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海や川など水辺のレジャーでも人気のGoPro。
水中の世界を素敵な動画にできたら、最高の思い出になりますよね。
実際にプロがGoProで撮影した、公式の水中撮影動画がこちらです。
「素敵!私もこんな風に水中撮影をしてみたい!」と思いませんか?
そこで、さっそくGoProで水中撮影をしてみました。
実際にGoProで水中撮影をしてみると、事前に知っておきたかった水中撮影の注意点や準備が色々とわかったので、今回まとめてご紹介します。
GoProで水中撮影をしたい方は、必見です!
もくじ
GoPro水中撮影の設定と使い方
GoProで水中撮影するときは、まずは事前に各種設定を済ませておきましょう。
とくに解像度や画角設定などの細かい設定は、海の中で行うのは難しいので、事前に陸上で済ませておくことをおすすめします。
基本的には最高画質で撮影しておけば、編集の幅が広がるのでおすすめです。
ただし、高画質だとSDカードの容量が気になるという方や、PCやスマートフォンが4K動画の編集に対応していない方は、少し画質を落として撮影しておくといいでしょう。
GoProの初期設定について、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
GoProの使い方を完全ガイド!初心者が知りたい撮影方法や設定方法を徹底解説[保存版] – RentioPress
GoPro水中撮影の基本は動画撮影!静止画は後日編集で
GoProでの水中撮影では、基本的に動画を撮影します。
海の中の雰囲気や泳ぐ魚の様子を捉えるには、静止画よりも動画のほうがおすすめです。
もちろん静止画でも撮影は可能なのですが、水中で動画モードと静止画モードを切り替えながら撮影するのはとても大変です。
なので、どうしても静止画で残したい場合には、撮影した動画を後日編集して気に入ったシーンだけを静止画として切り抜いてしまいましょう。
GoPro本体だけでも防水可能だが、念のため防水ハウジングを
現行品のGopro4機種は、製品自体が10メートルの防水仕様となっているため、防水ハウジングをつけなくても水中に持ち込むことができます。
一般的なシュノーケリングでは耐水5メートルでも十分ですが、ドルフィンスイムやスキンダイビングなど、シュノーケリングでも5メートル以上の深さまで潜る可能性がある場合にはハウジングをつけておくことをおすすめします。
また、せっかく手に入れたGoProを水没させてしまうのが怖い…という方も多いと思います。その場合にも、念のためにハウジングをつけておくといいでしょう。
こちらのGoPro専用防水ハウジングは、水深40メートルまで防水してくれるので、中級以上のダイバーでも安心です。
GoProで水中撮影してみた!実際のレビュー動画がこちら
準備ができたら、さっそく動画の撮影です。
GoPro初心者が、実際にダイビングとシュノーケリングで水中撮影をしてみた動画がこちらです。
実際のGoProダイビング動画
こちらはウミガメとの遭遇の様子です。
魚群に囲まれて一緒に泳ぐ様子を撮影しました。
実際のGoProシュノーケリング動画
人気のクマノミに接近してみました。
海の中の様子を撮影しました。
公式の動画には程遠いですが、海の中での嬉しいハプニングやきれいな魚たちの思い出を動画に残せたことは非常に嬉しいもので、やはり水中撮影にはGoProがおすすめだと実感しました。
なにも知らずに撮影をしてもこのような動画は撮影できるのですが、より素敵な動画を残したい!という方は、少しコツが必要。
GoProの水中撮影にはいくつか注意点があるので、事前に知って対策しておきましょう。
GoPro水中撮影の注意点
GoProを海に連れていく前に、水中撮影時の注意点についても必ずチェックしておいてくださいね!
