GoPro HERO10 Black実写レビュー。最新「GP2」チップを搭載して性能、機能ともに順当に進化

Atsushi Yoshioka
Atsushi Yoshioka

公開日2021/10/12

GoPro HERO10 Black実写レビュー。最新「GP2」チップを搭載して性能、機能ともに順当に進化

超小型のカメラとして人気を集める「GoPro」。

すっかり定番の存在となったアクションカメラですが、毎年のように性能をアップデートしていることはご存知でしょうか。

2021年もGoProの代表「HEROシリーズ」において、新製品となる「GoPro HERO10 Black」が発表、発売となりました。

毎回画質や機能面で様々なアップデートが施されるGoPro HEROシリーズですが、今回はどのような進化が見られるのか気になると思います。

今回は、新製品GoPro HERO10 Blackを実際にお借りして、私が撮影した映像や写真を基に、GoPro HERO10 Blackの魅力をご紹介していきます。

アクションカメラの王道「GoPro」

GoPro シリーズ

超小型カメラながらも高画質の映像を撮影することができることで一世を風靡した「GoPro」。

アウトドアシーンで活用することのできるシーンが多いことからアクションカメラの総称が付けられ、GoProはまさにアクションカメラ界の先駆者であり、王道といえるでしょう。

様々なスポーツや、アクティビティシーンで撮影することのできる存在として旅行先でだけでなく、プロフェッショナルの映像作品でも使用されるほど、万能なカメラとなっています。

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毎年恒例となった新製品

GoPro HERO10 Black 最新モデル

そんなGoProシリーズですが、毎年秋になると新製品を発表することが恒例行事となっています。

今回ご紹介していく「GoPro HERO10 Black」も2021年9月に発表・発売となったGoProの最新ラインナップで、従来のHERO9 Blackの発表・発売からちょうど1年が経過したタイミングでのリリースとなりました。

従来のGoPro HEROシリーズの実写レビューはこちら

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外観レビュー

毎年外観面でも少しずつ変化を見せているGoPro HEROシリーズですが、今回のHERO10 Blackでは、どのような変化が見られるのか、気になる方も少なくないはずです。

ここからは実機の写真を使用して、GoPro HERO10 Blackの外観面についてご紹介していきます。

基本的なサイズ感はHERO9と同じ

GoPro HERO10 Black サイズ

GoPro HERO10 Blackでは、基本的に従来モデルとなるHERO9 Blackと大きさに違いはありません。

大きさが統一されているため、これまでHERO9を愛用されてきた方にとっても、アクセサリー類が共通して使用できるなどのメリットが存在します。

歴代のGoPro HEROシリーズと比較すると、若干大型化する傾向にありますが、それでも「GoProらしいコンパクトさ」を見失うことなく、超小型カメラ市場の最先端の走ります。

MAXレンズモジュラーなどのアクセサリーに対応

GoPro HERO10 Blackでは、従来のHERO9同様にレンズカバーの取り外しが行えることで、「MAXレンズモジュラー」などのアクセサリー類にも対応しています。

元々広角の画角を得意としているGoProですが、「MAXレンズモジュラー」を使用することで更にワイドアングルとなる155度の画角を叶えます。

GoPro HERO10 Black アクセサリー

その他のマウント類についてもHERO9 Blackと共通のものを使用することができ、HERO8からHERO9へとモデルチェンジした際よりも外観面の変化は少ないと言えるでしょう。

撥水性、傷耐性の高いレンズカバーを採用

GoPro HERO10 Black レンズカバー

レンズモジュラーの搭載を実現するために取り外しが可能なレンズカバーを採用していますが、このレンズカバーにも改良が加えられました。

新たなレンズカバーでは、アクティビティシーンでの撮影が多い環境に配慮してより撥水性が高く、傷への耐久性の高いレンズカバーとなりました。

GoPro HERO10 Blackでは、10mの防水性能も備えており、水辺での撮影シーンも増えてくるため、水滴の影響なども受けやすいことからこのような改良が加えられたものと思われます。

