国内大手ベビー用品メーカー「アップリカ」は、コンビと並んで人気のベビーカー。
海外製のおしゃれなベビーカーもいいけど、やっぱり日本メーカーが安心ですよね。
そんなアップリカベビーカーの選び方とおすすめをご紹介します!
タイプや重視したい機能をしっかり選んで、ライフスタイルに合ったベビーカーを見つけてくださいね!
もくじ
「アップリカ」ベビーカーの特徴
アップリカは、1947年に大阪で創業した老舗のベビー用品メーカー。
現在はベビーカー・チャイルドシートなどの自社開発および販売と、GRACOやbaby joggerなど海外ブランドの販売を行っています。
自社で培った技術力と海外ブランドのデザイン性を取りいれて質の高いベビーカーづくりをしています。
アップリカのこだわりが、「赤ちゃんの自然な成長を妨げない快適な状態」。
赤ちゃん医学と育児工学を開発に活用し、赤ちゃんの成長にとって理想の環境づくりを目指しています。
そんなアップリカの代表的な独自技術が、姿勢を保持するシート「メディカル成長マモール」。
赤ちゃんの未熟な身体に負担をかけないよう、不安定な頭や腰を無理なく支え姿勢を保ってくれます。
アップリカ(Combi)公式サイト
アップリカベビーカーの選び方のポイント
アップリカのベビーカーを選ぶ際に重要となるポイントを7つご紹介します。
とくに、利用可能月齢はベビーカー選びで重要なポイントとなりますので、いつからベビーカーでお出かけしたいかをよく考えて選ぶようにしましょう。
1. 利用可能月齢
ベビーカー選びで重要なのが、ベビーカーの利用可能月齢です。
日本のベビーカーは、SG基準で生後1ヵ月から使えるA型ベビーカーと、腰がすわった生後7カ月以降に使えるB型ベビーカーという2つの種類に分けられています。
A型ベビーカーは、月齢の浅い赤ちゃんをしっかり守る頑丈さや安心感がメリットです。
その反面大きく重くなりがちなのがデメリットなので、A型ベビーカー選びでは機能と重さのバランスが重要となります。
一方、B型ベビーカーは比較的簡易なつくりですが、軽量・コンパクトで持ち運びやすいことがメリットです。
アップリカのB型ベビーカー選びでは、カゴの容量やクッション性などが比較ポイントになります。
A型、B型のどちらを選ぶかは、予算やライフスタイルに合わせて選びましょう。
A型とB型、ベビーカー2種類の違いを解説!それぞれの定義とデメリット、AB型&バギーとの違いは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
2. 対面・背面
ベビーカーには、対面・背面の切り替えができる両対面式ベビーカーと、切り替えができない背面式ベビーカーの2種類があります。
両対面式のベビーカーは、子どもの成長や周りの環境に合わせて座席の向きを切り替えられるので人気ですが、背面式に比べて重くなる傾向にあります。
また、対面走行時に小回りが利きづらいというデメリットもあります。
そのため、対面でも走行しやすい「オート4キャス」機能つきの両対面ベビーカーがおすすめです。
対面・背面どちらでも、進行方向に対して前輪の軸が回転するので、押しやすく小回りが利きます。
両対面式ベビーカーの選び方とおすすめ!オート4キャス(4輪)機能は必要? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
3. 三輪・四輪
三輪ベビーカーを選ぶか、四輪ベビーカーを選ぶか?も重要なポイント。
三輪ベビーカーは、一般的な四輪のものと比べて、見た目がオシャレなベビーカーです。
海外でも人気の三輪ベビーカーは、曲がる動作がしやすく安定した走行性がメリット。一方で、サイズが大きく重いというデメリットもあります。
アップリカは国内では希少な三輪ベビーカーのメーカーです。三輪・四輪どちらも選択肢があるので、それぞれのメリット・デメリットをよく検討してどちらを選ぶか決めましょう。
三輪ベビーカーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
三輪ベビーカー国内&海外おすすめ7選!オシャレな人気ブランドの選び方 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
4. 重さ
とくに公共交通機関での移動が多い方や、階段の昇り降りが多い方にとっては、ベビーカーの重さは大切です。
赤ちゃんを抱っこして重いベビーカーと荷物を抱えて移動するのは本当に大変ですよね。
