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SHIMANOの技術が詰まった高性能クーラーボックス「VACILAND」キャンプ場実使用レビュー!

田中 一馬
田中 一馬

更新日2024/09/15

SHIMANOの技術が詰まった高性能クーラーボックス「VACILAND」キャンプ場実使用レビュー!

夏のキャンプやBBQにおいて食材の鮮度を保ち、冷えた飲み物を味わうためにクーラーボックスは重要です。

しかしクーラーボックスが真夏の暑さに負けて、飲み物がぬるくなったり、保冷剤によって庫内が圧迫されたりする場合があります。

そこで今回はSHIMANOの技術が詰まったクーラーボックス「VACILAND」を紹介します。

真空断熱パネルによる断熱性や、気密性の高い構造によって、長時間にわたって冷気を保つことができます。

真夏のレジャーをキンキンに冷えた飲み物と共に楽しみたい方はぜひ参考にしてみてください。

クーラーボックスシリーズVACILAND(ヴァシランド) の特徴

商品画像1
VACILAND(ヴァシランド)は自転車部品、釣具メーカーのSHIMANOがこだわりを持って開発したクーラーボックスシリーズです。

ラインナップは上位から「PRO」「EL」「ST」「VL」の4つで、サイズは32Lと40Lの2つとなっています。

次から保冷力や機能にこだわったVACILANDの特徴を解説していきます。

冷気を逃しにくい高密閉設計

パッキン部分
VACILANDは断熱性を高めるために蓋と本体の間にあるパッキンの潰し量を増やし密閉性を高めています。

テコの原理を利用した構造によりパッキンの潰し量を増加させ、レバーの剛性を高めて開閉のスムーズさを実現しています。

用途に合わせた断熱構造

VACILANDの大きな特徴のひとつが真空パネルを利用した断熱構造です。

発泡ウレタン断熱材と真空パネルが庫内の各面に配置(PROとELのみ)され、真空断熱による高い保冷力を実現しています。

真空パネルによって一般的な断熱材より熱伝導や気体の対流を防げるため、飲み物や食材の温度を保ちやすくなっています。

両開き・取り外しできる蓋

取り外し可能な蓋
両側についている開閉レバーにより両開きが可能で、完全に取り外すことも可能です。

設置の向きにとらわれず使用することができて、出し入れしやすい仕組みになっています。

考えられたサイズ感

収納力について
1Lや2Lのペットボトルを縦置きできるサイズに設計されているので、庫内のスペースを有効に使えます。

板氷3枚や保冷剤2枚(255×195×35mm程度のサイズ)を平置きで置くことができ、32Lの製品の場合1Lや500mlのペットボトル、40Lの製品の場合は2Lのペットボトルを縦置きすることができるように設計されています。

置き場所に困ることが多い保冷剤や板氷を設置しやすく、庫内のスペースを有効活用できる便利な仕様です。

ラインナップ

商品画像2
VACILANDのラインナップを以下にまとめました。

グレード カラーラインナップ 容量 重量 断熱構造 価格(税込記載なし)
PRO アンヴィルグレー 32L/40L 9.3kg/9.9kg 発泡ウレタン+6面真空パネル 90,000円/93,000円
EL モカ 9.0kg/9.5kg 発泡ウレタン+3面真空パネル 69,000円/93,000円
ST サンドベージュ 7.8kg/8.3kg 発泡ウレタン 42,000円/43,000円
カーキ 7.8kg/8.3kg 発泡ウレタン 42,000円/43,000円
VL サンドベージュ 6.9kg/7.4kg 発泡スチレン 37,000円/38,000円

