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何年も同じパソコンを使っていると動きが遅い、重くなった…と感じたことがあるのではないでしょうか。
起動に時間がかかる、アプリが全然開かない、インターネットの読み込みが遅いなど。
そこで今回は、パソコンの動作が遅い・重い時の原因と調べ方を解説します。
原因別の改善方法なども紹介しますので、よかったらチェックしてみてください。
もくじ
パソコンが遅い・重い原因は?
パソコンが遅い・重くなる原因は、一般的には長年使用することによりハードウェアやソフトウェアの劣化・不具合が蓄積されることだと考えられます。
- パーツの劣化
- メモリ不足
- スペック不足
- 不要なデータの蓄積
など複数の原因が重なっていくことで、パソコンに負荷がかかり重くなります。
パソコンが遅い原因の調べ方
パソコンが遅い原因は、タスクマネージャーでパフォーマンスをチェックすると分かる場合があります。
「パフォーマンス」ではCPUやメモリ、ストレージなど、現在の使用率がグラフで表示されます。
特定のアプリがCPUに負荷をかけている場合は、使用率を見ることで判別できるので確認してみてください。
- スタートボタンを右クリック
- メニューの「タスクマネージャー」を選択
- パフォーマンスタブをクリック
パソコンが遅い原因(ハードウェア関係)
まずは、ハードウェアが原因でパソコンが遅くなっている場合を解説します。
スペック不足
使用しているパソコンのCPU(パソコン全体のデータ処理や管理をするパーツ)やGPU(画像に特化したデータ処理をするパーツ)のスペックが不足していると動きが遅くなります。
さらにソフトのバージョンアップが行われるとスペック不足のパソコンでは動きが重くなることも。
メモリ不足
メモリが不足している場合も、データ処理が遅くなり動きが重くなります。メモリとは、データを一時的に保存しておく場所です。
メモリが不足していると、ファイルやアプリが開けないこともあるので、メモリ増設ができる機種は増設することをおすすめします。
ホコリや経年劣化による不具合
長期間使用しているパソコンは、内部にホコリが溜まっていたり、パーツが経年劣化していて不具合を起こしている場合があります。
パソコンは熱がこもりやすいため、内蔵の冷却ファンが熱を逃しています。しかし、ホコリやゴミで冷却ファンが正常に動かず熱暴走が起こって不具合の原因になることもあります。
またパーツが劣化していると、正常に動作できずに、不具合を起こりやすくなります。このような時はメンテナンスが必要なので、メーカーに問い合わせてみましょう。
パソコンが遅い原因(ソフトウェア関係)
つぎに、ソフトウェアが原因でパソコンが遅くなっている場合を解説します。
使用しているソフトの負荷が高い
ソフトウェアの中でも負荷が高い=重いソフトを使用していると処理が遅くなることがあります。
例えば、動画編集ソフトや最新ゲームソフトです。
ソフトを開いていなくてもバックグラウンドで動いていることもあるので確認してみてください。
セキュリティ対策ソフトの負荷が高い
セキュリティ対策ソフトは、意外とパソコンへの負荷が大きいです。ウイルスの駆除や感染予防、外部への情報漏洩が起こらないように、常にパソコン内部を監視するため稼働しているからです。
通常使用であれば、Windows標準のセキュリティソフトで十分な場合も多いので、一度検討し直してみることをおすすめします。
スタートアップアプリが多すぎる
パソコンの起動と同時に自動で起動するスタートアップアプリは、多すぎると動きが重くなります。
時短に繋がる便利なアプリのため利用する人も多いのですが、起動時にパソコンに大きな負荷をかけています。
複数設定している場合は、さらに負荷をかけていることになるので、不要なものがないか見直ししてみましょう。
設定→アプリ→スタートアップの順にクリック、不要なものを選んでOFF
ウイルス・マルウェアに感染している
ウイルスやマルウェア(悪意のあるソフトウェア)に感染している場合にも、動作は重くなります。
- ウイルス感染しているUSBをパソコンに差し込んだことでウイルスが混入
- 悪質なメールやWebサイトを開く
- 不正なソフトウェアをインストール
上記の際に感染することが多いので、心当たりがある場合は、該当アプリの削除やパソコンの初期化などの対策が必要です。