性能レビュー

GoProの進化においてやはり一番気になるのは性能面でしょう。

ここからは、進化した点をピックアップしながら実際にGoPro HERO10 Blackを使って撮影した映像を基に、画質などの性能面もご紹介していきます。

搭載チップがGP1からGP2に進化

GoPro HERO10 Blackでは、カメラの心臓部となるチップにおいて、従来のチップから進化させた「GP2」を初めて搭載しています。

チップはまさに画質、性能、レスポンス能力など、多岐に渡ってカメラの性能を左右する重要な部分で、新開発となった「GP2」が搭載されたことがGoPro HERO10 Blackにおける最大の特徴です。

ビデオ画質、静止画画質が大幅に向上

新開発「GP2」を搭載したことによって動画、静止画ともに画質の幅が更に広がっています。

動画に関しては画質とフレームレートで進化が見られ、最高5.3K/60fpsでの撮影が可能になりました。

4Kであれば120fpsのスローモーション撮影が可能となり、2.7Kでは240fpsまで撮影することができるほど、画質選択における選択肢が大きく広がりました。

静止画においては、2,300万画素での撮影が可能となり、この画素数は一般的な一眼カメラにも匹敵する数値です。

また、撮影した動画からお好みの部分を静止画として切り出すことも可能で、5Kの映像から1,960万画素5.3K/60fpsの映像からは1,580万画素の静止画を切り出すことができるため、極端な話、動画を撮影してしまえば静止画としての機能も満たしてしまいます。

手ブレ補正も「Hypersmooth4.0」へと進化

GoPro HEROシリーズでは、手ブレが目立つことの多い手持ちでの撮影シーンや、激しいアクティビティシーンにおいても強力な手ブレ補正機構を搭載していることで、ブレのない撮影を叶えることで知られています。

「HERO7 Black」で初めて搭載された手ブレ補正「Hypersmooth」ですが、シリーズを重ねるごとに性能も向上しており、今回のHERO10 Blackでは「Hypersmooth4.0」となりました。

歴代シリーズから既に優秀な手ブレ補正効果を叶えていたため、日常的に使用する上では、大きな違いなどは気が付きにくいところですが、少し振動の多いシーンで使用した場合には、より滑らかで揺れが目立たない撮影を実現しています。

全体的なレスポンス性能が向上

「GP2」チップの搭載によって向上したのは性能だけでなく、カメラを操作する上でのレスポンスの高速化にも貢献しています。

GoProの使用シーンは、構えて撮るというよりも、日常のふとした瞬間に撮影するスタイルが大半かと思います。

その上で、カメラを瞬時に起動することができる、即時撮影ができるといった能力も求められるところです。

これまでのHEROシリーズでも、即時撮影に対応していましたが、今回の「GP2」の搭載によって、より俊敏に操作することができるため、決定的瞬間を逃す可能性も低くなり、ストレスを感じない撮影を実現してくれます。

HERO9からの変化

これまでもいくつかHERO9 Blackからの変化についてご紹介してきましたが、ここからは改めてHERO9 Blackからの変化に特化した内容で解説を行っていきます。

HERO9 Blackは、今後も型落ちの現行モデルとして低価格で販売が継続されますが、HERO10 Blackを購入するほどが迷われる方も少なくないと思います。

GoPro HERO9 Black実写レビュー。画質、手ブレ補正、フロントディスプレイで大きな違いを見せた最新モデル – Rentio PRESS[レンティオプレス]

チップの進化による性能向上

GoPro HERO9からHERO10への最大の変化はやはり搭載チップの進化でしょう。

元々GoProの能力を最大限に発揮するために開発された専用の「GP1」チップでしたが、HERO 10では、新たに性能を向上させた「GP2」チップを採用しています。

