シャープの空気清浄機 KI-RX75をレビュー! 気になる電気代や動作音は?
更新日2023/04/03
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もうすぐ春ですね~♬ それとともに襲い掛かる花粉・黄砂・PM2.5・・・
防いでも防いでも防ぎきれず目や鼻などを苦しませてくれる、まさに不倶戴天の敵です。
特に花粉症は今や国民病の名を冠するレベルに至ってしまったと個人的に感じております。せめて自宅や室内では症状を抑えたい・・・
そうなってくると空気清浄機も欠かせない存在になってまいります。
今年は花粉の飛散量がまた増えるといわれる中、我が家でもついに導入を決断しました。
空気清浄機の種類も多々ある中、シャープの空気清浄機 KI-RX75をレンタルすることに。
実際に使用してみたレビューや感想を紹介してまいります。
もくじ
シャープ プラズマクラスター空気清浄機 KI-RX75の特徴
ズバリ、シャープの空気清浄機の最大の特徴はフィルター+プラズマクラスターによって空気を浄化することです。
3種類の高性能フィルターで微小粒子とニオイを吸着
今回紹介するKI-RX75には抗菌※1防カビ※2ホコリブロックプレフィルター、ダブル脱臭フィルター、静電HEPAフィルターの3種類のフィルターが搭載されております。
まず、本体パネル裏面にとりついている抗菌・防カビホコリブロックプレフィルターで空気清浄機内部に侵入するホコリを低減します。
次にダブル脱臭フィルターで気になるニオイもしっかり吸着※3、最後にの静電HEPAフィルターが0.3µmの微小な粒子を99.97%除去※4します。
0.1μmはウイルスの大きさに相当。花粉の大きさはウイルスよりも大きい30μmなのできわめて小さい粒子まで捕集できるのがおわかりいただけるでしょう。
プラズマクラスターによって空気を浄化
「プラズマクラスターはシャープだけ」と聞いたことのある方もいらっしゃるでしょう。
空気清浄機から発されるプラズマクラスターイオンが菌等と吸着することで除菌、成分を分解し、空気を浄化することで清潔な環境を作り出します。
KI-RX75はプラズマクラスターNEXTを搭載しており、プラズマクラスターの中ではグレードが高いものとなります。
プラズマクラスターの濃度が上がるほど、空気の浄化が早まるだけでなくニオイの消臭にも効果をもたらしてくれます。
スペック表
今回使用するKI-RX75のスペック表です。
項目 | スペック詳細 |
---|---|
プラズマクラスター適用床面積(目安) | 約18畳(約30m²) |
空気清浄適用床面積(目安) | ~34畳(56m²) |
清浄時間 | 8畳 / 9分 |
加湿方式 | 気化方式 |
加湿能力 | 最大 900mL/h |
水タンク容量 | 約3.2L |
消費電力 | 6.6〜80W (空気清浄) 7.7〜52W(加湿) |
外形寸法 | 幅395×奥行305×高さ650mm |
質量 | 約13kg |
電源コード長さ | 約1.8 |
フィルター | 静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年) 抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
センサー | ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度 |
※1 ●試験機関:(一財)ボーケン品質評価機構/SGS●試験方法:JIS Z 2801 フィルム密着法。●抗菌方法:後ろパネルネットに抗菌剤を含浸。●対象:後ろパネルネットに付着した菌。■試験結果:99%以上抗菌。
※2 ●試験機関:(一財)ボーケン品質評価機構●試験方法:JIS Z 2911 カビ抵抗性試験。●防カビ方法:後ろパネルネットに防カビ剤を含浸。●対象:後ろパネルネットに付着したカビ菌。■試験結果:菌糸の発育が認められない。
※3 日本電機工業会規格(JEM1467)に基づく試験方法により算出。1日にタバコ5本吸った場合の目安。ご使用状況やニオイの種類・強さによっては、お手入れや交換が必要になる場合があります。
※4 フィルターの除去性能です。部屋全体への除去性能とは異なります。
シャープの空気清浄機 KI-RX75を実際に使用してみた
今回はブラウンカラーにお世話になります!!
開梱して取り出してみると、本体・各種マニュアル・Ag+イオンカートリッジと大きく分けて3種類。それほど付属品は多くないですね。
フローリングにブラウンカラーは映えますね。程よく室内に溶け込んでいるように見えます。
フィルターは既に商品に付属している状態です。フィルムを剥がすためにいったん取り出す必要こそあれど、改めて取り付けた上でイオンカートリッジをセッティングしたら準備OK。
いろいろなモードのボタンがありますが、一番右の電源ボタンを押せばすぐ起動。
実際にスイッチを入れて、どのように動作するのか見ていきましょう。
空気の変化をどれくらい感知するの?
空気清浄機を選ぶにあたり大事な要素はやはりここでしょう。
結論から申しますと、稼働中に食事やちょっと何か飲もうとしただけでもニオイセンサーが反応しました。これはびっくりしました。
紅茶を飲もうとコップに湯を注いでティーバッグを抽出させていただけでニオイセンサーが反応。
キッチンで注いでいて目の前や近くに置いていないにもかかわらずです。
なぜかその後ハウスダストランプも点き、自動音声で「空気の汚れを見つけた」と丁寧に状況を教えてくれました。
ニオイはもちろん、ハウスダスト等もしっかりと検知してくれるのだと感じ安心しました。
ちなみに、部屋の湿度・気温・pm2.5濃度もリアルタイムで計測され、本体パネルから確認できます。
シャープの空気清浄機 KI-RX75の動作音は?
