SONY(ソニー)Bluetoothスピーカー HT-AX7をレビュー!シーンに合わせた使い方ができるファミリー向け万能スピーカー
更新日2023/10/18
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ケーブル要らずのワイヤレスで楽しめるBluetoothスピーカー。
自宅での映画鑑賞や音楽鑑賞に大活躍するBluetoothスピーカーの新製品がさまざまなメーカーから続々と登場しています。
本記事では、SONY(ソニー)のBluetoothスピーカー「HT-AX7」について、特徴やスペック、実際に使ってみた感想などを紹介していきたいと思います。
もくじ
SONY(ソニー)Bluetoothスピーカー「HT-AX7」について
今回紹介する「HT-AX7」は、SONY(ソニー)から2023年7月に販売されたポータブルワイヤレススピーカーです。
映画をより臨場感のあるサウンドで楽しめるオーディオ機器(シアターシステム)。それを持ち運べる(ポータブル)という意味の「ポータブルシアターシステム」として販売されました。
SONY Bluetoothスピーカー「HT-AX7」の製品スペック
SONY Bluetoothスピーカー「HT-AX7」のスペックについては、下記の表をご覧ください。
HT-AX7 | |
---|---|
メーカー | SONY(ソニー) |
サイズ |
【フロントスピーカー】97 × 306×123 mm |
重量 | 【フロントスピーカー】約1.4 kg 【リアスピーカー】295g |
カラー | 1色 |
オーディオ出力 | サラウンド |
Bluetooth | Ver 5.2 |
消費電力 | 動作時:45W 待機時:1.9W Bluetoothスタンバイ時:0.5W |
バッテリー時間 | 30時間 |
充電時間 | 約4時間 |
マルチポイント | 対応 |
公式税込価格 (2023年10月現在) |
77,000円 |
SONY(ソニー)Bluetoothスピーカー「HT-AX7」の特徴4つ
続いて、SONY Bluetoothスピーカー「HT-AX7」の特徴について簡単に紹介します。
①セパレート式のリアスピーカーを搭載した3 in 1ボディ
②シーンに合わせて楽しめる「サウンドフィールドエフェクト」
③約30時間のロングバッテリーを内蔵
④最大8台のマルチペアリングが可能
特徴①|セパレート式リアスピーカーを搭載した3 in 1ボディ
「HT-AX7」の1番の特徴は、フロントスピーカー上部に円盤状のリアスピーカー2基を搭載していることです。
リアスピーカー2基は着脱式で簡単に取り外すことが可能で、フロントスピーカー含む計3基のスピーカーがすべて無線で接続し自動で連携します。
ソニー独自の3 in 1形状のスピーカーシステムとなっており、家中どこでも気軽に持ち運んで楽しめるようになっています。
特徴②|シーンに合わせて楽しめる「サウンドフィールドエフェクト」
2つ目の特徴は、3基のスピーカーからなる「HT-AX7」ならではの「サウンドフィールドエフェクト」を搭載していいることです。
シーンに合わせて楽しめるサウンド「サウンドフィールドエフェクト」をONにすることで、3基のスピーカーがある範囲内に立体音響空間を生成し、音像に取り囲まれているかのように音を楽しめます。
「サウンドフィールドエフェクト」をOFFにした場合は、好きな場所にスピーカーを配置することで、3基のスピーカーから音が心地の良いBGMのように部屋中を満たします。
特徴③|約30時間のロングバッテリーを内蔵
3つ目の特徴としては、フロントスピーカーとリアスピーカーそれぞれに、約30時間再生できるバッテリーを内蔵していることです。
バッテリー残量を心配することなく、寝室や書斎、リビング、キッチンなど自宅の好きな場所に持ち運ぶことができます。
特徴④|最大8台のマルチペアリングが可能
「HT-AX7」は、マルチポイント接続に対応していることも特徴的です。
最大8台のデバイスをマルチペアリングすることが可能になっており、スマートフォンやPCだけでなくタブレット、プロジェクターなどのデバイスも登録しておくことで、切り替える必要がなくシームレスな使い方が可能です。
SONY(ソニー)Bluetoothスピーカー「HT-AX7」の実機レビュー
それでは、SONY Bluetoothスピーカー「HT-AX7」の実機を実際に使用してみたいと思います。
まずは製品が同梱されているケースについて。
「HT-AX7」のケースには、環境に配慮したプラスチック不使用のケースが使われており、全て再生可能素材で作られています。
スピーカーの本体にはリサイクル素材でできた布素材や再生プラスチックが使用されていて、環境に配慮された製品となっていますが、ケースは価格帯の割にややチープさを感じる印象を受けました。
