「DEEBOT Y1 PLUS」ロボット掃除機を写真&動画で徹底レビュー!超コンパクトな自動ゴミ収集ス テーションとコスパの良さが魅力の1台
更新日2024/11/12
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人気のロボット掃除機ECOVACS(エコバックス)のDEEBOTシリーズから、高コスパなロボット掃除機「DEEBOT Y1 PLUS」が登場しました。
「DEEBOT Y1 PLUS」は、超コンパクトで置きやすい自動ゴミ収集ステーションを搭載。
もちろん、吸引+水拭きの同時清掃・マッピング・スマホ連携もできて、価格は6万円台とコスパの良いロボット掃除機です。
今回はそんな「DEEBOT Y1 PLUS」を実際に使って写真と動画で詳しくレビューしました。
気になる吸引力や水拭き性能、自動ゴミ収集、稼働音についても詳しく検証していますので、ぜひ購入検討の参考にご覧ください。
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もくじ
エコバックス「DEEBOT Y1 PLUS」の特徴
人気のロボット掃除機メーカーECOVACS(エコバックス)から2024年5月に発売されたのが、今回ご紹介する「DEEBOT Y1 PLUS」。
DEEBOT Y1 PLUSは、超コンパクトな自動ゴミ収集ステーションが最大の特徴です。
さらに吸引+水拭き清掃・マッピング・スマホ連携といった人気の機能を搭載しながら価格を抑えた高コスパで導入しやすいロボット掃除機となっています。
まずは、DEEBOT Y1 PLUSの実機写真とともに、各機能についてご紹介します。
超コンパクトな自動ゴミ収集でお手入れ軽減
DEEBOT Y1 PLUSは、面倒な本体ダストボックスのお手入れの手間が省ける人気の自動ゴミ収集機能を搭載。
しかも自動ゴミ収集ステーションが幅320×奥行210×高さ269mmという驚きのコンパクトさも魅力です。
ロボットの掃除後には、ステーションが本体ダストボックスから自動でゴミを吸い上げて回収。
ステーション内に内蔵された5Lの大容量ダストバッグに最大150日間分※ものゴミを溜めておいてくれます。
約5か月間もゴミ捨て不要なんて、すごいですよね!
※収納日数は目安です。(清掃環境により変動)
ダストバッグは抗菌素材を使用しており、微細な粒子を99%カットできるので、長期間の保管でも安心です。
さらに交換時には引き出すと同時に口が閉じる構造になっていて、ホコリが舞い散ることなく手も汚れずに済むので衛生的です。
パワフルな吸引+水拭き同時清掃
DEEBOT Y1 PLUSは、吸引・水拭きを同時にできる2in1タイプのロボット掃除機です。
吸引清掃では、前方に搭載されたサイドブラシと中央のメインブラシでゴミをかき集め、最大5000Paのパワフルな吸引力でゴミを吸い上げます。
掃除する時間帯やお家の環境に合わせて静音・標準・強力・最大+の4段階で吸引力を変更でき、カーペット上で自動でパワーアップする機能も搭載しています。
水拭きは、自動で水量を調整するOZMOモップシステムを搭載。床材に合わせて3段階で水量調節が可能です。
水タンクは300mlと大容量で、長時間の水拭き掃除にも対応しています。
水拭きモードでの清掃時には、カーペットを認識すると自動で回避するので、フローリングとカーペットが両方あるお家でも安心して使えますね。
レーザーによる高精度マッピング
DEEBOT Y1 PLUSはLiDARナビゲーションと「TrueMapping」テクノロジーにより、高精度なマッピングが可能となっています。
レーザーで間取りと自分の位置を正確に把握し、マップをもとに効率的なルートで走行して掃除します。
もちろん自動再開機能も搭載しているので、掃除の途中で電池が切れそうになっても自動で充電して続きから掃除を再開してくれます。
スマホアプリでかんたん操作
DEEBOT Y1 PLUSは、スマホアプリから各種設定や掃除の開始・終了などの操作をかんたんにおこなえます。
アプリでは作成したマップを確認・編集することも可能。
進入禁止や水拭き禁止、エリア指定清掃や部屋ごとのスケジュール設定などにも対応しています。
「DEEBOT Y1 PLUS」の初期設定と使い方
DEEBOT Y1 PLUSを使う前に、まずは使用前の準備と初期設定について、実機を使いながら確認していきましょう。
- ロボット掃除機本体
- サイドブラシ
- モップパッドプレート・洗えるモップパッド(装着済み)
- 自動ゴミ収集ステーション・ダストバッグ(装着済み)
- ネジバッグ
- 取扱説明書
本体の準備
まずは本体の準備をしていきます。
本体はサイドブラシが外れた状態で届くので、裏返して付属のネジとドライバーでサイドブラシを取り付けます。
少し固くてネジを回すのに力がいるので、もしお家に大きめのドライバーがある場合は付属のものよりも使いやすいかもしれません。
水拭きをする場合は、タンクに給水しモップパッドプレートをセット。モップパッドプレートを認識すると自動で吸引+水拭きモードに切り替わります。
自動ゴミ収集ステーションの設置
