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一般的なダッチオーブンは鉄製で非常に錆びやすいため、使用後に油を塗ってサビから守る「シーズニング」必要です。そのため、表面に付いた油が他のものにつきやすく持ち運びや管理が大変というデメリットがあります。
ですが、SOTOのステンレスダッチオーブンなら錆びにくくシーズニングが不要なため、洗った後は気にせずケースにしまえることから初心者でも簡単に使えます。
この記事では「SOTO ステンレスダッチオーブン(10インチセット)」で実際にローストチキンを作り、使い勝手をレビューしましたので、初めてダッチオーブンを検討している方にとって、この記事が参考になれば幸いです。
もくじ
SOTO ステンレスダッチオーブンの特徴
「SOTO ステンレスダッチオーブン(10インチセット)」は、一般的な鉄製の商品とは違って片付けや持ち運びが簡単なことや、直火以外の調理機でも使える汎用性が魅力です。
鉄製にはない手軽さがあり、はじめてダッチオーブンを使う方におすすめです。
次に詳しく解説していくので、ひとつずつ見ていきましょう。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
大きさ | 内寸:直径259×深さ115mm 外形:幅365×奥行280×高さ160mm |
重さ | 約5.0kg |
満水容量 | 約4.8L |
材質 | ステンレス |
直火以外に使える調理器具(※) | ・電磁調理器(100V・200V) ・ガスコンロ ・ハロゲンヒーター ・シーズヒーター対応 |
※機種によっては使用できない場合があります。
また底網を使うなど、料理の種類によってはヒーターの「空焚き防止機能」が作動し調理できない場合もあります。
天板を傷めるなどの故障につながるためIHクッキングヒーターで燻製調理は行わないでください。
10インチサイズは4人用にピッタリ
10インチは4.8Lの容量があるので、ソロでは少し大きいかもしれませんが、2人〜4人の少人数キャンプにほどよいサイズです。
大きめのサイズなら、十分なスペースがあるので調理がしやすいです。
面倒なシーズニングが不要
鉄製のダッチオーブンならシーズニングが必要ですが、「SOTO ステンレスダッチオーブン」なら不要です。
シーズニングとは、新品のダッチオーブンを使う時や片付けの際に油膜を作って、焦げ付きやサビを防ぎ、調理しやすくするための作業です。
ダッチオーブンを使うたびに行う必要がありますが、ステンレス製ならサビの心配が少ないのでシーズニングは必要ありません。ステンレス製のたわしやスポンジなどを使い、家庭用の鍋と同様に洗えば完了です。
撤収作業が大変なキャンプにおいて、片付けの手間が少ないのは大きなメリットです。
シーズニングの手順
参考までにシーズニングの手順を紹介します。
- 焦げ付きや古い油を擦り落とす
- 加熱し金属表面に浸透した水分を飛ばす
- 油を引いて馴染ませ余分な油を拭き取る
- 外側にもサビ止めの油を塗り込んで完了
即収納可能で、持ち運びしやすい
シーズニングが不要なことで外側に油を塗り込む必要がないため、洗ったらすぐに収納できるのも魅力の1つです。
シーズニングを施した鉄製のダッチオーブンは、周囲に油が付着しないように新聞紙などで包み、ケースに入れて持ち帰るのが一般的です。
SOTOのステンレスダッチオーブンなら、洗って乾かしたら付属のケースに収納して持ち帰るだけなので、面倒な撤収作業を楽にしてくれます。
焚き火だけではなくIHでも使える
画像はイメージです
「SOTO ステンレスダッチオーブン」はIH調理も可能なので、普段は家庭用調理器具としても使えるのが特長です。
キャンプのときだけ取り出して使うのはもったいないので、通常の鍋ではできない調理法で料理のレパートリーを広げるのも良いでしょう。
SOTO ステンレスダッチオーブンの実機レビュー
実際にキャンプ場で「SOTO ステンレスダッチオーブン」で焚き火調理をしたので、手に取って感じた部分や付属品の機能について、使って感じた点をまとめました。
程よいサイズ感
360mmのテーブルに置いた感じです。
想像よりも大きくはなく、程よいサイズ感でした。取っ手を掴んだ時も安定していて、調理後の持ち運びも楽に行えます。
付属のリッドリフターと底網が便利
ダッチオーブンはふたの上に焼けた炭をおいて上下から熱を加えるので、付属のリッドリフター(ふた掴み)が便利でした。
熱くなった重いふたを引っかけて開け閉めできるため、中の様子を確認しやすかったです。
また、食材が鍋底に触れるのを防ぐ底網も付属しているので、火加減に注意すれば蒸し料理もできますし、料理の幅を増やすのに一役買っています。
焚き火台の耐荷重に注意
注意してほしいのが、焚き火台の耐荷重です。
ステンレスダッチオーブンの本体重量は約5kgで、満水時の容量は4.8Lなので、鍋いっぱいに料理すると総重量が10kg近くなってしまいます。
焚き火台を使う際は、あらかじめ手持ちの焚き火台に載せられるか確認した方が良いでしょう。
SOTO ステンレスダッチオーブンでローストチキンを調理してみた
ダッチオーブン料理の定番メニュー「ローストチキン」を調理しましたので、「SOTO ステンレスダッチオーブン」を使うとどのように仕上がったのか食レポします。
ローストチキンの簡単レシピ
今回はバターを追加しましたが、なくても大丈夫です。
- 骨付き鶏もも肉 3本
- オリーブオイル 30g
- タイム(乾燥) 15g
- ローズマリー(乾燥)10g
- ニンニク(すりおろし)2かけ分
- 塩 15g
- バター 15g
調理手順
底網の機能を調べたかったのであえて野菜は入れませんでしたが、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎなどを肉の下や周りに敷き詰めるのが定番のレシピです。
- バター以外の材料をジップロックに入れて馴染ませて一晩寝かす
- 焚き火の火を起こし、熾火(薪が炭になり赤くなった状態)になるまで待つ
- SOTOステンレスダッチオーブンの底網を敷いて鶏肉を置きバターを追加したら火にかける
- 火加減を維持しながら1時間ほど待って完成
食べてみて
焼き上がりがこちら!
火の調節が難しい焚き火調理でありながら、非常に簡単にできあがりました。
めっちゃ美味しかった……!
ダッチオーブンの蓋に重量があるので圧力がかかり、中までしっかりと熱が通っているので1時間程度でホロっと崩れるくらいお肉が柔らかかったです。
蓋の上に炭を置いて上からも熱を加えられるため、ひっくり返したりせずに待つだけで表面にも焼き色が付いてとてもきれいに仕上がりました。
パンやピザ、煮込み料理にも良いかも
底網を使用すれば高温になりやすい鍋底に食材が当たらないので、キャンプでは難しいパンやピザなどもおすすめです。
また、ふたの上から熱を加え圧力をかけられるので、「煮豚」「ビーフシチュー」など肉をしっかり煮込んで柔らかくしたい煮込み料理にもピッタリです。
特に煮豚は面倒な下準備が少なく、大勢で楽しめるメニューなのでキャンプにおすすめです。
SOTO ステンレスダッチオーブンはキャンプで大活躍だった
一般的なダッチオーブンのデメリットがない、「SOTO ステンレスダッチオーブン」はアウトドアで大活躍です。機能性が高いため初心者でも、扱いやすいところがおすすめのポイントです。
ダッチオーブンの機能はそのままに、片付けや持ち運びは楽なのでキャンプを思う存分楽しめます。
グループでキャンプを楽しみたい場合は、ぜひSOTO ステンレスダッチオーブン」を利用してみてください。
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