一眼カメラのレンズ購入を考えるとき、キヤノンやニコンなどのカメラメーカー純正レンズが目立ちますが、量販店などへ行くと必ず取り扱いのあるレンズがカメラメーカー以外であるシグマやタムロンなどのサードパーティー製レンズです。
今回は昔からキヤノンやニコンなどのカメラマウントに対応したレンズを開発・販売を行う「シグマ」に注目して特長やおすすめレンズをご紹介していきます。
もくじ
- カメラレンズで有力な選択肢「SIGMA」
- 安いだけと言われた昔、今は安く質の高いレンズへ
- Artシリーズはシグマが誇る最高品位のシリーズ
- シグマのおすすめレンズ11選
- 1. 12-24mm F4 DG HSM Art
- 2. 24-105mm F4 DG OS HSM Art
- 3. 24-35mm F2 DG HSM Art
- 4. 50-100mm F1.8 DC HSM Art
- 5. 135mm F1.8 DG HSM Art
- 6. 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
- 7. 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
- 8. 70-200mm F2.8 DG OS HSM Sports
- 9. 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports
- 10. 24mm F1.4 DG HSM Art
- 11. 50mm F1.4 DG HSM Art
- 変わるサードパーティー製の価値観
- シグマのカメラレンズをレンタル
カメラレンズで有力な選択肢「SIGMA」
キヤノンやニコンに対応したレンズを開発するメーカー
シグマは1961年に世田谷で設立された国産のカメラメーカーです。
キヤノンやニコンなどのサードパーティー製レンズの開発・販売を行うメーカーとして知名度のある企業ですが、自社開発の一眼カメラも存在し、カメラ全般の製造を行うメーカーです。
前述の通り、一般的にはキヤノンEFマウントや、ニコンFマウント、ソニーEマウントに対応するレンズの開発が中心で、量販店などのデジタルカメラコーナーでも必ず見かけるほど人気レンズメーカーです。
カメラメーカー純正レンズよりも安く、コストパフォーマンスの良いレンズを売りにしており、便利なレンズからプロフェッショナル仕様で質の高いレンズも存在します。
安いだけと言われた昔、今は安く質の高いレンズへ
フィルムカメラ時代であった数十年前、シグマなどのサードパーティー製レンズは「安いだけで質の悪いレンズ」と評価されることも多々ありました。
当時の技術力はとてもキヤノンやニコンなどの純正レンズにかなうはずもなく、純正レンズが高くて購入できない若者などが仕方なく購入したレンズだったとのことです。(私の父親談)
しかし、デジタルカメラが普及し、高画素化が進む現代でシグマは着々と力を付けてきました。
昔からの伝統である安さを保ちつつ、解像力や品質にこだわったレンズ製品を開発しています。
この数十年の間でシグマの印象は大きく変わり、今や代表的なレンズメーカーの一つになりました。
Artシリーズはシグマが誇る最高品位のシリーズ
広角から標準ズーム域で圧倒的な解像力を実現
近年では高品質にこだわった製品開発を進めるシグマですが、特に「Artシリーズ」に属すレンズはシグマのラインナップでも最高品位を誇るモデルが揃っています。
Artシリーズは主に広角レンズから標準レンズまでの焦点距離を保有するレンズを中心に開発され、きめ細やかな解像力を実現する描写性を特長としています。
レンズデザインもかつてのデザインから一層し、黒一色に統一されたシックなデザインを採用しています。
コンセプト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
シグマのおすすめレンズ11選
ここからは実際にシグマのレンズで人気のあるモデルを中心にご紹介していきます。
1. 12-24mm F4 DG HSM Art
貴重なフルサイズ対応の超広角レンズ
シグマのArtシリーズが誇る超広角レンズである12-24mm F4 DG HSM。
こちらのレンズでは最広角側12mmという焦点距離を保有しながらフルサイズ一眼対応という貴重なレンズです。
12mm以下の超広角レンズでフルサイズ一眼に対応しているレンズは極めて少なく、非常に高価である純正レンズか、シグマの12-24mm系レンズのみと言えるでしょう。
従来モデルではF4.5-F5.6の開放F値が標準でしたが、こちらのレンズでは開放F4固定を実現。
画像の隅までしっかり解像する描写力は、価格も抑えられた超広角レンズの決定版といえるでしょう。
- レンズ構成:11郡16枚
- 最小絞り:F22
- 最短撮影距離:0.24m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ102.0mm×131.5mm
- 重さ:約1,150g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約160,000円~180,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 12-24mm F4 DG HSM 実写レビューはこちら
SIGMA 12-24mm F4 DG HSMレビュー。優れた表現力とコスパを実写して検証 | RentioPress
2. 24-105mm F4 DG OS HSM Art
純正より安く、純正に近いクオリティ
標準ズームレンズ域で非常に人気のある焦点距離24mmから105mmまでのレンズ。