ベビーカーの重さは必ずチェックしてから選びましょう。
重いA型ベビーカーは避けて、5㎏前後の軽量A型ベビーカーか、3㎏台のB型ベビーカーを選ぶことをおすすめします。
5. メディカル成長マモール
アップリカ独自の「メディカル成長マモール」は、赤ちゃんの不安定な身体をしっかり支える特殊な形状のパッド。
月齢の浅い赤ちゃんを乗せるA型ベビーカーを選ぶなら、メディカル成長マモールが付属しているベビーカーが安心です。
メディカル成長マモールは頭と腰の2種類がありますが、頭部のパッドのみしか付属していないベビーカーもありますので、注意しましょう。
6. カゴ容量
座席下のカゴにたっぷり荷物が入れられるベビーカーは、荷物が多くなりがちな赤ちゃんとの買い物やお出かけに便利です。
アップリカの場合、すべてのベビーカーに座席下のカゴがついていますが、容量はベビーカーによって異なります。
一般的なスーパーのカゴの容量が30Lなので、それ以上の容量があれば荷物がたっぷり収納できて良いでしょう。
荷物カゴが大きいベビーカーおすすめ9選&倒れにくいベビーカーバッグで収納力UP – Rentio PRESS[レンティオプレス]
7. 価格
安心のためにはある程度の出費は仕方ない…と思いつつも、できるだけベビーカーの価格は抑えたいのが本音ですよね。
A型ベビーカーは価格も高額なものが多いのですが、一方のB型ベビーカーは簡易的なつくりなので比較的安く購入できます。
予算に余裕のある方は、子どもの成長に合わせて安心のA型から軽いB型に乗り換えるのが理想です。
予算をなるべく抑えたい方は、軽量A型ベビーカー1台を購入して長く使う、7カ月までは抱っこ紐でがんばってB型ベビーカー1台を購入する、A型はレンタルで済ましてB型を買うなどの方法もあります。
予算やライフスタイル、ベビーカーを使う頻度などによって、どれを選ぶかは人それぞれ。子どもがベビーカーを卒業するまでの長い目でみて、自分に最適な方法を選びましょう。
いつからいつまで使う?ベビーカーは子どもの成長や用途に合わせて選ぶとお得 – Rentio PRESS[レンティオプレス]
アップリカのベビーカータイプ別おすすめ5選
アップリカのベビーカー選びのポイントを踏まえて、タイプ別におすすめのベビーカーをご紹介します。
今回ご紹介するのが、こちらの5つのタイプです。
- 高機能A型ベビーカー
- 三輪A型ベビーカー
- 軽量A型ベビーカー
- B型ベビーカー
- 0カ月~のトラベルシステムベビーカー
各タイプ別に全機種を比較したアップリカのおすすめ機種について、解説します。
高機能A型ベビーカー
アップリカの高機能A型ベビーカーは、産まれたばかりの赤ちゃんを乗せるのにおすすめ。
赤ちゃんの成長を妨げないワイドシートや衝撃を吸収するゆれぐらガード、熱がこもりにくいWサーモメディカルシステムなど、安心の機能をたくさん搭載しています。
アップリカの高機能A型ベビーカーは2つのシリーズがラインナップ。
- オプティア
- ソラリア
その中でも、おすすめは「オプティア クッション プレミアム」です。
高機能A型ベビーカーおすすめは「オプティア クッション プレミアム」
オプティア クッション プレミアムは、高機能なオプティアシリーズの中でも最新&最上位のプレミアムモデル。
メディカル成長マモールとワイド&W台形シート搭載で赤ちゃんの姿勢と保ち、Wサーモメディカルシステムで熱がこもりにくいので赤ちゃんも快適です。
座面に内蔵されたしなやかクッションとゆれぐらガードで地面からの振動も軽減。
赤ちゃんの成長に合わせてシートの形状を変えることができる3段階姿勢サポート機能も搭載で、1ヵ月から子どもが成長するまで安心して使えるベビーカーです。
アップリカ オプティア全種類(クッション/プレミアム)の違いを比較!口コミ・評判やデメリットは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
三輪A型ベビーカー
アップリカの三輪A型ベビーカーは、海外メーカーが多い三輪ベビーカーの中では珍しい国内メーカー製。
三輪ならではの高い走行性と安定感のあるしっかりしたつくりが特徴。すべてメンテナンスフリータイヤを採用でお手入れいらずです。
アップリカの三輪A型ベビーカーは、こちらの2シリーズ。
- スムーヴ
- イージー・バギー
その中でも、おすすめは「スムーヴ AC」です。
三輪A型ベビーカーおすすめは「スムーヴ AC」
スムーヴ ACの特徴は、メンテナンスフリータイヤ。
