AmazonのFire TV Stick 4K Maxを実機レビュー!第二世代と比較して分かった使いやすさ

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Amazonの「Fire TV Stick」は、テレビに差し込んでインターネットに接続するだけで、Amazon Prime Videoをはじめ、Disney+(ディズニープラス)やNetflix、Youtubeなど様々な動画配信サービスをリモコン1台で操作し視聴することができるストリーミングデバイスです。
筆者は2016年10月に発売された第二世代の「Fire TV Stick」を使い続けていますが、子供が生まれたことで以前より使う機会が増え、これまで感じなかったもっさりとした画面遷移と微妙に待たされる読み込み時間の長さにストレスを抱えるようになりました。
映画一本見る程度であれば気にならないのですが、子供の要望に応えて動画を変えたり、複数の動画配信サービスを使い分けるようになって、段々不便さを感じるようになったのです。
そこで、最新機種(2022年8月執筆時)の「Fire TV Stick 4K Max」に買い替えてみましたので、第二世代の「Fire TV Stick」との違いを確認しながら、その使用感をレビューしてきたいと思います。
もくじ
第三世代のFire TV Stick 4K Maxの特長
「Fire TV Stick 4K Max」は名前のとおり4K解像度に対応するので、4K対応のテレビやディスプレイで高精細な映像を映せます。
加えて“Max”は機械的な性能が向上していることを意味します。具体的には内蔵されたCPU・メモリが従来機種より高いスペックで、無線通信の規格も「Wi-Fi 6」に対応しています。
つまり、従来よりも操作感が快適になり、安定した再生環境で4Kコンテンツを楽しめます。
4Kプロジェクターをレンタルして大画面で楽しみたい方はぜひ検討してみてください。
- テレビのHDMI端子に接続して、様々な動画配信サービスを楽しめる
- Wi-Fi 6規格に対応しより安定した映像受信が可能
- 4K Ultra HDコンテンツの再生が可能(4K対応テレビやディスプレイが必要)
- CPUとメモリが向上し、アプリの起動がより速く、切り替えがより滑らかに
- Prime Video・Netflix・DAZN・Abemaにワンタッチで切り替えられる第三世代のリモコン
- Alexa対応の音声操作ができる
製品スペック一覧表
項目 | スペック詳細 |
---|---|
出力解像度 | 4K UHD(2160p) FHD(1080p) HD(720p) |
フレームレート | 最大60fps |
無線LAN規格 | Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax) |
無線通信 | Bluetooth 5.0 + LE |
ストレージ | 8GB |
CPU | MediaTek MT8696 (クアッドコア 1.8GHz) |
GPU | IMG GE8300 |
メモリ(RAM) | 2GB |
入力電源 | (本体) Micro USB (リモコン) 単4電池2本 |
サイズ (幅×厚み×長さ) |
(本体) 約30mm×14mm×99mm (リモコン) 約38mm×16mm×142mm |
重さ | (本体) 約48.4g (リモコン) 約43.4g |
Amazon税込価格 (2021年8月20日現在) |
6,980円 |

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Fire TV Stick 4K Maxの実機レビュー
届いた「Fire TV Stick 4K Max」を開封して、一世代前の「Fire TV Stick」の比較も交えながら確認していきたいと思います。
セット内容
同梱品はご覧のとおりです。
Amazonベーシックの単4電池が2本(337円相当分)も付きますので、すぐ使えてお得感もあります。
- Fire TV Stick 4K Max(本体)
- Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)
- USBケーブル
- 電源アダプタ
- HDMI延長ケーブル
- 単4電池2本
- スタートガイド
リモコンは第三世代のAlexa対応音声認識リモコン
- 第三世代のリモコン
- 第二世代との違い
「Fire TV Stick 4K Max」のリモコンは第三世代です。
第二世代のリモコンと比べると、利便性が向上したボタン配置です。特にAmazonプライムビデオ・NETFLIX・DAZN・ABEMAのいずれかを利用している方にとってショートカットボタンはありがたい存在です。
番組表ボタンも追加されているので、ライブ配信番組のスケジュール確認も可能になりました。
ちなみに、リモコン単体でも購入できるため、第二世代の「Fire TV Stick」と組み合わせて使うこともできます。
ショートカットボタンは割り当て変更ができたら良かった
主に視聴する動画サービスが「Disney+」と「Youtube」である筆者にとっては、ショートカットボタンの割り当てを自由に変更できる仕様であれば嬉しかったです。
購入してから一度も使っていないボタン群なので、宝の持ち腐れ感があります。
高性能化により大きくなった本体サイズ
「Fire TV Stick 4K Max」の本体サイズは、第二世代の「Fire TV Stick」と比べて一回り大きくなりました。重さも約32gから約48gと1.5倍ほど増えました。
高性能化とのトレードオフかもしれませんが、テレビ裏のHDMI端子に接続することを考えるとコンパクト化は目指してほしいところです。
HDMI延長ケーブル使用時も、以前よりも若干垂れ下がるので気になる人は気になるかもしれません。
Wi-Fi 6に対応
「Fire TV Stick 4K Max」の目玉性能に挙げられるのが、「Wi-Fi 6」の通信規格に対応したことです。
「Wi-Fi 6」を簡単に説明すると、最大通信速度が速く、同時接続数が増えても安定感があるネットワーク環境と言えます。
在宅時間が増えると、スマホ・PC・その他ホームデバイスなどWi-Fi接続するデバイスが増えると思いますが、その中でも高精細な4K映像を快適に受信・再生できるのが「Fire TV Stick 4K Max」の魅力と言えます。
ただし、「Fire TV Stick 4K Max」を最大限に活かすには、自宅の無線ルーターも「Wi-Fi 6」対応の製品でなければいけません。
「Wi-Fi 6」対応の無線ルーターを選ぶ際は、契約しているインターネット回線に対応もしくは推奨品が紹介されているので参考にしてください。

