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コードレス掃除機選びでまず候補に上がる2大人気メーカーといえば、ダイソンとマキタですよね。
ダイソンは言わずと知れたコードレス掃除機のパイオニア。吸引力や排気のキレイさが特徴です。
一方、プロ向け電動工具メーカーのマキタは、業務用・家庭用の掃除機を販売。軽くて安くてパワフルと、使い勝手の良さが好評のコードレス掃除機です。
それぞれ特徴が異なるので、どちらを選ぶか迷っている方も多いはず。
ダイソンとマキタの違いを詳しく比較し、どちらがあなたにピッタリのコードレス掃除機なのか?選んでいきましょう。
もくじ
ダイソンのコードレス掃除機
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」でおなじみのダイソン。
イギリスのメーカーですが、コードレス掃除機を日本に広めた第一人者です。
毎年のように新シリーズが発表されていて、現在では30種類以上が販売されています。
新しいシリーズが発売されるたびに機能も進化していて、「ダイソンを買っておけば間違いない」と信頼の厚いブランドです。
ダイソンのメリット・デメリット
ダイソンのメリットは、なんといってもその吸引力や排気のキレイさ。
強力なモーターとサイクロンで、ミクロのゴミまでしっかり集めてくれます。
一方、デメリットとしては、本体が重く高価なこと。
最近では1.5kgの軽いダイソンも発売されていますが、全体的な特徴としては本体が重く、価格も高めの設定となっています。
ダイソンコードレス掃除機について詳しくはこちら
[最新]ダイソンコードレス掃除機全19機種を一覧表で比較!おすすめや選び方を紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
マキタのコードレス掃除機
マキタは国内最大手の電動工具メーカー。
元々はプロ向けの掃除機がメインでしたが、家庭用としても販路を広げた結果、コードレス掃除機の人気に火が付いたようです。
業務用でロングセラー商品が多いマキタコードレスクリーナーは、20種類近くが販売中。
マキタ商品の特徴である共通リチウムイオンバッテリーの電圧によって、掃除機の性能が大きく異なります。
マキタのメリット・デメリット
マキタのメリットは、軽くコンパクトな本体と価格の安さ。
どの機種も1.5㎏以下と軽いので、サッと取り出して手軽に掃除ができます。また、価格が安いのも嬉しいポイントです。
一方、吸引力や稼働時間など、マキタは機能面のデメリットが挙げられることが多いようです。
マキタコードレス掃除機について詳しくはこちら
[最新]マキタコードレス掃除機全21種類を一覧表で比較!おすすめと選び方を解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
ダイソンとマキタの違いを5つのポイントで比較!
ダイソンとマキタのメリット・デメリットを見ると、真逆の特徴を持つコードレス掃除機だということがわかります。
譲れないポイントが決まっている方には選びやすいと思いますが、バランスの良いコードレス掃除機を探している方には悩みどころですよね。
もう少し詳しくダイソンとマキタの違いを比較して、どちらのほうが自分に合うか考えてみましょう。
1. 吸引力の違い
コードレス掃除機は、一般にコード付きの掃除機よりも吸引力が低いと言われています。
ですが、その中でもダイソンとマキタはパワフルな吸引力で定評のあるブランド。どちらのほうが吸引力が高いのかは気になるところですよね。
吸込仕事率で比較
日本では、一般に掃除機の吸引力は「吸込仕事率」で比較されています。
吸込仕事率は風力と真空度を元に計算された数値で、掃除機の吸い込む力を示したもの。実際にどのくらいゴミを集められるか?という掃除機の能力とは必ずしも一致しないようですが、参考にはなります。
ダイソンは旧モデルのV8シリーズまでは吸込仕事率を公表していましたが、新しいモデルでは非公表としています。
旧モデルのダイソンV8の吸込仕事率は、強モードで115W。マキタでもっとも吸引力が高い上位モデルのマキタCL282FDは、一番強いモードで60Wとなっています。
マキタよりもダイソンのほうが、2倍近く吸込仕事率が高いということですね。
V8以降のダイソンは吸引力がさらにUPしているので、マキタよりも吸引力が高いのはダイソンといえるでしょう。
ヘッドの違いも重要
掃除機の清掃力を比較する際、ヘッドの違いも重要なポイントとなります。
ゴミをたくさん集めるには、単純な吸い込む力だけでなくヘッドの仕様も大きく関係してくるのです。
ダイソンは回転ブラシつきのモーターヘッドを搭載しているので、カーペットや絨毯の繊維の奥までゴミをかき出し、吸引することができます。