ゴムタイヤの中にスポンジのような素材が詰まっているので、空気入れやパンクの心配がなく、地面の凹凸による振動もしっかり吸収。
クッション性が高いメディカル成長マモールや58㎝ハイシートで、月齢の浅い赤ちゃんにも安心です。
カゴも30Lと大容量で使いやすい三輪ベビーカーです。
アップリカ スムーヴ4種類の違いとは?口コミ・評判やデメリットを徹底調査! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
軽量A型ベビーカー
アップリカの軽量A型ベビーカーは、約4~5kgと軽量なのにメディカル成長マモールやゆれぐらガード、Wサーモメディカルシステムなどの機能も搭載。軽さと機能を両立したベビーカーです。
アップリカの軽量A型ベビーカーはこちらの2シリーズが発売中。
- ラクーナ
- カルーン
その中でもおすすめは、「ラクーナ エアー AB」です。
軽量A型ベビーカーおすすめは「ラクーナ エアー AB」
ラクーナシリーズの中でも、4.6kgとより軽量なタイプがラクーナエアーです。
赤ちゃんの姿勢を保つメディカル成長マモールや、熱がこもりにくいWサーモメディカルシステム、地面からの振動を軽減するゆれぐらガードなど基本的な機能を搭載。
段差への乗り上げに若干不安はありますが、大きなデメリットは無く軽さと機能のバランスが良いベビーカーです。
アップリカ ラクーナ4種類の違いを比較!口コミ・評判やデメリットは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]
B型ベビーカー
アップリカのB型ベビーカーは、ハイシート・リクライニング・UVカット幌などB型としては高機能で、3㎏台と軽いことが特徴です。
アップリカのB型ベビーカー「マジカルエアー」シリーズの中でおすすめは、「マジカルエアー AE」です。
B型ベビーカーおすすめは「マジカルエアー AE」
マジカルエアーシリーズのスタンダードモデルが、マジカルエアーAEです。
シリーズ最軽量の3.2kgで、ハイシート・リクライニング・UVカット幌で赤ちゃんも快適。
B型としては十分な機能を搭載していますが、ゆれぐらガードやしなやかクッション、サスペンションなどはついていません。
乗り心地よりも持ち運びを重視したベビーカーです。
3.8kgと若干重くはなりますが、乗り心地を求める方はプレミアムモデルのマジカルエアークッションがおすすめです。
アップリカ マジカルエアー3種類(プラス/クッション)の違いは?口コミ・評判やデメリットを検証! – Rentio PRESS[レンティオプレス]
0カ月~のトラベルシステムベビーカー
トラベルシステムベビーカーは、ベビーカーと専用のシートを組み合わせることで新生児期から使えるベビーカーです。
専用シートは、ベビーカーや車に着脱することで、新生児用ベビーカー、チャイルドシート、キャリー、バウンサー、チェアなど多用途で使えます。
アップリカのトラベルシステムベビーカーで**おすすめは、「スムーヴ トラベルシステム」「インファントカーシート」の組み合わせです。
トラベルシステムベビーカーおすすめは「スムーヴ トラベルシステム」「インファントカーシート」
アップリカのトラベルシステムは、三輪ベビーカーのスムーヴ トラベルシステムのみが対応。
インファントカーシートは最軽量の2.6kgで、持ち運びに便利。
三輪ベビーカーは9.5kgと重いのですが、小回りや安定感は抜群。大型のメンテナンスフリータイヤで押しやすく、ハンドルブレーキつきなので下り坂でも安心です。
デリケートな新生児を乗せるのに安心のトラベルシステムベビーカーです。
トラベルシステム人気の3社を徹底比較!アップリカ・アップリカ・Joieおすすめのトラベルシステムベビーカーは? – RentioPress
まとめ
高い品質と安全性で、赤ちゃんの自然な成長を見守るアップリカのベビーカー。
選び方のポイントは、利用可能月齢、対面・背面、三輪・四輪、重さ、メディカル成長マモール、カゴ容量、価格の7つです。
自分にとって必要な機能を見極めて、ぴったりのベビーカーを選んでくださいね。
また、アップリカと並ぶ国内2大ブランドのコンビが気になる方も多いと思います。
コンビとアップリカの比較はこちらの記事で検証していますので、ぜひ参考にしてみてください。
[2019最新] コンビvsアップリカ 人気ベビーカー2大勢力を徹底比較!タイプ別おすすめは? – Rentio PRESS[レンティオプレス]