水中撮影の実体験から、失敗したことや想定外だったことについて、説明していきます。
GoProは電池の消耗が激しい!予備バッテリーは必須
GoProでの動画撮影は、想像以上に電池を消耗します。
水中にいる間ずっと連続撮影した後に、陸上で動画チェックなんてしていたら、すぐに電池が切れてしまいます。
例えば、ダイビングで1日3本潜るという方や、シュノーケリング中の様子をずっと撮影していたい方、海辺や陸上での様子も撮影したい方だと、多くの場合電池は1日もたないでしょう。
最初はりきって撮影していたら電池がほとんどなくなって、後半の良いシーンを撮り逃す…といった悲劇も実際に起きています。(←私です)
水中撮影の場合、休憩中にゆっくり充電できる場所なんてほとんどないはず。GoProの予備バッテリーもしくは充電用のモバイルバッテリーは必ず持っていきましょう。
長時間の連続撮影やボタン操作でGoProが発熱してフリーズ
GoProの撮影では、水中で長時間連続で撮影することが多いですよね。
ですが、あまりに長時間連続で撮影していると、GoProが発熱してフリーズすることがあるので、要注意です。
最初に発熱したときは「えっ!?故障?」と焦ったのですが、GoProの発熱自体はまったく問題無いことだそうです。
GoProのQ&Aを確認すると、「GoProカメラは寒冷地での使用のためにバッテリーウォーマーを内蔵しております。このため、カメラ本体は発熱する仕様となっております。」とのこと。発熱する仕様だそうです。
もちろんGoProの個体差や利用条件にもよると思いますが、体感では10分以上の連続撮影で発熱することが多かったように感じます。
電源をオフにすると徐々に温度が下がるので、水中でも撮影しないときにはこまめに電源を切るようにしたほうが良いでしょう。
GoProの発熱で防水ハウジングがくもる
GoProの発熱は仕様で問題ない…と思いきや、水中撮影では意外な弊害がありました。
なんと、発熱によってハウジングのレンズ部分がくもってしまったのです。
実際の動画がこちら。
撮影中は気づかなかったのですが、陸上で確認すると、水が濁っているような動画になっていて驚きました。
その後はGoPro本体とハウジング内部の水分をよく拭きとってから水中撮影をしていたのですが、どうしても微量の水分が残るようで、くもってしまいます。
GoProの水中撮影では同様の悩みを抱えている方は多いようで、吸湿シートをハウジング内に入れて撮影すると解決するそうです。
こちらがGoPro正規品の吸湿シート。
15枚で約2000円…けっこう高額ですよね。大きさや厚みさえ合えば、正規品ではなくても構わないので、ハウジング内部に忍ばせることができる吸湿シートは用意することをおすすめします。
ダイビングでは青かぶり対策が必要
ダイビングでの撮影なら必ずしておきたいのが、青かぶり対策。
「青かぶり」とは、水中深くでは赤色の光は吸収されて青色の光が残るために、見える色が全体的に青みがかってしまうこと。水深10mくらいまで潜ると、海や魚などが青色や緑色に近い色に写ってしまいます。
防水カメラなどのように「水中モード」があるカメラの場合は、自動で色味を補正してくれるのですが、GoProは青かぶりの補正はできません。
GoProの青かぶり対策をするなら、レンズ部分を覆う赤色フィルターがおすすめ。こちらは互換品のフィルターです。3枚セットで約2000円。
けっこう高額なので購入をためらってしまうかもしれませんね。私もそうでした。
ですが、GoProでのダイビング撮影では確実に青かぶりをしてしまうので、対策しておくに越したことはありません。
フィルターがある方がより本格的な動画が撮影できます。ダイビングをされる方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
GoProは広角なので水中の雰囲気や大物の撮影向き
GoProの魅力は広角撮影!
なので、水中の雰囲気や魚群の迫力、ダイナミックな大物の撮影などには最適なカメラです。
ただし、裏を返せばマクロや小さい魚を単体で撮影するには、あまり向いていないということ。
GoProは近距離撮影(マクロ撮影)に対応していないので、被写体にあまりに近づいてしまうとピントが合わなくなってしまいます。小さな被写体に近づいての撮影は、GoProの苦手分野なのです。
熱帯魚の模様や表情や、1㎝以下の小さなウミウシなどをくっきりと撮影したい方には、GoProよりも防水カメラのほうがおすすめです。
このGoProの弱点をカバーするなら、理想はGoProと防水カメラの2台持ち!
被写体によって、カメラを使いわけることで、思い通りの写真や動画を残すことができますよ。
ダイビングにおすすめの防水カメラについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ダイビングに最適な水中カメラの選び方と予算別おすすめ6選!防水カメラ,GoPro,360度カメラ,どれを選ぶ? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
目的に合わせたGoProマウント選びが重要!
