Osmo PocketとGoProをゲレンデで比較対決!より雪山向きなのはどっち!?
更新日2022/12/20
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同じ小型カメラで高画質な動画が撮影できる「DJI Osmo Pocket」と「GoPro」はライバル的存在。どちらを購入するか悩む方も多いのではないでしょうか?
スキー・スノーボードに持っていってゲレンデで使うカメラとして最適なのは、どちらのカメラなのか?実際にゲレンデで同時撮影して比較検証してみました!
もくじ
「DJI Osmo Pocket」「GoPro」とは?
そもそも 「DJI Osmo Pocket」「GoPro」とはどのようなカメラなのでしょうか?
まずはそれぞれのカメラの特徴と違いについて解説します。
「DJI Osmo Pocket」とは
ジンバル一体型カメラOsmoシリーズの超小型モデルが「Osmo Pocket」です。
高画質の4K動画が撮影でき、「3軸メカニカルジンバル」で手ブレを強力補正。スティックタイプで、片手で握って簡単に撮影可能できる形状になっています。
ただし、本体防水非対応&複雑な機構なので取り扱いには注意が必要です。
DJI Osmo Pocketについて詳しくはこちら
最新OSMO POCKETを実写レビュー。大幅な小型化で持ち運びに最適なジンバル一体型カメラへと進化 – RentioPress
「GoPro」とは
小型のアクションカメラでもっとも有名な「GoPro」。その最新モデルが「HERO10 Black」です。
高画質の動画が撮影できるだけでなく、「HyperSmooth 4.0」で手ブレを補正。本体のみで10メートル防水&衝撃にも強いのでゲレンデ向きなアクションカメラです。
また、GoProは様々なマウントが用意されているので、ゲレンデで使いやすい形状に変えることができます。
GoPro HERO10 Blackについて詳しくはこちら
GoPro HERO10 Black実写レビュー。最新「GP2」チップを搭載して性能、機能ともに順当に進化 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
「DJI Osmo Pocket」と「GoPro」の違い
Osmo PocketとGoProは、どちらも超小型・高画質動画・手ブレ補正という特徴をもつカメラですが、機能や形状では異なる部分もあります。
それぞれの違いを見てみましょう。
手ブレ補正機構
Osmo Pocketの最大の特徴が、ジンバルによる手ブレ補正です。カメラを水平に保つ機構「ジンバル」で、手ブレや傾きを物理的に補正し滑らかな動画が撮影できます。
一方、GoProは電子式の手ブレ補正。撮影した画像をデジタル処理で補正します。
画角
GoPro動画の特徴として、魚眼レンズのように超広角に撮影できることが挙げられます。4×3動画で水平視野角(FOV)が122.6º、16×9動画で水平FOVが118.2ºとなっています。
一方のOsmo Pocketは、GoProと比較すると画角が狭くFOV80ºとなっています。
サイズや形状
Osmo Pocketは棒状のスマートな形。本体を片手でそのまま握って撮影できるメリットがあります。
一方、GoProは手のひらに収まるコンパクトサイズですが、箱状の形なので別売りの自撮り棒などを使用しないと片手での撮影がしづらくなっています。
防水・耐衝撃
GoProは激しいスポーツや水中などでの使用も視野に入れて、本体のみでの防水機能&高い耐衝撃性を実現しています。
一方のOsmo Pocketには耐水機能は無く、水中で使うためには専用の防水ハウジングを使用する必要があります。
耐衝撃については公式サイトに記載はありませんが、手に持った感じでは首がグラグラでデリケートな印象を受けました。
ゲレンデで「DJI Osmo Pocket」と「GoPro」を同時撮影した動画
さっそく、Osmo PocketとGoProを使ってゲレンデで撮影してみました。
今回はスノーボードでの撮影だったため、左手に2つのカメラを持ってほぼ同じ位置から同時に撮影しました。
2画面並べて比較した動画がこちらです。
並べてみると、動画の滑らかさや画角の違いがよくわかりますね。
なお、それぞれの元動画がこちらです。画質を大画面で確認したい方はこちらをご覧ください。
DJI Osmo Pocket
GoPro
「DJI Osmo Pocket」と「GoPro」を比較対決!
実際にゲレンデでOsmo PocketとGoProを使用して比較した結果を、詳しく検証していきます。
よりヌルヌルで滑らかなのは「DJI Osmo Pocket」
2機種で同時撮影した動画で比較すると一目瞭然なのですが、手ブレが少なく滑らかな動画が撮影できるのはOsmo Pocketの方でした。
GoPro HERO7に搭載されている手ブレ補正もかなり高機能ですが、やはりジンバル一体型カメラのヌルヌル感には敵いませんね。
より滑らかな動画を撮影したい場合には、Osmo Pocketを選ぶといいでしょう。
より広角なのは「GoPro」
より広角な映像を撮影できるのは、GoProでした。
静止画で比較してみると、右側のGoProで撮影した写真の黒枠内が、Osmo Pocketで撮影できる画角というイメージです。
ゲレンデでの撮影では、雄大な雪山の景色を広く映せて自撮りもしやすいGoProが便利です。
よりタフで使いやすいのは「GoPro」
ゲレンデでの使いやすさを比較すると、使い勝手がいいのはGoProでした。
雪で濡れても転んでぶつけてしまっても大丈夫な頑丈さは非常にゲレンデ向き。自撮り棒を使えば風景撮影のみならず自撮りも追い撮りも楽々です。
Osmo Pocketは本体防水機能がないため、転ぶ可能性がある場合や降雪時には防水ケースに入れる必要があります。
今回は、防水ケースを持っていなかったため、濡らさないようにかなり気を遣って撮影することになりました。さらに雪が降ってくるとまったく撮影できなくなるので注意しましょう。
ゲレンデにGoProを持って行く際の撮影方法と持ち物について、詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
スキー・スノボのカメラはGoProが最強!実体験を元に撮影方法と持ち物を徹底解説 – RentioPress
まとめ
ゲレンデで「DJI Osmo Pocket」と「GoPro」を比較した結果、
- よりヌルヌルで滑らかなのは「DJI Osmo Pocket」
- より広角なのは「GoPro」
- よりタフで使いやすいのは「GoPro」
ということがわかりました。
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