ティファール「クックフォーミータッチ」を使ってレビュー！ひと手間で本格的な料理を

料理の手間や時間が省けるほったらかし調理家電は、共働き世代や一人暮らしの方まで幅広い層に支持されています。

今回は、電気ケトルや取っ手の取れるフライパンで有名なティファールから2023年に発売された電気圧力鍋「クックフォーミータッチ」を、実際に使ってご紹介します。

解説動画もチェック！

「ティファール クックフォーミータッチ」の特徴

まずは「ティファール クックフォーミータッチ」の特徴について、かんたんにご紹介します。

見やすいタッチパネルで簡単に操作

レシピの検索から実際に料理が完成するまで写真付きのタッチパネルで操作ができるので、圧力鍋初心者の方や機械の操作が苦手な方でも簡単に使用できます。

時短で簡単にさまざまな調理が可能

圧力鍋としての機能はもちろん、「炒める」「煮込む」「蒸す」「炊飯」など、さまざまな調理が可能です。

それに加え、無水調理やスロークッキングもできるため料理の幅が広がります。

豊富なレシピ数

前菜からメインディッシュ、デザートまでの本体内蔵の270のレシピに加え、専用のアプリを使って本体とWi-Fi接続をすることでレシピの追加・更新も可能です。

前モデル「クックフォーミー3L」との違いを比較

2022年に発売された「クックフォーミー3L」と比較をしてみました。

大きさは変わっていないのですが、クックフォーミー タッチの方が、断然スペックが良くなっていることが分かりますね。

	クックフォーミー タッチ 3L	クックフォーミー 3L
発売年月日	2023年9月1日	2022年8月1日
本体操作	タッチパネル	ダイヤル+ボタン
内蔵レシピの数	270	250
圧力調理	100/70/40kPa (119/114/108℃) マニュアル調理では最大1.5時間まで	70kPa (115℃) マニュアル調理では最大1時間40分まで
通常調理	炒め調理：160/135/110℃, 煮込み調理：110/90/75℃, スロークッキング：85/75℃	強火(160℃) 最大30分、中火(90℃) 最大30分、弱火(75℃) 最大30分
再加熱	70℃　最大3時間まで	70℃　最大3時間まで
サイズ (幅×奥行×高さ)	32.4×31.4×26.8 ㎝	32.4×31.4×26.8 ㎝
消費電力	900W	900W
Wi-Fi接続	○	×
Amazon税込価格	￥69,800	￥25,667

（※価格は記事更新時点）

ティファール クックフォーミータッチを使って実際に調理

それでは、さっそくクックフォーミータッチを使って調理をしていきましょう！

実際にクックフォーミータッチを使いながら、気になる使い方やお手入れ方法についても詳しくご紹介します。

クックフォーミータッチの使い方と調理手順

では、内蔵レシピの参鶏湯を作りながら、クックフォーミータッチの使い方を確認していきます。

まず、電源コードをつないで本体を設置します。
調理が完了すると自動で排気をしてくれるので上部は開けておきましょう。

検索窓で参鶏湯と検索し、レシピを出します。
「材料を用意する」の「食材」を押すと、どの材料をどのくらい用意すればいいのか確認できます。

材料をなべの中に入れて、準備は完了です！

ふたを閉めたら、持ち部分を回してふたをロックします。

スタートボタンを押して調理開始です！
最初に自動で予熱が始まり、それが終わると調理が始まります。

圧力調理が終わると排気が行われ、その後、保温に切り替わります。
この時、蒸気が上から勢いよく出てくるので注意しましょう！

調理完了です！ふたを開けてみましょう。
野菜がとろっとなり、鶏肉にもしっかりと火が通っているのが分かりますね。

お皿に盛りつけて完成です！
最初、鶏肉はホロっとほぐれるまではいかなかったのですが、保温した状態で置いているとだんだん柔らかくなりました。

生姜がとても効いていて、味もしっかりしていて美味しかったです！

Wi-Fi接続手順・アプリの使い方

本体をコンセントに繋ぐと最初に下のような画面になるので、画面に沿って進めます。

次に、繋がるWi-Fiが表示されるので、接続したいものを選んで進めます。

しばらくすると、Wi-Fi接続完了になります！

アプリの接続方法

App StoreやGoogle Playで、「ティファール」のアプリをインストールします。
その後、画面の案内に沿って進みます。

最後に、クックフォーミータッチに名前を付けられるので、好きな名前を付けましょう！

アプリと本体を連携する

アプリをインストールしたら、本体とアプリを連携しましょう！

設定の「アカウント連携」から進めます。

その後、アプリを開きながら画面の案内に沿って操作を進めます。

連携が完了しました！

アプリと連携してできること

1. レシピの更新

内蔵レシピに加え、設定画面からレシピの更新が可能です。

2. アプリでお気に入り登録をしているレシピの閲覧

アプリでお気に入り登録をしたものが、クックフォーミータッチ本体にも表示されて確認ができるようになります。

その他に、調理中のレシピの進行具合をアプリで確認することもできます！

調理後のお手入れ方法

調理が終わったら、なべ、金属ふた、バルブカバー、蒸しかご、減圧ボールを取り外してお手入れします。
調理が終わった直後は部品も熱くなっているので、ある程度冷めてからお手入れしましょう。