動作音も気になるところですよね。
一切センサーが反応しておらず、通常の空気清浄モードにて撮影しています。
静音モードの場合
この日工事中だったようで、空気清浄機の動作音が小さいせいか工事の金具の音がよくお聞きいただけるかと思います。
就寝時もさほど動作音が気にかかることなくお使いいただけるでしょう。
中モードの場合
中モードですと動作音のレベルが上がります。清音モードと全然違いますね。
大モードの場合
フル稼働している状況が音から伝わってきます。特に就寝時には音が気になるかと思います。
電気代はいくらかかるの?
電気料金の高騰が叫ばれる世の中。できるならあまり電気代をあげたくないものです。
だいたい静音モードで1時間当たり0.2円、強モードで1.6~2.5円ほど電気代が発生します。
1日ずっと稼働させた場合、静音モードは約2円ほど、強モードだと38~60円ほどかかってきそうです。
なお、現在稼働させているモードと設定で1日当たり電気代の目安が前面パネルからリアルタイムで確認できます。
シャープの空気清浄機 KI-RX75を使用して感じたメリット!
それでは実際にシャープの空気清浄機 KI-RX75を使用して感じたメリットをご紹介させていただきます。
①空気の状態がパネル部分で一目瞭然!
現在の空気の状況が本体前面のカラーで示されるので今どういう状況なのかすぐに把握できるのがいいところです。
青が空気がキレイな状態ですが、黄色・赤に変わるにつれて空気が汚れている状態を示します。
空気をキレイにするためにしっかり稼働するのはもちろんですが、目に見えない空気の状況を一目で教えてくれるので空気清浄の務めを安心して任せられることと思います。
ちなみに、最初自宅で稼働させたときは黄色でした。さほど清潔な空気ではなかったということです。
それが青いランプに変わった時の安心感たるや。今やこのバロメーターが気になって仕方ありません笑
②アプリで遠隔操作や出先からの状態確認が可能
SHARP COCOROアプリと連携すると、今の室内状況をすぐに確認できます。
アプリから動作設定も変更でき、帰宅前に快適な空気・空間づくりも可能です。
また、現在のフィルター・消耗品の状況も確認できるのでフィルターの交換忘れも防げるのがいいですね。
実際の浄化具合も下のようにアプリから確認可能。
どの程度汚れていたか、キレイにしたか可視化されるのもスゴイ点ですね。
COCOROアプリと連携すれば、アプリから状況がすぐ分かるので本体をわざわざ操作したり展開したりする手間も減ることでしょう。
③お手入れは頻繁に行う必要なし!
空気清浄機や加湿器といえば日々のメンテナンスが大変というイメージもお持ちかもしれません。
KI-RX75はプレフィルターが自動清掃されるほか、センサーによって加湿の水量が調整され、水タンクの補充の手間も少なくできる機能搭載。
上でお伝えしたように、COCOROアプリからフィルター等の状態が確認できるほか、本体のランプに「お手入れ」という項目もありここが点灯したらお手入れの目安。
お手入れや状態チェックを頻繁に気にする必要はなさそうです。
シャープの空気清浄機 KI-RX75の気になったところ
それでは実際にKI-RX75を使って気になった点をお伝えさせていただきます。
①大きく場所をとる
この機種の寸法が幅39.5cm×奥行30.5cm×高さ65cm。
数字だけだとわかりづらいかもしれませんが、いざ置いてみるとやはりまあまあのサイズ、存在感を醸し出します。
十分活用させるには後方から3cm以上離し、左右も吸引・吹出口をふさがないようにスペースを空けなければならず、しっかりと場所が確保できるかという点も空気清浄機を選ぶにあたり1つの要素になるでしょう。
ただ、裏面にキャスターがついているので、移動させる際はさほど負担にはならないでしょう。
②消耗品が多い
KI-RX75の消耗品の多さが気になりました。消耗品は下記の6点です。
消耗品
- Ag+イオンカートリッジ
- プラズマクラスターイオン発生ユニット
- 加湿フィルター
- 使い捨て加湿プレフィルター
- 集じんフィルター
- 脱臭フィルター
お手入れも定期的に必要ですが、その上でも効果を感じられなくなったら買い替えることに。
最近フィルターの買い替えが不要という空気清浄機もありますので、もし消耗品の交換購入が面倒と感じるならこのシリーズはあまり向いていないかもしれません。
③湿度は設定できない
室内温度をもとに適した湿度に調整される仕様です。ご自身の好みの湿度には設定できません。
自動で適した湿度に設定してくれるので十分ではありますが、湿度をご自身で決められる加湿器をお探しの方は別途用意する必要がありそうです。
プラズマクラスター空気清浄機もレンタルできる
導入してからというもの、1回始まるとくしゃみを連発していた父親が全くくしゃみをしなくなりました。ホントの話です。
もちろんこの機種を使い始めただけでくしゃみが止まった、ということはないでしょうが、空気をキレイにしてくれていることは間違いないですし、それが相当大きな効果をもたらしてくれているように思います。
今回はシャープのプラズマクラスター空気清浄機KI-RX75についてあれこれ紹介してきましたが、レンティオではこれ以外にも空気清浄機を多種取り揃えております。
「どれが適しているのか迷う・・・」「どの機種を買えばいいの?」とお悩みでしたら、一度レンタルしてみてはいかがでしょうか?
上記でもお伝えした通り、かなり大きいサイズの商品ですので、花粉シーズンだけ使って返すという使い方だってOK。
いろいろチェックしていただき、皆様それぞれに合う商品・プランの参考になれば幸いです。
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