約146.0(幅)×123.0(高さ)×81.5(奥行)mm
- 質量:約980g(CIPAガイドラインによる)
- 価格:29万~38万円
D700シリーズ
D700番台のモデルは少々区別が複雑です。
APS-Cセンサーを搭載しているDX機では順当に数字を上昇させることでシリーズを行っていましたが、D700シリーズは初代D700の次に発売となったモデルがD750となったため、いきなり飛んでしまった形です。
そしてD750もD700の直接的な後継機ではないとの認識で広まっており、シリーズとしてまとめることも困難と言えるでしょう。
入門からのステップアップとして最適「D750」※生産終了
2014年9月に発売となったD750は、入門機からのステップアップとしても良いカメラです。
突出した機能はありませんが、フルサイズ一眼としての魅力を簡単に実感することができる使い勝手の良いモデルです。
用途が広がる機動力の高いデザイン設計
フルサイズ一眼カメラの大半はカメラボディが大きくなる傾向にありますが、D750では気軽にフルサイズ画質を楽しむことを優先し、小型・軽量で耐久性の高いボディを開発しました。
これにより、日常での撮影以外にも旅行やハイキング、アウトドアなどの過酷な環境でもフルサイズ一眼を使った高画質撮影を可能とします。
もちろんボディの設計のみでなく、基本的な撮影面での性能も充実しています。
D750では、D800シリーズと後に紹介するエントリーモデルD600シリーズの中間として開発されましたが、限りなくD800シリーズに近い性能を保有しています。
最大ISO感度ISO12800や、最高約6.5コマ/秒の高速連写は撮影でも実用的な性能としてあらゆる場面で活躍するカメラになるでしょう。
D750 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 4
- 有効画素数:約2432万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×24.0mm)
- 連続撮影速度:約6.5コマ/秒
- 測距点:51
- 常用ISO:100~12800
- 記録媒体: SD/SDHC/SDXCメモリーカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:-
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約140.5(幅)× 113.0(高さ)× 78.0(奥行)mm
- 質量:約840g(CIPAガイドラインによる)
- 価格:13万9千~17万円
Nikon D780
D780 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 6
- 有効画素数:約2450万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:約12コマ/秒
- 測距点:51
- 常用ISO:100~51200
- 記録媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-II規格に対応)
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver.4.2
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約143.5(幅)× 115.5(高さ)× 76(奥行)mm
- 質量:約755g(本体のみ)
Nikon D7500
D7500 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 5
- 有効画素数:約2088万
- センサーサイズ:フルサイズ(約23.5×15.7mm)
- 連続撮影速度:約8コマ/秒
- 測距点:51
- 常用ISO:100~51200
- 記録媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver.4.1
- GPS:-
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約135.5(幅)× 104(高さ)× 72.5(奥行)mm
- 質量:約640g(本体のみ)
D600 シリーズ
ニコンのFXフォーマットとして最廉価モデルであり、フルサイズ一眼入門シリーズとして存在するD600シリーズ。
初心者向けということもあり、小型・軽量ボディや簡単撮影を実現する操作性を特長としています。
気軽に高画質フルサイズ一眼を体感「D610」※生産終了
2013年10月発売と古いモデルですが、ニコンのエントリーフルサイズ一眼として販売されています。
そしてフルサイズセンサー搭載機としては他メーカー製カメラと比較しても圧倒的低価格を実現し、最も手の届きやすいフルサイズ一眼カメラとしておすすめできます。
しかし発売当時は小型・軽量を特長としていたD610ですが、D750よりも実は大きいカメラとして販売されています。
そしてD750では内蔵されているWi-Fi機能はD610では非搭載であるため、少しでも安さを求める以外はD750を選ぶ方が良い選択になるでしょう。
D610 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 3
- 有効画素数:約2426万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×24.0mm)
- 連続撮影速度:約6コマ/秒
- 測距点:39
- 常用ISO:100~6400
- 記録媒体: SD/SDHC/SDXCメモリーカード
- Wi-Fi:- (別売ユニットで対応可能)
- Bluetooth:-
- GPS:- (別売ユニットで対応可能)
- 液晶サイズ: 3.2型
- 大きさ:約141.0(幅)× 113.0(高さ)× 82.0(奥行)mm
- 質量:約850g(CIPAガイドラインによる)
- 価格:9万3千~12万円
ミラーレス一眼Nikon Zマウント
ニコンのフルサイズミラーレス一眼カメラはZマウントという名で統一されています。
2024年7月末現在で4つのモデルが存在し、高画素モデルとオールラウンドモデルに分かれています。
Nikon Z7(※生産終了)
ニコン初のフルサイズミラーレス一眼カメラとして2018年9月に発売されたNikon Z7。