キヤノンではEF24-105mm F4という全く同クラスのレンズが存在しますが、シグマではあえて被せてくる形となりました。
こちらも高品位のArtシリーズのモデルとして抜群の解像力を誇ります。
キヤノンでも高品位シリーズとしてLレンズが存在し、EF24-105mm F4L IS II USMといった人気レンズが存在しますが、シグマの24-105mm F4 DG OS HSMでの表現力は純正レンズに匹敵するクオリティを誇ります。
これだけの質の高さを実現しながら価格も抑えられたモデルであるため、新たな標準ズームレンズの選択肢として人気を集めています。
- レンズ構成:14郡19枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:0.45m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ88.6mm×109.4mm
- 重さ:約885g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約80,000円~92,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art実写レビューはこちら
SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM Art実写レビュー。優れた解像力を特徴とするArtラインの王道標準ズームレンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
3. 24-35mm F2 DG HSM Art
標準ズームレンズには様々な種類が存在しますが、こちらのSIGMA 24-35mm F2 DG HSM Artは、焦点距離域が狭いながらも画質にこだわったレンズです。
一般的な標準ズームレンズと比較して焦点距離は、24mmから35mmと非常に狭いものの、その分開放F2の明るさと、フォトグラファーを魅了する優れた解像力が特徴です。
あまり望遠側を必要とせず、広角域のみで撮影する風景写真においては、表現性に優れたレンズとして大変おすすめのモデルです。
- レンズ構成:13郡18枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:28cm
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ87.6mm×122.7mm
- 重さ:約940g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約103,000円~120,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 24-35mm F2 DG HSM Art実写レビューはこちら
SIGMA 24-35mm F2 DG HSM Art実写レビュー。こだわる表現者におすすめの圧倒的な明るさと解像力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
4. 50-100mm F1.8 DC HSM Art
美しいボケ味を得意とするポートレートマスター
APS-C専用レンズとして、50mmから100mmの焦点距離と限定された範囲に思うレンズですが、このレンズの特長は明るさです。
F1.8の開放F値は、ボケを十分に表現することができるレンズでもあり、夜間などの暗い場所でも開放に近づけることでISOを上げずにシャッタースピードをかせぐことができる優れものです。
そしてこのレンズではポートレート撮影に適したレンズであり、適切な距離感から自然な味わいを感じられるボケ味を特長とするレンズです。
- レンズ構成:15郡21枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:0.95m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ93.5mm×170.7mm
- 重さ:約1,490g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約92,400円~115,000円
- フルサイズ対応:-
5. 135mm F1.8 DG HSM Art
単焦点レンズだからこその圧倒的高画質
先ほどの50-100mm F1.8は、APS-C専用モデルでしたが、こちらの135mm F1.8は、フルサイズに対応した単焦点レンズです。
シンプルな構造を持つ単焦点レンズは、余計な機構を持たないことから大口径の明るいレンズを実現し、優れた描写力を誇ります。
フレア・ゴーストを考慮した設計でもあり、逆光時などの強い光源が当たった際もコントラストを保ったまま、抜群の描写力を発揮します。
こちらもポートレート撮影におすすめのレンズで、何度でも撮りたくなるような見とれるボケ味はおすすめポイントです。
- レンズ構成:10郡13枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:87.5cm
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ91.4mm×114.9mm
- 重さ:約1,130g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約119,500円~136,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 135mm F1.8 DG HSM 実写レビューはこちら
