ダイソン オムニグライドの実力を検証!気になるデメリットやバルミューダ掃除機との違いも解説
更新日2023/12/20
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人気のコードレス掃除機 Dyson(ダイソン)シリーズのなかでも、「全方向駆動モデル」という異色の存在がDyson Omni-glide (オムニグライド)です。
2つのローラーを搭載したクリーナーヘッドにより、前後左右どの方向に動かしても掃除ができる珍しいタイプのコードレス掃除機です。
今回、そんなダイソン オムニグライドの実力を検証しました。特徴が似ている「バルミューダ The Cleaner」との違いも比較しましたので、掃除機選びの参考にしてみてください。
もくじ
ダイソン Omni-glide (オムニグライド) の特徴
2021年4月に発売されたダイソンの全方向駆動モデル「Dyson Omni-glide (オムニグライド)」。
まるでフローリングワイパーのように前後左右どの方向にでも動かしながら掃除ができる軽量コードレス掃除機です。
まずはダイソン オムニグライドの特徴についてまとめてご紹介します。
自由自在に操作できるヘッド
ダイソン オムニグライドは、まるで浮いているような軽い操作性が特徴。
その操作性を実現するのが、2つの逆回転するフラフィローラーを搭載した「Omnidirectional Fluffy(オムニダイレクショナル フラフィ)クリーナーヘッド」です。
360°回転する4つのキャスターホイールにより、全方向へ滑るように操作可能。押しても引いても左右への移動時も、床面との密閉性を保ちながらスライドして掃除ができます。
180°フラットに寝かせられる構造で家具の下の掃除もしやすく、狭い場所や障害物が多いお家にもぴったりです。
ダイソンの吸引力・集じん性能はそのまま
ダイソン オムニグライドはスリムな本体ですが、従来機種同様にパワフルな吸引力と集じん性能を搭載しています。
小型軽量のDyson Hyperdymium(ダイソン ハイパーディムアム)モーターが、毎分最大105,000回転してパワフルな吸引力を発生。
8個のサイクロンでゴミを分離しフィルターを通すことで、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.99%捕らえます。
使い勝手の良さ・お手入れにも配慮
さらにダイソン オムニグライドは、より手軽に使いやすいよう各所に工夫が凝らされています。
スイッチは押しっぱなしにする必要がないボタン式で、かんたんに交換できる着脱式バッテリーを採用。
自立式の専用充電ドックを付属していて、ダイソンを充電しながらスマートに収納することができます。
ゴミ捨てはワンタッチでダストボックス内部に手を触れずにゴミ捨て可能。フィルターやブラシバーもかんたんに取り外せて水洗いできるので、お手入れもらくらくです。
Complete+とCompleteの2機種がある
ダイソン オムニグライドは、直販限定モデル「Complete+」と市販モデル「Complete」の2機種がありますが、本体部分の性能は共通です。
違いは付属品で、「Complete+」のみにLED隙間ノズルが付属します。
その他の付属品は同じなので、必要ない方は少し安い「Complete」を選ぶのもおすすめです。
Complete+ | Complete | |
---|---|---|
公式税込価格 | ¥69,300 | ¥64,900 |
付属品 | ミニ モーターヘッド、LED隙間ノズル、コンビネーション隙間ノズル、卓上ツール、収納用ブラケット、専用充電ドック | ミニ モーターヘッド、コンビネーション隙間ノズル、卓上ツール、収納用ブラケット、専用充電ドック |
(※2021/9/12時点の価格)
ダイソン オムニグライドの気になるデメリット
軽い操作性が自慢のダイソン オムニグライドですが、口コミを見るとデメリットも見つかりました。
お家の環境や使用する人によってはその性能を活かせない場合もありますので、購入前にチェックしておきましょう。
カーペット上での操作性
ダイソン オムニグライドではカーペットの掃除がまったくできないわけではありませんが、素材によってはローラーの回転が止まってしまうことがあるようです。
じつはダイソン オムニグライドの公式ホームページにも記載があるのですが、オムニグライドはフローリング専用の掃除機となっています。
カーペット上ではオムニグライド特有の浮いたような軽い操作感は得られないので、カーペットのエリアが広いお家ではその実力は活かしきれないでしょう。
バッテリー持続時間が短め
ダイソン オムニグライドの使用時間は最長20分。強モードの場合は5分とさらに短くなります。
広いお家の掃除に使う場合は、少し短く感じてしまうかもしれませんね。
オムニグライドのバッテリーは着脱式でかんたんに交換可能なので、使っていて不便に感じる場合は予備バッテリーの購入をおすすめします。
クリアビン容量が少なめ
ダイソン オムニグライドは本体がスリムなため、クリアビンの容量が通常のダイソンと比べて少なめとなっています。
ゴミが多いお家や広いお家だとすぐにゴミが溜まってしまうので、頻繫にゴミ捨てが必要になるかもしれません。
とはいえオムニグライドのゴミ捨てはワンタッチで手軽なので、あまりゴミを溜めこまず毎回こまめに捨てるのが良さそうです。
柄の長さが合わないことも
使う人の身長によっては柄の長さが短すぎると感じる場合も。
また、ハンディクリーナーとして使うときに長すぎるという意見もありました。
このあたりは実際に手に取ってみないとわかりづらい部分なので、購入前に店頭や家電のお試しレンタル等で試してみるのがおすすめです。
ダイソン オムニグライドとバルミューダ The Cleanerとの違いを比較
2つのローラーを搭載していて浮いたような軽い操作感を特徴とするコードレス掃除機は、ダイソン オムニグライドのほかにバルミューダ The Cleanerがあります。
似た特徴をもつ2機種ですが、細かな部分ではかなり違いがあります。こちらの比較一覧表に違いをまとめましたので、参考にしてみてください。
2機種を比べると、ダイソン オムニグライドのほうが軽くてコンパクト。1階から2階への持ち運びなどもしやすくなっています。ワンタッチゴミ捨てや豊富なアタッチメント、付け替えのしやすさなど、使い勝手の良さも魅力です。
一方のバルミューダ The Cleanerは、とにかく見た目がシンプルでおしゃれ。やや重いのですがフローリング・カーペットどちらにも対応しているので、ワンフロアで広いお家の床掃除にぴったりです。
BALMUDA The Cleanerについて詳しくはこちら
“BALMUDA The Cleaner”使用レビュー。最高の機能美を備えた「浮く」掃除機 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
まとめ:ダイソン オムニグライドでスイスイ快適にお掃除
前後左右どの方向にもスイスイ動かせる「ダイソン オムニグライド」。
細かい場所まで快適に掃除ができて、毎日の掃除が楽しくなりそうなコードレス掃除機です。
これからコードレス掃除機を購入するフローリングのお家は、ぜひダイソン オムニグライドを検討してみてはいかがでしょうか?
ダイソンはレンタルで体験できる
ダイソン オムニグライドは高価なコードレス掃除機。買ってから「やっぱり違った…」と後悔するのは避けたいところですよね。
購入前にダイソンの実力を試してみたい方には、ダイソンをレンタルして試す方法も便利です。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、オムニグライドをはじめとするダイソンシリーズをレンタルで体験することができます。
月額レンタルなら一定期間レンタルし続けるとそのまま自分のものになるので、高価なダイソンを気軽に使い始めたい方にもおすすめ。
レンタルできるダイソンの種類と価格はこちらからチェックしてみてください。
[レンタル] Dyson (ダイソン) 買う前にお試し – Rentio[レンティオ]
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