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世界中に多くのファンを持つロボット掃除機、ロボロックから2024年8月、待望のニューモデルが登場しました。
5way全自動ドッグをはじめ、ロボット掃除機が苦手としていた部屋の隅の掃除や障害物の回避をクリアしたハイスペックな製品です。同時発売の「S8 MaxV Ultra」と同等の基本機能を持ちながら、ペットの見守りなどの一部の機能を取り除くことで、価格を抑えています。
この記事では、ロボロック S8 Max Ultraを実際に使ったリアルなレビューをお届けします。旧モデル「S8 Pro Ultra」との違いや、お手入れ方法についても解説するので、掃除機選びの参考にしてみてください。
もくじ
ロボロック S8 Max Ultraの進化のポイント

ますます機能的になったロボロック S8 Max Ultraですが、「旧モデルのS8 Pro Ultraと何が変わったの?」と気になる人も多いですよね。
ここでは、ロボロック S8 Max Ultraの驚くべき機能と、旧モデルとの違いを解説します。
1.洗剤投入までオート化!5way全自動ドッグ搭載
ロボロック S8MaxUltraは、面倒なお手入れを自動で行ってくれる5way全自動ドッグを搭載しています。
5つの機能は以下の通りです。
- 60℃の温水でのモップの自動洗浄
- モップの自動乾燥
- 水拭き用の水の自動給水
- ゴミの自動収集
- 水拭き用の洗剤の自動投入
洗浄の用の水が60℃のお湯になったことと、水拭き用の洗剤が自動投入できるようになったことが新たな機能です。
この2つの機能により、モップを除菌洗浄できるようになり、モップについた油汚れもしっかり落として清潔を保ってくれます。
2.伸縮性サイドブラシが部屋の角の汚れも100%カバー
もうひとつ、ロボロック S8 Max Ultraに追加された魅力的な機能が、本体前方に設置されたサイドブラシ。
旧モデルにもサイドブラシは付属していましたが、大きな違いは「シーンに応じて伸縮する」ということなんです。
これにより、ロボット掃除機が苦手としていた「部屋の角のゴミをかき取ること」が可能に!角以外にも、ちょっとした隙間や家具の周辺など、今までブラシが届かなかった細かい部分のゴミもぐんぐん吸い取ってくれます。。
ちなみに、基本の吸引力も6,000Paから8,000Paにアップしています!
3.壁キワ用モップで壁際ギリギリまで水拭きが可能に
壁キワ用モップも新たに搭載された機能されました。
ご覧の通りの小さなモップですが、このモップが本体より外側に設置されていることで、壁際ギリギリ1.68mmまで水拭きが可能になりました。
小さいながらハイパワーなところも頼れるポイント。毎分最大4,000回の高速振動で汚れをしっかり拭き取ってくれます。
4.デュアルメインブラシのお手入れがさらにラクに!
