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「洗濯機を長年使ってきたけど、あとどれくらい持つ?」
「洗濯機の調子が少し悪くなってきたけど、そろそろ寿命?」
「できるだけ洗濯機の寿命を伸ばすには何をすればいい?」
このような疑問を持っていませんか?
洗濯機は生活に必須の家電なので、寿命が来る前にスムーズに買い替えることを検討したいですよね。
そこでこの記事では、洗濯機の平均寿命や、寿命を伸ばすコツについて解説します。
寿命を迎えている洗濯機を使い続けると最悪火災につながることもあるそうなので、洗濯機が寿命を迎えているかどうか正しく把握することは非常に重要です。
もくじ
洗濯機の寿命は平均10年
令和5年の内閣府 消費動向調査によると、洗濯機の平均使用年数は10.1年という結果が出ています。
なので洗濯機は大抵10年持つと言えますが、その一方で電化製品には「部品保有期間」や「標準使用期間」というものが設けられている点に注意が必要です。
「部品保有期間」とはメーカーが補修用の部品を保有している期間のことで、「標準使用期間」というのは安全上に支障なく使用できる期間のこと。
どちらも基本的に、6〜7年に設定されています。
統計から考えれば6〜7年を超えても問題なく使える場合が多いですが、急に壊れてしまった時に修理をしてもらうことができず困るかもしれません。
よって少しでも調子が悪くなったと感じたら、急に使えなくなって困る前に買い替えることを検討しましょう。
洗濯機の捨て方についてはこちらの記事をご覧ください。
洗濯機の捨て方を解説!かかる費用は?無料で処分する方法も紹介! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
寿命を迎える洗濯機の5つのサイン
洗濯機が寿命を迎える際には、共通のサインを出している場合が多いです。
今回はそのサインを5つご紹介します。
もし当てはまるものがあれば、洗濯機の使用の仕方を改めて考えるか、新しいものに買い換えることを検討しましょう。
1.運転中に止まってしまう・脱水がうまくできない
脱水や給水時にエラーが起こり、止まってしまう場合は寿命を迎えている可能性があります。
ただし、容量以上に洗濯物を詰め込みすぎたり、洗濯物が片側に偏っていたりするとエラーになる場合もあるので、まずはなぜ止まってしまうのかの原因を見つけることが大切です。
また、排水ホースが外れていたり、排水溝に汚れが溜まってうまく排水できなかったりする場合も、脱水が止まる原因となります。
もし異常が見受けられないのに度々運転が止まってしまうのであれば、故障の可能性が高いです。
内部の部品の劣化によってこのような症状が起こることがあるため、業者に点検してもらうか新しいものに買い換えることを検討しましょう。
2.異音がする
洗濯機は正常でもさまざまな音を運転中に出しますが、普段とは違う音を出すようになったらそれは寿命かもしれません。
何か硬いものが転がっているような音がしているのであれば、それはただ単に異物が挟まっていることが考えられます。
その場合は異物を取り除けば解消されるので問題ありません。
また、洗濯機が水平に保たれていなかったり、不安定な場所に置かれていることが原因で異音を出している場合があります。
ちゃんと水平で安定した場所に設置できているかを確認してみましょう。
しかしこのどちらでもない場合や、急に「ゴン」「ガン」や「ガリガリ」という音がするようになった場合は、モーターなどの劣化が考えられます。
その場合は修理や買い替えを検討しましょう。
3.水が漏れる
洗濯機から水漏れが起きている場合、給水ホースや排水ホースの劣化・緩みがまず考えられます。
その場合はまず、もう一度ホースをセットし直したり、新しいものと交換したりしてみましょう。
それで改善された場合は使い続けても問題ありません。
しかし、改善されない場合は洗濯槽の故障が考えられます。
業者に確認してみるか、新しいものに買い換えることを検討しましょう。
4.カビ臭い
洗濯槽がカビ臭くなる場合は、カビの侵食度合いによって寿命かそうでないかが決まります。