GoProをしっかりと固定するためのオプション「マウント」。
水中撮影では、自分自身が水に浮いて不安定な状態で撮影するため、このマウント選びは非常に重要となります。
もちろん、マウントをつけずにGoPro本体を手で持った状態でも撮影は可能ですが、万が一手を離して水に落としてしまったら…と考えると、おすすめはできません。
そこで、私が水中撮影のお供に選んだのが、フロートグリップ「The Handler」。
しかし、このマウントは水に浮く素材というメリットがあるものの長さが短いのが欠点。
GoProはズームができないので、自分が被写体に近づいて撮影するしかありません。そのため、短いマウントで魚や生き物に近づこうとすると、逃げられてしまうのです。
特にダイビングでは、中性浮力をとりながら静かに被写体に接近して撮影しなければなりません。これは初心者ダイバーには至難の業ですよね。
浅い海でのシュノーケリングやプールなどでは「The Handler」がおすすめですが、ダイビングで使うなら、より長いマウントの「GoPro 3-way」のほうがおすすめです。
このように、GoProでどんな水中撮影をしたいかによってマウントを使い分けることが重要なのです。
GoProで水中撮影するなら必須のマウントやアクセサリー
GoProで水中撮影をするなら、水中ならではの準備や対策が重要です。
水中撮影で一緒に持っていくべきマウントやアクセサリーについてまとめましたので、ぜひ入手を検討してみてください!
海水浴・シュノーケリング・プールにおすすめのGoProマウント&アクセサリーはこれ
防水ハウジング「Super Suit」
まずは必ず持っていくべきなのが、GoPro正規品の防水ハウジング「Super Suit」。
水深40mまで防水可能なので、シュノーケリングからダイビングまでどんな水中撮影シーンにも対応できます。
予備バッテリー
電池の消耗が激しいGoProの水中撮影では、予備バッテリーは必須です。予備バッテリーも必ずフル充電の状態で持っていきましょう。
吸湿シート
ハウジング内のGoProが発熱してもレンズがくもらないように、吸湿シートは用意しておきましょう。せっかくの水中動画にモヤがかかってしまったら台無しになってしまいますよ。
フロートグリップ「The Handler」
海水浴・浅瀬でのシュノーケリング・プール・川など水辺での撮影に最適のマウント。
水中で万が一手を離してしまっても水面に浮上してくれるので、GoPro紛失の心配がありません。滑りにくく握りやすい安定感のあるおすすめのマウントです。
「The Handler」を実際に使ってみたレビューはこちらからどうぞ。
水中撮影に最適!GoPro用フロートグリップ「新 The Handler」レビュー – RentioPress
ダイビングならこのGoProマウント&アクセサリーも追加
「GoPro 3-way」
最大50.8cmまで延長できるマウントです。折り畳んだら19cmとコンパクトになります。
エントリー・エキジット時は折り畳んで、水中撮影時には延長して使用することができ便利なマウントです。
GoProの超定番「3wayマウント」の使い方!難しい折り畳み方も分かりやすく解説 – RentioPress
赤色フィルター
5mより深い場所での青かぶり対策におすすめのフィルターです。水中動画をより鮮やかに撮影したい方におすすめです。
水中ライト
地形や沈没船など暗い場所での撮影には、水中ライトがあったほうがいいでしょう。GoProとマウントの間に装着できるタイプのものが便利です。
まとめ:準備を万全にしてGoProで水中撮影をしよう!
GoProでの水中撮影には、「水中ならでは」の注意点がたくさんあります。
GoPro水中撮影の注意点とおすすめのマウントをまとめましたので、出発前に確認しておきましょう。
GoProでの水中撮影の注意点
- 電池の消耗が激しい!予備バッテリーは必須
- 長時間の連続撮影やボタン操作でGoProが発熱してフリーズ
- GoProの発熱でハウジングがくもる
- ダイビングでは青かぶり対策が必要
- 広角なので雰囲気や大物の撮影向き
- 目的に合わせたマウント選びが重要!
GoPro水中撮影におすすめのマウントやアクセサリー
- 防水ハウジング「Super Suit」
- 予備バッテリー
- 吸湿シート
- フロートグリップ「The Handler」
- 「GoPro 3-way」
- 赤色フィルター
- 水中ライト
ここまで準備すれば、大丈夫!失敗せずに水中での楽しい思い出を撮影できるはずです。
さっそくGoProと一緒に水中の世界に出発してみましょう!
GoProで水中撮影するなら気軽にレンタルもおすすめ
今回ご紹介したGoproやマウントは、すべてを購入すると意外と高額。
旅行のためにはりきって購入したけど、それきり使う機会がない…なんて、よくある話ですよね。
GoProを気軽に試してみたい方は、まずはレンタルしてみてはいかがでしょうか?
カメラレンタルのRentioなら、Goproが3泊4日〜送料無料でレンタルできます。
水中撮影に必須の防水ハウジングが無料で付属しているのも嬉しいポイントです。マウントや予備バッテリー、SDカードなども同時にレンタル可能。
さらに、「初心者セット」なら水中撮影に必要なGoPro本体・防水ハウジング・「GoPro 3-way」・予備バッテリー・SDカードがセットでレンタルできてさらにお得です。
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