ロボロック S8 Max Ultraのデュアルメインブラシのカバー内部には、絡まった髪の毛をカットするカッター機能が搭載されています。
メインブラシには髪の毛が絡みにくいラバー素材が使われていますが、それでも日常的に使用しているとほこりや毛の付着が気になるもの。そのままにしておくと吸引力の低下にもつながります。
ロボロック S8 Max Ultraは、ブラシに絡まった毛を自動でカットしてくれるため、お手入れがさらにラクになりました。
5.掃除モードを自動で切り替えるスマートプラン搭載
スマートプランは、AIが適切な掃除プランをカスタマイズしてくれる機能です。
設定しておけば、場所に合わせて吸引力や水拭きの強さを自動で調節してくれます。
もちろん、旧モデルのように好みに合わせて手動で細かく設定することも可能。
普段の掃除はスマートプランでお任せに、重点的に掃除をしたいところがある場合は設定を変えて、と使いわけることで効率良く掃除ができます。
ロボロック S8 Max Ultraの使い方
ロボロック S8 Max Ultraの付属品はこちら。
- 5way全自動ドッグ
- ベースステップ
- 電源ケーブル
- ゴミ収集ドック用使い捨て紙パック
- 取り扱い説明書
- クイックスタートガイド
5way全自動ドッグを設置する
5way全自動ドッグの組み立ては、ベースステップを取りつけるだけです。
あとは電源ケーブルをコンセントに挿せばセッティングは完了します。
5way全自動ドッグのサイズは幅40.9cm×奥行41.9cm×高さ47cm。重さは約10kgです。
本体のサイズは直径35.3cm×高さ9.65cm。重さは約4.1kgです。
ロボロックアプリに接続する
設営ができたら、ロボロックのアプリをインストールして接続します。
本体のQRコードを読み取り、指示通りに進めていけばOK。Wi-Fiのパスワードを手元に用意しておくとスムーズに進みます。
水、洗剤をセットする
5way全自動ドッグに搭載しているタンクは2つ。
向かって左が掃除に使う水を入れる清水タンク、右が掃除後の汚れた水を溜める汚水タンクです。
清水タンクを取り外し、水道水を入れます。
5way全自動ドッグの中央のゴミ収集ドック用カバーを取り外すと、右に洗剤用タンクがあります。
洗剤を使用する場合は、タンクに洗剤を投入してください。洗剤はロボロック専用のものを使用します。洗剤なしでも水拭き掃除は可能です。
ロボロック S8 Max Ultraを早速使ってみた

さっそく、ロボロック S8 Max Ultraを使って部屋の掃除をしてみました。
掃除モードを自動で切り替えてくれるスマートプランに設定して、スタートします。
フローリングは吸引+水拭きでしっかり汚れを落とす
フローリングは吸引と水拭きを同時におこないながら、スイスイ進んで行きます。
水拭きのあとのフローリング。水分はほとんど残っておらず、ツヤが出ています。
壁際や家具の周りのゴミも逃さずキャッチ
壁部分は壁キワ用モップが活躍し、ギリギリまでしっかり拭き上げてくれているのが分かります。
サイドブラシもシーンに合わせて伸縮し、ほこりや髪の毛をキャッチしていました。
テーブルや椅子の脚部分も、くるっと円を描くように一周し、脚に壁キワ用モップを這わせるようにして掃除をしてくれていました。
ダイニングの掃除の様子はこちら。
障害物もしっかり回避
障害物回避機能もかなり進化していました!
子ども用の椅子はラクラク回避!椅子にぶつかることなく周りをていねいに掃除してくれました。
ネコのぬいぐるみもしっかり認識したようで、倒さずに進んで行きます。
なんと!エアコンのリモコンもぶつからずに回避していました。
認識する障害物は「幅5cm・高さ3.5 cm以上の物体」とのことでしたが、わずか1.5cmの厚さのリモコンも回避したのでびっくりです。
子ども用の図鑑も厚さ3cm以下でしたが、速度を落として確かめるようにゆっくり近づき、ぶつからないように横を通りすぎていきました!
環境などによって認識精度が異なるようですが、性能がアップしているのは確かです。ロボロック S8 Max Ultra賢い!
ちなみにタオルや紙などの薄いものはやはり認識せず、巻き込んでしまいます。
これは仕方がないかな、と思いますがうっかり吸い込むと故障の原因につながる可能性もあるので気を付けましょう。
カーテンも、薄いもので床に付くほど長い場合は、巻き込んでしまう恐れがあります。
カーペットは自動で吸引のみに切替え
カーペットは自動で認識し、吸引のみの掃除に切り替えます。
音が少し大きくなるので、吸引力が上がったことがよく分かります。
水拭き用モップと壁キワ用モップはしっかりリフトしており、カーペットを濡らさずに掃除をしてくれました。
カーペットとフローリングの隙間も、濡らすことなく上手に進んでいきます。
ロボロック S8 Max Ultraの掃除結果はこちら!