一方のマキタはブラシがついていないノーマルヘッド。吸い込む力だけで掃除をするので、清掃能力がモーターヘッドに比べると劣ってしまいます。
コードレス掃除機を選びで吸引力を重視するなら、ダイソンを選ぶほうがいいでしょう。
2. 集じん方式の違い
ダイソンとマキタは、ゴミを集めるダスト容器の仕様も異なります。
お手入れの手間や排気のキレイさなど、それぞれにメリット・デメリットがありますので、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
ダイソンはサイクロン式
ダイソンは、遠心力でゴミと空気を分離するサイクロン式。ゴミは透明なダストカップに直接溜まり、空気はフィルターを通して排気される仕組みになっています。
サイクロン式のダイソンのメリットとしては、
- 紙パックがいらないのでランニングコストがかからない
- ワンタッチで簡単にゴミ捨て可能
- 0.3ミクロンのゴミまで99.97%カットできて排気がキレイ
- 紙パックの目詰まりによる吸引力の低下が起こらない
ということが挙げられます。一方、デメリットがこちら。
- ゴミ捨ての際にホコリが舞い散りやすい
- 定期的なフィルター掃除が必要
排気のキレイさや低コストは大きなメリットですが、お手入れが手間という方には不向きかもしれませんね。
マキタは紙パック式・カプセル式
マキタは機種によって紙パック式かカプセル式かを選べます。
ランニングコストはかかるものの取り外してまるごと捨てられる紙パックか、カップやフィルターの水洗いなどお手入れに手間がかかるけれどランニングコストは抑えられるカプセル式か、ライフスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
ただし、マキタの場合は紙パック式・カプセル式どちらに関しても、排気のキレイさの数字が公表されていません。
ハウスダストなどのミクロのゴミまでは捕集できていない可能性が高いので、アレルギーの方やお子様のいる家庭では、ダイソンの方がいいかもしれません。
3. 扱いやすさの違い
ダイソンとマキタでは、重さやサイズが大きく違います。
とくに女性やお年寄りなど力に自信のない方には、扱いやすさも重要なのでしっかりチェックしておきましょう。
重量はマキタが軽い
ダイソンは、重さがデメリットと言われがち。機種によって1.5~2.72kgと重めのつくりになっています。
一方、マキタは0.81~1.5kgと、ダイソンと比べてかなり軽量。片手でも楽々、手軽に掃除ができるコードレス掃除機です。
マキタはサイズも小さめ
ダイソンは、重さに加えてその長さもデメリットと言われています。109~126cmで、小柄な女性には少し扱いづらい長さです。
一方のマキタは、どの機種もサイズが小さめ。長さは91~102cmで女性やお年寄りでも扱いやすくなっています。
軽くて扱いやすいコードレス掃除機を求める方には、ダイソンよりもマキタがおすすめです。
4. バッテリー充電の違い
ダイソンとマキタでは、バッテリーの充電方法が異なります。
機種にもよりますが、ダイソンは基本的にバッテリーが本体内蔵で本体ごと充電するタイプが主。マキタはバッテリーを取り外して充電器にセットして充電するタイプが多くなっています。
充電しやすさはダイソン
常時充電が基本のコードレス掃除機にとって、毎回の充電はなるべく手間を減らしたいですよね。
充電方法では、ダイソンのほうが手軽。専用のスタンドや壁掛け収納ツールを使えば、引っ掛けるだけで収納と同時に充電ができます。
マキタの場合は、いちいちバッテリーを取り外す必要があるので、少し手間がかかります。ただ、バッテリーを2個持ちすることで交換しながら使えるというのはメリットとも言えるかもしれません。
充電時間はマキタが早い
充電時間では、急速充電器にセットするマキタの方が早く充電できます。
フル充電に3.5~5時間かかるダイソンと比べて、マキタは22~50分と充電時間を短縮できます。
充電してすぐに複数回使いたい場合には、ダイソンだとストレスを感じてしまうかもしれませんね。
運転時間は機種による
ダイソンもマキタも、連続運転時間は機種によって違います。そのため、一概にどちらが長いとは言えません。
清掃モードによっても運転時間が変わるので、家中の掃除を一度にまとめて行いたい方は、なるべく運転時間の長い機種を選ぶようにしましょう。
5. 価格の違い
ダイソンとマキタでは、価格にも大きな差があります。
ダイソンは高機能ですがそのぶん価格も高く、マキタはシンプルな機能ですが安価なコードレス掃除機となっています。
「4万円」が境目
ダイソンの価格帯は、旧モデルのセール時で4万円前後~最新モデルだと10万円近いものもあります。
一方、マキタの価格帯は、本体・バッテリーセットで1万円~4万円台。
「4万円出せるかどうか」が、ダイソンとマキタの境界線となりそうです。
ダイソンvsマキタ おすすめはどっち?
