交換レンズカテゴリの人気記事
写真撮影の基本とされる標準レンズ。その中でも望遠機能を持った標準ズームレンズは、エントリー向けからプロフェッショナル仕様まで様々なラインナップが存在するジャンルです。
今回は製品が多い標準ズームレンズでも、ニコンの一眼レフカメラでおすすめな人気標準ズームレンズ6つをご紹介していきます。
おすすめデジタル一眼レフカメラの紹介はこちら
[2019年]初心者向けおすすめ一眼レフ6選!カメラ選びで大切なポイントを解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
もくじ
今回のラインナップ
今回ご紹介するニコンの一眼レフカメラ向けの望遠レンズは下記の6種類です。
- 1. Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR<
- 2. Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
- 3. Nikon AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
- 4. SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
- 5. SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM
- 6. TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
1. Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
選ぶべきニコン純正万能レンズ
ニコンのレンズでも安定的に人気があり、どんな場面でも役立つ万能レンズとして人気を集めるのがNikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRです。
フルサイズも対応するこのレンズは絞り開放値もF2.8と明るく、手ブレ補正も搭載した標準ズームレンズの理想ともいえるモデルです。
高品質を誇るレンズですが、それだけに高価な値段は避けられません。しかしこれを一本持っておけばあらゆる場面で活躍する優秀なレンズになることは間違いありません。
- レンズ構成:12郡19枚
- 最小絞り:F32
- フィルターサイズ:95mm
- 最短撮影距離:2.2m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ108mm×267.5mm
- 重さ:約2,300g(三脚座を含む)
- 手ブレ補正効果:約4.5段分
- 価格帯:約126,000円~178,000円
2. Nikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
魅力的な焦点距離
1でご紹介したレンズは24mmから70mmと限定的な焦点距離でしたが、こちらは24mmから120mmまでを実現する標準ズームレンズです。
焦点距離の幅が広くなった分、撮影の幅も広がり便利ズームとして活躍が期待できます。開放絞り値はF4とF2.8と比べると暗い印象ですが、固定値ということを考えると十分な明るさでしょう。
広角側の歪みは少々課題のようですが、2010年発売とそろそろリニューアルが期待されるレンズでもあります。
- レンズ構成:13群17枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:77mm
- 最短撮影距離:0.45m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:約84mm×103.5mm
- 重さ:約710g
- 手ブレ補正効果:約3.5段分
- 価格帯:約103,800円~180,500円
3. Nikon AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
フルサイズ対応コンパクト標準ズームレンズ
こちらは先ほどご紹介した2つのレンズの更に間の焦点距離を取ったレンズです。
しかしこのレンズ最大の特長は非常にコンパクトであることです。更にコンパクトなレンズとしては珍しく、フルサイズにも対応しています。
最短撮影距離も0.38mとかなり寄って撮影できることも大きなメリットといえるでしょう。
- レンズ構成:11群16枚
- 最小絞り:F22-29
- フィルターサイズ:72mm
- 最短撮影距離:0.38m
- 絞り羽根枚数:7枚(円形絞り)
- 最大径×全長:約78mm×82mm
- 重さ:約465g
- 手ブレ補正効果:4.0段分
- 価格帯:約55,500円~87,500円
4. SIGMA 24-105mm F4 DG OS HSM
描写力ならシグマArtシリーズ
ここからはサードパーティ製レンズとなりますが、シグマが開発するArtシリーズの描写力は、近年のレンズの中でも最高級に値するほど画質に定評があります。
シグマはかつてのような「安いだけの路線」を大幅転換し、「安くて高品質」のレンズを開発する方針へ変更してから解像度や色乗りなど描写力に力を入れています。
このレンズでも比較対象としてNikon AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRがあると思いますが、描写力ではSIGMA 24-105mm F4 DG OS HSMが圧倒する形になります。
- レンズ構成:14郡20枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:0.45m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ88.6mm×109.4mm
- 重さ:885g
- 手ブレ補正効果:〇
- 価格帯:約87,000円~102,000円
5. SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM
高画素カメラでもしっかり表現する
1で紹介したNikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRと同焦点距離を保有する標準ズームレンズですが、純正に比べて大幅に安いのが特長です。
しかし価格からは考えられない高画質には驚きを隠せないでしょう。
手ブレ補正機構、簡易防塵防滴機構、電磁絞りなどを採用したSIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSMは、作品作りでも大きな存在になること間違いなしです。
- レンズ構成:15郡21枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:67mm
- 最短撮影距離:1.6m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ86.4mm×182.3mm
- 重さ:1,160g
- 手ブレ補正効果:4.0段分
- 価格帯:約66,500円~89,100円
6. TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2
最新技術を惜しみなく搭載
近年のタムロンの勢いは増すばかりです。
高画質、高性能にこだわったレンズを数多く販売し、かつて「安いだけ」のイメージを完全に払拭したタムロン。TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2もクラストップレベルの高画質を実現しています。
近年の一眼レフでは高画素化が進み、レンズ自体の設計にも高画質を実現するために工夫が必要になります。2017年8月発売の最新モデルは、最新技術に対応した高画素化を無駄にしないハイパフォーマンスレンズです。
- レンズ構成:12郡17枚
- 最小絞り:F22
- フィルターサイズ:82mm
- 最短撮影距離:0.38m
- 絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
- 最大径×全長:φ88.4mm×108.5mm
- 重さ:900g
- 手ブレ補正効果:5段分
- 価格帯:約98,000円~120,000円
純正、サードパーティ製どちらも選ぶ価値あり
かつては純正に叶うレンズはないとされてきましたが、近年ではサードパーティ製レンズが力を付け、低価格のまま高品質なレンズが開発されるようになりました。
とはいえ純正レンズは自社開発ということもあり、相性の問題やサポート面でも充実したサービスが受けられるため、メリットは十分にあります。
今回ご紹介したどのレンズを選んでも後悔することはなく、満足いく作品を撮影することができると言えるでしょう。
低価格はサードパーティ製レンズ
先ほどどちらを選んでも満足できると記載しましたが、初期投資には差が出てきます。
ニコン純正レンズは、サードパーティ製レンズに比べ高価です。キヤノンのようにLレンズなどの分類はありませんが、高級レンズはしっかり存在し、その分高値での販売となっています。
低価格を求めるのであればサードパーティ製レンズはリーズナブルで十分な役目を果たします。
カメラレンズの選び方!純正とサードパーティーの違いを比較して解説 – RentioPress
ニコン用一眼レフおすすめ標準レンズまとめ
今回はニコン純正3モデル、シグマ2モデル、タムロン1モデルをご紹介してきました。
ニコン純正レンズは比較的価格層に合わせたラインナップで、豊富な種類が存在します。一方でサードパーティ製レンズは、最新技術をつぎ込み、自信のあるレンズ1製品を大きく売り出しています。
ニコン純正は数ある中から選びやすいですが、サードパーティ製レンズは1~2種類で収まり選ぶことに迷まないのも初めての方にとっては分かりやすいでしょう。
ニコン用標準レンズをレンタル
家電レンタルRentioでは、今回ご紹介したニコンのおすすめ標準レンズをはじめ、様々な一眼レフ用レンズを取り扱っております。
最短3泊4日の短期使用でのレンタルはもちろん、購入前の検討材料としてレンタルして頂くことも可能です。
軽く使ってみただけではあまり分からない一眼レフ用のレンズですが、是非レンタルサービスをご利用頂ければと思います。