スマートロック導入前に気をつけたい5つの注意点と対策。GPSだけじゃない意外な落とし穴とは!?
更新日2023/03/30
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外出先から玄関のそばに近づくと自動で鍵を開けてくれる機能や、開け閉めの履歴が残ったり、友人などに一時的な合い鍵を渡せるなど、便利でセキュリティ面でも安心なスマートロックが注目を集めています。
しかし、商品レビューでは「問題なく使用できて快適!」という声もあれば「ハンズフリー解錠がなかなか機能しない・・・」など意見が大きく分かれていて「ちゃんとウチで使えるのかな・・・?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
実は、スマートロックは設置環境によって快適に使用できるかどうかが大きく変わるため、設置する場所の環境を事前に確認することが重要です。そこで今回は、スマートロックを導入する前にぜひ気を付けておきたいポイントを5つご紹介します!
もくじ
1. そもそも設置できない!?鍵まわりのスペースやサムターン形状に注意!
スマートロックは、サムターンを挟みこむ形で設置する関係上、サムターン周辺のスペースを確保する必要があります。
私の家にQrio Lockを設置した時の写真を見ていただくとわかる通り、サムターンの上か横(形状によっては下)にスペースが必要なことが分かります。
さらにサムターンの形状によっては対応していない場合があります。
例えば、Qrio Lockの場合、下記のような形で対応・非対応の形状が案内されています。
Qrio Lockに比べると、Sesami miniの方が対応しているサムターンが多いのですが、ご自宅の鍵が対応しているかどうかについては、いずれにしても事前にメーカーに問い合わせるのが無難でしょう。
2. GPSが受信しにくい場所はうまく動作しないかも
多くのスマートロックは、自動解錠機能のためにGPS機能を使用しています。
そのため、GPSが受信しにくい場所では、GPSの誤検出などでうまく動作せず「近づいてもドアが開かない」「外出してないのにドアが勝手に開いてしまう」といった症状が起きやすくなってしまいます。
GPSが受信しにくい場所の一例としては、以下の場所が挙げられます。
- 鉄筋コンクリート造の建物内部
- 玄関前の廊下が外に面していない、屋内廊下(内廊下)
- ビルの谷間など、高い建物に挟まれた場所
特に、高級マンションに多い屋内廊下(内廊下)になっている鉄筋コンクリート造の建物や、高層ビル・タワーマンションが集中している地域は、特に電波が受信しにくい環境のため、自動解錠機能がうまく動作しない可能性が高まります。
3. スマートフォンの設定は「節約しない」
先ほどのGPSの件で書いたとおり、スマートロックにとってGPS機能は重要な役割を担っているため、GPSができるだけ受信しやすい設定にしておくと動作しやすくなります。
GPS機能は「高精度」モードに
GPSの設定を「省電力モード」「機器のみ」などのモードにしている方は、「高精度モード」へ変更しましょう。
また、GPSの詳細設定に「Wi-Fiのスキャン」「Bluetoothのスキャン」の項目がある場合は、いずれもONにしておきましょう。
スマートフォンの省電力機能はOFFに
スマートフォンの「省電力モード」など、バッテリーを節約する機能がONになっている場合、GPS機能がオフになってしまったり、GPSの精度が落ちてしまうため、動作不良を引き起こす可能性が高くなってしまいます。
スマホのバッテリーは節約したいところではありますが、スマートロックを使う場合はバッテリー節約機能はOFFにしておくのが無難です!
4. Bluetoothに影響を与えるワイヤレスイヤホンや電子レンジは要注意!
スマートロックは、玄関まで近づいているかを確認するためにBluetoothを使用しています。しかしこれが、他のBluetooth機器や、電子レンジ、2.4Ghz帯のWi-Fiなどの干渉を受けて、動作に影響が出てしまうことがあります。
比較的多いのがワイヤレスイヤホンなどBluetoothを使用した機器を近くで使用していると「うまくドアが開かない・・・!」というケース!
家の近くについたらワイヤレスイヤホンは電源をOFFにしてしまった方がよいかもしれません。
さらに、お住まいの間取りが「玄関のすぐ近くがキッチン」という間取りの場合、電子レンジが動いている間は、スマートロックも影響を受けやすい状況と言えるでしょう。
5. 盲点!?マンションのオートロック
ハンズフリー解錠もオートロックも問題なし♪という場合も、実は意外な落とし穴が。
お住いのマンションにオートロックがついている場合、建物のエントランスでは結局鍵を取り出さないといけなくなってしまいます・・・。
そのため、いくらスマートロックのハンズフリー解錠がしっかり動作しても、スマートロックの恩恵を十分に感じられなくなってしまいます。
スマートロックが自宅で使えるか、レンタルで確かめよう!
私も数日間だけQrio Lockを使用してみましたが、私の場合はほぼ問題なくハンズフリー解錠ができたため、
鍵を出さずにまるで家の中のドアのような感覚で、玄関のドアをスッと開けられるのは一度体験するとクセになりそうな気持ちよさでした。
しかしながら、設置環境によってうまく使用できるかどうかが大きく変わるため、なかなか購入するには勇気が必要な製品です。
そんな時にオススメなのがレンタルサービス!
家電レンタル「Rentio」では、スマートロック Qrio Lockや、オプション品のQrio Hub・Qrio Keyを14泊15日からレンタルできます!
「ウチでもハンズフリー解錠できるのか確かめたい!」「自分が持っているスマホで使えるかどうか試したい!」という方にはお試しでのレンタルがピッタリ!
使ってみて気に入ったらそのまま購入もできちゃいます!
まずはレンタルで、スマートロックを試してみてはいかがでしょうか?
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