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ロボット掃除機として自宅にいないときも自動でお掃除してくれるiRobot社製「ルンバ」はすっかり有名となり、各家庭で活躍する存在として人気を集めています。
ルンバを開発したiRobot社で実は床拭きに特化したロボット掃除機があるのはご存知ですか?
iRobot「ブラーバ」シリーズは、ゴミを取り除くための吸引清掃がメインではなく、水拭きができる床拭きロボットとして、今注目を集めています。
もくじ
床拭きロボット「ブラーバ」シリーズとは?
iRobotが販売するブラーバは、拭き掃除に特化したお掃除ロボットです。
ルンバでは、床などに溜まったゴミを徹底的に吸い込むことがメインですが、ブラーバは床を拭き掃除することを得意とするため、液体こぼしなどの拭き取りに最適とされています。
水拭きをすることでこびりついた汚れなどを落とすことができ、ルンバよりも強力な床掃除を行うことができます。
しかし根本的なゴミを吸い取るという機能はないため、ルンバで清掃した後にブラーバで水拭きを行うという組み合わせが実用的です。
床拭きロボット「ブラーバ」は大きく2種類に分けられる
ブラーバシリーズは、大きく2種類に分けられます。
- ブラーバ
- ブラーバ ジェット
これら2つのモデルは新旧モデルという扱いではなく、掃除の方法や特徴が異なるモデルとなっています。
ブラーバ全機種の違いはこちらの記事をご覧ください
床拭きロボット「ブラーバ」全3機種を一覧表で比較!選び方で重要な6つのポイント – Rentio PRESS[レンティオプレス]まずは2つのブラーバ、それぞれの特徴や性能をご紹介していきます。
ブラーバとは
ブラーバは、ブラーバシリーズのスタンダードモデルとして販売されています。
選べる2つの清掃モード
ブラーバでは、「水拭きモード」と「から拭きモード」の2種類から清掃モードを選ぶことが可能です。
水拭きモードでは、ご自身で水をタンクにセットし、専用のウェットクロスをセットすることで同じ場所を3回丁寧に拭き掃除をしてくれるモードです。
から拭きモードでは、専用のドライクロスをセットすることで、汚れ、ほこり、髪の毛などをからめ取ってくれます。これらは状況に応じて使い分けることができるのでとても便利です。
ボタンを押すだけで簡単清掃
ブラーバは、難しい設定を一切必要とすることなくボタンを押すだけで自動的に清掃を行ってくれます。
水拭きモードとから拭きモード、それぞれロボット本体にボタンが存在し、一回押すだけで清掃が開始される簡単な操作性です。
ブラーバ ジェットとは
ブラーバ ジェットは、先ほどご紹介したブラーバよりも強力な清掃を得意とするモデルです。
ブラーバ ジェットには、低価格な「ブラーバ ジェット 250」とより高機能な「ブラーバ ジェット m6」がありますが、今回は価格帯の近い250についてご紹介します。
ジェットスプレーの絶大な効果
ブラーバ ジェットでは、水拭きを行う点ではブラーバと一緒ですが、「ジェットスプレー機能」を搭載し、掃除を行う場所に水を噴射し、汚れを浮かび上がらせてから拭き掃除を行うことで、こびりついた汚れなどをキレイに落としてくれます。
コンパクトなボディで部屋の隅までキレイに
ブラーバ ジェットは、高さ84mm 幅178mmと非常にコンパクトサイズであり、家具が多い場合でも隙間や狭いスペースに入ることができるため、あらゆる部屋に対応します。
そして部屋の広さや形状を正確に把握し、規則正しい清掃パターンで行うため、清掃具合に差が出ることはなく、部屋全体の清掃が効率よく行われます。
ブラーバとブラーバ ジェットの違い
それぞれのモデルがどのようなシーンを得意とするのかをご紹介してきましたが、ここからは両モデルでどのような違いがあるのか、ご紹介していきます。
最大稼働面積の違い
ブラーバとブラーバ ジェットでは、清掃を可能とする部屋の広さに差が出てきます。
ブラーバの方が広い部屋には有利
ブラーバとブラーバ ジェットのそれぞれにから拭きモードと水拭きモードが存在しますが、ブラーバの最大稼働面積がブラーバ ジェットより広いのが特徴的です。
モデル名 | Braava 390j | Braava jet 250 |
---|---|---|
最大稼働面積(1) | ドライモード:56畳 | ダンプスウィープモード、ドライスウィープモード:15畳 |
最大稼働面積(2) | ウェットモード:20畳 | ウェットモップモード:12畳 |
