アイリスオーヤマ SUUZE(スウゼ) 掃除機を使ってレビュー!パワフルな清掃力でメイン機として活 躍する一台

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コスパの良さで人気のアイリスオーヤマのコードレス掃除機。
20種類近い多彩なラインナップのなかでも最もよくゴミが取れる※パワフルな掃除機「SUUZE (スウゼ) SCD-210P」が2023年9月に発売されました。
アイリス掃除機史上最強の集じん力※が特徴のSUUZEは、家中の掃除ができるパワフルなメイン機を探している方におすすめのコードレス掃除機。
そんな気になるSUUZE掃除機の実力はどうなのか?実際に使ってレビューしました。
清掃力や使い勝手、運転音、お手入れまで写真と動画で詳しくご紹介しますので、ぜひ購入検討の参考にご覧ください。

※ アイリスオーヤマ試験基準による、アイリスオーヤマ充電式サイクロンスティッククリーナーにおいて。2023年9月現在。
もくじ
アイリスオーヤマ SUUZE (スウゼ)の特徴
2023年9月に発売されたSUUZE SCD-210Pは、アイリスオーヤマ史上最強の集じん力※が魅力の掃除機です。
昔のアイリスオーヤマ掃除機の「吸わない」というイメージを覆す掃除機として開発されました。
「SUUZE (スウゼ)」という名称も、神々の王「ゼウス」と「吸う」をかけた名前で、とにかくパワーに自信がある掃除機のようです。
まずはそんなSUUZEの特徴や機能について、実機写真とともに簡単にご紹介します。
※ アイリスオーヤマ試験基準による、アイリスオーヤマ充電式サイクロンスティッククリーナーにおいて。2023年9月現在。
特徴1. 高性能モーターによるパワフルな清掃力
なんといってもSUUZEの一番の特徴が、パワフルな清掃力です。
パワーの秘密は、本体とヘッドに搭載された小型で強力なDCブラシレスモーター。
ヘッドのモーターによりブラシを高速回転させながらパワフルに吸引することで、フローリングだけでなく毛足の長いカーペットでもゴミをかき出し隅々までしっかりと掃除することができます。
ヘッドにまで高性能なDCブラシレスモーターを搭載したことで、ゴミが残りやすいカーペットの繊維の奥までしっかり掃除できるパワーを実現できたというわけですね。
特徴2. 絡みにくいブラシ&サイクロンでお手入れ楽々
SUUZEは、パワーだけでなくお手入れの楽さも魅力です。
ブラシとダストカップ内のサイクロンは、どちらも髪の毛やペットの毛が絡まりづらい構造。
絡まった毛をわざわざ手で取り除く負担がなく、スルッとかんたんにゴミ捨てができます。
特徴3. 便利な静電モップ・置くだけで充電できるスタンドも付属
SUUZEには、アイリスオーヤマ掃除機ならではの特徴でもある静電モップ付き。
家具や家電の上など掃除機では掃除しづらい場所まで、幅広く掃除がしやすくなっています。
また、スタンドは置くだけで充電ができるタイプが付属しています。気づいたときにサッと取り出して使えるのは便利ですね。
アイリスオーヤマ SUUZE (スウゼ)の外観&使い方
それでは、実際に「アイリスオーヤマ SUUZE」を使用していきたいと思います。
まずは、本体を組み立てて使用する準備をしましょう。
同梱品
- 本体・延長パイプ・フロアヘッド
- 静電モップ・モップ帯電ケース
- 隙間ノズル
- クリーニングブラシ
- 充電スタンド支柱・充電スタンドベース・充電アダプター
使い方
まずは本体・パイプ・ヘッドをカチッとなるまで差し込み、組み立てます。
差し込むだけなので一瞬で完成しました!
使用するときは手元のボタンを押して掃除スタート。
一番上のボタンを1回押すとLOWモード・2回押すとHIGHモード、真ん中のボタンを1回押すとAUTOモード・2回押すとLONGモードと、パワーを切り替えられます。
充電スタンドの組み立て
充電スタンドは、ベースに支柱を差し込んで組み立てます。上からグッと力を加えるとカチッとしっかりはまります。
支柱の背面に電源ケーブルをつないだら、側面にモップ帯電ケースを取り付け各種付属品を収納します。
こんな感じですべての付属品を一か所にまとめて収納できました!