GoPro HERO9 Black手持ち撮影

GoPro HERO10 Black手持ち撮影

これによって様々な性能向上に貢献しており、画質はもちろん、手振れ補正効果」「レスポンス速度」なども大幅に向上しています。

チップ自体はHEROシリーズのように頻繁に更新されるものではないため、この先数年のスタンダードとして定着する安心感もあるでしょう。

有線を使用したデータ転送が可能に

GoPro HERO10 Black 有線接続

これまでGoProからスマートフォンなどへ撮影した映像や画像を転送する場合、スマートフォン側のアプリを使用してWi-FiやBluetoothを経由したデータ転送のみでしたが、大型のファイルになるほど転送時間の増加やエラーの発生が難点でした。

そういった問題を解決すべく、GoPro HERO10 Blackでは、GoPro HEROシリーズとして初めて有線を使用したデータ転送に対応しました。

これにより通信エラーの心配もなく、安定した速いスピード感でデータ転送を行うことができるようになりました。

今回実際に有線を使用したデータ転送も体験してみましたが、1GB程度の動画ファイルであれば数秒もかからないうちに完了するほど、有線でのデータ転送におけるメリットを感じました。

製品仕様比較表

製品名 HERO10 Black HERO9 Black
発売時期 2021年9月 2020年9月
価格 54,000円 48,800円
動画画質 5.3K60 5K30
写真画質 23MP 20MP
防水 10メートル 10メートル
スーパーフォト 〇(高性能HDR搭載) 〇(高性能HDR搭載)
手ブレ補正 HyperSmooth4.0 HyperSmooth3.0
TimeWarpビデオ TimeWarp 3.0 TimeWarp 3.0
ライブストリーミング 1080p 1080p
セルフタイマー
音声起動
音声コントロール
WIFI + BLUETOOTH
風音低減機能 3-mic プロセッシング 3-mic プロセッシング
音声コントロール
タッチ ディスプレイ
フロントディスプレイ ◯(液晶画面) ◯(液晶画面)
GPS
ポート USB-C USB-C
大きさ 71.0 W × 55.0 H × 33.6 D (mm) 71.0 W × 55.0 H × 33.6 D (mm)
重さ 153g 158g

着実に進化を遂げるGoPro

GoPro HERO10 Black レビュー

毎年どのような進化を魅せてくるんだろうと期待の高まるGoPro HEROシリーズですが、今回のHERO10 Blackも欲しいところを抑えた着実な進化を遂げている印象です。

今回のGoPro HERO10 Blackでは、最新の「GP2」チップが初めて搭載され、それに伴った性能向上を目立っている印象でした。

最高5.3K/60fpsの記録が可能なビデオ画質は、アマチュア撮影の域を超えた、驚きの映像クオリティを叶えることができます。

そして静止画においても、一般的な一眼カメラで実装されている2,300万画素での撮影が可能となり、この辺りは着実な進化を感じるところです。

GP2チップを搭載したことで手ブレ補正性能も向上しましたが、こちらは従来から優れた性能を実現していたため、シーンによっては大きな変化を感じることはないでしょう。

また、画質の向上に伴ってファイルサイズも大きくなりますが、有線での転送に対応したことは、今回のHERO10 Blackにおける柔軟なアイデアの一つと言えるでしょう。

新製品は早速レンタルでお試し

今回ご紹介してきたGoProの新製品「HERO10 Black」ですが、新製品を早速レンタルでお試しすることも可能です。

GoProは、旅先やアクティビティシーンで使われることの多いカメラだけに、一時的な利用というニーズにもレンタルは応えてくれます。

Rentioでは、GoProレンタルにおいて豊富な実績を誇り、最短3泊4日からお得にレンタルすることができます。

じっくり使用した方のための最短3カ月~の月額レンタルもご用意しております。

是非この機会にRentioでGoProの最新モデルをレンタルして、気になる性能をお試ししてみませんか?

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