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タブレット端末としても、イラストやデザインを描く人にも人気のiPad。
そんなiPadのバッテリーの寿命がどのくらいか知っていますか?
劣化のサインや、交換のタイミングも気になりますよね。
そこで今回はiPadのバッテリーの寿命はどれくらいか、交換するタイミングや長持ちさせるためのヒントを解説していきます!
もくじ
iPadのバッテリーの寿命はどれくらい?
iPadのバッテリーの寿命は、平均3年程度と言われています。使用頻度が高い場合は約2年だったりと人それぞれ。
ちなみにiPadのOS更新サポートは5年で終了します。
最新のOSにアップデートできないデメリット
- セキュリティが更新されない=危険に晒されやすい
- アプリがアップデートされると、互換性に問題が生じて使用できなくなる
- バグが修正できない
など、困ることが多いので5年経つ頃にはiPadの買い替えがおすすめです。
iPadOS 18に対応しているiPadのモデル – Apple サポート (日本)
iPadのバッテリーの目安となるサイン
ここではiPadのバッテリーの寿命の目安となるサインついて解説していきます。
バッテリーの劣化(最大容量が低下)
バッテリー容量が80%以下になると劣化してきていると考えられるので交換を検討しましょう。
iPadは充電サイクルを約1000回以上繰り返すと、バッテリー容量が80%を下回ります。充電サイクルとは100%電力が消費された回数です。
所持しているiPadのバッテリー最大容量を確認する方法は以下の通りです。
iPadのバッテリー最大容量の確認方法・端末での確認ができないiPad:Appleのサポートに問い合わせ
・2024年5月15日発売iPad Air(M2)、iPad Pro(M4):「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」
急速にバッテリーが減る、または突然シャットダウンする
バッテリーの減りが早かったり、突然シャットダウンする場合もバッテリーの寿命が近いサインです。
朝は満充電なのに午後には数%になってしまうなど使用できる時間が明らかに短くなったと感じた場合はバッテリーの劣化が考えられます。
劣化が進むとバッテリー残量が20〜30%あったとしても、突然シャットダウンしてしまう可能性があります。
この状態のまま放置すると電源が入らなくなってしまうこともあるので、バッテリーの交換かiPadの買い替えをおすすめします。
充電速度が遅い
以前より充電速度が遅いと感じた場合も、バッテリーの寿命が近いサインです。
iPadなどに使われているリチウムイオン電池は充電を繰り返すことで徐々に劣化していくので、充電の速度にも注目してみてください。
iPadのバッテリー交換はどこでできる?
iPadのバッテリー交換に対応してくれるところは、大きく分けて以下の3つです。
・AppleStore、Apple正規サービスプロバイダ店
・購入した携帯キャリア
・修理業者
基本的にはAppleStoreやApple正規サービスプロバイダ店、または購入した携帯キャリアでバッテリーを交換してもらうのが良いです。
駅や街中にある修理業者でもバッテリー交換はできますが、Appleの保証対象外になることがあります。
修理業者が対応していない故障などでApple Storeに持ち込んでも、一度非正規業者に依頼をしてしまったiPadは修理を受け付けてもらえなくなります。
長く使用することを考えると、割高であってもAppleStoreやApple正規サービスプロバイダ店、携帯キャリアで対応してもらいましょう。
iPadのバッテリー交換の費用
iPadのバッテリー交換費用は保証サービスに加入しているか未加入かによって大きく異なります。
iPad購入から30日以内に加入できる「AppleCare+」に加入すれば、バッテリーの最大容量が80%未満になった場合に無償でバッテリーを交換可能です。
一括払いプランは期間が2年間ですが、月払いプランに変更すれば解約するまで期間が更新され続けます。
携帯キャリア独自の保証サービスに加入している場合は、バッテリーサービスのための上限額が設定されています。
保証サービス未加入(機種により異なる) | 保証サービス加入中 | |
---|---|---|
Apple | 15,000~34,400円 | 0円 |
Apple正規サービスプロバイダ店 | 15,000~37,700円 | 0円 |
携帯キャリア(大手3社) | 15,000~34,400円 | 0~12,900円 |
修理業者 | 10,000~25,000円 | – |
(2025年2月17日現在の情報)
iPadを長持ちさせるための使用方法
バッテリー交換できるとはいえ、なるべく長く使いたいですよね!
ここではバッテリーを長持ちさせる使用方法について解説していきます。
過放電・過充電を避ける
バッテリーを長持ちさせるためには、過放電・過充電を避けることが大切です。
・過放電:電池容量0%のまま放置して、余剰な電力までもそのまま自然放電させてしまうこと
・過充電:電池容量が100%に達した後も充電し続けたり、ながら使用で必要以上に充電してしまうこと
最新のiPadは過放電や過充電を防ぐための保護回路が組み込まれていて、以前よりは影響が少ないです。
しかし、バッテリーの劣化を進めてしまう原因のひとつなので、気を付けましょう。
残量を20~80%の間で保つと、バッテリーへの負担を減らせます。
不要なアプリやデータを整理する
もしiPad内に不要なアプリやデータがあるようだったら整理しましょう。
アプリごとのバッテリー使用量を確認して、消費量が多いものや、使用頻度の少ないものを探してみてください。
不要なアプリはアンインストール、頻繁に使わずバックグラウンドで動く必要がないものはバックグランド更新をオフにするなどして整理します。
・バッテリー使用量確認:「設定」>「バッテリー」
・バックグラウンド設定の変更:「設定」>「一般」>「Appのバックグラウンド更新」で各アプリのオンオフを設定し直す
ソフトウェアのアップデートをきちんと行う
ソフトウェアの最新版がリリースされたら、アップデートを行いましょう。
最新版には、セキュリティ面のことはもちろん、節電につながる機能が含まれていることがあるため、アップデートしたほうがバッテリーの状態を保つことに繋がります。
ホーム画面の「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」からアップデートができます。
高温のまま使用しない
iPadが高温になっている場合は、そのまま使用を続けないように注意してください。
長時間使用すると本体が熱くなることがあります。
リチウムイオン電池は高温に弱いため、バッテリーの劣化が進行してしまいます。すでに劣化している場合も、通常より発熱しやすくなります。
Apple公式サイトによると、iPadを含むApple製デバイスの適切な環境温度は0〜35度。
保管場所については-20~45度ですが、直射日光や車中では予想より高温になることもあるので注意しましょう。
iPadはレンタルできる
急に電源がつかなくなってしまった時、バッテリー交換が完了するまでの代替え機として、バックアップ用にもう一台用意したいなどがあればお試しレンタルがおすすめです。
家電レンタルのRentio(レンティオ)では、7泊8日〜の短期レンタルや月額レンタルで借りられるタブレット端末をはじめ、iPadなども用意しています。
気に入ったらそのまま購入もできますので、検討してみてはいかがでしょうか。
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