【調理師監修】ホットクックで作る無水カレー本当に美味しいレシピを紹介!初心者でも失敗しないコツも伝授

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煮る、焼く、炒めるなどさまざまな調理工程をボタンひとつでこなしてくれるホットクック。
ホットクックを使えば普通のカレーはもちろん、水を全く使わずに作る無水カレーも簡単に作れますよ。
本記事では、ホットクックで作るレシピの中でも定番の無水カレーレシピを現役調理師がご紹介します。
スパイスを入れたり、お肉にちょっとしたひと手間を加えたりするだけで、お店の味に負けない美味しさのカレーが作れるのでぜひ参考にしてください。
もくじ
ホットクックで作る無水カレー本当に美味しいレシピ
無水カレーは水を使わず野菜の水分だけで作るカレーです。
水を入れない分、味が薄まる心配なくしっかり味のついたカレーが作れますよ。
では調味料から順番に説明していきますね。
材料(2人前)
- 玉ねぎ:2個
- にんじん:1/2本
- じゃがいも:1個
- 鶏もも肉:1枚
- にんにく:2かけ
- しょうが:3g
- トマト缶:1缶
【調味料系】
- 顆粒コンソメ:大さじ2
- 市販のカレールウ:2人前
- 砂糖:小さじ1
- 塩:適量
- バター 5g
【こだわりたい方向け】
- ローリエ:1枚
- ターメリック:5g
- クミン:3g
- コリアンダー:3g
- パセリ:適量
もちろん無くても十分美味しいカレーに仕上がりますが、さらにこだわりたいという方はスパイスを加えるのもおすすめです。
今回のスパイスはカレー作りで定番の3種類を組み合わせましたが、ほかにもパプリカパウダーやガラムマサラといったスパイスを加えると、さらに本格的な味わいになりますよ。
作り方
では、実際にカレーを作っていきます。
1. 材料を切る
はじめに野菜のカットをしていきます。
玉ねぎは皮を剥いて芯を取り、くし切りにカットします。今回は小さい玉ねぎを使用したので3カットにしましたが、大きいサイズの場合は1cmの厚みでカットしましょう。
今回のレシピでは玉ねぎの食感を残し、ルウの辛さが引き立つようなレシピとなっていますが、カレーに甘みをプラスしたいという方はみじん切りがおすすめなので、好みに合わせて切り方を変えてみてくださいね。
にんじんは皮を剥いて乱切りにします。多少大きくてもしっかり加熱されてやわらかくなるので、心配ありません。
じゃがいもは皮を剥き、煮崩れしやすいのでにんじんよりもなるべく大きめの乱切りにしましょう。
じゃがいもは最初から入れてしまうと煮崩れたり、水分を吸ったりしてしまうので、途中から加えていきます。
切り終えた野菜を1つのバットにまとめておくと、すぐに釜へ入れやすいですよ。
今回のお肉は鶏もも肉を使用しています。裏側の筋を取りひと口大にカットします。切った鶏には塩をして常温に戻しましょう。30分ほど室温においておけばOKです。
塩を振ると浸透圧の関係で肉の中の水分が出てきます。これにより、肉自体にもしっかりと味がつきますよ。
にんにく、しょうがはすりおろしますが、すりおろして放置してしまうとせっかくの香りが飛んでしまうので、調理する直前にすりおろすようにしましょう。
2. 肉に焼き色をつける
鶏肉に焼き目をつけていきます。
もちろんそのままでも美味しいカレーが作れますが、このひと手間によってさらにカレーがぐっと美味しくなります。
フライパンにサラダ油またはオリーブオイルを入れ、熱します。煙が出てくるまで温まったら鶏もも肉を皮面から入れていきます。焼き色がついたら裏面は焼かずに取り出しましょう。
鶏肉を入れる際に、油がはねる可能性もあるので、火傷には注意してくださいね。
ホットクックには蓋を開けながら焼き色をつけられる機能もあるので、そちらを使えば、洗い物の手間がさらに省けますよ。
3. ホットクックに材料を入れる
しょうがとにんにくをすりおろし、じゃがいも以外のすべての具材をホットクックの中へ加えます。
じゃがいもは、加熱途中に加えるので最初からは加えないようにしてください。
材料が入りきったら、混ざりムラを防ぐために平らにならしましょう。
ローリエは葉の一部を少しちぎってから加えるとお肉の臭みを抑え、香りが引き立ちますよ。
4. 加熱開始
まぜ技ユニットを取り付けたら本体の蓋を閉め、メニューにある「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」ボタンを押します。
残り15分になったところでじゃがいもを加えましょう。最初から入れると煮崩れてしまう可能性があるので、注意してくださいね。
ホットクックは予約調理機能もついており、じゃがいもを加えない場合には早めに準備して、夕飯時に合わせてできあがりの時間を調節できるのでおすすめですよ。
5. 仕上げ
蓋を開けると、美味しそうなカレーの香りが広がります。
出来立てのカレーは熱々なので火傷には注意してくださいね。
味見をして自分好みの味に仕上げていきます。
物足りないときは、塩やコンソメを加えてくださいね。塩は全体の味を引き締め、コンソメはトマトの酸味を和らげてくれますよ。
完成!