SIGMA 135mm F1.8 DG HSM実写レビュー。気になる画質とボケ味を作例から徹底解説 | RentioPress
6. 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
三脚座を必要としない超望遠ズームレンズ
先ほどまでのArtシリーズから外れ、望遠レンズをご紹介していきます。
100-400mmというとキヤノン純正の100-400Lを想像する方も多いと思われます。同じ焦点距離を保有しながら純正よりも軽い「ライトバズーカ」という愛称を持つレンズです。
純正の100-400Lでは1,570gの重量に対して、こちらのシグマ100-400mmでは、1,160gと400gほど軽減したレンズです。
望遠レンズにおいて重さは重要なポイントとなり、コンパクトで軽い400mmクラスの望遠レンズで唯一無二の存在です。
もちろんシグマが誇る描写力も健在です。テレ端四隅の周辺減光は少々気になる部分ではありますが、解像力はズーム全域で良好に感じます。
- レンズ構成:15郡21枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:67mm
- 最短撮影距離:1.6m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ86.4mm×182.3mm
- 重さ:約1,160g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約66,000円~80,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM 実写レビュー
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM実写レビュー。小型軽量でコスパの高い超望遠レンズとしておすすめ – RentioPress
7. 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
定番レンズになりつつある超望遠ズームレンズ
焦点距離150mmから600mmを保有する超望遠ズームレンズである「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM」。
このレンズではこれまで単焦点レンズかテレコンバーターを使用することでしか実現できなかった600mmという超望遠域をズームレンズで実現し、お手頃価格で販売した革命的なレンズです。
以前は400mmを超えるような超望遠ズームレンズは存在しませんでしたが、150-600mm F5-6.3 DG OS HSMが登場したことで超望遠域は身近な存在になりました。
このレンズの登場で写真撮影はさらに身近な存在となり、遠くのものを簡単に写せるレンズとして人気を集めています。
まさに超望遠ズームレンズの定番となったのが150-600mm F5-6.3 DG OS HSMです。
- レンズ構成:14郡20枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:2.8m
- 絞り羽根枚数:9枚
- 最大径×全長:φ105mm×260.1mm
- 重さ:約1,930g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約94,000円~108,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM 実写レビューはこちら
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM実写レビュー!コスパ最高の超望遠ズームレンズを徹底解説 | RentioPress
8. 70-200mm F2.8 DG OS HSM Sports
全てにおいて満足できる新70-200mmレンズが誕生
望遠レンズの中でも人気を集めている70-200mm F2.8のジャンル。シグマでもこれまで「AF APO70-200 EX DG F2.8 OS HSM」というレンズが存在しましたが、2018年12月に新たに「Sports」ラインナップから最新モデルが発売となりました。
これまであくまでも純正より安いというイメージの強かったサードパーティーレンズでしたが、近年のシグマの勢いそのままに最高クラスの性能を実現しています。
レビューの際に使用して撮影を行いましたが、解像度・フレアゴースト耐性・手ブレ補正どれもがこれまで使用してきたレンズの中でも満足度の高い仕上がりです。
一眼カメラのレンズにおいて新たな可能性を感じる、「持っておいて損はない最高のレンズ」の1つだと私は考えています。
- レンズ構成:22群24枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:1.2m
- 絞り羽根枚数:11枚
- 最大径×全長:φ94.2mm×202.9mm
- 重さ:約1,805g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約135,000円~156,000円
- フルサイズ対応:〇
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SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM実写レビュー。驚愕の解像力、手ブレ補正を実現した傑作レンズ – RentioPress
9. 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports
