Galaxy Buds3 Proをレビュー!一つ上のHi-Fiサウンドを体感できる!Galaxy AI対応でSF感のある近未来イヤホン
更新日2024/11/13
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誰もが所持しているほど普及している完全ワイヤレスイヤホンは、カナル型やインナーイヤー型、オープンイヤー型、ネックバンド型などさまざまなタイプが展開されています。
Samsungが展開するGalaxyシリーズから、2024年7月31日に完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3 Pro」が発売されました。
本記事では、「Galaxy Buds3 Pro」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
Samsung「Galaxy Buds3 Pro」について
今回紹介する「Galaxy Buds3 Pro」は、2024年7月に新しく発売されたSamsung・Galaxyシリーズの完全ワイヤレスイヤホンです。
2024年7月31日に税込38,500円という価格で発売されました。
カラーバリエーションは、ホワイト、シルバーの全2色を展開しており、今回はその2色の中からシルバーをご紹介します。
Samsung「Galaxy Buds3 Pro」の製品スペック
Samsungの完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3 Pro」のスペックについて、同時期に発売された「Galaxy Buds3」と比較してみました。
下記の表をご覧ください。
Galaxy Buds3 Pro | Galaxy Buds3 | |
---|---|---|
メーカー | Samsung | Samsung |
重量 | イヤホン 約5.4g 充電ケース 約46.5g |
イヤホン 約4.7g 充電ケース 約46.5g |
本体サイズ | イヤホン 18.1 x 19.8 x 33.2 mm 充電ケース 58.9 x 48.7 x 24.4 mm |
イヤホン18.1 x 20.4 x 31.9 mm 充電ケース 58.9 x 48.7 x 24.4 mm |
カラー | 2色(シルバー・ホワイト) | 2色(シルバー・ホワイト) |
モデル | カナル型モデル | オープン型モデル |
Bluetooth Ver | Ver 5.4 | Ver 5.4 |
対応コーデック | AAC, SBC, SSC(Samsung Seamless Codec), SSC-UHQ | AAC, SBC, SSC(Samsung Seamless Codec), SSC-UHQ |
防水・防塵 | IP57 | IP57 |
再生時間 | ANCオン 最大26時間(充電ケース使用) ANCオフ 最大30時間(充電ケース使用) |
ANCオン 最大24時間(充電ケース使用) ANCオフ 最大30時間(充電ケース使用) |
搭載する機能 | 2wayスピーカー、360オーディオ、Adaptive Noise Control | 1wayスピーカー、360オーディオ |
販売開始時期 | 2024年7月31日 | 2024年7月31日 |
参考販売価格 | 38,500円 ※サムスン公式オンラインショップでの購入時 | 27,500円 ※サムスン公式オンラインショップでの購入時 |
両機種で比較してみると、カナル型とオープン型のイヤホンタイプや、2wayと1wayスピーカー、Adaptive Noise Controlなどが大きく異なっており、販売価格は11,000円の差があります。
Galaxy Buds3 Proの特徴4つ
続いて、Galaxy Buds3 Proの特徴について簡単に4つ紹介します。
①デュアルアンプと2wayスピーカーを搭載
②ユーザーに合わせたGalaxy AIによるサウンド調整
③360オーディオでより鮮明な視聴体験
④Auracastで周囲とサウンドを共有
特徴①|デュアルアンプと2wayスピーカーを搭載
Galaxy Buds3 Proの特徴1つ目は、デュアルアンプと2wayスピーカーを搭載していることです。
Galaxy Budsで初めて搭載されたデュアルアンプは、歪みを最小限に抑えます。
2wayスピーカーでは、広範囲の音を詳細までとらえることが可能で、低音域の深い響きから高音域のクリアで鮮明な音まで、クリアなサウンドによる没入感を実現しています。
特徴②|ユーザーに合わせたGalaxy AIによるサウンド調整
Galaxy Buds3 Proの特徴2つ目は、Galaxy AIによるサウンド調整です。
