MOMENTUM True Wireless 4を実機レビュー。音質にこだわり更に進化したゼンハイザーの完全ワイヤレス イヤホン
公開日2024/07/25
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ゼンハイザーはドイツの音響機器メーカーであり、イヤホン・ヘッドホン・マイクロホンをメインとし、音質や音域を重視するユーザーから根強い人気のあるブランドです。
そんなゼンハイザーから発売された第4世代の完全ワイヤレスイヤホン『MOMENTUM True Wireless 4』。
「アーティストが意図する詳細や感情を余すことなく伝える」と銘打った完全ワイヤレスイヤホンについて、実際に使用してレビューしていきたいと思います。
もくじ
MOMENTUM True Wireless 4のスペック一覧
まず始めに「MOMENTUM True Wireless 4」のスペックについて、第3世代の「MOMENTUM True Wireless 3」と比較します。
製品画像 | ||
---|---|---|
型番 | MOMENTUM True Wireless 4 | MOMENTUM True Wireless 3 |
発売日 | 2024年3月1日 | 2022年5月20日 |
連続使用時間 | イヤホン使用時で最長7.5時間の音楽再生時間(ANCオフ)、イヤホン使用時で最長7.0時間の音楽再生時間(ANCオン) 充電ケース使用時で最長30時間 | イヤホン単体:約7時間、ケース込み:約28時間 |
充電方法 | USB充電。ワイヤレス充電(Qi)対応 | USB充電 |
IPX定格 | IP54、防塵防滴(イヤホンのみ) | IPX4、防滴(イヤホンのみ) |
Bluetooth接続 | Bluetooth 5.4準拠 | Bluetooth 5.2準拠 |
MOMENTUM True Wireless 4とMOMENTUM True Wireless 3の主な違い
画像左側がMOMENTUM True Wireless 4、画像右側がMOMENTUM True Wireless 3です。スペックの点では大きな違いはありませんが、連続使用時間・IPX定格・Bluetooth接続など性能面で正統進化をしていると言えます。
MOMENTUM True Wireless 4の付属品について
では実際に開封して付属品を確認していきます。
イヤーチップとイヤーフォンで最適なフィット感を実現
同梱品一覧
- MOMENTUM True Wireless 4本体
- 充電ケース
- シリコン製イヤーチップ(XS,S,M,L)各2個
- シリコン製イヤーフォン(S/M/L)各2個
- USB充電ケーブル
- クイックガイド
付属品の中には数種類のイヤーチップとイヤーフォンとなっており、自分に合った組み合わせで音楽を楽しむことが出来ます。
外観と各部位の機能
USB充電用の差込口は本体正面にあり、イヤホン本体の左右ともに「アクティブノイズキャンセリング及び通話用マイク」「タッチ操作パネル」「赤外線近接センサー」が搭載されています。
「タッチ操作パネル」は後ほどカスタマイズして設定可能で、「赤外線近接センサー」によりイヤホンを外した際に自動で再生が止まるようになっています。
重さはイヤホン単体は1つ約6g。ケース本体は約65gとなっています。
アプリでMOMENTUM True Wireless 4を自分好みにカスタマイズ
アプリとの連携を行い、設定の確認をしていきたいと思います。
イヤーチップとイヤーフォンの選定
アプリとの連携とイヤーチップの調整によりひとりひとりに合ったカスタマイズが行えます。
これは後から調整出来るので聞いている中で違和感を感じたら他の物に変更し再度調整出来ます。
使用状況に応じてアダプティブノイズキャンセリング(ANC)などの細かい微調整が可能
「Sennheiser Smart Control」では、イヤーチップの計測だけでなくサウンドの細かい設定やバッテリー残量などが確認できます。
パーソナルサウンドでは無段階での微調整ができ、自分の好みのサウンドに都度調整することが可能です。
また、アダプティブノイズキャンセリングではオン・オフの他に風切音の防止を選択することで、周囲の音はある程度拾いつつ風切音のみをある程度抑えることができます。
さらには、トランスパレンシーモードが備わっているので、イヤホンを外すことなく会話やアナウンスの音を聞くことも可能になっています。
タッチ操作パネルでの操作が可能
音楽を聴いている最中に停止したいときやもう一度聞き直したいとき、わざわざスマートフォンなどのデバイスを取り出さなくても本体にタッチするだけで操作が可能です。
これは昨今多くの完全ワイヤレスに搭載されており、タップの仕方により操作方法をカスタマイズすることも可能なので普段よく使う機能を設定出来ます。
広い音域でも歪みが無くクリアな音質
デフォルトの設定で試しに聞いてみたところ、聞くジャンルにもよりますが広い音域でも歪みや極端に強調されることが無く全体が滑らかでクリアに聞こえます。
音の大小に関わらず聞き取ることが出来るため、「アーティストが意図する詳細や感情を余すことなく伝える」点はここにあると感じました。
MOMENTUM True Wireless 4を実際に使用してみての感想
ここまでMOMENTUM True Wireless 4を使用し、主な機能とゼンハイザーならではの特徴が分かりました。
ここからは数日使用してみた感想を記載したいと思います。
◎ 音質面は高水準のワイヤレスイヤホン
全体的に高水準の完全ワイヤレスイヤホンです。
ゼンハイザーがこだわっている音質面では流石の性能となっており、ボーカルが埋もれてしまったり音が歪むことも無くヘッドホンや有線イヤホンと同等レベルと感じました。
ノイズも除去されてるため雑味がなく、ダイナミックなものから繊細な楽曲まで幅広く網羅し、メリハリのある音楽や楽器の生音感を味わう事が出来ます。
イコライザーやパーソナルサウンドの調整により聞くジャンルやTPOに分けた設定が可能ですが、デフォルトの設定も十分に聞きごたえがあります。
聞きなれた頃にカスタマイズすることで今まで聞き取れなかった音や、同じ曲でも違った感覚を味わえるのではないでしょうか。
○ フィット感と防塵防滴でよりラフに扱える
イヤーチップとイヤーフォンによるフィット感、そして防塵防滴性能の向上により第3世代の時よりも使用できる環境が広がりました。
走った程度では落ちる事も無く汗なども多少は問題ないため、ランニングなどアクティブな場面でも使用することが可能です。
△ ノイズキャンセリングはイマイチ
音質が素晴らしい反面、ノイズキャンセリングは3パターンしかなく、ソニーのWF-1000XM5などノイズキャンセリングを売りにしている機種と比べ調整がイマイチな印象です。
しかしフィットしたイヤーチップを装着することで密閉感は十分であり、物理的にはノイズを除去することは可能です。
SONY WF-1000XM5をレビュー!最高クラスの音質とノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホン – Rentio PRESS[レンティオプレス]
MOMENTUM True Wireless 4はこだわりのある方から初心者までおすすめ
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンMOMENTUM True Wireless 4を実機レビューしてきました。
イヤホンとして求められる音質に妥協点が無く、特にゼンハイザーのイヤホンを愛用している人にはおススメの完全ワイヤレスイヤホンではないでしょうか。
ヘッドホン・イヤホンはレンタルできる
購入前に付け感や音質を確認したい場合は、レンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentioでは、MOMENTUM True Wireless 4のレンタルをはじめ、様々なヘッドホン・イヤホンを取り揃えています。
中にはレンタルしてそのまま購入できる製品もありますので、まずはお試し利用から検討してみてください。
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