キャンプ場で実際に製品を使用してみた

商品画像3
VACILANDのハイスペックモデルのPROを実際にキャンプ場で使用して、以下のポイントについて確認してみました。

検証ポイント
  • 断熱性の比較
  • サイズ感
  • デザイン性
  • 使い勝手

手持ちのクーラーボックスと断熱性を比較してみた

検証の様子
VACILAND PROと手持ちのクーラーボックスに1枚の板氷を一晩入れて断熱性の比較を行いました。

VACILAND PROの容量32Lに対して、手持ちのクーラーボックスの容量は23Lであるため、VACILANDの空間の広さを埋めて、可能な限り差をなくすために食材を入れて検証を行いました。
検証結果
前日の昼から一晩放置した結果は写真の通り、VACILAND PROのほうが板氷が大きく残っているという結果でした。

使用していても手持ちのクーラーボックスに比べて、VACILAND PROに手を入れると冷気が感じられ、保冷力の高さを肌で感じることができました。

サイズ感について

商品画像4
今回はVACILAND PROの容量32Lを使用しましたが、普段ソロキャンプをしている筆者にとっては少し大きく感じます。

32Lは2人〜4人程度のキャンプに適している印象で、小さな子供がいる1家族分の食料(1泊分)なら収納できそうな容量でした。
車載の様子
使用時には大きく感じましたが車載してみると軽自動車でも、さほど圧迫感を感じずに収納できています。

カラーリングやデザインについて

商品画像5
VACILANDのカラーリングは淡い色合いで、自然やキャンプギアとの相性を考えられて作られている印象でした。

装飾やロゴも控えめで、配置するキャンプギアの統一感を重視するキャンパーにとって利用しやすい仕様となっています。

開閉やその他の機能をチェック

ハンドル部分
蓋の開閉具合については非常に軽い動きでありながら、冷蔵庫の扉を閉めた時のような重厚感を感じさせるものでした。

断熱性を上げるための蓋の構造やパッキンの潰し量を増加させたという設計により、そう感じさせたのかもしれません。

剛性をアップさせたハンドルは、軽い動きで開閉しやすく両開きであることが利便性をさらに高めています。

気になった点

キャンプの様子
ここからはVACILANDを使用して気になった点について紹介します。

重量

2つのクーラーボックス
VACILAND PROの重量は32Lで9.3kgであり、食料を入れると10㎏オーバーとなり、重量感がある仕様となっています。

重量感があるのは断熱性を高めた結果であり、クーラーボックスとしての用途を考えると仕方のないことであると考えられます。

運搬の際は重量があることを想定して場所選びをするといいでしょう。

価格の高さ

VACILANDはハイスペックであるためクーラーボックスとしてかなり高価格となっています。

VACILAND PRO32Lの価格は90,000円(税込記載なし)であり、価格面がユーザーとしてネックになりそうです。

これまで紹介したように、メーカーがこだわった高い品質と機能性は確かであるため、妥当な価格設定であることは間違いありません。

レンティオならVACILAND PROをお試し価格でレンタルできるので、まず使用してから購入に踏み切るという方法も可能です。

購入を迷っている方はぜひレンタルを利用してみてください。
Rentio[レンティオ] – カメラ、家電、ガジェットのレンタルサービス

まとめ

商品画像6
VACILANDはメーカーが考え抜いた高い機能性とおしゃれにこだわるキャンパーが喜ぶデザイン性が両立されたクーラーボックスです。

真空パネルによる断熱性があれば、いつものキャンプで味わう飲み物や食材がより楽しめるようになります。

真夏のキャンプやアウトドアに欠かせないクーラーボックスを探している方は、ぜひVACILANDを利用してみてはいかがでしょうか。

クーラーボックスはレンタルできる

キャンプ・車中泊・アウトドア・イベントにはクーラーボックスのレンタルがおすすめです。

Rentio(レンティオ)では、1泊単位で設定できるワンタイムプランから月額のサブスク利用までニーズに合わせたキャンプ・アウトドア用品のレンタルを提供しています。

レンタル期間中に気に入った製品があればそのまま購入もできますので、まずはいくつか製品を試してみてはいかがでしょうか。

キャンプ・アウトドア用品のレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]

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