金属ふたは、真ん中部分にあるネジを取って、本体から外して水洗いします。

バルブカバー・ボールキャップ・減圧ボールはそれぞれ外して洗います。

水受けと蒸気口キャップも外して手洗いしましょう。

クックフォーミータッチで作った料理

参鶏湯以外にも、クックフォーミータッチでいろいろな料理を作ってみたのでご紹介します。

煮込み料理はやはり定番ですが、炊飯やデザートなど幅広いバリエーションの料理作りに活躍してくれました。

おでん

まずは、大根と大根がかぶるくらいの水を入れて15分間圧力調理をします。

～15分後～

ものすごく硬かった大根が竹串が簡単にサクッと刺さるような柔らかさになりました！色が透明になり、調理されているのが見た目でも分かりますね。

その後、大根とその他の具材を入れて、1分間圧力調理。その後、15分間保温します。

保温後、全体を混ぜ合わせて完成です！

見た目は美味しそうですが、調理工程が圧力調理と保温のみのため、味の染み込み具合が物足りないと感じました…！その後、別で煮込み調理をしたらもっと良かったと思います。

また、計16分間圧力調理をしているためか、大根がホロホロしすぎてしまい、お箸で持ち上げられない程になっていたので加減を見ながら圧力調理できたら、もっと良いのにな…と思いました。

ビーフシチュー(無水)

まず、ふたを開けた状態で予熱をし、油を入れてお肉を焼いていきます。

ある程度火が通ったら、他の材料(デミグラスソース以外)を入れて15分間圧力調理 をします。その後、デミグラスソースを加えて5分間煮込むのですが

圧力調理が終わった段階でじゃがいもがホロホロになっていたので、じゃがいもを取り除いて煮込んでみました！

完成です！じゃがいもが崩れず、いい感じに仕上がっています！
お肉はホロホロとまではいかなかったのですが、柔らかくなっています。

じゃことしめじの味ごはん

まず、万能ねぎ以外の材料をなべに入れ、3分圧力調理をします。

その後、10分保温後に混ぜて、万能ねぎをかけて完成です！

通常の炊飯器ではなかなかできない、おこげもできていました！じゃこの風味が全体に香ってとても美味しかったです。
包丁を使わずに材料を鍋に入れて待つだけで、炊き込みご飯が簡単にできるのは嬉しいですね！

柔らかホロホロ煮豚(スロークッキング)

全ての材料を入れて混ぜ、ペーパーで落し蓋をして、ふたを閉めるだけで準備は完了です！

その後、スタートボタンを押すと、8時間のスロークッキングが開始します。

8時間後にふたを開けてみます！味が染み込んでいるのが見た目で分かりますね。

今回作った中で、一番美味しく仕上がったのがこちらです。
スロークッキング自体初めてでしたが、出かけて帰宅したら料理が出来上がっていて、すぐ食べられるのは嬉しいですね！

カスタードプリン

表示された材料を用意し、卵・砂糖・牛乳でプリン液を作ります。
プリン液を器に入れたらアルミホイルで覆い、蒸しかごに並べて水を入れた鍋の中に置きます。

圧力調理1分、8分保温し冷蔵庫で冷やし固めて完成です！

レシピではキャラメルソースを使ったソースをかけていたのですが、手に入らなかったため、砂糖からカラメルソースを作ってかけてみました。

工程が少なく、かつ短時間で美味しいプリンができて驚きました！他のアレンジも試してみたくなりました。

クックフォーミータッチを使用した感想

最後に、今回実際にクックフォーミータッチで色々な料理を作ってみて感じたメリット・デメリットについてご紹介します。

◎操作が簡単でどんな方でも使いやすい

見やすいタッチパネルの案内通りに進めていけば完成するので、あまり本格的な料理をしたことがない私でも簡単に料理を作ることができました！

料理が完成したときや、ふたが開いていないといけないのに閉まっている…等の場合は、音で教えてくれるので、そういった点も使いやすいと感じました。

△加減が分かりにくい

おでんの感想にも書いたのですが、食材に火が通り過ぎて柔らかくなりすぎている…ということがありました。

慣れもありますが加減を見ながらその都度調節ができればもっと使いやすくなるな～と思いました。

△お手入れするパーツが多い

自動で調理してくれる点はありがたいのですが、その代わりに調理をする度にお手入れするパーツが多く少し面倒なのがネックな部分だと思いました。

クックフォーミータッチはレンタルでお試しもできる

とても便利なクックフォーミータッチですが、サイズ感や使い勝手など実際に使ってみないと分からないことも多く迷っている方も多いはず。

そんなとき役立つのが、家電のレンタルサービスです。
購入前に実物をレンタルして家で試してみることで不安や疑問が解消されるので、自信を持って購入に踏み切れます。

ネットで家電をお得にレンタルできるRentio(レンティオ)では、クックフォーミータッチを購入前に借りて試すことができます。
使ってみて気に入ればそのままレンタル品を買い取ることも可能です。購入前のお試しに、気軽にレンタルしてみてはいかがでしょうか？
[レンタル] ティファール クックフォーミータッチ (270レシピ内蔵) 3L ホワイト CY9221JPのお試し・サブスク – Rentio[レンティオ]
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