外観
収納時の様子はこんな感じ。落ち着いた色味で、どんなインテリアにもなじみます。
スタンドの背が低く足元部分のみなので、目立つ上部がスッキリと見えるのも良いですね。
カラーはグレーとホワイトの2色展開。お家の雰囲気や好みに合わせて選べます。
ホワイトは爽やかで清潔感のある色味で、こちらもインテリアの邪魔をせずなじみやすいデザインです。
SUUZE (スウゼ)を使って家中の掃除をしてみた
それでは、実際にアイリスオーヤマ SUUZEを使ってお家の掃除をしてみたいと思います!
気になる清掃力や使い勝手、お手入れはどんな感じなのか?詳しくレポートしていきます。
清掃力は文句なしの◎
まずはSUUZEで家全体をざっと掃除機がけしてみました。
我が家は毎日ロボット掃除機に掃除をさせているのでそこまで汚れていないのでは?と思っていましたが、想像以上に一回の掃除でゴミが取れて驚きました。
とくにロボット掃除機が入りこめない家具のすき間や階段、トイレなどはSUUZEが大活躍!ダストカップにどんどんゴミが溜まっていきます。
たった一回の掃除でこんなにゴミが溜まりました!
一番良く取れたゴミは長い髪の毛。カーペット掃除ではホコリもたくさん取れました。
カーペットの掃除では、布まで吸い上げてしまう程のパワフルさ。カーペット掃除では押す動きよりも引く動きのほうが操作しやすくおすすめです。
もっとSUUZEのパワーを試してみたくなり、動画のようにわざとゴミをまき散らして検証してみましたが、ゆっくり一往復するだけですべてのゴミを掃除することができました。
綿や髪の毛といった軽いゴミはもちろん、1~5mm程度のそこそこ重さのある砂利までしっかり掃除できたのは驚きでした。
これだけパワーがあれば日常的にお家の床に落ちているようなゴミは余裕で掃除できそうですね!
軽さ・取り回しも良くスムーズ
SUUZEのスティック時の重量は1.7kg。
最近では1kg前後の掃除機も発売されているのでSUUZEはものすごく軽い部類とは言えませんが、実際に使っている感覚では重さはほとんどストレスに感じませんでした。
取っ手の部分を片手で持ったまま、持ち上げて階段の上り下りをする時もとくに重いとは感じずに移動できました。
操作感は動画のような感じで、前後左右への移動は比較的スムーズ。広い場所ではスイスイ使えました。
倒すとほぼ一直線になるので、ソファやベッドの下が掃除しやすいのも嬉しいポイント。
家具の脚周りや階段など狭い場所はやや操作しづらいときもあったのですが、パイプの部分を左手で支えながら両手で掃除機がけをすると楽に操作ができました。
総じて操作感は良く、ストレスなく使えるコードレス掃除機と言えそうです。
バッテリー持ちも十分なレべル
実際に2階建ての戸建て住宅で家中をざっと掃除しましたが、AUTOモードでは最後まで掃除を済ませることができました。
AUTOモードだとほこり感知センサーがごみの量を感知して自動で吸引力を調節してくれるので、長時間の使用でも問題なく使えるようです。
実際のAUTOモードでの清掃の様子がこちら。
AUTOモードではゴミの多い場所やカーペット上ではパワーを強めることが多いので使用時間が短くなってしまいますが、フローリングがメインのお家なら問題なく家中の掃除に使えるかと思います。
ただし、最もパワフルなHIGHモードだと約8分と使用時間が短くなるので、ゴミが多い場所やカーペットの部分のみ切り替えて使うのが良いかもしれませんね。
ちなみにバッテリーは充電1000回程度まで持つそう。着脱式で交換バッテリーも別売されているので、長く愛用できそうです。
音の静かさは一般的な掃除機くらい
SUUZEの運転音をモードごとに騒音計で計測してみました。実際の音も動画で確認してみてください。
体感としては、思ったよりはうるさくないといった印象でした。
一番強いHIGHモードの時はやや音が大きいのですが一般的な掃除機程度。一番弱いLONGモードの時は気になるほどではなく、パワフルな割には静かといえそうです。
床の汚れ具合にもよりますが、AUTOモードではほぼLONGモードでゴミが多いところだけLOW~HIGHに切り替わるので、使っていてそこまでうるさいとは感じませんでした。
使い勝手も良く、毎日気軽に使える
静電モップ付きの掃除機は初めて使用したのですが、思った以上に便利で楽しく掃除ができました。
ついつい放置しがちな家電やPC周りも、サッとなでるだけでうっすら積もったホコリの掃除ができて手軽でした。
掃除後はスタンド下部の吸引口からお手入れもできて、繰り返し使うことができます。
本当に手軽に掃除ができるのでこまめに掃除するようになりました。