46分かけてリビング、ダイニング、寝室、子ども部屋を掃除してくれました。
掃除しながらマッピングされるので、アプリで掃除の結果が分かります。
リビングは取り残しのゴミもなくすっきり!フローリングもピカピカです。
カーペットも完璧!
掃除前はお菓子のクズなどが落ちていてザラザラしていたのですが、全く気にならなくなりました。
ダイニングも椅子やテーブルの合間をくぐり抜けてしっかり掃除をしてくれました。
食べこぼしでベタついていた部分もしっかり拭き取ってくれたようです。
ドア前の凹凸がある部分もゴミの取り残しはありません!
こちらは子ども部屋。
おもちゃが多く、やや苦戦していたように見えましたが、ゴミ以外のものを吸い込んでしまうトラブルもなく、きれいにしてくれました。
消しゴムのカスや砂汚れなどが多かったフローリングがピカピカに。心なしが、部屋が明るくなったようにさえ感じます。
寝室。こちらも吸引と拭き掃除できれいに仕上げてくれました。
家具や家電の周辺のやや入り組んだような場所もゴミの取り残しがなく、ロボロック S8 Max Ultraの掃除能力の高さを感じました。
こういったロボロック S8 Max Ultraが入り込めない場所はゴミが残ってしまうので、掃除前に場所を移動するなど、効率良く掃除ができる配慮をするといいかもしれません。
ちなみに、水拭き用モップは掃除後3時間ほどで完璧に乾いていました!
生乾きだったり、嫌なにおいがしたりすることもありません。お手入れの手間もなく、水拭きが衛生的にできるのはとてもうれしいですよね。
ロボロック S8 Max Ultraのお手入れ方法
ロボロック S8 Max Ultraはほとんどの作業を自動でおこなってくれるため、日常的なお手入れはほとんど必要ありません。
手動でやらなくてはいけないことは、汚水タンクに溜まった水を捨てることくらい。
汚水タンクは掃除数回分の汚水が溜められますが、においや雑菌が発生する元になるので使う度に捨てるようにしましょう。
本体内蔵のダストボックスに溜まったゴミは自動で収集してくれるので、ゴミの除去作業は不要です。
ボックス、フィルターは共に水洗いが可能なので、汚れが気になった時は水洗いをしましょう。
5way全自動ドッグ内の、壁キワ用モップ洗浄トレーと汚水ろ過フィルターも取り外して水洗いができるので、必要に応じて掃除をしましょう。
水洗いしたパーツはしっかり乾燥させてから再度取り付けます。
浄水タンク、汚水タンクはふたが取り外せないのでやや洗いにくいのが難点。口の部分に縁があるので溝に水が溜まりやすく、乾きにくいです。
水拭き用モップとデュアルブラシも簡単に取り外しができるので、定期的にお手入れや交換をしてください。
ロボロック S8 Max Ultraは一度使ったら手放せなくなる快適さ

ロボット掃除機って高価だし、なくても生活できるし、なかなか手が出せない人も多いかもしれません。
安価なものもあるけれど、お手入れが大変だったり、放っておくといろいろな物を吸い込んでしまったり、逆に負担が増えてしまうこともあります。
ロボロック S8 Max Ultraは機能性が高く、毎日の掃除を安心して任せられます。
そして、いつも部屋がきれいと気分が上がり、心にゆとりが生まれるのです。
「掃除が苦手、でもきれいな部屋で生活したい」そんな人はぜひロボロック S8 Max Ultraの購入を検討してみてください。1度使うと手放せなくなりますよ。
ロボロックはレンタルで試せる
購入前に一度ロボロックとの生活を体験してみたい方には、レンタルでお試しする方法もおすすめです。
家電レンタルサービスRentio(レンティオ)では、ロボロックをお試しレンタル可能です。
機種によっては新品をレンタルできて、一定期間継続するとそのままもらえるお得なプランもあります。
ぜひ一度ロボロックを気軽に体験してみては?
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