お家にカーペットやラグを敷いている方にとって、ロボット掃除機で本当にキレイに掃除できるのか?は気になるところですよね。
とくに毛足の長い敷物の場合は、繊維の奥に細かいチリやハウスダストが入り込んでいて、吸引力の低いロボット掃除機ではゴミが取りきれないことも。
カーペット・ラグ・絨毯などの掃除に強いおすすめのロボット掃除機と、注意すべき選び方について解説します。
もくじ
カーペット・ラグに多い汚れとは?
そもそも、カーペット・ラグなどに多い汚れとは、どんなものでしょうか?
カーペットに溜まりやすい代表的な汚れがこちら。
- 髪の毛
- 衣類の繊維
- ホコリ
- 食べこぼし
- ダニ
- 花粉
- ハウスダスト
…など。
髪の毛や食べこぼしなどの大きなゴミから、ダニや花粉などミクロの汚れまで、様々です。
これらはカーペットの繊維の奥に入り込んでしまうので、表面だけを掃除してもなかなかきれいにできません。コロコロなどよりも、掃除機で強力に吸引する清掃が向いています。
とはいえ、毎日カーペットを掃除機がけするのは面倒ですよね。そこで活躍するのが、ロボット掃除機です。
カーペット・ラグで使うロボット掃除機の選び方
カーペットやラグの掃除に役に立つロボット掃除機ですが、選び方には注意が必要です。
安さだけでロボット掃除機を選ぶと、しっかりと掃除できず逆にハウスダストを巻き散らすだけになってしまうかもしれません。
カーペット・ラグで使うロボット掃除機を選ぶ際にチェックすべき4つのポイントをご紹介します。
1. 吸引力が高い
まずは、吸引力の高さがもっとも重要です。
ロボット掃除機は、頭の部分についているサイドブラシでゴミをかき集め、底面のメインブラシでゴミをかきこみながら吸引する掃除方法が大半。
この中で重要なのは、モーターの吸引力と底面のメインブラシです。吸引力が高く、メインブラシありのロボット掃除機を選ぶようにしましょう。
2. ある程度の段差を登れる
床に敷いてあるカーペットの上を掃除してもらうためには、フローリングからカーペットに移動する必要があります。
カーペットの厚みにもよりますが、ある程度の段差を乗り越えられるロボット掃除機を選ぶようにしましょう。
ロボット掃除機は、機種によって1~2cmくらいを乗り越えられるので、カーペットの厚み以上のものを選ぶことをおすすめします。
3. ハウスダストをカットできる
カーペットに溜まりやすいゴミのなかには、花粉や皮脂などミクロのゴミも多いので、フィルターの目が粗いものだとハウスダストが排気として出てきてしまいます。
ダストボックスについているフィルターで、ハウスダストをしっかりカットできるかどうかは必ずチェックしましょう。
4. からまり防止機能がある
毛足の長いラグや飾り房のついているカーペットは、ロボット掃除機が間違えて吸い込んで止まってしまうこともあります。
そんなときに自動でからまりを解消してくれる「からまり防止機能」があると便利です。
巻き込みが不安な素材の場合には、からまり防止機能のあるロボット掃除機を選ぶと安心ですね。
カーペット・ラグにおすすめのロボット掃除機
ここからは、4つの選び方をもとに選んだカーペット・ラグの掃除におすすめのロボット掃除機を3機種ご紹介します。
ルンバi7+
まずは、ロボット掃除機の定番ルンバから、2019年3月発売の最新モデル「ルンバ i7+」をご紹介します。
ルンバ i7+は、自動ゴミ捨てや部屋ごとのスケジュール設定という新機能を搭載した最上位モデルのルンバです。
ルンバ内部に真空状態を作り出すAeroForce3段階吸引システムで高い吸引力を実現。ベーシックモデルのルンバと比較して10倍の吸引力なので、カーペット掃除に最適。
2本のゴム製ブラシで床にぴったり吸い付きゴミを取り除き、ハウスダストを99%カットするフィルターで排気までキレイにしてくれます。
特許技術のからまり防止機能もついているので、カーペット・ラグを敷いているお家におすすめです。
高機能なぶん価格も高額。13万~17万円を予算と考えておきましょう。
ルンバ i7+ | |
---|---|
吸引システム | AeroForce3段階 |
メインブラシ | ゴム製デュアルアクションブラシ |
乗り越え可能段差 | 2cm |
ハウスダストカット | ○ |
からまり防止 | ○ |
最新ルンバi7+を徹底解説!2つの新技術,デメリット,北米での口コミなど今知りたい情報をまとめました – RentioPress
ダイソン360 Heurist
続いて、高い吸引力とカメラセンサーが魅力のダイソン「360 Heurist」をご紹介します。
吸引力の高いコードレス掃除機で有名なダイソンですが、このロボット掃除機もパワフルな吸引力がセールスポイント。
毎分78,000回転するデジタルモーターで、他社ロボット掃除機の約4倍の吸引力を実現しています。
サイドブラシはありませんが、ゴミをしっかりかき出す硬いナイロン素材のメインブラシを使用。最新サイクロン技術と2つのフィルターで、排気中の微細な粒子を99.97%カットします。
間取りの記憶機能もあり、部屋ごとのスケジュール設定も可能。高額なハイエンドモデルですが、ルンバよりは少し価格帯が低い10万~13万円が予算となります。
ダイソン360 Heurist | |
---|---|
吸引システム | ダイソン デジタルモーター V2 |
メインブラシ | カーボンファイバー+ナイロンブラシ |
乗り越え可能段差 | 1.5cm |
ハウスダストカット | ○ |
からまり防止 | × |
ダイソンのロボット掃除機“Dyson 360 Heurist”の特長&デメリット,ルンバや従来機種との違いを徹底解説! – RentioPress
ILIFE A7
最後に、安価なロボット掃除機ILIFEシリーズの最新機種ILIFE A7をご紹介します。
従来機種から進化したGen3 CyclonePower清掃システムを搭載。MAXモードでさらに吸引力がUPします。
つけ替え可能な2種類のブラシは、上下に5mm移動して床に密着し、ゴミをしっかりかき出します。3層のフィルターでハウスダストもカット。
スマホアプリと連携してスケジュール設定も可能な多機能モデルのロボット掃除機です。
これだけ高機能なのに、価格は2万円代前半と安価。間取りを把握できる機能はありませんが、かなり安いのでロボット掃除機デビューにもおすすめです。
ILIFE A7 | |
---|---|
吸引システム | Gen3 CyclonePower |
メインブラシ | シリコンブラシ&剛毛ダブルV式ブラシ |
乗り越え可能段差 | 1.5cm |
ハウスダストカット | ○ |
からまり防止 | × |
ILIFE(アイライフ)ロボット掃除機 全6種を一覧表で比較!おすすめと選び方を紹介 – RentioPress
まとめ
カーペット・ラグの掃除におすすめのロボット掃除機は、選び方が重要。
最後に、カーペットに強いロボット掃除機の選び方をまとめました。
- 吸引力が高い
- ある程度の段差を登れる
- ハウスダストをカットできる
- からまり防止機能がある
お家でロボット掃除機がどのくらい活躍できるのか、確認してから購入したい方には、レンタルでお試しという方法もおすすめです。
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