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海外旅行先として人気のタイ。バンコクやプーケットといった様々な観光スポットや美味しいグルメなど魅力にあふれるタイですが、旅行で訪れた際にどれくらい費用がかかるかは気になるところ。
タイ旅行を計画しているものの、「物価が高くなった」と聞いて躊躇している方も多いのではないでしょうか?円安の影響もあり、不安に感じている方も多いかもしれません。
そこで今回はタイの物価について解説します。
タイが物価高と言われる原因や実際の商品の価格まで詳しく紹介しますので、ぜひ旅行前の参考にしてみてください。
もくじ
タイの物価は日本より高い?安い?その理由は?
一般的にはタイの物価は日本より安いと言われています。
タイの物価は日本の2分の1〜3分の1といわれており、食事やお買い物をリーズナブルな価格で楽しむことができます。
しかしながら、ここ数年、タイの物価が以前よりも高くなったと言われています。その原因は「円安」にあります。
「円安」の影響
タイの物価が高くなったと言われる理由は「円安バーツ高」です。
「円安バーツ高」とは為替レートの変動で、日本円の価値が相対的に下がり、タイの通貨であるバーツの価値が相対的に上がることをいいます。
2020年には1バーツあたり約3.4円の為替レートでしたが、2024年6月現在では100バーツあたり約4.27円までバーツ高が進行。
言い換えると、2020年には100バーツのものを買うのに340円で足りましたが、2024年には427円が必要になったというわけです。
4年間で約25%ほどバーツ高が進行したことになります。
ここ数年の変化のため、コロナ禍以降久しぶりにタイを訪れるという方は変化に驚くのではないでしょうか。
タイの物価は日本より高い?実際の商品で検証
それではタイの物価を具体的に日本と比べてみましょう。
今回は日本人にもタイ人にもなじみ深い食品の価格を基に実際に比較していきます。
なお、それぞれの食品の価格は2024年6月時点で公式ページなどで確認できた範囲の価格を基に、現時点の為替レートで換算、比較しています。
実際には同国内でも店舗や地域によって価格の変動はありますので、あくまでも目安として参考にしてください。
日本とタイのマクドナルドを比較
最初に比較するのはマクドナルドです。
看板商品である「ビッグマック」はタイでは単品価格149バーツで販売されています。
149バーツは日本円で約630円になります。
対して日本の「ビッグマック」は地域にもよりますが、480円から販売されています。
「ビッグマック」はタイの方が値段が高いという結果になりました。
日本とタイのスターバックスの価格を比較
続いてスターバックスの「スターバックスラテ(カフェラテ)」トールサイズの価格を比較してみましょう。
タイのスターバックスは店舗によって価格が違うようですが、調査した範囲ではカフェラテは130バーツで販売されていました。
130バーツは日本円で約558円になります。
一方日本では「スターバックスラテ」は495円で販売されています。
「スターバックスラテ」もタイの方が値段が高いという結果になりました。
日本とタイのコカコーラの価格を比較
最後に比較するのはコカコーラです。
国際生活費の比較サイトの情報によると、タイで販売されている2Lのペットボトルの価格は1本約43バーツ。
43バーツは日本円で約186円となります。
一方日本では1.5Lのペットボトルが1本あたり200円程度で販売されています。
容量が違うため一概には比較できないものの、コカコーラは100mlあたりの単価ではタイの方が少し安いという結果になりました。
全ての商品を精査したわけではありませんが、マクドナルド、スターバックスは日本よりタイの方が値段が高い傾向にあることがわかりました。
いつも食べ慣れているものを買おうとすると日本よりもやや割高になってしまうようです。
【まとめ】タイの物価は物によっては日本より高い!賢く節約してタイ旅行を満喫しよう
ここまでの比較で、タイの物価は物によっては日本よりも高いということがわかりました。
タイの物価は上昇傾向にありますが、タイ旅行の費用はまだまだ安価に済ませることができます。
タイは日本から近いため航空券の価格も安いですし、安くておいしい屋台や地元の飲食店もたくさんあります。
円安に惑わされずに、賢く節約しながらタイ旅行を満喫することをおすすめします。
なお円安でも安く行けるおすすめの海外旅行先については以下の記事で詳しく解説していますので、こちらも旅行先を選ぶ際の参考にしてみてください。
[2024] 円安でも安く行ける海外旅行おすすめの国7選!お得に旅する秘訣をご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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