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秋を感じられる存在である「紅葉」は、写真における被写体としても絶大な人気を誇ります。
木々が暖色に包まれる美しい絶景は、わずかな期間しか見られない光景として貴重な存在でもあることから、その光景をカメラに収めようとする方も自ずと増えてきます。
これまでスマートフォン以外のカメラを使って写真を撮ったことがない方も、一眼カメラなどを使って写真を撮ってみたいと思っている方も珍しくはありません。
今回は、紅葉撮影においておすすめとなるカメラボディとレンズの組み合わせを筆者が厳選してご紹介していきます。
もくじ
紅葉撮影におすすめのカメラの選び方
紅葉写真を綺麗に撮影するためには、一眼カメラを使うことがおすすめです。
スマートフォンでももちろん撮影することは可能ですが、画質面や写真としての奥ゆかしさを表現するのであれば一眼カメラが最適な選択肢となります。
一眼カメラの中でも直近では、ミラーレス一眼を各カメラメーカーでは力を入れて開発しており、今選ぶのであればミラーレス一眼のラインナップから選ぶことが最もおすすめです。
紅葉撮影においては、特に重視すべき性能はありませんが、色味の違いなどメーカー毎に違う部分も存在することから、今回ご紹介していくカメラも各メーカーからおすすめモデルをご紹介しています。
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レンズ選びも重要
一眼カメラにおいては、カメラボディだけでなく組み合わせるレンズの選択も非常に重要になります。
組み合わせるレンズによって画角やボケ方などに変化を加えることができるため、写真の仕上がりをボディ以上に左右する存在になります。
今回の記事ではカメラボディとの組み合わせにおすすめのレンズも合わせてご紹介していきますが、紅葉撮影においては幅広く写すことのできる広角〜標準域をカバーしながら、紅葉に近づいて撮影する際にボケ表現がしやすい明るいレンズ(F値が低い)がおすすめとなります。
ただ、明るいレンズほど価格も上昇するため、このあたりは予算との相談で、妥協すべきポイントを見極めてレンズ選びすることが良いでしょう。
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紅葉撮影におすすめのカメラ&レンズ10選
Canon EOS R50 + RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
デジタルカメラシェアで常にトップに君臨するキヤノンの製品は、信頼と安心感が常にあります。
これまでは初心者向けのシリーズとして「EOS Kiss」シリーズを展開してきましたが、EOS Kissのブランドを継承せずとも初心者向けの製品開発に長けており、おすすめできる存在です。
EOS R50は、EOS Kiss時代の初心者に優しい操作性と、初心者でも簡単に綺麗な写真を撮影できる性能を受け継いだ人気のエントリーモデルです。
小型、軽量のボディであることから、持ち運びにも負担にならないことにも定評があり、紅葉撮影にもおすすめの存在です。
組み合わせるレンズには、RFマウントのAPS-C用レンズとして展開されているRF-Sマウントから高倍率ズームレンズであるRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMがおすすめ。
この1本で広角から望遠までカバーしてくれることで、様々な構図を撮影することができる優れモノです。
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Canon EOS R8 + RF24-105mm F4L IS USM
フルサイズセンサーは、写真愛好家であれば憧れの存在になることは間違いありません。
かつてはフルサイズセンサーを搭載したモデルは、非常に高価で手の届かない存在でしたが、近年では低価格で購入することのできるエントリーフルサイズ一眼も登場してきています。
その一つがキヤノンのEOS R8で、キヤノンが誇る高い性能を凝縮し、カメラボディ自体のコンパクト化を叶えた1台として、はじめてのフルサイズ一眼にもおすすめです。
屋外を動き回って撮影する紅葉撮影のスタイルにもこの携帯性は重宝します。
組み合わせるレンズには、RF24-105mm F4L IS USMがおすすめ。
高品位のLレンズに分類され、紅葉撮影で使い勝手の良い焦点距離を採用した、超王道の標準ズームレンズとなります。
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SONY α6400 + TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
初心者向けのミラーレス一眼カメラとして絶大な人気を誇るSONY α6400は、紅葉撮影用のカメラとしてもおすすめです。
コンパクトなサイズ感ながらも大型のAPS-Cセンサーを搭載していることから、高画質での撮影が可能です。
組み合わせるレンズの種類もEマウントは無数に存在しますが、紅葉撮影という観点に合わせるとTAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDがおすすめです。
