「たんぽぽ」写真の撮り方。すぐ実践できる撮影テクニックとおすすめ撮影地をご紹介
更新日2024/05/31
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もっとも身近な野花の1つ「たんぽぽ」
たんぽぽは春になると道路脇や野原を黄色で彩る身近な花です。アスファルトの裂け目に生えていることもあり、とても生命力の強い花です。
人間の生活と同じように、太陽が昇る朝に花を開き、太陽が沈む夕方に閉じる習性があります。
開花時期は3月頃から
タンポポの花は3月頃から秋にかけて咲きます。(夏はお休み期間です)
咲いたたんぽぽは1週間くらいでしぼみ、その後1ヶ月ほどで綿毛になり風に乗って空を移動します。
桜の開花時期でもあるので、合わせて撮影したい花の被写体です。
たんぽぽ撮影のポイント
初心者でもそれなりにたんぽぽを上手に撮影できるポイントを3つ紹介します。
より具体的な解説を確認したい場合は、初心者でもすぐ分かるシリーズを参考にしてください。
初心者でもすぐ分かる「花」の撮り方。おすすめの季節やすぐ実践できるテクニックをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
自然な光を活用
たんぽぽの美しさを引き立てるために、柔らかく均一な自然光が最適です。
陽光の下でたんぽぽを撮影すると花の色とディテールがより美しく映えます。
朝早い時間帯や日の出直後は、光が柔らかく、たんぽぽの花を美しく照らしてくれるので、風景全体を美しく写し込むためにも適しています。
背景をぼかす
たんぽぽは1輪だけでも被写体として魅力があります。そんなときは、花弁をクローズアップし、絞り値はできるだけ低く設定し、背景をぼかすようにしましょう。
背景にもたんぽぽが密集する場所がくるよう位置取りすれば、より魅力が増す1枚に仕上がると思います。
初心者でもすぐ分かる「絞り」の基本。一眼らしいボケを表現するなら必須の撮影設定項目 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
単焦点レンズがおすすめ
単焦点レンズは描写力が高く、開放F値が小さいため、背景が大きくボケる撮影を可能にしてくれます。
さらにマクロモードがあるレンズなら、花のディテールやテクスチャを鮮明に捉え、花びらの質感や花心の模様を際立たせるのに役立つのでおすすめです。
初心者でもすぐ分かる「単焦点レンズ」の使い方。表現力を豊かにする人気レンズの活用方法を徹底解説 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
撮影の時間帯や時期と構図を考える
朝に花を開き、夕方に閉じる習性、花から綿毛への変化と、同じたんぽぽでも撮影する時間、時期によって表情が変わります。
その時のたんぽぽが引き立つような「構図」も合わせて考えてみてください。中央以外に左下、右下など隅に寄せて撮影するなど、同じたんぽぽでも色んな視点から切り取った写真を撮影してみましょう。
- 主役のたんぽぽを主役にする
- 三分割構図の交点にたんぽぽを置いてみる
たんぽぽ撮影におすすめの観光名所
たんぽぽはどこにでも咲くありふれた花のため、道路・近くの公園などで目にすることができます。
ちょっと出かけると見つけられると思いますので、いろんな場所でたんぽぽの撮影を楽しんでください。
たんぽぽを撮影できる著名な観光名所をいくつか紹介します。
むかわたんぽぽ公園(北海道勇払郡むかわ町)
むかわたんぽぽ公園は、約6万平方メートルにたんぽぽが広がる、日本一のたんぽぽ群生地です。
春に苫小牧まで足を運ぶ際は、もう少しだけ足を伸ばして見渡す限りに広がるたんぽぽ畑を目にしましょう。
気になるカメラやレンズはレンタルでお試し
スマホの写真から一歩抜け出して見たい方、違う画角・描写でたんぽぽの写真を撮ってみたい方には、カメラ機材のレンタルサービスがおすすめです。
家電レンタル「Rentio」では、花撮影におすすめのカメラボディやレンズはもちろん、様々なカメラ機材を豊富なラインナップから選んでレンタルすることが可能です。
ぜひこの機会にRentioで気になるカメラやレンズをレンタルして、季節の花撮影にでかけてみてください。
たんぽぽが咲く場所へ足を運び、その美しさに魅了されながら、美しい瞬間をカメラに収めることが、きっと心に残る素晴らしい体験になることでしょう。