SONY(ソニー)Bluetoothスピーカー「HT-AX7」 の同梱物
箱の中には、スピーカー本体の他、USB Type-Cケーブル 1本、ACアダプタ、保証書などの書類が同梱されています。
SONY(ソニー)Bluetoothスピーカー「HT-AX7」を実際に使ってみた感想
ここから、SONY「HT-AX7」を実際に1週間ほど使ってみて感じたことをポイントごとに紹介していきます。
◯:シーンに合わせた使い方ができる高音質なサウンド
「HT-AX7」のサウンドは、とても高音質でクリアな印象を受けました。
フロントスピーカーは、「デュアルパッシブラジエーター方式」を採用しており、キレのある低音域を体感できます。リアスピーカーには、360度全方向への音の広がりとクリアな高域再生の両立しています。
「サウンドフィールドエフェクト」のON/OFFによって音質が変わるため、シーンに合わせた使い方ができて重宝しました。
映画を見る際や音楽を集中して聴きたい時は「サウンドフィールドエフェクト」をONにして、パーソナルな立体音響空間にて一音一音に耳を傾けます。
仕事中のBGMをかけたい時や家事をしている時には「サウンドフィールドエフェクト」をOFFにして使用しました。
料理や掃除をしていると、音楽が聞こえないようなことが多々ありましたが、「HT-AX7」リアスピーカーを近くに置いておくことで、音楽を聴きながら過ごすことが可能です。
どこにいても均一に音が聞こえるため、心地よいサウンドを堪能できました。
個人的に筆者の自宅の壁がマグネット式になっているため、リアスピーカーの磁力がもう少し強いと、色んな壁に貼り付けることができてより利便性が良いなと感じました。
◯:リモコンがないため、アプリでの操作がおすすめ
「HT-AX7」本体には押下式のボタンが配置されていますが、リモコンが付属していないため、離れたところから操作するにはアプリのダウンロードがおすすめです。
Google PlayやApp Storeからダウンロードできるアプリ「Home Entertainment Connect」では、「サウンドフィールドエフェクト」ON/OFFやボイスモード、ナイトモードにも切り替えることができます。
ナイトモードは、小さな音量でも臨場感あるサウンドで夜のまったりしたい時間たいやPC作業の際におすすめなモードです。
ボイスモードは、人の声をくっきりと聞きやすくするため、映画鑑賞の際におすすめなモード。
また、リアスピーカーの音量調整や、低音レベルの調整、音量の微調整も可能になっていました。
◯:約30時間再生できるロングバッテリーが便利
約30時間再生できるロングバッテリーもとても良かったです。
毎日数時間使用していましたが、充電をしなくても1週間持つほどのロングバッテリーでした。
アプリでバッテリー残量を確認しながら使用することができ、約10分の充電で約2.5時間再生が可能になる急速充電にも対応しています。
◯:リアスピーカーの取り外しや戻す時がスムーズ
リアスピーカーは、裏面がマグネット式になっており、軽い力で取り外すことができます。
リアスピーカーを戻す時も向きを気にすることなく楽々スムーズで、使い勝手が抜群でした。
△:外への持ち運びには向いていない
「HT-AX7」は、約30時間再生できるロングバッテリーとなっているため、外にも持ち運びたくなります。
ただ、リアスピーカーが少しの衝撃で外れやすくなっており、外れることで電源が入ってしまう仕組みになっています。
また、本製品は防水防塵仕様にはなっていないため、キャンプやビーチなどの野外には向いていないと言えます。
SONY(ソニー)Bluetoothスピーカー「HT-AX7」はシーンに合わせた使い方ができる万能スピーカー
SONY(ソニー)のBlutoothスピーカー「HT-AX7」を紹介してきました。
セパレート式リアスピーカーを搭載した3 in 1ボディで「サウンドフィールドエフェクト」を搭載しているため、シーンに合わせた使い方ができる万能スピーカーです。
自宅でよく映画を鑑賞していて音にもこだわりたい方におすすめで、スマートフォンやタブレットでYoutubeなどのショート動画を見る方も音がより良く聞こえます。
これ1台で家中のデバイス8台とマルチペアリングしておけば、ラジオや音楽を聴く時間がより快適になります。
ファミリー向けにおすすめなスピーカーではないでしょうか。
スピーカーはお試しレンタルを
スピーカーの性能や音質、聴き心地については、実際に使用してみないとわからない部分があります。
スピーカーは一度お試しレンタルをおすすめします。
家電レンタルサービスの「Rentio(レンティオ)」では、イヤホン・ヘッドホンのレンタルができます。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
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