35mm換算で25mmから105mmまでの汎用性の高い焦点距離を有し、ズーム全域でF2.8の明るさを誇るレンズです。
引いた画角で紅葉全体を撮影することも、被写体に寄ってボケを活かした撮影にも向いている万能型の1本になります。
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SONY α7C + TAMRON 17-50mm F4 Di III VXD
ソニーでは、コンパクトなフルサイズミラーレス一眼としてα7Cシリーズを展開しており、フルサイズセンサーに憧れはあるけど携帯性も重視したいという方にもおすすめの1台になります。
フルサイズらしさを存分に感じられる画質を小型ボディで実現していることから、持ち歩きのシーンが多くなる紅葉撮影においても重宝する携帯性となります。
組み合わせるレンズには、TAMRON 17-50mm F4 Di III VXDがおすすめ。
広々と写すことのできる広角レンズになっており、一面に広がる紅葉の姿などを撮影するのには最適なレンズとなります。
また、フルサイズ対応のレンズは大型で重くなる傾向もありますが、こちらの17-50mm F4 Di III VXD Model A068は、α7Cシリーズのサイズ感にもフィットするコンパクトさが特徴的です。
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SONY α7 IV + FE 24-70mm F2.8 GM II
ソニーのミラーレス一眼において更に高性能で上位モデルを検討するのであれば、α7 IVがオールラウンダーかつあらゆる面で高性能を叶えるおすすめのモデルです。
正直なところ紅葉撮影だけに活躍するのはもったいないくらいですが、AF性能でも優れていることから例えば紅葉×鉄道、紅葉×飛行機などといった動く被写体と絡めた撮影にもおすすめの存在です。
組み合わせるレンズとしては、純正の標準ズームレンズであるFE 24-70mm F2.8 GM IIがおすすめ。
ソニーが誇る最高級のGMレンズに属し、大三元レンズとして王道24-70mmズーム全域開放F2.8を叶えるレンズです。
戦術の動く被写体を撮影するには望遠レンズの携帯もおすすめですが、基本的な紅葉撮影においてはこの1本があれば大きな強みになります。
明るいレンズであることから夜間の紅葉ライトアップの撮影にもおすすめです。
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Nikon Z50 + NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
ニコンでもミラーレス一眼を積極的に展開していますが、コンパクトかつ初心者にもおすすめなのがNikon Z50です。
堅実な製品開発を行うニコンですが、性能面では伝統的に硬派なスタイルが貫かれている一方で、携帯性や操作性においては現代のトレンドを意識しており、はじめての一眼カメラとしても使いやすい存在になっています。
組み合わせるレンズにおいては、ZマウントのAPS-C用レンズとして高倍率ズームレンズのNIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRがおすすめ。
まさにこの1本だけであらゆる構図に対応するだけでなく、高倍率ズームながらもレンズ自体もコンパクトであることから、Nikon Z50にもぴったりな存在です。
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Nikon Z5 + NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
コンパクトなサイズ感ながらフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼は現代の流行の一つですが、ニコンでもNikon Z5がコンパクトフルサイズミラーレス一眼としておすすめの存在です。
手のひらサイズのボディは、持ち運びにも負担にならないことが他のコンパクトフルサイズミラーレス一眼と同様ですが、Nikon Z5では、コンパクトながらもしっかりと一眼カメラらしいデザインもおすすめポイントの一つです。
組み合わせるレンズには、ズーム全域で開放F2.8を明るさを備えながら低価格を実現したNIKKOR Z 28-75mm f/2.8です。
大三元レンズである24-70mm F2.8のレンズよりも小型軽量でコンパクトボディのNikon Z5との組み合わせにも最適な存在となります。
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Nikon NIKKOR Z 28-75mm f/2.8 実写レビュー【標準レンズ】 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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FUJIFILM X-T50 + SIGMA 30mm F1.4 DC DN
色にこだわる方であれば富士フイルムのミラーレス一眼がおすすめです。
富士フイルムでは、長年フィルム製造メーカーとして、発色で特にこだわったメーカーで、他のメーカーには無い特徴を有しています。