筆者宅は楽天ひかりと契約しているため、対応無線ルーターの中からWi-Fi 6対応のBuffalo WSR-3200AX4Sを購入しました。お手頃価格でコスパ良しです!!
電源ケーブルや電源アダプタは従来品と変更なし
電源ケーブルは長さ1.5mのUSB-A to micro USBで、電源モデルやHDMI延長ケーブル含めて従来モデルの付属品と変更ありませんでした。
以前、「Fire TV Stick 4K Max」をプロジェクターから直接給電した際に、純正の電源ケーブルが長すぎで配線がごちゃついたことがあるので、同じような不満・悩みを抱えている方に向けて配線をスマート化する方法を共有します。
配線をスマート化する方法
電源ケーブルが長く配線のごちゃつきが気になる方は、短いUSB-A to micro USBケーブルをテレビやプロジェクターのUSB-Aポート(給電兼用)に接続することで配線をスマートにできます。
ただし、入力電力に注意しないと動作が不安定になるので気をつけてください。
例えば、純正の電源アダプタは5W(5V/1A)の入力値ですが、テレビのUSBポートはその半分の2.5W(5V/0.5A)しかありません。プロジェクターで使うときも同様に、入力値(プロジェクター側のUSB出力値)は必ず確認しておきましょう。
できるだけ安定した電源供給が受けられずに不安定になることがあります。

筆者はエレコムの0.15mのケーブルをテレビに直接挿して使用していますが、今のところ問題なく視聴できています。推奨できる方法では有りませんが、気になる方は一度試してみてください。
Fire TV Stick 4K Maxの性能を検証
「Fire TV Stick 4K Max」はどのくらい高性能になったのか、第二世代の「Fire TV Stick」と使い比べて使用感やサクサク感を検証してみました。
各製品の性能スペック性能を比較したので、その差が実利用でどのくらいの差になるのか参考にしてもらえればと思います。
性能 | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Stick(第二世代) |
---|---|---|
CPU | クアッドコア 1.8GHz (MediaTek MT8696) |
クアッドコア 1.3GHz (MediaTek ARM) |
GPU | IMG GE8300 | Mail450 MP4 |
メモリ | 2GB | 1GB |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 (802.11a/b/g/n/ac/ax) |
Wi-Fi 5 (802.11a/b/g/n/ac) |
Bluetooth規格 | 5.0 + LE | 4.1 |
起動時間は爆速
電源を入れてからサッカー選手の映像が表示されるまでの時間を比べてみたところ、「Fire TV Stick 4K Max」は約20秒、「Fire TV Stick(第二世代)」は約50秒でした。
「Fire TV Stick 4K Max」の起動時間は2倍以上も早く、全てのアイコンが表示されリモコン操作できるまでのラグもほぼありません。起動直後のリモコン操作もスムーズで快適でした。
画面切り替えや動画の読み込みもサクサク
ほぼ同じ手順で、「Youtubeアプリ」→「レンティオ 公式チャンネル」を検索→Nothing Phone (1)のレビュー動画を閲覧するまでの操作感も比較しました。
上記の流れで動画を読み込み映像が表示されるまでの時間は「Fire TV Stick 4K Max」が約18秒、「Fire TV Stick(第二世代)」が32秒でした。
画面切り替えの読み込み時間、リモコン操作の反応もかなり改善されているように感じました。
Fire TV Stick 4K Maxがあれば快適な視聴環境を作れる
豊富なコンテンツとアプリ・サクサクの快適な操作感・早く安定した通信性能が魅力の「Fire TV Stick 4K Max」は、購入価格も手頃(セール期間はさらにお得!!)なので非常にコスパの高いストリーミングデバイスです。
最近は手頃なチューナーレステレビも増えているので、低予算で快適な4K視聴空間を作るのにもピッタリのガジェットではないでしょうか。
4Kコンテンツを視聴できる環境でなくても、使いやすさを考えれば「Fire TV Stick 4K Max」を選んで間違いないと思います。
Amazonデバイスも試せる
「少しだけ使いたいから短期間レンタルをしたい」
「実際の使用感を確認してみたい」
そんな方におすすめしたいのがAmazonデバイスのお試しレンタルです。
カメラ・家電レンタルサービスの「レンティオ(Rentio)」では、Amazonデバイス(Kindle)のレンタルも提供しています。
レンタル期間中に気に入った製品があれば、そのまま購入もできますので、いくつか試してみてから購入を決めてはいかがでしょうか。
[レンタル] アマゾン 製品の一覧|中古/新品・点検済み・保証付き – Rentio[レンティオ]
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