ここまで比較してきた5つの違いから、ダイソンとマキタどちらを選ぶべきか?が見えてきました。
5つの違いを表にして各コードレス掃除機がおすすめの人についてまとめましたので、参考にしてみてください。
ダイソンvsマキタ 比較まとめ表
ダイソン | マキタ | |
---|---|---|
吸引力 | ◎ 高い吸込仕事率/モーターヘッド | △ やや低めの吸込仕事率/ノーマルヘッド |
集じん方式 | ○ サイクロン式/低コスト&排気がキレイ | ○ 紙パック式/お手入れ楽・カプセル式/低コスト |
扱いやすさ | △ 重く長い | ◎ 軽くコンパクト |
バッテリー充電 | ○ 充電しやすいが時間はかかる | ○ 充電しづらいが急速充電 |
価格 | △ 約4万円~ | ◎ ~4万円台 |
ダイソンがおすすめな人
- 吸引力の高さを求める人
- 排気のキレイさを重視する人
- 収納と同時に充電もしたい人
- 4万円以上の予算が出せる人
マキタがおすすめな人
- 吸引力はそれなりで十分な人
- 捨てるときにゴミを見たくない紙パック派の人
- 扱いやすい軽量・小型がいい人
- 急速充電のバッテリーがいい人
- 予算が4万円以下の人
ダイソン&マキタ 価格帯別おすすめ4機種
ダイソンかマキタか?
自分に合ったコードレス掃除機は見つかりましたか?
ダイソン、マキタそれぞれのおすすめ機種を予算別に4つご紹介します。
【1~2万円】「マキタ CL107FD」
価格と機能のバランスが良く、高コストパフォーマンスで人気のマキタです。
吸込仕事率は最大30Wと上位モデルの半分ですが、そのぶん価格も安め。
3段階の清掃モードで、稼働時間は最大25分。こまめに掃除をする方におすすめです。
なお、「CL107FD」は紙パック式ですが、カプセル式がいいという方には同機能の「CL108FD」がおすすめです。
詳しいレビューはこちら
マキタのコードレス掃除機を実際に使ってレビュー!コスパ最強ロングセラー掃除機の実力を検証 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
【2~3万円】「マキタ CL282FD」
18V-3.0Ahバッテリーを搭載した高性能なマキタ。
吸込仕事率は最大60W。清掃モードは3段階に切り替えられます。
標準モードなら最大50分稼働可能で、メイン機としてもおすすめです。
「CL282FD」は紙パック式のマキタ。同機能のカプセル式は「CL281FD」となります。
【4~6万円】「ダイソン Micro 1.5kg」
ダイソン史上最軽量1.5kgのダイソン Micro。
本体サイズも短めで、スイッチはこれまでのトリガー式ではなくボタン式スイッチを採用しています。
運転時間は最長20分とやや短めではありますが、ダストビンの水洗い可能で使い勝手にも配慮されています。
軽くて扱いやすくダイソンの中では価格も抑えめなので、ダイソンデビューにおすすめの機種です。
最軽量1.5㎏「ダイソンMicro」の実力を検証!他のスリムシリーズとの違いも比較 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
【6万円~】「ダイソン Digital Slim Fluffy Origin」
吸引力と軽さを兼ね備えたダイソンの高性能モデルがDigital Slimシリーズです。
ダイソンシリーズの中で吸引力が最高クラス。さらに1.9kgという軽さも魅力的です。
運転時間40分の着脱式バッテリーに、液晶ディスプレイ、ダストビンの水洗いなど使い勝手も抜群。
メイン機としても十分満足できるスペックで、より高性能なダイソンを求める方におすすめです。
小型軽量1.9kg「ダイソン デジタルスリム」徹底検証!従来品との違いも比較 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
まとめ
吸引力&高機能なダイソンと軽量&安価なマキタ。
2つとも人気ですが、まったく違った特徴をもつコードレス掃除機なので、どちらを選ぶかは迷いどころ。とくにダイソンは高価なので、購入してから後悔はしたくないですよね。
どうしても迷うようなら、気になるダイソンをレンタルして自宅で実際使ってみるのもおすすめです。
家電レンタルサービスレンティオでは、ダイソンをお試しでレンタル可能。また、3カ月~の月額レンタルでじっくりお試しもできます。
レンタルできるダイソンの種類や価格については、こちらからチェックしてみてくださいね!
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