発表としては後ほどご紹介するオールラウンドモデルであるNikon Z6と同時でしたが、高画素モデルであるZ7が先に発売となりました。
約4575万画素の高画素化を実現し、ニコン史上最高画質と公式サイトで名乗るほど、画像のクオリティが高い製品となっています。
そして高画素を実現しながらも、最高ISO25600を実現した、高感度にも強いモデルとなっています。
初のフルサイズミラーレス一眼カメラながら、高画質と高感度耐性を両立させた実用性の高いカメラとなっています。
Z7 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 6
- 有効画素数:約4575万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:約9コマ/秒
- 測距点:493
- 常用ISO:64~25600
- 記録媒体: XQDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:〇
- GPS:-
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約134.0(幅)× 100.5(高さ)× 67.5(奥行)mm
- 質量:約675g(バッテリーおよびメモリーカードを含む)
- 価格:32万5千~44万円
Nikon Z6(※生産終了)
Z7の発売から遅れること約2ヶ月。オールラウンドモデルとして2018年11月に発売されたZ6。
高画素モデルであったZ7と比較して、Z6では様々な性能でバランスの取れた高性能を実現しているオールラウンドモデルです。
約2450万画素、最高ISO51200、約12コマ/秒の高速連写など、あらゆる面で高水準を達成した実力は、ミラーレス一眼の特長でもある軽量ボディとともに撮影に大きく活かされます。
そしてZ7よりも安価で手の届きやすい価格設定もユーザーにとっては大きな魅力となることでしょう。
Z6 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 6
- 有効画素数:約2450万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:約12コマ/秒
- 測距点:273
- 常用ISO:64~25600
- 記録媒体: XQDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:〇
- GPS:-
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約134.0(幅)× 100.5(高さ)× 67.5(奥行)mm
- 質量:約675g(バッテリーおよびメモリーカードを含む)
- 価格:24万6千~27万円
Nikon Z6実写レビューはこちら
Nikon Z6実写レビュー。激戦フルサイズミラーレス市場に満を持して参入したニコンの最新モデルを徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]「Z6Ⅲ」
Z6Ⅲ 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 7
- 有効画素数:約2450万
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:最大約120コマ/秒(ハイスピードフレームキャプチャー時)
- 測距点:273
- 常用ISO:100~51200
- 記録媒体:CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-II規格に対応)
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
- GPS:-
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約138.5(幅)× 101.5(高さ)× 74(奥行)mm
- 質量:約670g(本体のみ)
「Z8」
Z8 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 7
- 有効画素数:約4571
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:最大約120コマ/秒(ハイスピードフレームキャプチャー時)
- 測距点:493
- 常用ISO:64~25600
- 記録媒体:CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-II規格に対応)
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
- GPS:-
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約144(幅)× 118.5(高さ)× 83(奥行)mm
- 質量:約820g(本体のみ)
「Z9」
Z9 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 7
- 有効画素数:約4571
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:最大約120コマ/秒(ハイスピードフレームキャプチャー時)
- 測距点:493
- 常用ISO:64~25600
- 記録媒体:CFexpress カード(Type B)、XQDカード
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
- GPS:〇
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約149(幅)× 149.5(高さ)× 90.5(奥行)mm
- 質量:約1160g(本体のみ)
「Z7Ⅱ」
Z7Ⅱ 仕様
- 画像処理エンジン:EXPEED 6
- 有効画素数:約4575
- センサーサイズ:フルサイズ(約35.9×23.9mm)
- 連続撮影速度:約10コマ/秒
- 測距点:493
- 常用ISO:64~25600
- 記録媒体:CFexpressカード(Type B)、XQDカード、SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード(SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカードはUHS-II規格に対応)
