BLUETTI AC180をレビュー!大容量・高出力で快適なアウトドアが実現するポータブル電源

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キャンプを快適に過ごすために欠かせないアイテムのひとつが、ポータブル電源です。
しかし、せっかく持って行っても途中で充電切れを起こして使えない経験をしたことがある人も、多いのではないでしょうか。
今回ご紹介する「BLUETTI AC180」は大容量であるため、キャンプ場で充電切れを起こす心配がありません。
万が一充電切れを起こしたとしても、その場で充電できるので安心して利用できます。
今回は実際に「BLUETTI AC180」をアウトドアの場で使ってみた感想をまとめてみました。
メリットだけでなく使用時の注意点についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
BLUETTI AC180の特長
「BLUETTI AC180」の主な特長を3つにまとめてみます。
- 充電は最短1.3時間で完了
- 長寿命のリン酸鉄リチウム電池
- 最長5年の安心保証
1. 充電は最短1.3時間で完了
「BLUETTI AC180」は1,152Whもの大容量でありながら、高速でフル充電ができます。
ACチャージケーブルであれば、充電時間は最短1.3時間。
ポータブル電源の容量が大きいほど、充電時間はどうしても長くなってしまいます。
ACチャージケーブルによる充電であればどれだけ長くても2時間以内に終わるので、出発前に充電切れに気づいても、すぐに準備ができます。
2. 長寿命のリン酸鉄リチウム電池
「BLUETTI AC180」は安全性が高く、寿命が長いとされているリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載。
他のリチウムイオン電池に比べると熱暴走や発火のリスクが極めて少ないので、安全に使えます。
これまでの主流だった三元系リチウムイオン電池では充電回数が500~800回程度である一方で、リン酸鉄リチウム電池を搭載している本機は3,500回以上とされています。
電池の寿命が飛躍的に伸びているので、長期に渡って安全に利用することが可能です。
3. 最長5年の安心保証
BLUETTI社の製品は基本的に保証期間が2年と定められているものの、「BLUETTI AC180」には最長5年の保証が付帯しています。
ポータブル電源は本体価格がそもそも高いこともあり、仮に故障して修理に出すと高くついてしまいます。
「BLUETTI AC180」では保証期間が最長5年もあることで、万が一故障したとしても修理費用をかけずに利用し続けられます。
アウトドアだけでなく、災害時の長期間停電への備えとして常備しておくのもおすすめです。
製品スペック
項目 | スペック |
---|---|
バッテリー容量 | 1,152Wh(36Ah) |
定格出力 | 4 ×100V / 18A 合計1,800W / 2,700W(瞬間最大) |
DC出力 | 12V / 10A |
USB-C | 100W 最大 |
USB-A | 2 ×USB-A1:5VDC / 3A 合計15W 2 ×USB-A2:5VDC / 3A 合計15W |
ワイヤレス充電 | 5W / 7.5W / 10W / 15W |
最大入力 | ターボモード:1,440W 標準モード:1,000W |
充電時間 | ACチャージケーブル:1.3~1.8時間 シガーソケット充電(100W / 200W):12~12.5時間 / 6.3~6.8時間 |
環境温度 | 充電:0~40℃ 放電:-20~40℃ 保管:-20~40℃ |
バッテリーサイクル数 | 3,500回以上 |
大きさ (幅×奥行×高さ) |
340mm × 247mm × 317mm |
重量 | 約16㎏ |
Amazon税込み販売価格 (2023年7月19日現在) |
129,800円 |
BLUETTI AC180の実機レビュー!利用してみて感じたメリット6選
今回は「BLUETTI AC180」を実際にデイキャンプの場へ持って行って、使ってみました。
実際に使ってみて感じたメリット6つを紹介します。
- 出力が大きい家電でも問題なく使える
- コンセントの幅に余裕がある
- 専用アプリで簡単な操作が可能
- いざというときは自動車や太陽光からも充電できる
- 大容量なので充電なしで長時間利用が可能
- 最大9個の入出力ポートであらゆる家電を同時に利用可能
1.出力が大きい家電でも問題なく使える
「BLUETTI AC180」は定格出力が1,800Wもあるので、出力が大きい家電でも問題なく使えました。 実際に今回は1,200WのIHヒーターでカレーを作りましたが、途中で止まることも充電切れを起こすこともありませんでした。
送風機も同時に稼働していても問題なし。
ヒーターなどの高出力家電を使う機会が増える冬場でも、快適に使えるでしょう。
料理をするために暑い・寒い状態を我慢しなくても済むというのは、アウトドアでは大きなメリットです。
2.コンセントの幅に余裕がある
実際に使ってみて意外だったのが、コンセントの幅に余裕があることです。
ポータブル電源は基本的にコンパクトな作りになっているので、コンセント間の幅が狭く、タイプによっては差せないこともあります。
しかし、「BLUETTI AC180」であればコンセントの差す位置を工夫すれば、たいていのものは差し込めると感じました。