Galaxy AIを活用したAdaptive EQ/Adaptive ANCで、それぞれの耳の形や装着感に基づいて、ピッタリな音に調整し、最適なオーディオ体験を提供します。
特徴③|360オーディオでより鮮明な視聴体験
Galaxy Buds3 Proの特徴3つ目は、頭の方向に合わせて周囲の音を変えることで、より鮮明な視聴体験が可能な360オーディオを体感できることです。
例えばライブ映像などを見る際に、360オーディオによって広がりのある臨場感満載のサウンドを楽しむことができます。
特徴④|Auracastで周囲とサウンドを共有
Galaxy Buds3 Proの特徴4つ目は、Auracastによって周囲とサウンドを共有できることです。
AuracastとはBluetoothの新たな機能であり、多数のデバイスの同時接続を可能にし、接続されたデバイス全体にオーディオをブロードキャスト(同じ情報を複数の受信者に同時に転送)することを可能にする機能です。
Auracastに対応していることで、下記のようなことが可能になります。
- スポーツバーで流れるTVの音声を自分のイヤホンで聞く
- PCやスマートフォンからの音声を複数人で共有して、それぞれのイヤホンで再生する
- 空港の音声アナウンスを自分のイヤホンで聞く
- 大型の会場で実施される講演を自分のイヤホンで聞く
もちろんこれらの機能を利用するにはテレビやPCなどのデバイスがAuracastに対応している必要があります。
しかし、将来的にAuracastが普及すれば、Galaxy Buds3 Proで快適なリスニング体験を得られることでしょう。
Galaxy Buds3 Proの実機レビュー
それでは、Galaxy Buds3 Proの実機を実際に使用してみたいと思います。
Galaxy Buds3 Pro 同梱物
箱の中にはイヤホン本体の他に、USB-Cケーブル、イヤーチップ3セット(S/M/L)、説明書が同梱されていました。
Galaxy Buds3 Pro ペアリング方法
ペアリング方法は、イヤホンケース下にある接続ボタンを3秒以上押します。
同期するデバイスのBluetooth接続画面にて、「Galaxy Buds3 Pro」を選択することで、ペアリングが完了します。ペアリング方法の手順は以下の通りです。
「Galaxy Buds3 Pro」のペアリング方法
-
- イヤホンケース下にある接続ボタンを3秒以上押す
- スマートフォン側で「Galaxy Buds3 Pro」を選択
- 「接続済み」の表示でペアリングが完了
また、Galaxy Wearableアプリを使用することでさまざまな機能が使えます。
Galaxy Wearableアプリを使うことによって、アクティブノイズキャンセリングの最適化やレベルの調整、イコライザー、イヤホンの設定、イヤホンのリモート追跡などの機能が使用できます。
注意が必要な点として、Galaxy WearableアプリはApp StoreにはなくGoogle Playのみにしかないため、Apple製品ではアプリが使えない仕様となっています。
Galaxy Buds3 Proの操作方法
Galaxy Buds3 Proの操作方法は、三角のスティック部分をつまんだり(ピンチ)、スワイプしたりすることで操作が可能です。
動作する内容は下記となっています。
Galaxy Buds3 Proの操作方法
- シングルピンチ・・・再生 or 一時停止 / 着信応答 or 終話 / 通知を読み上げる機能の使用を停止
- ダブルピンチ・・・次の曲へ
- トリプルピンチ・・・前の曲へ(3秒以上再生されている場合は聞いている曲の最初へ)、音声検出機能またはサイレン検出機能の使用を停止
- ピンチと長押し・・・プリセット機能をオン、着信拒否、 イヤホンを装着していないときは、両方のイヤホン
をつまんで長押しするとブレードライトが点灯 - 上または下にスワイプ・・・音量の上下調節
Galaxy Buds3 Proを実際に使ってみた感想
ここから、Galaxy Buds3 Proを実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:近未来なSF感あるクールなデザイン
Galaxy Buds3 Proは、他のイヤホンではなかなか見られない三角スティック型がクールなデザインです。
傷も付きにくいメタリックシルバーが高級感を演出しています。
また、スティックの縦線が光る仕様(ブレードランナー)になっていて、近未来なSF感を彷彿とさせます。
「STAR WARS」が好きな人にはたまらないデザインではないでしょうか。
◯:長時間の使用でも軽快な装着感
Galaxy Buds3 Proの装着感は、角度の付いた小さめのヘッドになっていてとても軽い着け心地です。