- Wi-Fi:〇
- Bluetooth:Bluetooth標準規格 Ver.4.2
- GPS:‐
- 液晶サイズ: チルト式3.2型
- 大きさ:約134(幅)× 100.5(高さ)× 69.5(奥行)mm
- 質量:約615g(本体のみ)
ニコン フルサイズ一眼カメラの仕様比較表
モデル名 | D5(※生産終了) | Df(※生産終了) | D850 | D810(※生産終了) | D810A(※生産終了) | D750(※生産終了) | D610(※生産終了) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
価格帯 | 53万8千~70万円 | 21万2千~22万円 | 32万5千~40万円 | 20万8千~24万円 | 29万~38万円 | 13万9千~17万円 | 9万3千~12万円 |
発売時期 | 2016年3月26日 | 2013年11月28日 | 2017年9月8日 | 2014年7月17日 | 2015年5月28日 | 2014年9月25日 | 2013年10月19日 |
撮像画面サイズ | フルサイズ(約35.9×23.9mm) | フルサイズ(約36.0×23.9mm) | フルサイズ(約35.9×23.9mm) | フルサイズ(約35.8×24.0mm) | |||
映像エンジン | EXPEED 5 | EXPEED 3 | EXPEED 5 | EXPEED 4 | EXPEED 4 | EXPEED 4 | EXPEED 3 |
有効画素数 | 約2082万画素 | 約1625万画素 | 約4575万画素 | 約3635万画素 | 約3635万画素 | 約2432万画素 | 約2426万画素 |
オートフォーカス方式 | TTL位相差検出方式 | ||||||
測距点 | 153 | 39 | 153 | 51 | 39 | ||
常用ISO感度 | ISO100~102400 | ISO100~12800 | ISO64~25600 | ISO64~12800 | ISO200~12800 | ISO100~12800 | ISO100~6400 |
シャッター速度 | 1/8000~30秒 | 1/4000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/4000~30秒 | |||
連続撮影速度 | 約12.0コマ/秒 | 約5.5コマ/秒 | 約7.0コマ/秒 | 約5.0コマ/秒7 | 約6.5コマ/秒 | 約6.0コマ/秒 | |
画面 | 3.2型タッチパネル液晶 | 3.2型液晶 | チルト式3.2型タッチパネル液晶 | 3.2型液晶 | チルト式3.2型液晶 | 3.2型液晶 | |
Wi-Fi搭載 | – | – | 〇 | – | – | 〇 | – |
Bluetooth搭載 | – | – | 〇 | – | – | – | – |
大きさ | 約160.0(幅)×158.5(高さ)×92.0(奥行)mm | 約143.5(幅)×110.0(高さ)×66.5(奥行)mm | 約146.0(幅)×124.0(高さ)×78.5(奥行)mm | 約146.0(幅)×123.0(高さ)×81.5(奥行)mm | 約146.0(幅)×123.0(高さ)×81.5(奥行)mm | 約140.5(幅)×113.0(高さ)×78.0(奥行)mm | 約141.0(幅)×113.0(高さ) ×82.0(奥行)mm |
質量 | 約1415g | 約765g | 約1005g | 約980g | 約980g | 約840g | 約850g |
ニコン フルサイズ一眼カメラまとめ
2024年現在で1つの現行モデルが存在するニコンのフルサイズ一眼ですが、レベルに合わせたカメラ選びが可能になっています。
D800シリーズなど、新モデル・旧モデル・天体撮影専用モデルが混ざっているシリーズもあるため、迷うこともあると思いますが、一度ここで振り返ってみましょう。
最上位モデル D1桁シリーズ
- D5
ニコンのフラッグシップモデルとしてプロフェッショナル仕様を備えた最上位モデル。プロが使うことをしっかり考えられた高性能カメラで、報道・スポーツなどあらゆる現場で使用されています。
Nikon Df
- Df
ニコンのフルサイズ一眼として大幅に異なるデザインを保有しているDf。その姿はかつてのフイルムカメラを思い出すデザインで、デジタルカメラながら多くのダイヤルを保有し、マニュアルに近い直感操作が可能です。
高画素モデル D800シリーズ
- D850
ニコンのフルサイズ一眼最新モデルとして4575万画素の高画素モデル。あらゆる面で突出した性能を保有し、デジタル一眼レフカメラとして高い完成度を誇る人気モデルです。
- D810
D850の従来機ながら現在も現行モデルとして販売されているD810。3635万画素の高画素を実現しながら現代でも通じる性能で、低価格を実現しているため、コストパフォーマンスの良いカメラです。
- D810A
D810の性能をベースに天体撮影に特化したモデルとして販売されているD810A。天体撮影に必要な長時間露光や色の表現を調整したモデルです。
ハイエンドモデル D700シリーズ
- D750
低価格でD800シリーズに近い実力で撮影することができるD750。小型・軽量かつ耐久性の高いボディを採用し、日常だけでなくアウトドアなどの厳しい環境でも活躍します。
エントリーフルサイズ D600シリーズ
- D610
低価格、小型・軽量、簡単撮影を実現するD610。発売から既に4年以上が経過し、性能面で物足りなさは感じるものの、10万円程度でフルサイズらしい高画質を体感できます。
フルサイズミラーレス一眼 Nikon Zシリーズ
- Z7
高画素モデルとして約4575万画素を実現。ニコン史上最高画質と名乗るほど、画像の仕上がりに自信を持つモデルです。高画素ながら高感度耐性にも優れた最新技術が結集した最新カメラです。
- Z6
フルサイズミラーレス一眼カメラでもこれまでの一眼レフと同じ感覚で使用することができるオールラウンドモデルとして販売されているZ6。一眼レフからの伝統の性能はもちろん、ミラーレス一眼の構造を活かした小型・軽量化も実現。
デジタル一眼カメラはレンタルもおすすめ
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