「ポートがまだ空いているのに、スペースがなくて差せない」と、悩む心配をせずに使えるでしょう。
3.専用アプリで簡単な操作が可能
BLUETTI製のポータブル電源は専用アプリを使えば、以下の操作が簡単にできます。
- 充電残量の確認
- ACおよびDCのON/OFF
- 大元の電源OFF
※電源ONは不可
スマホと本機の接続も簡単で、アプリも直感的に操作できるようになっています。
充電残量が気になったときに、わざわざ製品の近くに行く必要はなく、チェアでゆったり過ごしながらスマホでチェック可能です。
4.大容量なので充電なしで長時間利用が可能
「BLUETTI AC180」はバッテリー容量が1,152Wh(36Ah)と大容量なので、充電なしでも長時間利用できます。
実際に今回のデイキャンプでは1,200WのIHヒーターを使ったことに加え、4時間にわたって送風機を最大出力で使っていたのですが、それでも帰宅時の充電残量は55%もありました。
工夫して使えば、1泊程度であれば充電することなくキャンプを終えられるでしょう。
5.いざというときは自動車や太陽光からも充電できる
ポータブル電源を使うにあたって最も懸念すべきことが充電切れ。
しかし、「BLUETTI AC180」は複数の方法から充電できるので、いざ充電切れを起こしたとしても難なく対処できます。
まず、シガーソケット充電に対応しているので、車のエンジンを動かせば充電できます。
「仮に充電切れを起こしたとしても車から充電すればいい」と考えられれば、節電を意識することなく家電を使えるでしょう。
また、別売りの充電用ソーラーパネルを購入すれば、太陽光による充電も可能。
2泊以上過ごすときや、電気使用量の多い冬場に使うときは、ACチャージケーブル以外の充電方法を知っておくとより使いこなせるはずです。
6.最大9個の入出力ポートであらゆる家電を同時に利用可能
「BLUETTI AC180」は4個のコンセントに加え、USB-AとUSB-Cを合わせて9個の入出力ポートを備えています。
あらゆる家電や端末を同時に利用できるので、快適なキャンプを実現できます。
ただし、複数の家電を同時に利用できると言っても、出力量には制限があるので注意が必要です。
試しにIHヒーターと電気ヒーターを同時に稼働してみたところ、出力オーバーで電源が落ちました。
他にもドライヤーや電気ケトルは出力量が高いので、これらの家電を利用する際は使い分けるなどの工夫をする必要があります。
BLUETTI AC180を利用する際の注意点
1台あれば快適なキャンプができる「BLUETTI AC180」ですが、使うにあたって注意すべき点も見えてきました。
- 重量がある
- 直射日光の下での利用は避ける
1.少し重いかも
「BLUETTI AC180」は大容量ながらコンパクトなことがウリではありますが、16kgという重さはそれなりに負担となります。
実際に男性の私でも片手で持ち運ぶのは重いと感じ、腰が高い状態で持ち上げようとすると、ぎっくり腰になるかと思ったくらいです。
台座等に置くときは耐荷重に気をつけて、置き場所も事前に考えておいたほうがいいでしょう。
実際に私が持っているアウトドア用のテーブルに置いてみたらスペースの3分の1を占め、作業しにくくなるので地面に置いて使うことにしました。
2.直射日光の下での使用は避ける
本機に限った話ではありませんが、直射日光の下で使うのは避けるようにしてください。
「BLUETTI AC180」はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているので、比較的熱には強いほうではあるものの、放電時の環境温度は-20~40℃とされています。
実際に夏の直射日光の下では普通に40℃を超えるので、使う際はタープ下や日陰など、比較的涼しい場所で使うようにしましょう。
BLUETTI AC180でキャンプ生活が快適になる
「BLUETTI AC180」は大容量で入出力ポートが豊富にあるため、1台あるだけでキャンプ生活が快適になります。
ACケーブルであれば1.3~1.8時間程度で充電が完了するので、フル充電の状態ですぐに使えることも、嬉しいポイントです。
IHヒーターなどの出力量が大きい家電も問題なく使えたので、電気使用量が多くなる冬場のキャンプでも活躍することは間違いなし。
快適なキャンプ生活を過ごしてみたい方は、ぜひBLUETTI AC180の導入を検討してみてください。
BLUETTIのポータブル電源はお試しレンタルやサブスク利用ができる
キャンプ・車中泊・アウトドア・イベントの短期利用だけでなく、防災用アイテムとして月額払いでポータブル電源を自宅に保管する方も増えています。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、1泊単位で設定できるワンタイムプランから月額のサブスク利用までニーズに合わせたポータブル電源のレンタルを提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があればそのまま購入もできますので、まずはいくつか製品を試してみてはいかがでしょうか。
[レンタル] ポータブル電源 一覧|キャンプや車中泊のスポット利用からサブスク型の月額制利用で防災備蓄にも – Rentio[レンティオ]
ブルーティ(BLUETTI)商品のレンタル・サブスク – Rentio[レンティオ]
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