耳への圧迫感も少なく、長時間の装着も痛くなることはありませんでした。
Galaxy Wearableアプリには「イヤホンの装着状態のテスト」があり、不安定かどうかをチェックすることも可能です。
不安定な場合には、角度を調節したりイヤーチップを交換したりすることで解決されます。
◯:ライブコンテンツを聴くのにおすすめなHi-Fiサウンド
肝心な音質については、24bit/96kHzのHi-Fiサウンドを体感できるということで、アーティストが細部まで意図した通りの伸び伸びと鮮やかな音像を聴くことができます。
Galaxy Buds3 Proを使って音楽を聞いているうちに「あの曲はどんな風に聞こえるだろう」とこれまでのフェイバリットソングを聞き直す楽しさがありました。
また、映画鑑賞時に使用してみると、頭の後方からも音が鳴っているような感覚が得られます。
現モデルから搭載された360オーディオは、ライブコンテンツだけでなく映画鑑賞時にもとても迫力が感じられておすすめです。
◯:シーン毎に使い分けられるアクティブノイズキャンセリング機能
一番驚いたのはアクティブノイズキャンセリング機能です。
装着した瞬間に無音の世界に突入し、車の通る音など周囲の雑音が消えます。
Galaxy Wearableアプリでは、アクティブノイズキャンセリングのレベルを調整可能で、最適化や周囲の音などその時の状況によって簡単に使い分けられる点がとても便利でした。
◯:最大26時間のバッテリー量に大満足
Galaxy Buds3 Proのバッテリー持ちは、充電ケース使用で最大26時間(ANCオン)ということで、筆者の場合は3日に1度は充電するような頻度でした。
充電が切れる目安として、ケースが赤く点滅して知らせてくれます。
◯ or △:ピンチ操作はしやすいけど、スワイプ操作は慣れが必要
Galaxy Buds3 Proの操作については、三角のスティック型での操作が初めてということで、最初は押しても反応しないことがありました。
反応すると「カチッ」と音がするため、コツを掴むと操作がしやすかったです。
ピンチ操作は比較的やりやすく、スワイプ操作はカチッと音が鳴らず、イヤホン自体も動きやすいため、少し慣れが必要な印象でした。
◯:複数のデバイスで使用できるマルチペアリングに対応
Galaxy Buds3 Proは、同時に複数のデバイスとペアリングできるマルチポイント接続に対応しています。
スマートフォンとPC、タブレットなど、複数のデバイス間で自動で切り替わらず、切り替えたいモバイル端末のBluetooth設定で「ペアリング済みデバイス」の中からタップすることで、切り替えることができます。
接続を解除することなく使えるのでとても快適でした。
◯ or △:Galaxy AI対応により通訳アプリを使って翻訳内容を聞くことができる
最後に、Galaxy AI対応のGalaxy Z Flip6を使用して、通訳アプリで翻訳内容を聞くことができるという機能を試してみました。
Galaxy Z Flip6のクイックパネルを開き、「通訳」ボタンを押します。
マイクアイコンをタップし、翻訳して欲しい言語を選択、今回は洋画を流して翻訳してみました。
使ってみた感想としては、1文ごとに翻訳を教えてくれて、翻訳されるスピードが早かったので、会話する際に活用できそうな印象です。
翻訳のレベルは直訳に近いものがあり、翻訳をした内容が何を伝えているのか考える必要がありました。
翻訳の精度が上がり、すぐに理解できるような訳し方になるとより使い勝手が良くなりそうです。
Galaxy Buds3 ProはGalaxy AI対応でSF感のある近未来イヤホン
Galaxy Buds3 Proを紹介してきました。
Galaxy AI対応によるサウンド調整や360オーディオ、アクティブノイズャンセリング、翻訳機能など、これまでにないグレードアップした視聴体験ができる新感覚イヤホンです。
SF感のある見た目やGalaxy AI対応、一つ上のサウンドを体感できるということで、近未来のイヤホンといってもおかしくないのではないでしょうか。
ハイスペックなイヤホンをお探しの方、性能だけでなく見た目にこだわりたい方におすすめしたい高性能イヤホンです。
イヤホンやヘッドホンはお試しレンタルを
ヘッドホンの装着感や音質については、実際に使用してみないとわからない部分があります。
イヤホンやヘッドホンは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、イヤホン・ヘッドホンのレンタルができます。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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