自動ゴミ収集ステーションはダストバッグが装着済みの状態で届くので、電源コードを接続するだけでOK。余ったケーブルは背面に巻き付けておきましょう。
設置場所は左右各50cm・前方1.5mに障害物がない場所を選んでくださいね。
準備ができたら、本体を満充電している間にスマホアプリの初期設定を済ませておきましょう。
スマホアプリの初期設定
まずはスマホに専用アプリ「ECOVACS HOME」をダウンロードします。
アプリを開いたら、画面の指示に従ってユーザー登録や機種選択、Wi-Fi設定を進めます。
途中で本体のQRコードを読み取ったり、ボタンを長押ししたりといった指示があるので、その通りに操作してください。(※QRコードは本体ダストボックス付近にあります。)
接続が成功すると、ロボットに名前をつけたあとにクイックマッピングを開始することができます。
間取り学習の精度を高めるため、なるべく床の物を片付けてから初回のマッピングをしましょう。
出来上がったマップを編集し、部屋に名前を付けたり進入禁止エリアを設定したりして、使いやすいように設定しておきましょう。
ECOVACS「DEEBOT Y1 PLUS」を使って実力をレビュー
準備が整ったところで、実際にDEEBOT Y1 PLUSを使って実力を検証していきたいと思います。
吸引・水拭き清掃のパワーや自動ゴミ収集ステーションの使用感、マッピングの精度、稼働音など、気になる部分を詳しくレビューしていきます。
【吸引テスト】効率的な動きで重いゴミまでキレイに掃除!
まずは、DEEBOT Y1 PLUSの吸引力について検証します。
今回用意したのは、こちらの4種類の擬似ゴミです。
- 砂利(1cm以下の砂利)
- 粉末(中細挽きのコーヒー粉)
- 髪の毛(エクステを切ったもの)
- 綿(手芸用わた)
吸引力を最大+に設定し、1部屋のみをエリア指定清掃して検証してみます。
清掃中の様子
DEEBOT Y1 PLUSでの清掃中の動画がこちらです。
最初に壁際をぐるりと一周掃除した後、部屋の中央を折り返しながら効率的な動きで走行。動画は途中早送りをしていますが、約5分で5㎡ほどの部屋を清掃完了しました。
砂利など重いゴミも一度でしっかり吸い取ることができたので、吸引力に関しては十分すぎるほどパワフルと言えるでしょう。
清掃ビフォーアフター
掃除テスト前後の写真を比較してみました。
掃除残しはほとんどなく、かなりキレイになっていることがわかります。
枠外には数粒程度のゴミが残っていましたが、それも次回の掃除の時に自分でキレイに掃除してくれました。
一般的な家庭ではこれほど大量のゴミが落ちていることはあまりないでしょうし、毎日スケジュール清掃しておけばピカピカの床がキープできそうです。
【水拭き清掃】3段階いずれもちょうどいい水量
続いて、吸引+水拭きモードでDEEBOT Y1 PLUSに水拭き清掃をしてもらいました。
こちらの動画は水拭き清掃の様子です。
モップが床にぴったりと密着し、ザラつきやベタつきをしっかり拭き取ってくれています。
モップ水量低・中・高の3段階での水拭きをフローリングで試してみました。
水量:低
水量:低モードでの水拭き後は、フローリングワイパーなどで拭き掃除した後のような感じでした。
直後に素足で歩くと若干しっとりしているのがわかりますが、数秒後にはすっかり乾いてサラサラになります。
水気はかなり少なめなので、しっかり水拭きしたい方は中モード以上が良さそうです。
水量:中
水量:中モードでの水拭き後は、全体的に低モードよりは若干しっとりした感じですが、それほど違いは感じられない程度でした。
水残りはほぼなく、数分で乾く程度のしっとり感。日常使いならこのくらいがちょうど良さそうな感じでした。
水量:高
水量:高モードになると、低・中モードと比べるとだいぶしっとり感が強めの拭き上がりになりました。
とはいえ、フローリングに残っているのはかなり細かい水滴で数分後くらいには自然乾燥する程度でした。
しっかり水拭きしている感がほしい方なら、日常的に高モードを使うのも良さそうです。
水拭き後はモップを洗浄
水拭き清掃後のモップがこちら。さほど見た目にはさほど変化が見られませんが、やはり細かなチリやホコリがついているのでお手入れが必要です。
衛生的に使い続けるためにも、毎回モップを手洗いしてしっかり乾燥させておきましょう。
【カーペット掃除】賢くカーペットを見分けて掃除
続いて、カーペットの掃除を試してみたいと思います。
まずは吸引+水拭きモードでの掃除。
動画のように、カーペットを検知するとモップが触れないように後退し、自動でカーペットを回避して掃除してくれます。
次に吸引モードでの掃除。
モップを装着していない状態で吸引のみの掃除をする場合は、動画のようにカーペット上で自動で吸引力をパワーアップして掃除してくれます。
カーペットとフローリングの掃除を自動で賢く使い分けてくれるので、安心して使えますね。
【稼働音検証】静音モードは本当に静か!ゴミ収集は爆音注意
続いて、気になる稼働音を騒音計で測定してみました。
騒音計の数値だけではイメージしづらいと思いますので、ぜひ動画で実際の音を聞いてみてください。
清掃時の稼働音
まずは吸引清掃時の稼働音を静音 / 標準 / 強力 / 最大+のモードごとに測定しました。
静音モードはかなり静か!