まずは洗濯槽クリーナーなどで清掃をしてみましょう。
しかし、カビが洗濯機内部のかなり奥まで侵食している場合は、残念ながら洗濯槽クリーナーで何度清掃しても臭いは取れません。
奥まで侵食してしまったカビを根絶するのは難しいうえに、そのまま使用し続けるのは衛生的にも悪いので、カビ臭さが取れないのであれば買い替えを検討しましょう。
5.コードが熱を持っている
コンセントプラグやコードが熱を持っている場合は、注意が必要です。
経年劣化により内部のバネが弱ったり、部分的に断線したりしていると、負荷がかかってコードが熱を持ちます。
その状態でそのまま使い続けると、火災などの事故につながる可能性があるためかなり危険です。
使用するのは控え、修理もしくは買い替えを検討しましょう。
洗濯機の寿命を延ばす9つのコツ
洗濯機に限らず、電化製品は普段の使用の仕方でどれだけ長く使えるかが大きく変わります。
悪い使い方をしていると短命に終わってしまいますが、製品に優しい使い方をしていると、本来想定される期間よりもずっと長く使用することも可能です。
1つ1つのコツは非常に簡単に行うことができ、ほんの少し洗濯機を使う際の意識を変えるだけで半年、1年と使用できる期間が延びるかもしれません。
できるだけ長く使えた方が新しい洗濯機を買う費用も抑えられるため、できることから始めてみましょう。
1.洗濯する前に洗濯物の汚れを確認する
服にたくさん汚れが付着していると、他の洗濯物に汚れを付着させるうえに、洗濯槽の汚れにもつながります。
その汚れがカビの発生につながるので、洗濯する前に洗濯物が汚れていないか軽く確認しましょう。
汚れがあった場合は予洗いをしたり、髪の毛やペットの毛がついている場合はブラシで毛を取り除いてから洗濯機にかけるようにすると、洗濯機の寿命を延ばすことにつながります。
2.適量で回す
洗濯物が多すぎると洗濯機に負荷がかかり、寿命を縮める要因になります。
洗濯機には対応容量があるので、それを超えてしまう場合は複数回に分けて洗うようにしましょう。
一般的に1日に出る洗濯物の容量は、1人1.5kgと言われています。
計算が面倒なのであれば、洗濯槽の8分目程度までしか入れないようにすると、容量を超えずに適量で使用できます。
3.適量の洗剤を使う
洗剤は多すぎても少なすぎてもカビの原因になるので、適量を使うことが重要です。
入れすぎた場合は溶け残った洗剤がカビの原因になるので「多い分には問題ないだろう」というのは実は間違いです。
また、汚れを落ちやすくするために洗剤を多く入れてしまう場合もありますが、洗剤を多く使用したとしてもその分汚れが落ちるわけではありません。
一方で「なるべく節約しよう」と思って洗剤を少なくしてしまうと、汚れが落ちきらず、洗濯槽や衣服に残った汚れが雑菌やカビの原因になります。
4.異物が混入しないように注意する
異物を入れて洗濯機を回してしまうと、故障につながります。
異物が洗濯機の底の回転羽根に挟まると、正常に作動しなくなる恐れがあるのです。
小銭やティッシュ、鍵などがポケットの中に入っていないか、確認してから洗濯機を回しましょう。
5.防水性の衣類を脱水しない
防水製の衣類を脱水すると、洗濯機の寿命を縮めるどころか、洗濯機が倒れて壁や床まで破損することまであるので、大変危険です。
なぜ転倒が起きてしまうかというと、脱水性の衣類は水を通さず、洗濯槽の中に水が溜まってしまうからです。
脱水をする際に溜まった水によって洗濯槽が正常に回らず、異常振動を引き起こしてしまいます。
なので、レインコートやスキーウェア、寝袋など、防水性の衣類の脱水には十分気をつけましょう。
6.洗う時以外は洗濯物を洗濯槽に溜めない
洗濯物を洗濯槽に溜めると湿気がこもり、雑菌やカビが生える原因になります。
そのため、洗濯機を使う時以外は洗濯物を洗濯槽には入れないようにしましょう。
加えて洗濯機を使っていないときは、蓋を開けておくことも効果的です。
洗濯槽の湿度をできるだけ上げず、乾燥させることが洗濯機の寿命を延ばすことにつながります。
7.使わない時は元栓を閉める
