AirTag(エアタグ)の実機レビュー!設定方法や使い方、注意点をまとめました

まーしー
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更新日2021/05/07

AirTag(エアタグ)の実機レビュー!設定方法や使い方、注意点をまとめました

iPhone、iPad、AirPodsやMacBookなどにプリインストールされている「探す」アプリですが、Apple以外の製品でも様々な持ち物を探せるデバイスが登場しました。

「見つける天才。AirTag(エアタグ)」です。

具体的にどんなデバイスなのか、手元に到着したばかりの「AirTag」を触って製品特長と実機レビューをまとめました。

モノの置き忘れや紛失に悩んでいるiPhoneユーザーの方は検討すべき製品かもしれません。


AirTagの特長

AirTagの実機レビュー

「AirTag」とは、いわゆる紛失防止のスマートトラッカーです。iPhone/iPadに初めからインストールされている「探す」アプリとペアリングすることで、「AirTag」の追跡および現在地をすぐ確認することができるようになります。

AirTagの位置情報や履歴、信号を受け取るAppleデバイス(位置情報を中継)、AirTagにかざした端末情報は全て匿名性が確保されているので、プライバシー上も安心して使うことができます。

主な特長

  • ビープ音で探しものが見つかる
  • 正確な位置へ案内するガイドも搭載
  • プライバシー対策は万全。安心して使える
  • シンプルなデザイン
  • 純正/サードパーティの専用ホルダーでカスタマイズ自由
  • セットアップも簡単な直感的な操作性
  • コンビニや100均でも変える電池(CR2032)でおよそ1年使える
  • IP67等級の防塵防水性能

製品スペック一覧表

項目 スペック詳細
対応端末 (iOS 14.5以降)
iPhone SE
iPhone 6s以降
iPod touch(第7世代)
(iPadOS 14.5以降)
iPad Pro
iPad(第5世代以降)
iPad Air 2以降
iPad mini 4以降
「正確な場所を見つける」機能
の対応端末
iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone 12
iPhone 12 mini
iPhone 12 Pro
iPhone 12 Pro Max
同時登録数 最大16個
防塵防水性能 IP67等級
電源 CR2032電池(約1年間)
サイズ
(直径×厚み)
約31.9mm×8mm
重さ 約11g
公式税込価格 3,800円

AirTagの実機レビュー

AirTagの実機レビュー

「AirTag」の実物を手に取り、外観や使い方などを順に確認してみたいと思います。

セット内容

AirTagのセット内容

「AirTag」に同梱されているのは本体と説明書のみのシンプルなもの。

外箱から取り出して、iPhone/iPadに近づければすぐにセットアップできてしまいます。

セット内容

  • AirTag本体
  • 説明書/保証書

外観デザイン

AirTagの外観

「AirTag」の概観は非常にシンプルで、表面中央にはAppleのロゴマーク、ボタンのような真っ白なデザインになっています。

裏返しておいておけばオセロの石のようにも見えます。

ほぼ500円玉のサイズ感

AirTagののサイズ感

「AirTag」のサイズは約31.9mm×8mm(直径×厚み)と500円玉を一回り大きくしたようなサイズ感です。スマホやキーケースの小さなものにつけると、若干のアンバランスさを感じる大きさです。カバンやカメラなど比較的大きなものに付けたほうが、見た目のバランスは良いように感じました。

一方で、重さは大体12〜15gのポケットティッシュよりも軽い約11gなので、どんな持ち物につけても気になる重さではありませんでし歌。

MAMORIO(マモリオ)とのサイズ比較

紛失防止デバイスの「MAMORIO」とのサイズも比較してみました。

「MAMORIO」は電池の入っていないタグ形状の分薄くなっていますが、「AirTag」は電池寿命が長く(電池交換できる「MAMORIO RE」は3ヶ月)、くり返し使えることからも自然と使い分けていくようになりそうです。

バラエティ豊富な保護ケース

「AirTag」の保護ケースはiPhone同様に、サードパーティからも多様な製品が販売されています。

筆者はBenazcapのFor AirTag Loopという保護ケースを購入しましたが、Apple純正品の保護ケース(レザー/ポリウレタン/Hermès)も欲しいです。

付ける持ち物によって変えたり、所有者(親/子ども etc.)によって変えたりと遊ぶこともできますので、保護ケースだけでも楽しめる製品です。

Apple AirTag 保護ケース/保護カバー

電池はCR2032で1年間使える

AirTagのバッテリー

「AirTag」の電源はコンビニや100均で買えるCR2032というコイン電池です。最初はPanasonic製のコイン電池が内蔵されています。

電池交換が楽な上に、1回の交換(もしくは購入時)から1年以上使えるよう設計されているとのことで、大事な時に作動しないリスクも低いので安心です。

雨にも風にも負けない防塵防水性能

AirTagの防塵防水性能

「AirTag」はIP67等級の防塵防水性能を有するため、雨の日や砂埃が舞う風の強い日でも問題なく使えます。(経年で耐性低下の可能性はあります)