本当に掃除しているの?と思うほどで、同じ部屋で動かしていても気になりませんでした。
掃除機で47~51dB程というのは相当静かだと言えるでしょう。
標準モードは静音モードよりも少し音量が上がるものの、こちらもかなり静かでした。
騒音計の数値が55dB程度までに抑えられているので、掃除機の稼働音としては静かな部類に入ると思います。
強力モードになると、体感でも音が大きくなった印象を受けました。
とはいえ、在宅中でも同じ部屋でなければさほど気にならずに使える程度ではありました。
最大+モードでは、62~67dB前後とかなり音が大きくなっています。
実際に耳にしてみても吸引音がうるさく感じたので、日中の外出時やゴミが気になる時などにスポットで使うのが良さそうです。
ゴミ収集時の音
ステーションでのゴミ収集時の音はかなり大きいため、注意が必要です。
とくに在宅時だと少しびっくりするレベルの大きな音がします。
約20秒の間に70dB以上の大きな音が計3回鳴るので、音が響きやすい集合住宅などにお住まいの方は夜間や早朝の使用は避けたほうが良さそうです。
【自動ゴミ収集】パワフルでダストボックスが空に!
稼働音が大きい自動ゴミ収集機能ですが、そのぶんダストボックスのゴミもキレイになっているのでしょうか?
ゴミ収集前後での本体ダストボックスの写真を比較してみました。
ダストボックス内に大量に溜まったコーヒー粉や綿などのゴミが、収集後にはほとんど吸い取られてキレイになっています。
なお、ダストボックスの溝やフィルターには細かい粉塵などが残りやすいので、定期的な水洗いでお手入れするのがおすすめです。
【マッピング性能】正確なマップを数分で作成できた
最後に、DEEBOT Y1 PLUSのマッピング性能を検証しました。
DEEBOTが作成したマップと実際の間取り図を見比べてみると、かなり正確なマップができていることがわかります。(間取り図のグレー部分は家具や障害物があるエリア)
初回のクイックマッピングもスピーディーで、わずか3~4分で正確なマップを作り上げてくれました。
家具の脚など細かい部分までしっかりマップに反映されているので、マップの編集や進入禁止エリアの設定もしやすく便利でした。
「DEEBOT Y1 PLUS」と類似モデル「DEEBOT N10 PLUS」との違い
DEEBOT Y1 PLUSは、Amazonの人気モデル「DEEBOT N10 PLUS」の進化版として発売されました。
搭載している機能や価格帯は似ているものの、DEEBOT Y1 PLUSのほうが全体的にハイスペックとなっています。
「DEEBOT Y1 PLUS」と「DEEBOT N10 PLUS」の違いについて比較表にまとめましたので、購入時の参考にしてみてください。
「Y1 PLUS」vs「N10 PLUS」比較一覧表
DEEBOT Y1 PLUSは、吸引力が最大5000Paにアップし自動ゴミ収集ステーションが超コンパクト化。さらにダストバッグや水タンクが大容量になったのも進化のポイントです。
一方のDEEBOT N10 PLUSは、高性能なマッピングシステム「TrueMapping2.0」を搭載している点がメリットです。
どちらも性能に対してのコスパの良さが魅力のロボット掃除機で、セール時には非常に価格が安くなります。購入時に価格を比較して安い方を選ぶのも良いかもしれませんね。
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コスパの良い「DEEBOT Y1 PLUS」で掃除の手間を減らそう
エコバックスのDEEBOT Y1 PLUSは、自動ゴミ収集・吸引+水拭き清掃・高精度マッピングなど人気の機能を搭載しつつ、超コンパクトなステーションで置きやすいのも魅力のロボット掃除機です。
人気の自動ゴミ収集ステーション付きのロボット掃除機がコスパ良く手に入るので、これまでロボット掃除機の購入を迷っていた方にもぜひおすすめしたい一台です。
この機会にDEEBOT Y1 PLUSを導入して、ロボット掃除機のある快適な生活を手に入れてみてはいかがでしょうか?
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