隙間ノズルは、静電モップ程は使用頻度は高くないもののやっぱりあると便利で、サッシの溝やロボット掃除機のダストボックスなどたまの掃除に活躍してくれました。
置くだけで充電できるスタンドも、使い勝手が良く便利ですね。
コードを差し込んだりバッテリーを充電器に取り付けたりといった手間がなく、気づいたときにいつでも満充電から掃除ができました。
日々こまめに掃除をするなら、やっぱり掃除機の使い勝手は重要だなと実感しました。
使用後のお手入れは楽ちん
使用後のお手入れはダストカップのゴミが溜まってきたら、取り外しボタンを押してダストカップを外して中のゴミを捨てるだけでOK。
髪の毛が絡まりづらいサイクロン形状というのは本当で、大きなゴミは手で触ることなく捨てることができました。
ただ、やはり使っているうちにカップやフィルターに細かい粉塵が付着してしまうので、定期的に分解して水洗いが必要になります。
ブラシも今回使っているなかでは髪の毛やゴミが巻きつくことはなかったのですが、かんたんに取り外せるので衛生的に使うためにも定期的な水洗いがおすすめです。
アイリスオーヤマ SUUZEとdaspoを比較
アイリスオーヤマの掃除機のなかで高性能モデルとして展開されているのが、SUUZEと2022年に発売されたdaspo(ダスポ)です。
daspo(ダスポ)は、ヘッドのダストポケットにごみを溜める「ちりとりヘッド」を搭載することで運転音を抑えた特徴的な掃除機です。
SUUZEとは方向性の違う掃除機ですが価格帯が似ているので、それぞれどんな人におすすめなのか?違いを比較してみました。
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---|---|---|
SUUZE | daspo | |
特徴 | アイリス史上最強の集じん力※1
・ヘッドブラシ回転力約2.5倍※2 |
アイリス史上最小の運転音※3
・ちりとりモードで実感音約67%カット※4 |
絡みづらいブラシ・サイクロン | ○ | ○ |
静電モップ | ○ | ○ |
置くだけで充電できるスタンド | ○ | ○ |
スティック時重量 | 1.7kg | 1.9kg |
公式販売価格(税込) | ¥32,780 | ¥39,800 |
※1 アイリスオーヤマ試験基準による、アイリスオーヤマ充電式サイクロンスティッククリーナーにおいて。2023年9月現在。
※2 アイリスオーヤマ基準に基づいた、カーペット清掃試験において、SCD-120Pとの⽐較。
※3 JEMA 自主基準(HD-10)により測定。標準モードとちりとりモードとの運転音での比較。
※4 アイリスオーヤマ調べ。本体中心部の床面から上方向1.5m、横方向1.5mから測定。SCD-190Pの標準モード時(SONE値18.7、dB値66.5dB)と、ちりとりモード時(SONE値6.2、dB値48.9dB)との比較。
※5 SONE値とは、騒音レベルを表すdB(デシベル)に対して実際に聞こえる音の大きさ(実感音)を表した単位。
清掃力で選ぶならSUUZE

清掃力重視な方にはSUUZEがおすすめ!
お子さんやペットと暮らしていて床にゴミが溜まりやすいお家や、髪の毛が長い人がいるお家などにはパワフルな掃除機がぴったりです。
とくにカーペット上での掃除はdaspoよりもSUUZEのほうが得意分野なので、カーペットを敷いている部屋があるならSUUZEを選ぶと良いでしょう。
運転音の低さで選ぶならdaspo
ライフスタイルに合わせて音を抑えて掃除したい時があるならdaspoがおすすめ!
「ちりとりモード」を使うことで、深夜・早朝やお子さんの昼寝時、家族のテレワーク時、掃除機の音が苦手なペットがいるお家など様々なライフスタイルに合わせて、運転音を抑えながら掃除ができます。
どちらも特徴的な掃除機なので、自分のお家に合ったものを選ぶと良いですね。
パワフルな「アイリスオーヤマ SUUZE (スウゼ)」はメイン機としておすすめ
アイリスオーヤマ史上最強※の掃除機「SUUZE (スウゼ)」。
実際に使ってみて、一度で想像以上のゴミが取れて大きな達成感を味わうことができました。サッと手に取って気軽に使いやすく、お手入れ簡単で毎日使いやすいのも嬉しいポイントでした。
物が多くて狭い場所から広めのリビングまで家中の掃除に活躍してくれる「SUUZE (スウゼ)」。
これからメイン機として使うコードレス掃除機の購入を検討しているなら、ぜひ候補に入れたい一台です。

※ アイリスオーヤマ試験基準による、アイリスオーヤマ充電式サイクロンスティッククリーナーにおいて。2023年9月現在。
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