富士フイルムのミラーレス一眼の中でもX-T50は、クラシカルなデザインから持っているだけでも撮影へのモチベーションを高めてくれる存在です。
富士フイルムのカメラでは色味など表現を変更できるフィルムシミュレーションを最大の特徴としていますが、X-T50では、フィルムシミュレーションダイヤルを搭載しており、より体感的にフィルムシミュレーション機能を使いこなすことができます。
これまでのカメラではズームレンズを組み合わせてしてご紹介してきましたが、富士フイルムに組み合わせるといえば単焦点レンズがおすすめ。
SIGMA 30mm F1.4 DC DNは、画角が固定されながらも開放F1.4という明るさを備えた1本で、普通ではない独創性を求める方におすすめの組み合わせとなります。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary実写レビュー!ここから始めたい標準域の明るい単焦点レンズ – Rentio PRESS[レンティオプレス]
OM SYSTEM OM-5 + M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
センサーサイズが大きいほど画質に優れているのは通例ですが、センサーサイズが小さくとも他の機能面で充実させていることから魅力的なカメラへと仕上がることも数少なくありません。
元々オリンパスとしてカメラ事業を展開し、新会社として立ち上げられたOM SYSTEMでは、マイクロフォーサーズセンサーにこだわった製品開発を行っています。
ラインナップの中でもOM-5は、持ち運びの面で特に恩恵を得られる携帯性を実現している他、アウトドアで積極的に活用できる強靭性も特徴とした1台です。
組み合わせるレンズとしては、広角をカバーするM.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PROがおすすめ。
同社が展開するレンズの中でもPROモデルとして、高い描写力を誇りますが、他社の広角レンズと比べても携帯性で大きなアドバンテージが存在します。
OM SYSTEM OM-5 実写レビュー。超小型軽量と強靭性、高性能を備えたアウトドアにおすすめの1台 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO実写レビュー。高品位で携帯性に優れた高倍率ズームレンズの実力 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
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Panasonic LUMIX DC-S5 + LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6
近年、フルサイズミラーレス一眼が特に注目される様になりましたが、新たにフルサイズ一眼市場に参入したのがパナソニックです。
全く新しいSシリーズを展開しており、ラインナップを拡充し続けています。
DC-S5は、はじめてのフルサイズ一眼にもおすすめできる存在で、低価格ながらフルサイズらしい高画質を実現します。
組み合わせるレンズには他のメーカーにはあまりない20mmから60mmまでの焦点距離を有する標準レンズで、広角側で少し有利な画角を叶えます。
Panasonic LUMIX DC-S5実写レビュー。フルサイズの恩恵をコンパクトなサイズ感で体感できる1台 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
一眼カメラを活用して美しい紅葉を撮影しよう
せっかく絶景を見に行くのであれば綺麗に写すことのできる一眼カメラを持参していくことがおすすめです。
今回ご紹介してきた一眼カメラは、初心者にもおすすめできるモデルも多く、紅葉撮影のみならずはじめての一眼カメラとしてもおすすめできるカメラボディ、レンズの数々となっています。
写真の楽しさは撮る瞬間だけでなく、後から見返したときもその瞬間の記憶が蘇ることです。
ただ景色だけを記録してくれる存在ではなく、思い出も一緒に記録してくれるのが写真の存在で、ぜひ旅のお供として一眼カメラを持っていかれてみてはいかがでしょうか。
紅葉撮影テクニック紹介記事はこちら
初心者でもすぐ分かる「紅葉写真」の撮り方。すぐ実践できるテクニックとおすすめ撮影スポットをご紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
撮影のときだけレンタルもおすすめ
とはいえいきなり一眼カメラを購入するには抵抗を感じられる方も少なくないかと思います。
そんなときにおすすめなのがカメラのレンタルサービスです。
Rentioでは、今回ご紹介してきた紅葉撮影におすすめのカメラやレンズを最短3泊4日からレンタルすることができ、紅葉撮影におすすめのセットなども展開しています。
はじめてだし最初はレンタルからという選択肢も十分にありだと思います。
ぜひこの機会にRentioで紅葉撮影に持っていく一眼カメラをレンタルして、絶景を写真に収めてみてはいかがでしょうか。
ミラーレス一眼カメラ 紅葉撮影セットのレンタル・サブスク・お試し商品一覧|宅配レンタル・リースで借りる – Rentio[レンティオ]