味が整ったらお皿に盛り付けます。ご飯の上にも少しカレーをかけると自然な盛り付けになってきれいに見えますよ。
ご飯の上にパセリ、ルーに胡椒を軽く振れば美味しい無水カレーの完成です!
初心者でも失敗しない!ホットクックでの無水カレー作りのコツ
ボタン1つで簡単に作れるホットクックですが、作り方次第では失敗する可能性もあります。
ここでは初めて使う方でも失敗しない美味しく作る方法や、ポイントについて解説していきます。
1. お肉は豚肉・牛肉でもなんでもOK!表面の焼き目がポイント
今回は鶏もも肉で無水カレーを作りましたが、もちろん豚肉や牛肉でも大丈夫です。
豚バラ肉を使用すると、より食べ応えのあるカレーになりますよ。
ほかのお肉を使うときも、焼き目をつけるのがポイント。このひと手間でカレーがさらに美味しく仕上がります。
薄切り肉やささみ、胸肉で作る場合以外は、焼いてから加えるのがおすすめです。
お肉を焼くときは強火で焼いて、皮目または表面だけ焼き色をつけるようにしましょう。
裏面や中心まで焼いてしまうと火が入ってしまい、ホットクックでさらに加熱すると身がパサつく原因にもなります。
お肉に焼き色をつけるとお肉の中に含まれる糖とアミノ酸が反応し、メイラード反応という現象が起こります。
メイラード反応が起こると、お肉の旨みが閉じ込められ外に漏れなくなるのと、焼き色の部分が煮込んでいる間にうま味に変わりますよ。
2. 玉ねぎ・トマトは必須食材! セロリはなしでもOK
無水カレーに大切なのは野菜の水分です。
野菜の水分がないとルーが伸びずドロドロ、カチカチのカレーになってしまいます。
そのためにも玉ねぎとトマトは必須。公式レシピにあるセロリは、なくても美味しく作れます。
玉ねぎは加熱すると水分を放出するため、無水カレー作りには必要不可欠です。
玉ねぎは今回くし形にカットしましたが、カットの方法を変えると味わいも変わってくるので、作るたびに切り方を変えてみるのもおすすめですよ。
トマトも豊富な水分を持っているので、カレーに自然な甘味と酸味を加えられます。
一方で入れすぎてしまうと酸味が強くなったり、水分が多すぎてしまう可能性もあるので注意しましょう。
今回はトマト缶を使用しましたが、トマトジュースで作る場合はおよそ400ml、生トマトを使う場合は2個分を目安に使ってくださいね。
3. 野菜を追加してアレンジする時の注意点
基本の無水カレーの食材以外に野菜を入れたい場合は、溶けやすさや水分量などに注意してアレンジしましょう。
例えば、じゃがいもなど「いも類」は加熱すると周りの水分を吸収する性質があるので、加熱中に出てくるほかの野菜の水分を吸ってしまいます。
そのため、無水カレーにじゃがいもを加える場合には30分程経過した後に途中で加えるとちょうどよく仕上がります。
また切り方に関してもじゃがいもは他の野菜よりも煮崩れしやすいため、細かく切ってしまうと煮込み中に煮崩れてドロドロになってしまいます。そのため、なるべく大きめのカットをするようにしてくださいね。
逆に、にんじんはあまり大きくカットしてしまうと芯まで火が通らない可能性もあるので、なるべく小さめにカットするとしっかりやわらかくなりますよ。
季節によってナスやさつまいもなど、旬の食材を入れるのもおすすめです。
野菜の甘みがカレーに滲み出て、子供も食べやすいカレーになりますよ。
ナスは小さくカットしてしまうとやわらかくなりすぎて溶ける可能性があるので、大きめにカットするかじゃがいも同様少し時間をずらして入れると、溶けずにナスの歯応えをしっかりと味わえますよ。
さつまいもやカボチャを追加してアレンジする場合、じゃがいもやナスと同じく溶けやすいので時間を置いてから入れるようにしましょう。
4. スパイスでアレンジは自由自在!カレー粉を使うなら後入れがおすすめ
今回のレシピでは、市販のカレールウにスパイスのアクセントを加えました。
カレーは一般的に「ターメリック」「クミン」「コリアンダー」が王道のスパイス。この3つを加えるだけでもお店の味にぐっと近づきます。
とくにターメリックは、カレーの香りと色彩を強調してくれます。クミンも爽やかな香りなのでカレーとも相性が抜群です。
ほかにもさまざまなスパイスがあり、配合によってアレンジのバリエーションも豊富なので、自分好みのカレーを作れますよ。
また、カレールウではなくカレー粉を入れる場合には、入れるタイミングに注意が必要です。
カレー粉を最初から入れてしまうと、加熱中にせっかくの香りが飛んでしまうだけでなく、苦味成分が残ってしまいます。
そのため、カレー粉を使用する場合は加熱後に仕上げの段階で加えるようにしてくださいね。
まとめ
ホットクックを使うとよく失敗してしまうという方でも、このレシピを使えば簡単に本格的な無水カレーが作れますよ。
鶏肉以外にも牛肉や豚肉など、さまざまなお肉で無水カレーは作れます。調理のバリエーションも豊富なので、今後のご飯の参考にしてくださいね!
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