超望遠レンズの理想形
これまでシグマでは超望遠ズームレンズとして150-600mmを販売してきましたが、2018年10月に発売となったSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMは、超望遠レンズとして非常に優れた能力を発揮するレンズです。
こちらもシグマの高品位ブランドである「Sports」のラインで生産されているため、レンズとしての携帯性や価格はお手頃とは言えませんが、品質としては個人的にシグマ最高クラスではないかと感じています。
私も実際にレビュー作成時に使用しましたが、これまで優れた解像力を実現することが難しかった望遠側の描写力が飛躍的に向上しました。
正直なところ、ズーム全域で素晴らしい描写を実現しているため、この1本があれば全てにおいて満足できるレンズと言えます。
- レンズ構成:19群25枚
- 最小絞り:F22-32
- フィルターサイズ:φ105mm
- 最短撮影距離:60~260cm
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ120.4mm×268.9mm
- 重さ:約2,700g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約162,000円~200,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM 実写レビューはこちら
SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM実写レビュー。私が思う超望遠の完成形を体現した最新レンズ – RentioPress
10. 24mm F1.4 DG HSM Art
シグマでは、近年単焦点レンズの開発にも力を入れています。
こちらのSIGMA 24mm F1.4 DG HSM Artは、シグマが誇る高品位「Art」シリーズに属する単焦点レンズで、24mmという広角域の焦点距離を保有しながらF1.4という明るさを備えたレンズです。
単焦点レンズらしいクッキリとした解像感と、風景写真で活用しやすい広々とした画角がこのレンズの特徴です。
- レンズ構成:11群15枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:φ77mm
- 最短撮影距離:25cm
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ85.4mm×90.2mm
- 重さ:約665g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約162,000円~200,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Art実写レビューはこちら
SIGMA 24mm F1.4 DG HSM Art実写レビュー。解像力と「青」の表現力に優れた広角単焦点レンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
11. 50mm F1.4 DG HSM Art
こちらも単焦点レンズとして50mmの画角を保有する「50mm F1.4 DG HSM Art」。
標準域の画角をカバーしながら、開放F1.4の明るさを実現し、広角側のレンズよりもボケ表現に優れたレンズです。
もちろんピントが合った部分の解像力に優れており、Artレンズのクオリティをあらゆる撮影シーンで活用することができます。
- レンズ構成:8群13枚
- 最小絞り:F16
- フィルターサイズ:φ77mm
- 最短撮影距離:25cm
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ85.4mm×99.9mm
- 重さ:約815g
- 手ブレ補正効果:-
- 価格帯:約97,000円~110,000円
- フルサイズ対応:〇
SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art実写レビューはこちら
SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art実写レビュー。王道レンズジャンルで挑むArtラインの実力を徹底検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
変わるサードパーティー製の価値観
「安いだけ」の時代は終焉
かつては安いだけだったサードパーティー製のレンズ。この価値観は大きく変わりました。
今も純正レンズが最もハイクオリティを誇るレンズというのは間違いではありませんが、シグマのレンズもそれに負けないくらいのクオリティを実現しているというのも事実です。
今回は高品位のレンズを中心にご紹介してきましたが、初心者がお手頃価格で簡単に利便性の高いレンズとして使える高倍率ズームレンズなども人気のモデルとして販売されています。
サードパーティー製レンズは、「妥協の選択」ではなく、「画質に対する本気の選択」へと生まれ変わったのです。
シグマのカメラレンズをレンタル
量販店などでレンズを試すことはできても撮影できる条件は常に同じで、本当の意味で試したとは言えないでしょう。
そんなとき数日間気軽にカメラレンズをレンタルすることで欲しいレンズを思う存分試すことができますよ。
家電レンタル「Rentio」では、今回ご紹介したレンズをはじめカメラレンズを豊富なラインナップから選んでレンタルすることができます。
ぜひこの機会にRentioでレンタルして、レンズによる画質の違いを体感してください。