ラゲッジタグのようにバッグの外に吊るして使い続けても、まず壊れる心配はないでしょう。

IP67について

  • IP6X:完全な防塵構造。最も高い防塵等級。
  • IPX7:水面下15cm〜1mに30分間水没させても水が侵入しない構造

AirTagを使ってみた

AirTagの実機レビュー

「AirTag」をiPhone 11 Proでセットアップし、紛失モードにして探したり、見つけたときの対処方法について確認してみました。

探すアプリでセットアップ

AirTagのセットアップ方法

AirTagのセットアップ方法

AirTagのセットアップ方法

「AirTag」はiPhone/iPadに近づける、もしくは「探す」アプリを開いてペアリング設定を行います。(上のスクショは「探す」アプリからの追加方法)

「AirTag」の名称はリスト以外に自身でカスタム名を決められます。

紛失モードは電話番号を登録する

AirTagのセットアップ方法

AirTagのセットアップ方法

「紛失モード」をオンにする際は任意の電話番号を登録して拾得者に連絡を促すことができます。

電話番号は「紛失モード」をオンにする度に入力する仕様になっていますので、その時に応じて一番連絡のつきやすい電話番号を設定しておくと良いでしょう。

注意点
紛失モードに登録できるのは現状電話番号だけとなり、他の連絡手段(メールやSNS tec.)を登録することはできません。

AirTagのビープ音

「探す」アプリから「サウンドを再生」をタップすると、「AirTag」からビープ音が約5秒間流れます。

ビープ音の音量変更やバリエーションの変更はできず、デフォルトの一種類のみのサウンドです。

正確な場所を見つける機能をテスト

「AirTag」の「正確な場所を見つける機能」を使ってみたのですが、かなり正確な位置を教えてくれます。動画を見ても分かるように、全く誤差のない範囲で教えてくれるので、置き忘れや紛失したときはかなり役立つのではないでしょうか。

バックパックやスーツケースのらラゲッジタグとも相性良し

AirTagを取り付ける場所

写真はTUMIのバックパックに付いているラゲッジタグですが、他にもスーツケース等のラゲッジタグにそのまま「AirTag」を放り込んでおくのも良さそうです。

特に海外旅行で不安なロストバゲージ対策としても有効な製品だと思いました。

ペットや子供の迷子対策には非推奨

AirTagはこどもの迷子対策には不向き

なお、AppleはAirTagはあくまでもアイテムを探す製品であり、人やペットを追跡するための製品ではないとして不要な追跡に使わないようアナウンスしています。

AirTagはペアリングされたデバイスから3日間離れた場合(今後のアップデート次第で変更あり)に音がなるため、精度の高い追跡にはApple Watchを推奨しています。

注意点
荷物に「AirTag」を持たせると3日間は追跡できることになります。そういう意味では子どもの登下校の安全をチェックする程度の機能は有していることが分かります。しかし、一方で悪意のある使われ方をされる可能性もあるということは否定できません。プライバシー上の対策や安全面の配慮は今後もアップデートしてもらいたいと感じました。

電池交換を難しくして欲しい

AirTagは電池が取りやすい

電池交換のしやすさはメリットである反面、紛失時にすぐ電池を抜き取られてしまったら追跡のしようがありません。

あまりにもすぐ電池を取ることができてしまうためもう少し堅牢な作りにし、プライバシーが脅かされるようなケースの際は違った形で電源をオフにできる方法があればいいのになと思いました。

AirTagを拾ったの対応方法

AirTagを見つけたときの対応方法

もし紛失モードがオンになった「AirTag」(が付いた持ち物)を拾ったら、スマホをかざしてと持ち主の連絡先を確認してください。持ち主が設定した電話番号が表示されます。

スマホはNFC搭載のスマホであればiPhoneだけでなく、Androidスマホでも読み取れます。

注意点
もしも荷物の中に「AirTag」が紛れ込んでいるようなら、すぐに電池を取り外してシリアルナンバーを控えておきましょう。明らかに意図的なものを感じたら、最寄りの警察署や交番に相談することも忘れないでください。その際に、控えたシリアルナンバーが役立つかもしれません。

街の至るところを交番化するAirTag

AirTagの実機レビュー

「AirTag」は、部屋の中で見当たらなくなった時、どこかに置き忘れた時に、すぐ見つけられる便利な製品です。

今後、紛失物にスマホをかざして連絡するという行動の周知が広がれば、街の至るところに交番が置かれるような存在になりえます。(個人的には、まず全国の警察署や交番でAirTagの使い方を周知して欲しい)

新しい行動変容を促してきたAppleだからこそ、これから紛失物を見つける/連絡する以外にどのようなサービス拡充/展開をするのか楽しみです。


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