元栓を開けたままの状態にしておくと、常に蛇口や給水ホースに水圧がかかっていることになるため、洗濯機の部品の故障につながる可能性があります。
またそれだけでなく、地震などの拍子に給水ホースが外れると水漏れしてしまうため、元栓は洗濯機を使っていないときは閉めるようにしましょう。
8.定期的にメンテナンスする
洗濯機に限らず、モノを長く使うには定期的なメンテナンスが欠かせません。
洗濯機は湿気が起きやすいものなので、メンテナンスを怠るとカビの発生につながってしまいます。
洗濯機のメンテナンスでやるべきことは主に以下の3つです。
【毎回】糸くずフィルター・乾燥フィルターの手入れ
縦型式洗濯機の場合は糸くずフィルターに、ドラム式洗濯機の場合は乾燥フィルターにゴミや糸くずが溜まります。
ゴミが溜まりすぎると洗濯時に出るゴミを十分に取り切ることができず、排水口の詰まりやカビの繁殖にもつながります。
1日着るだけでも思っている以上に衣類にゴミや埃が付着するので、毎回使用する際にフィルターをきれいにしておくと、寿命が延びることにつながります。
【週に1回】排水フィルターの手入れ
排水フィルターにも排水の際に出たゴミが溜まり、そのまま放置していると排水フィルターが詰まって水の流れが悪くなります。
ブラシでゴミを取るだけでも何もしないより良いので、ぜひ週に1回やってみてください。
【月に1回】塩素系漂白剤で洗濯槽のクリーニング
洗濯機は水を扱うため、どれだけ意識していても雑菌やカビの発生を完全に抑えることはできません。
しかし、月に1回塩素系漂白剤で洗濯槽のクリーニングをすることで、汚れやカビを予防することができます。
洗濯槽は汚れていないようで、奥の方に汚れや洗剤のカスが溜まっています。
これをエサにしてカビは繁殖してしまうため、そうなる前に予防しましょう。
洗濯機の詳しい掃除方法はこちらの記事もご覧ください。
簡単にできる洗濯機の掃除方法4ステップ!汚れをためない4つのコツも紹介 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
凍結する恐れがある場合は洗濯機の水抜きをする
洗濯機を屋外に設置している場合など寒い季節は洗濯機の凍結の恐れがあります。
凍結防止のために洗濯機の水抜きをするといいでしょう。
洗濯機の水抜きについてはこちらの記事をご覧ください。
引越しで洗濯機の水抜きをする方法は?正しいやり方と注意点を解説! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
9.雨風や日光を防ぐ
洗濯機を屋外に設置している人は、雨風や日光も洗濯機の劣化につながる可能性があるので注意が必要です。
洗濯機に限らず機械製品は紫外線に弱い傾向があったり、雨が降った際に洗濯機の内部基板に水が侵入した場合は故障する恐れがあるからです。
日光や雨風を防ぐために、屋外に設置する際は専用カバーをかけて保護するようにしましょう。
洗濯機は寿命を見極めて利用しよう
洗濯機は数万、数十万円する高い買い物なので、できるだけ長く使いたいですよね。
そのために寿命を延ばすコツについて解説しましたが、明らかに洗濯機の調子が悪くなった場合は潔く諦めて修理や新しいものに買い換えることも重要です。
故障して使えなくなるだけならその時に買い換えればいいのですが、最悪の場合火災などにもつながりかねません。
なので、もう寿命を迎えて買い換えた方が良いのか、それともまだ使えるのかを見極めながら利用するようにしましょう。
洗濯機はレンタルできる!
急に洗濯機が壊れてしまったときや、どの洗濯機を購入するか迷っているときは洗濯機をレンタルするのもおすすめです。
カメラ・家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)では、洗濯機をレンタルしてお家で実際にお試しできます。
実際に使ってみて、気に入ったらレンタル商品をそのまま買い取ることも可能です。
気になる商品は使ってみて納得して購入したいですよね。まずはお気軽にレンタルをしてみてくださいね!
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