こちらの表を見て頂くと分かる通り、ドライ系モード(※ブラーバ ジェットではダンプスウィープモードを含む)では、ブラーバ ジェットで最大15畳の稼働面積に対し、ブラーバでは、最大56畳と、広さで心配する必要がありません。
動作モードの選択可否
ブラーバとブラーバ ジェットどちらも複数の清掃モードがありますが、両モデルでモード選択ができるかどうかが違います。
ブラーバ ジェットは自動的にモードを選択する
ブラーバでは本体に存在するモード毎のボタンを押すことで操作が可能でしたが、ブラーバ ジェットでは、パッドをセットするだけでブラーバ本体がシーンを認識し、自動でシーンに合った清掃モードを選択します。
市販の使い捨てシートの使用可否
ブラーバにはそろぞれのモードに対応した専用パッドが存在しますが、市販の使い捨てお掃除シートを使える場合もあります。
ブラーバでは市販の使い捨てが使用可能
ブラーバでは、専用パッド以外にも市販の使い捨てお掃除シートが使用可能です。
そのため肝心なときにブラーバ専用のパッドが切れてしまった場合でも、簡単に手に入る身近なお掃除シートで代用が可能です。
大きさの違い
抜群のコンパクト性を誇るブラーバ ジェット
ブラーバの方が広い部屋を得意としますが、その分本体は大きくなっています。
モデル名 | Braava 390j | Braava jet 250 |
---|---|---|
大きさ | 幅244mm×奥行216mm×高さ79mm | 幅178mm×奥行170mm×高さ84mm |
重さ | 約1.8kg(バッテリー装着時/クリーニングパッド除く) | 約1.2kg(バッテリー装着時/クリーニングパッド除く) |
こちらから分かるようにブラーバ ジェットは、ブラーバより一回り小さいサイズであることが分かります。
高さのみブラーバ ジェットの方が高いですが、ルンバなど家具の下に入り込んでホコリやゴミを取る掃除機とは違うため、幅などの見える範囲で狭い場所への対応力が必要となります。
そのためブラーバ ジェットは、コンパクトに優れた床拭きロボットと言えるでしょう。
価格の違い
どちらも独自の特長を保有しているモデルですが、価格の差は意外にも開いています。
価格はブラーバ ジェットの方が安価
各性能面で見てみると、ブラーバの方がスタンダードモデルらしく、充実した機能を搭載し、高性能モデルというイメージがあります。
ブラーバ ジェットは、稼働面積の制限や市販のシートが使用不可などの面で劣る部分はありますが、ジェットスプレーによるきめ細やかな清掃や、狭い場所でのコンパクトなボディによる機動性は、使うシーンによってブラーバを大きく上回ります。
そして安さでブラーバを求めるのであればブラーバ ジェットは、ブラーバより1万円ほど安く最適な選択となるでしょう。
ブラーバ対ブラーバ ジェット比較まとめ
床拭きロボットとして人気を集める「ブラーバ」。
現行2モデルは、単純に上位、下位といったレベルの差ではなく、それぞれ用途に合わせて選ぶ必要があることをお分かり頂けたと思います。
ブラーバは広い部屋や市販シートの併用におすすめのモデル
ブラーバは、広い稼働面積を活かした清掃におすすめです。
そしてうっかり専用マットを切らしてしまっても市販の使い捨てお掃除シートが使える点は大きなメリットとして挙げられるでしょう。
ブラーバ ジェットは狭い箇所が多い部屋や汚れをしっかり取りたい場合におすすめのモデル
一方のブラーバ ジェットは、ブラーバとは全くの別モデルと考えられます。
コンパクトなボディは狭い場所での機動性に優れ、ジェットスプレーによる汚れを拭き取る力は特筆すべきメリットと言えるでしょう。
価格も1万円ほどおさえることができ、一般家庭で使用するにはブラーバ ジェットがおすすめと言えます。
ブラーバはレンタルがおすすめ
今回ご紹介してきた床拭きロボット「ブラーバ」ですが、購入するとなるとそれなりの値段となってしまいます。
自宅にしっかり合った清掃能力であることは、使うまでは分からないことも多いです。そんな時おすすめなのが、ブラーバのレンタルサービスです。
家電レンタルサービスのレンティオでは、ブラーバ各種をお試しレンタル可能。月額レンタルでじっくりお試しもできます。
実際に使いながら必要な機能を検討してどのブラーバにするか選ぶのもいいですね。
レンタルできるブラーバの種類や価格についてはこちらから詳細をご覧ください。
[レンタル] ブラーバ 一覧 – Rentio[レンティオ]