動作だけでなく、データにも影響を及ぼすことが多いので、早急な対応を心がけましょう。
パソコンが遅い原因(インターネット関係)
つぎは、インターネットをしているときにパソコンが重い原因を解説します。
ネット回線が重い
オンライン通信を使用していて処理に時間がかかる場合は、ネット回線の通信速度が遅いことが原因の可能性が考えられます。
「インターネット速度テスト」などで通信速度を測定してみて、遅い場合はネット契約の見直しや工事を検討しましょう。
Wi-Fiの受信状況が悪い
高速なインターネット回線を利用しているのに遅いと感じる場合は、Wi-Fiの受信環境が良くないことも多いです。
Wi-Fi電波が受信できていない場合はルーターの設置位置を電波の届きやすい所に移動したり、ルーター自体の交換も検討してみてください。
Windows Updateの影響
Windowsのバージョンが古い場合も、動作が遅くなります。Windows Updateが「最新の状態です」と表示されるまで、アップデートを行いましょう。
実行中はパソコンの操作ができないので、パソコンを使用しない時間に行ってください。
アップデートが上手く進まない場合は後日やり直すなどの対応が必要です。
その他、パソコンが重い場合の対処法
最後に、その他の原因でパソコンが遅くなっている場合の対処法をご紹介します。
HDDから不要なファイルを削除する
HDD(ハードディスク)から不要なファイルを削除することでデータの読み書き処理が少なくなり、パソコンの動作が軽くなる可能性があります。
使用していない、使い終わったファイルがあったら削除してみましょう。
- 不要なファイルやフォルダー、アプリを削除する
- ディスククリーンアップの実行
- 不要なブックマークを削除
- 復元ポイントの削除
- キャッシュデータの削除
中でもキャッシュデータ(一部の情報を一時的に保管しているデータ)の削除はリスクが少ない方法なので、試してみてください。
HDDをSSDに変更する
SSDは、HDDよりもデータの読み書きが非常に速いので、データ処理速度の向上が期待できます。
交換可能なパソコンであれば、HDDをSSDに交換することをおすすめします。
定期的にデフラグを実施する
パソコンがHDDの場合、デフラグを行うことをおすすめします。
デフラグを行うと、断片化したデータを最適化できるため、読み込みにかかる時間を減らすことができる可能性があります。
- タスクバーの「エクスプローラー」アイコンをクリック
- 「PC」をクリック
- 「ローカルディスク(C:)」を右クリック、表示された中から「プロパティ」をクリック
- 「ツール」タブをクリック
- 「最適化」ボタンをクリックします。
- 「ドライブの最適化」から手動で行うか、スケジュール設定して行うか選ぶ
同時に複数のアプリケーションを起動しない
複数のアプリケーションを同時に起動しているとメモリ不足で動作が重くなります。使い終わったウィンドウは閉じる、アプリを開いたままにしないなど気を付けましょう。
アプリを開いていないのに重い場合は、バックグランドで稼働しているアプリが原因かもしれません。不要なアプリは無効化しておくと、メモリの容量不足を回避できます。
ただ最低限必要なアプリまで無効化してしまうと、正常に動かなくなることもあるため、注意してください。
パソコンの再起動を実施
パソコンの再起動を試すと動作が改善することがあります。
再起動は、不要なアプリを閉じることができたり、システムの起動をやり直せるので不具合の原因を取り除くことが可能です。
スタートボタン→電源マーク→再起動の順でクリック
パソコンを買い換える
上記のことを一通り実施しても解決しない、原因不明の場合はパソコンの買い換えをおすすめします。
古いパソコンを使っていると、最新のアプリに処理能力が追い付かず動作が遅くなる、不具合が起きやすく故障してしまうことも。
新しいパソコンは、動作が速く、最新のアプリやソフトにも対応しているので、快適にパソコンで作業をすることができます。
パソコン不調の際はレンタルもおすすめ!
今回はパソコンの動作が遅い・重い時の原因の調べ方や対処法についてご紹介しました!
原因や対処法を参考に確認していただけたらと思います。
日常的に使っているものが使用できなくなると、とても困りますよね。
そんな時は、パソコンのレンタルを活用するのもおすすめです。
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